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Posted by ブクログ
【本の内容】
東京近郊のフィットネスクラブに集まる、一癖も二癖もある男と女…。
平気で女を乗りかえる若い男。
その男の美しい肉体を思い浮かべ自慰に耽る女。
水泳コーチの妻は失踪し、団地の主婦は、昔の恋人の名前をつい呟いてしまう。
脱サラした古本屋は、妄想癖のある受付嬢の虜となる―。
誰もが世界からはぐれ、行先もわからずさまよっている。
不穏な恋の罠に翻弄される男女を描く連作短編集。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
一気読みするほど、夢中で読んだ。
フィットネスクラブに出入りするスタッフや会員がそれぞれ主人公となる、連作短編集。
金原氏の解説の中で、“物騒”だとか“脂っこい”だとかのキーワードが並べられているが、
ほんとにそう。
どの話も、後味が悪くて、切ない。
でも読みたくなるのは、そこに尽くされている言葉の力が次へ次へと引きずっていくからだ。
「サモワールの薔薇とオニオングラタン」の1行目。
“朝起きると体がみっしりと重かった。”の表現。
「クラプトンと骨壺」の結末。
何回か、焼き肉屋が出てくるけど、なんかほんとに焼き肉食べてるみたいな気分。
でも最後のストーリーで、あら、さわやか。
お口直しのガム付で終わる、よくできた連作短編集でした。
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