東川篤哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私立『鯉ヶ窪学園高等部』を舞台にしたシリーズの一冊です。と言っても、舞台を共有しているだけで、内容自体は独立した連作集になっているので、本作から読みはじめても問題ないと思います(作品によっては前作を読んでおいたほうがいいものもあるので、すくなくとも本作に関して言えば、ですが)
ミステリ研究会に所属する二年生の石橋守が、早朝、置いてあった教科書を取りに部室に入ると、何者かが泥棒に入った形跡を見つける。密室での盗難事件の犯人として疑われてしまった守が、助けを求めて、理事長に〈直訴〉をしに行くと、そこにいたのは理事長の娘の朝比奈麗華だった。ミステリが大好きな麗華は、守をワトソン代わりにして、事 -
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ネタバレ23/12/23〜24/1/2
7月に『23春』、8月に『22秋』、10月に『22春』、今回12月に『23秋』。順番が入れ替わったりしたけど、やっと最新作に追いついた。『23春』だけ、あと4人分がまだ読めてないので、次はそれを。
今回の『23春』は、今まで読んだ3つと比べてとても読み応えがあり、楽しめた。
12/23〜12/27東川篤哉 ★★★
『どうして今夜の彼女は魅力的に映るんだろう』
『謎解きはディナーのあとで』以来。
おじさん作者らしいめんどくさい感じはあるものの、軽く読めて面白かった。トリックは想像通りだけど、まあ楽しく読めたのでよし。あるマイカの口調が楽しい。
12/27逸木裕