放課後はミステリーとともに

放課後はミステリーとともに

550円 (税込)

2pt

霧ケ峰涼はエアコンみたいな名前だが、カープファンにして鯉ケ窪学園高校探偵部の立派な副部長である。探偵部とはもちろん、探偵小説愛好のみならず、実地に探偵活動を行うのを旨としているのは言うまでもない。鯉ケ窪学園とその周辺にはなぜか事件が多い。校舎から消えた泥棒、クラスメイトと毒入り珈琲一族との関わり、校外学習のUFO騒動、密室状態の屋上から転落した女子……など。 それらの愉快で不可解な事件の謎を解くはずの涼だが、ギャグが冴えるものの、推理は発展途上で五里霧中。顧問教師・石崎浩見や同級生の高林奈緒子の力を借りて推理を開始する。果たして、あざやかに解決へと導くのは探偵部副部長なのか、それとも意外なあの人か? ユーモア学園推理の結末は?

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放課後はミステリーとともに のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年01月12日

    東川篤哉の恋ヶ窪学園シリーズ。主人公の霧ヶ峰涼が主軸となり物語が展開しているが,最初からトラップが仕掛けられておりそれがとても面白かった。

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    Posted by ブクログ 2014年03月11日

    主人公霧ヶ峰涼のキャラが好き
    これの面白いところは、探偵部所属の主人公が謎解きするのかと思いきや、ほとんどで「ふんふん、なるほど」などワトソンになってしまっているところ

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    Posted by ブクログ 2021年12月17日

    探偵部副部長でエアコンみたいな名前の主人公の周りで起こるドタバタミステリー。
    一話完結だけど、第1話から読んだほうがいいって書いてある本に初めて出会った。読んで納得。第1話から読んだらよりミステリを楽しめる。
    愛嬌があり、少し抜けてる主人公に愛着が湧く。
    特に第2話の逆襲の話が好きだった。

    この本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月06日

    東川さんの本と見るとすぐに手が出ます。
    表紙は烏賊川シリーズの雰囲気が好きですが、鯉ケ窪学園シリーズはライトな文量で読みやすさが売りだと思います。

    鯉ケ窪学園探偵部副部長を務める霧ケ峰涼は、名前にコンプレックスを持つ右投げ右打ちの2年生である。
    周囲であまりにも頻繁に起こる事件を、ばったばった…と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月04日

    鯉ヶ窪学園シリーズの番外編、一応本編は読んでおいてからがいいです(今作においては特に深い関連性はない)。
    烏賊川市シリーズ同様ユーモア要素が全面に押し出し、キャラクター同士の掛け合いが楽しい作品となってます。肝心のミステリーの方も短編でありながら非常にレベルの高いものになってると思います。 ただ野球...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月07日

    私の中では今までに読んだことのないミステリー小説でした。

    主人公の設定からしてびっくり!名前も独特だし。
    そして1冊まるごとミステリーではなく、各章ごとに事件が一区切りしていくので読みやすかったです。

    私は最初の霧ケ峰涼の屈辱が好きでした。くすっと笑えるので負担なく読めていいですね!

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    Posted by ブクログ 2019年05月04日

    ミステリーではありますが、死者が出ることもなく、コミカルでサクッと読めました。
    小説ならではの驚きが、最初の方にあるので、そこだけでも価値はあるかと思います。色々映像化・コミック化されていますが、どうしても最初から主人公の正体がわかってしまうと、楽しみが半減してしますので、これは小説向きなのかなと思...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月21日

    どれもこれも著者らしく一ひねりあって、本格推理小説として一定水準を超えている。これほどアイデアを出しまくって大丈夫か、と不安になるくらい。

    ただあまりに荒唐無稽なトリックというかプロットなので、ある種の本格好き以外を拒んでいるようにも思える。

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    Posted by ブクログ 2018年06月14日

    霧ケ峰涼が通う鯉ケ窪学園高校にはなぜか事件が多い。校舎から消えた泥棒、クラスメートと毒入り珈琲一族との関わり、校外学習のUFO騒動、密室状態の屋上から転落した女子…etc.それらの謎を解くはずの涼だが、ギャグが冴えるばかりで推理はなぜか発展途上。解決へ導くのは探偵部副部長なのか、それとも意外なあの人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月29日

    東山作品では面白い部類。もともと色気も恋愛要素も少ないミステリーだから、高校舞台、JK主人公ってのは東山に向いていた感じ。ユーモアが生きるとキャラも会ってくる。手抜きも見逃されるってパターン。まぁ、話しで相棒役(謎解き役)が変るってのも悪くない。設定も主人公キャラもいいが、探偵部の他のメンバーが出て...続きを読む

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