井上荒野のレビュー一覧

  • あたしたち、海へ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    女子特有の嫌なイジメ。
    有夢、ようこが主な語り手だが合間に担任教師や父親、いじめのリーダー、海の母親が語り手の部分もある。教師や父親はやはり違和感も分かっているがそれを見ないふりをしているのが語り手の時に分かる。いじめのリーダーは根本的な容姿も経済力も恵まれてる。だからこそ孤独な感じ。

    海の母親は働き場の老後施設でいじめにあっている人と自分の娘を重ねていつか居なくなってしまうかもしれない不安を抱えながら、自分なりに向き合う改善方法をみつける。

    どこの場所にも人を虐めることで自信を得たり自分の孤独を埋めたりする人がいる。
    大人が子どもにイジメはダメですよいけないことですよって言ってても大人だ

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    2022年09月22日
  • 猫が見ていた

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    猫がお話に出てくるとファンタジー要素が多く、非現実的に感じると思います。
    ですが、ここに出てくるお話は現実とマッチしていてリアリティがあり楽しく読めました。

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    2022年09月15日
  • キャベツ炒めに捧ぐ

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    恋と食い気の物語、少しお年を召した女性が主人公。

    主人公は3人。一人一人の内面が、至極現実的な料理とともに描かれてゆく。

    ドロドロしたものもあまりなく、読んでいて嫌なものがない。

    諸々の事情で数ヶ月ぶりの読書、復帰一冊目には合っていたと思う。

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    2022年09月12日
  • 100万分の1回のねこ

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    ほぼ皆猫が出てくる話を書いているのに、一人だけ主題に重きをおいて猫が出てこない話を書いていて、その表現も内容も面白かった。世にも奇妙な物語みたいな内容で、才能を売りますと言ったら本当に才能が売られてしまう話。人間、その場所にある畑を耕すしかないんだなと思った、内容まんまだけど笑

    最後の谷川俊太郎さんの、本文前の作者コメントみたいなところにあった、見果てぬ夢、という表現が、とても好きだと思った。

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    2022年09月06日
  • 注文の多い料理小説集

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    食が彩る短編小説集。
    すべて日本が舞台の作品だけれど、坂井希久子さんの作品は江戸時代とかの物語で、深緑野分さんの作品は、昭和か明治とかにタイムスリップしてバラエティ豊か。
    初めて読む作家さんもいて、読書の幅を広げるきっかけになりそう!

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    2022年09月02日
  • 猫が見ていた

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    猫好きなのと、割と好きな作家が入ってたので、読んでみた。
    さらっと読めた。
    やっぱり猫は不思議な生き物だな。
    絵になるというか、物語になる。

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    2022年09月01日
  • そこにはいない男たちについて

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    ネタバレ

    久々にミステリーじゃないものを読んだ。
    状況は違えど、恋愛のことで悩んでる同士だと「どちらの方が不幸なのか」と比べてしまうけど、最後どうなるかはわからないなあと。
    マリの気持ちはすごくわかった。今一緒にいる相手のことほんとに嫌いなはずで浮気もするけど、それは相手は自分のこと嫌いじゃないだろうとどこかで信じたいからそうしてしまう。慣れから嫌いになって、いざ手を離れるとなると惜しくなる。終わりが近づくにつれて今こう言えば終わらないかもと思うけど、もう遅いこともわかっているし、今まで嫌いだったぶんの意地も張ってしまう。そんな感じなのかなと、自分と重ねて考えてしまった。
    マリの気持ちにすごく入ってしま

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    2022年08月12日
  • その話は今日はやめておきましょう【毎日文庫】

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    ネタバレ

    面白かった。
    最後どうなるかドキドキしながら読み進めたが、案外あっさりした結末だった。
    悪になりきれない青年と人がいい老夫婦の話。

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    2022年08月04日
  • 注文の多い料理小説集

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    美味しい料理が縁を結ぶ、7つの物語。
    お腹がぐうぐう鳴るくらい美味しそうな料理が出てくる作品ばかりで、その中でも伊吹有喜さんの『夏も近づく』が好みだった。
    温かい食卓を通して心の距離が近づく様子を丁寧に描いていたところが素晴らしかったのはもちろん、出てくる料理の美味しそうなこと! たけのこご飯、果肉ごろごろのバレニエ、青竹のコップで食べる素麺ーー。身体の隅々まで染み渡るような滋味あふれる料理が恋しくてたまらなくなる。
    テレビやスマートフォンを眺めながらささっと食事を済ますのも悪くはないけれど、目の前の料理の香りと素材本来の味に、もっとじっくり向き合って食事をしようと姿勢を正した。

    伊吹有喜さ

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    2022年07月18日
  • 猫が見ていた

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    湊かなえ、有栖川有栖、柚月裕子、北村薫、井上荒野、東山彰良、加納朋子の「猫」に関する作品が味わえる短編集。
    作家陣を見て面白そう!と購入しましたが・・楽しめたのは有栖川有栖と柚月裕子、井上荒野でした。
    (北村薫の作は「中野のお父さん」で既読でした)
    中でも柚月裕子がグッときました。この作品を読むだけでも、価値ありです!

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    2022年05月28日
  • 静子の日常

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    ネタバレ

    ようするに、人生というものは晴天であるのがあたりまえだと思っていたのだ。雨の日や風の日は、「ほんとうの日」じゃない気がしていた。
    そういう感覚は、じつは今もある。ほんとうの日を全然過ごしていない気がする。

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    2022年05月05日
  • ナナイロノコイ

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    女性恋愛作家たちのアンソロジー。

    どんな時代も、いくつになっても、恋愛は人を惑わせる。

    「そしてふたたび、私たちのこと」角田光代

    高校生時代からたくさんの恋をして大人になっていく仲良し3人組。

    女性作家の書く恋愛小説には気のおけない女友達の存在が欠かせない。
    時にシビアで、時にやさしく、そしてあっさりと裏切られることもある。

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    2022年03月05日
  • 100万分の1回のねこ

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    短編集は、滅多にかわないが、表紙の絵に釣られてしまった。みなさん、楽しんで書いているようで、遊び心のあるお話が多かった

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    2022年02月06日
  • その話は今日はやめておきましょう

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    7/100
    リタイア後の趣味で知り合った若者と初老夫婦の関わりの中で人の優しさと信頼感…
    「それ、あるあるー」
    「分かる分かるー」
    と共感を得る中で相手の心を考えていきたい。

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    2022年01月24日
  • 猫が見ていた

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    「「100万回生きたねこ」は絶望の書か」にこういう考え方もあるのかと読む人によって受け取り方が変わるのだということにハッとさせられた。

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    2022年01月13日
  • リストランテ アモーレ

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    「キャベツ炒めに捧ぐ」と「切羽へ」と今回の「リストランテアモーレ」の3冊しか読んだことないけど.
    井上荒野さんてずるい人描くのが上手!!
    悪い人じゃなくて 嫌な人じゃなくて ずるい人.
    .
    近くにこんなイタリアンのお店あったらなー.
    目の保養にもなるし通っちゃいそう!!
    トリッパとワイン!
    白アスパラ!
    食べたいなー!!

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    2022年01月06日
  • 静子の日常

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    モテモテのおばあちゃんが主人公。
    漫画っぽい展開で「おらおらでひとりいぐも」や「にぎやかな落日」などの優れた老婆作品?と並べると見劣りがしてしまう。

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    2022年01月05日
  • 結婚

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    うーん、一気に読んだけど、率直な感想は思わせぶりで語り足りなくて物足りない、かな。まるで「潤一」の姉妹編みたいな作品で、井上荒野の追いかけるテーマは男女の機微のこの辺にあるんだろうな、とは感じつつ、不完全燃焼。と言うか、このテーマに関して深く考えるのが嫌なのかも知れない。結局自分自信を掘り下げる事になるからなあ。

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    2021年12月09日
  • その話は今日はやめておきましょう

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    ネタバレ

    五十万円の押し問答の所からとことん騙されていっちゃうのか…と思ったけど、正気というかちゃんと「疑う」ということを捨てないでよかった。
    共有の趣味がある、会話もある、夫婦生活もある、仲の良い夫婦なんだな。
    夏希のアメリカ行きも、子供は夏希だけじゃなく睦郎も近くに住んでいるようだからまぁいいんじゃないか。

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    2021年09月19日
  • あなたの獣

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    どことなくダメな男とその周囲の女達を描いた連作短編集。
    角田光代の作品にもありそうな登場人物や雰囲気に感じた。

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    2021年08月27日