しかたのない水

しかたのない水

484円 (税込)

2pt

東京近郊のフィットネスクラブに集まる、一癖も二癖もある男と女……。平気で女を乗りかえる若い男。その男の美しい肉体を思い浮べ自慰に耽る女。水泳コーチの妻は失踪し、団地の主婦は、昔の恋人の名前をつい呟いてしまう。脱サラした古本屋は、妄想癖のある受付嬢の虜となる――。誰もが世界からはぐれ、行先もわからずさまよっている。不穏な恋の罠に翻弄される男女を描く連作短編集。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

しかたのない水 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    こういう作品はすごく好み。
    短編小説は基本的に好きじゃないんだけど、
    この焦燥感や無力感をすごく求めていた。
    性的な描写が多めにはなるけど、
    淡々として緩やかな流れは他の作家にはないと思う。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    江國香織さんのエッセイから知って、買ってみた。
    確かにこの本を手に持っていたら出刃包丁かなにかと見間違えられるかもしれない。

    0
    2023年05月21日

    Posted by ブクログ

    フィットネスクラブに集まる人たちの、歪な恋愛の話。一編を2話ぐらいずつでドラマ化してほしいけど、Netflixじゃないと無理かな。
    恥ずかしながら井上荒野さんの作品を初めて読みましたが、すごく好きな文章でした。

    0
    2022年10月15日

    Posted by ブクログ

    面白い展開をする小説。フィットネスクラブに通う人々の短編小説。この作家さんの本、あまり知らなかったけどできればまた読みたいと思う。書き方は男性作家のように淡々としていて、女の人らしい物思いにふけるような描写が少ない。私的にフィットネスクラブの受付嬢がたまらない。

    0
    2015年04月13日

    Posted by ブクログ

    【本の内容】
    東京近郊のフィットネスクラブに集まる、一癖も二癖もある男と女…。

    平気で女を乗りかえる若い男。

    その男の美しい肉体を思い浮かべ自慰に耽る女。

    水泳コーチの妻は失踪し、団地の主婦は、昔の恋人の名前をつい呟いてしまう。

    脱サラした古本屋は、妄想癖のある受付嬢の虜となる―。

    誰もが

    0
    2014年08月23日

    Posted by ブクログ

    井上荒野さんの本は苦手です。でもついつい読んでしまいます。この小説も読んでいる時も、途中読んでいない時も、何か違和感あるものが付きまとってくる感じがするのです。うまく伝えられませんが、少し結晶が大きくなった赤血球とか白血球とかヘモグロビンなんかが、無理して血管を通っているような感じ。荒野さんの本はま

    0
    2011年10月06日

    Posted by ブクログ

    読むと気分が重~くなる話ばかりの連作短編集。
    落ちている時に読むことはお勧めできませーん。
    特に「サモワールの薔薇とオニオングラタン」は重くて、この話を読んでいる時、仕事の方がちょっと大変だった時期とゆーこともあって、途中でこの本を読むのをいったん休止してしまったくらい。
    しっかし、人が死ぬわけでも

    0
    2011年09月24日

    Posted by ブクログ

    一気読みするほど、夢中で読んだ。
    フィットネスクラブに出入りするスタッフや会員がそれぞれ主人公となる、連作短編集。
    金原氏の解説の中で、“物騒”だとか“脂っこい”だとかのキーワードが並べられているが、
    ほんとにそう。
    どの話も、後味が悪くて、切ない。
    でも読みたくなるのは、そこに尽くされている

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    郊外のフィットネスクラブに関わる人たちの人間模様を、
    生徒やスタッフが交代(?)で語り部となる連作短編集だ。
    生ぬるいドロドロ感が面白かった。
    最後まで読むと、
    タイトルの巧さがよくわかる。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    スポーツクラブに通う人々の連作短編集。
    次々と女を変える男、受付の女、古本屋の男、足の悪い母と娘、インストラクターとその妻。
    井上荒野さんならではの切り取り方が素晴らしい。

    0
    2009年10月07日

しかたのない水 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

井上荒野 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す