井上荒野のレビュー一覧

  • ナナイロノコイ

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    韓国映画「愛してる、愛してない」の原作が、
    井上荒野の「帰れない猫」ということで読んでみたくて購入。
    7人の女流作家が集う恋愛アンソロジー。
    どれも読みやすくはあるけれど、
    強烈に印象に残るような話ではなかった。
    電車の中とかでの暇つぶしにはいいかな。

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    2015年10月20日
  • しかたのない水

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    フィットネスクラブの人々の悲喜こもごもを描いた短編連作。終わり方がぼんやりしていて、イマイチ締まりが無い。設定としては、うんうんとうなづけるものばかりなので、個人的好みとしては、完膚なきまで徹底的に書ききって欲しい。

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    2015年09月23日
  • しかたのない水

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    東京近郊のフィットネスクラブに集う人々

    次々と女を変える若い男
    妻に疾走された水泳コーチ
    妄想癖のある受付嬢・・・

    さまざまな「しかたのないひと」たちの「しかたのない恋愛」

    フィットネスクラブは、自分も長く通っていたので
    なんとなく雰囲気わかる(笑)

    うん、こんな面倒くさい世界だったなぁ

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    2015年08月11日
  • 切羽へ

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    これの前に小学生が主人公の本を読んでいたらから、いきなりの大人な内容だな(笑)。
    島の狭い人間関係と切なさがうまく混じりあっていてなんとも言えない雰囲気がある。
    現在、田舎暮らし。
    そういや、田舎暮らしも島ぐらしに近いものがあるように思う。昔から住んでる人とよそ者は区別しているし、周囲で起こったことはあっという間に広まるし。
    近所は皆家族ってな感じ!?
    隠し事なんてできそうもないもん。
    そんな狭い世界で、島外から人がやってくるとか日常と違うことがあったら心がざわざわしそう。
    石和の独特の雰囲気が余計にこちらの心も揺さぶってくるし……。
    よくわからないって気になるものね〜。

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    2015年07月21日
  • 切羽へ

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    繊細な文章から平穏な離島の暮らしが窺えた。
    方言ものんびりとした雰囲気を醸し出しているし、登場する料理もとても美味しそう。
    ヒロインは東京から赴任してきた石和に惹かれるのだけど、正直なところこの石和の良さがさっぱり判らない。
    かえってご主人の陽介さんの方が好みなんだけど、恋に落ちるのに理屈はいらないということなのね……。
    文章が抑え気味なので、どの程度の恋心なのか測りかねますが、精神的には夫を裏切ったわけで、精神的な裏切りと、心を伴わない肉体的な裏切りの場合、どちらの方が罪は重いのかなとふと思った。

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    2015年03月29日
  • 切羽へ

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    淡々とした語り口ながら、もてますほどの感情を底に感じる、抑え気味の情熱小説。諦めを知った大人の心の物語。ごちゃごちゃとした記述はなく、そぎ落とされている。島ならではの生活の様子が鮮やかに描かれている。

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    2015年03月12日
  • そこへ行くな

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    相変わらずクズな男を書かせたら天才的だと思う。
    今回も出てくる男はみんな揃ってクズである。
    短編が7話掲載されているが、前半3つが面白かったから後半少々ダレた。

    『遊園地』
    40を過ぎた主人公には内縁関係の男がいて、男との間に出来た小学生の息子を育てている。
    芸能関係の仕事をしている男は出張がちで母子の住む家にほとんど帰ってこない。
    ある日、主人公の家に電話がかかってくる。正体不明の女から聞かされた、男には妻子がいるという話の真偽を確かめるため、彼女は教えられた団地に向かう。
    そこには自分の”夫”だと思っていた男の若い妻と幼い子どもがいて、彼女は真相をただすことができずに悶々と日々を過ごす。

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    2015年01月24日
  • だりや荘

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    ネタバレ

    姉妹と妹の旦那さんと、それを取り巻く人間関係をゆるりとした時間軸で描いています。

    設定は、まぁ不倫ってことになるんだろうね。
    迅人は杏の旦那であり、椿は杏の姉であり。
    椿は繊細に見えて、実は肝がすわっている。
    杏子はがさつに見えて、実は誰よりも繊細。
    迅人はまっとうな人間に見えて、不倫をしている(それが悪いことだという認識は欠落しているようだけど)

    長野のペンションで、感情と自然が織りなすストーリーは切なく、それぞれの視点で書かれる話は説得力はある。

    なんとなく、椿の弱さがずるく見えてしまうけど。
    迅人の悪気のなさが、無邪気すぎてイラつくけど。

    人間関係なんてこんなものだよね。
    誰だっ

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    2015年01月23日
  • ベーコン

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    12月に読んだせいか、クリスマスのミートパイは
    食べたい!って思った一品。
    ほうとうもお話の中では冬ではなかったけど、
    この時期食べたら温まるんだろうなぁと。
    どれもちょっと問題のある家庭?のお話。

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    2014年12月08日
  • 夜を着る

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    不倫くくりの短編集かと思ったら、旅くくりの短編集だった。不倫すなわち旅である?ちがうか。でも楽しくない日の方が多いよな、はっきりしていない日の方が多いよな、そうだなって思った。

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    2014年09月24日
  • だれかの木琴

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    最初は、あまり面白くないな・・・と思っていたのですが。
    212ページ目からラストまでが、一気に面白くなります。

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    2014年08月12日
  • ベーコン

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    食べものにまつわる短篇集。
    どのおはなしもけっこうあっといわせる展開だったり、「え!?」という読後感だったり、ここで終わるのか・・!と頭を抱えたり、井上荒野さんの短編は本当飽きない。「アイリッシュ・シチュー」とかけっこう衝撃的。面白かったです。

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    2014年05月22日
  • つやのよる

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    死の床についている女「艶」
    男に奔放な人生を送った彼女と
    過去に関わりがあった男たち。
    そのまわりの女たち

    淡々とした文章とセピア色の光景が
    かえって人間らしさを醸し出す作品

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    2014年05月08日
  • 森のなかのママ

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    画家の父親が死にしかも愛人の元。でもママは元気でのほほんとしている。そんなママの人柄と容姿を愛し集まる沢山のおじさん達。
    いつも朗らかなママも実は裏で色々と考え喜怒哀楽があるということに気付く主人公。
    大学生の主人公が人間関係を知り、少しずつ大人に成長してゆく。

    本来であれば暗くなるようなシチュエーションなのだがママの明るさ、まわりのおじさん達の面白さによって最後まで明るく読むことができる。

    実の親であっても「親」の前に人間だし、「女」なのだ。

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    2014年04月24日
  • ベーコン

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    ネタバレ

    短編集です。
    どのお話も、結末が納得できないというか、理解できないまま終わっていくような印象でしたが、
    解説を読むことでそれがなんでなんかがわかりました!

    主人公がみんな嘘をついてるというか、「ふりをしている」ってことがわかったおかげで、結構納得できた。
    こうゆう風に書いとるけど、本音はこうやったんや!みたいな、読み終わってからの発見!みたいな。
    とにかくこの小説に出てくる子供がほんとに大人だなあと思った
    。子供らしさを携えつつ、考えてることはいっちょまえな感じ!子供ってすごいね

    そんで最終的になにが言いたいかっていうと、

    ベーコン食いたい

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    2014年04月19日
  • しかたのない水

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    なんて言うんだ? どの登場人物も嫌いで始終イライラさせられたけど、一気に読んでしまった。不快なのに面白い、という読書経験が稀にある。

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    2014年04月17日
  • だれかの木琴

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    要約すると、平凡な専業主婦が美容院の若い男のストーカーになっちゃう、という話。
    でも、読んでいくうちに、相手の男を好きだからという理由ではないことがわかる。
    人間が壊れてゆく過程は文章の流れで感じ取れるものの、
    そのきっかけが何であったのかはよくわからない。
    だからこそ、怖い。

    タイトルの付け方も独特で興味深い。
    作者曰く「自分 の意志じゃないところで、何かがどんどん動いている感じ」、
    というのを「だれかの木琴」に例えたらしい。
    感性が複雑だなー。

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    2014年04月09日
  • 切羽へ

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    切羽、「きりは」と読みます。
    聞きなれない単語ですが、物語を進める内にキーワードとして登場。
    都会と田舎、本土と島。母と娘。対比しながら人間模様を描いています。じっくりと軽く読むことができる大人の恋愛小説。

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    2014年04月04日
  • だれかの木琴

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    20140326 どうも嫌な気分になる本。登場人物が皆普通では考えない事をするからかもしれない。何故なのかについては説明は無い。怖いもの見たさで読んでしまった。

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    2014年03月26日
  • 切羽へ

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    恋愛、不倫、そして生と死。普遍的なテーマを淡々としたリズムで描く。抑揚なし、メッセージも伝わらない。が一気読み。終わり方もなるほどね~。直木賞作品だが純文学な感じかなぁ

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    2014年03月19日