【感想・ネタバレ】純喫茶「一服堂」の四季のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2014刊行 
安楽椅子→アンラクヨリコ
     一服堂の店主
     普段はオドオドした感じで
     人付き合いが苦手
     殺人事件の推理が始まると
     (グラスやカップが割れて)
高飛車な態度で
     鮮やかな謎解きが始まる
この謎解きは面白かった

4つの殺人事件の話
登場人物が話す感じで物語が進む
ミステリー小説初めて読む人の
“犯人の見つけ方“の教本みたいだと思った
喫茶店☕️のカップは
素敵な物が多いので
毎回ガチャンと割れるの
ちょっと嫌だった
事件は磔や頭等の切断
猟奇的だけれど
軽い感じで進み
コメディみたいな感じもする
最後の話で
春夏秋冬に起きた事件が
30年かかって起きていた
とわかりビックリ!する
冬の殺人事件のトリックが
"トイレ”で..便..尿..出てきて
喫茶店のコーヒーの香りと
..糞尿の香りと..
鼻に残り
カップの割れる音が
耳に残り..
"春夏秋冬時間のトリック“の驚きが
大分削がれた
結構面白かったんだけど..

0
2023年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「猟奇殺人×安楽椅子探偵」と聞くと硬派なミステリーという感じだけど、これはそうじゃない。どんなに猟奇的な殺人が起きようがその場の空気が重くなることはない。寧ろ盛り上がってくる。相変わらずのメタ臭もするが、「一服堂」のコーヒーの香りとはベストマッチ。安定の味。「喫茶店」・「安楽椅子」・「猟奇殺人」・「衝撃トリック」などなどなど、いろいろ詰め込まれて狙いすぎなような気もしなくはないが、なんだかんだ嫌いじゃなかった。最後の事件でやられたし、オチの雰囲気も良かった。彼女は生まれながらにして安楽椅子探偵だったのだ。

0
2023年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事件のトリックや犯人ではなく、ある意味いちばん騙されたのはタイトルかも。
騙されたというか、四季という言葉に対しての先入観を利用した叙述トリックですね。
安楽椅子探偵が1年間で解決していく物語だとばかり思っていましたから。

0
2021年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

四季の名を持つ安楽椅子なミステリーかと思いきや,最後の最後で騙されてしまった。まさか時系列が1年間ではないとは、、、

0
2021年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人見知りだが専門分野を語るとき、その口調が急に自信に満ちたものになる…ときくと、北鎌倉の駅前にある古書店の女主人の方を思い出してしまうが…
こちらは鎌倉の、観光スポットのにぎわいから外れて奥まった路地にある古民家風喫茶店『一服堂』のお話である。
いつもガラガラで、初対面の客は追い返そうとさえする、店主・ヨリ子さんは、安楽椅子探偵でもある。
どうやって喫茶店の経営が成り立っているの?というところは突っ込んではいけないのだろう。

ちょっと「一服堂」の珈琲のような作品だが、“日常の謎”ミステリが全盛期の今、猟奇的な細工を施された死体と密室のトリック、というミステリは、逆に新鮮な気がする。
コメディ要素も強い作品としては、死体にもこれくらいの仕事をしてもらわなければ!
“ディナー”の作者らしい、決め台詞もあり。
京都の珈琲店の、同じく安楽椅子探偵の女店主で有名なシリーズのあの人に解説を任せるとは、なかなか思い切ったことをする。

『第一話』春の十字架
俺・村崎蓮司(むらさき れんじ)雑誌記者
磔死体と密室の謎

『第二話』もっとも猟奇的な夏
私・天童美幸(てんどう みゆき)ガソリンスタンド勤務
十字型死体ふたたび
(このお話が一番ストンと落ちて面白いトリックだった)

『第三話』切り取られた死体の秋
俺・南田五郎(みなみだ ごろう)売れないミステリ作家
洗い場に横たわる首なし死体

『最終話』バラバラ死体と密室の冬
私・夕月茜(ゆうづき あかね)警察官、「春の十字架」より前の気になる事件の真相が今明かされる?
密室に二つの死体、しかも一つはバラバラ?
なぞ解きはもうヤケクソ!
しかし、一番驚いたのは「時の流れ」というどんでん返しでした!

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2018年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

春は吊るされた十字架。夏は畑の中の十字架。秋は首のすげ替え。冬は汚い!!
トリックを成立させるために仕方なかったのかもしらんが、いきなり時間が飛んでメイド服の美女が家政婦は見た!みたいになったのは悲しかった。

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2017年12月02日

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