井上荒野のレビュー一覧

  • ベーコン

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    2013.10.27
    食べることに絡めてのそれぞれの不倫の愛や夫婦の形・・と言うよりも、どことなく余韻の残る10編。

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    2013年10月28日
  • あなたにだけわかること

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    ネタバレ

    読後感が妙な物語だった。
    母とその息子の駿と母の恋人とその娘の夏。
    その二人の幼少期から中年までの物語。
    語り手が駿と夏に交互にかわる。
    二人が恋愛関係になるかと言えば、ならない。
    でも人生の節目節目に思い出したように
    連絡をとり、何かを確認しあう。
    その微妙な空気感が題名である恋人でも妻でも夫でもない
    その相手、駿と夏の間だけでわかることなのかな。
    でもふあーっとした内容で、何が一番伝えたいことなのか
    あまり伝わってこなかった。
    夫に隠そうともせず恋人に夢中になり
    恋人と別れた後は恋人相手に何かしら問題点を
    みつけてからみつこうとする
    ちょっとエキセントリックな駿の母親が病気になり
    死に近づ

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    2013年10月13日
  • あなたにだけわかること

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    この人の作品にありがちなのだけど、ぼんやりとしてつかみにくいのと、登場人物に感情移入が全くできませんでした。
    登場人物が、みな不倫や浮気をしていて、人間不信になりそうなお話。

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    2013年09月26日
  • つやのよる

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    大人の男と女の連作短編小説。
    謎めく艶という女性でつながる登場人物たち。

    艶の存在が少しずつ色濃くなるにしたがって、面白さが減ってしまったように思う。
    が、危ういバランスの男と女の話は、なかなかに楽しい。

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    2013年09月12日
  • ベッドの下のNADA

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    古いビルにの最上階に住みながら、その地下で喫茶店を営む夫と妻。
    夫と妻、交互に語られるお話は、常連客に仲睦まじく振る舞う姿とは裏腹に、それぞれが秘密を胸に、お互いの胸の内を探り合いながらの日常を映す。
    『僕らは三本脚の椅子のようなもので、四本目の脚としてミノルが必要だという気分』という、結婚五年目というのに、この不安定で倦んだ関係…。
    井上荒野って、こういう男女の機微を描かすと巧いよねぇ。
    ただ、巧いとは思うけど、世の中の夫婦って、こんなに駆け引きしながら暮らしているのか?って、凄く現実感は薄い。
    確かに心に疚しいところがあれば、これもありかもしれないけど、こんなやり取りしてたら、夫婦って続か

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    2013年08月16日
  • あなたにだけわかること

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    著者らしい気持ちの悪さ(褒め言葉)を漂わせつつも、なんとなく(意外にも)江國さんの作品を思わせもし、過去、川上弘美さんの『夜の公園』を読んだ時に「(えーなんでー?)江國さんっぽい...」と思ったのと同じような気持ちになった。
    著者も、川上さんも、江國さんもそれぞれに好きだけれど、実はものすごく狭い世界しか見ていないのかな、と、こういうことがあると思う。

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    2013年07月25日
  • つやのよる

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    映画は観てないのでなんともいえないが、原作読む限りではそれほどでもないような。
    一話短編と思えばよいのかもしれないが、全体としてどういう風に落とし込むのかと最後まで期待してたが、不完全燃焼は否めない。
    様々な女の生き方、考え方が出てくるが、それが艶に関連させていくにはちょっと無理があるような気がした。

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    2013年06月16日
  • ベッドの下のNADA

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    江國香織より、最近は井上荒野のほうがよく読むものの、たぶん著者名隠されたらどちらの作品か分からないだろうな。
    この作品もそう。でも、ある一時期から、タイトルに惹かれるのは、井上作品が多くなった。そして、タイトルからイメージする、これを読んだらこんなふうだろうな、こんな気持ちになりたいな、という無意識かもしれないがたぶんそこにあるはずの期待を、いい意味で裏切らない。と思う。
    だから、まあ安心だし、満足もするけど、何が強烈に心に残るってわけでもないので、ワイン片手に無声映画を観るように読みたい一冊。

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    2013年06月09日
  • 学園のパーシモン

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    中学、高校の時に現実の赤に触れて挫折し、自分の人格を捻じ曲げられた認識がある。その奪われたものは大切で良いものであったはずなのに、生きづらさのあまりに捨ててしまった。それを抱えて生きる強さが無かったとも言える。そんな僕は現実の赤の上では映えないパーシモンなのだろうなと思いました。
    きっと殆どの人がパーシモン、或いは赤に染まり切ってしまっていて、悲しいことですが、赤の補色である緑として映えることの出来る人は極僅かなのでしょう。
    そんなことを考えました。
    表現がとても素敵で、綿密に設計された話の構成になっていると感じました

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    2013年06月06日
  • 切羽へ

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    どうかな。
    読み終わってじーんと何か残る作品では、
    あるような気がするけれど、もう少し何かほしい、
    何かが何かはわからないけれどそんな気がした。
    題名とプロットとの綾の厚みでしょうか?
    ちょっとさらりとしています。
    そのあたりは、好みもあるでしょうが。

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    2013年06月02日
  • つやのよる

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    容姿が美しく、男性を異常なほど求める艶という名の女。艶の現在の夫である松生は、艶と関係してきた男たちに、艶が死の間際にいることを伝え、それを知った彼らの妻であったり愛人や恋人の心情の動き等を書いた物語。他の人物が回想することで艶という女性の個性を表現しているため艶がどのような女性なのかいろいろ思考させられてしまう。自分の読解力がないからか、経験不足だからなのかしりませんが、一つひとつの話がこれで終わり?というように感じてしまった。しかし話自体はおもしろく、読み進めていくうちにどんどん引きこまれていった。

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    2013年04月30日
  • ナナイロノコイ

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    恋愛小説は苦手な私なので、長編は無理だと思い
    短編ばかり集まったものならどうだろうと思い購入。
    好きな作家さんのお話が収録されているからというのも
    ありました。
    読みながら、やはり私は恋愛小説は無理だと再認識しつつ、
    それでも印象深いお話や気に入ったお話に出会えました。
    それだけでも大収穫かもしれません。
    情景が思い浮かべにくい作品から、
    読んでいて自分の目の前にスクリーンがあって
    そこで話の映像がしっかり流れているくらい
    鮮明に思い浮かべるものもあり
    さまざまでした。
    恋愛小説が苦手な人にも、このくらいの量ならば、
    よみやすくていいと思います。

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    2013年04月24日
  • つやのよる

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    初の井上荒野。

    すらすら読めたが、何とも不完全燃焼気分。

    男性陣、全員魅力なし。

    別な作品に期待!

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    2013年04月08日
  • つやのよる

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    死にゆく艶と関わった人達の話。

    暗い。
    いろいろあった女とはいえ晩年が辛いな。
    自業自得と言ってしまえばそれまでだけど。

    井上さんの小説に嘘はないとは思うけど
    共感できるかは別だ。

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    2013年03月24日
  • あなたの獣

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    ある男性の話。

    これといった特徴もない男の人だけど
    かかわりたくない人だ。
    結局この人は楽しく生きたのか疑問だ。

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    2013年03月24日
  • だりや荘

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    愛してるからって許せるとは思えない。
    むしろ夫も姉も愛してるからこそ許せない。

    きれいな風景なはずなのに。

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    2013年03月12日
  • ズームーデイズ(小学館文庫)

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    厄介で愚かではあったが危険なことは何もなく。

    しかしズームーっていう呼び名になる名前ってなんだ?

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    2013年03月12日
  • しかたのない水

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    最近は連作短編集によく当たる。
    選んでるわけじゃないんだけども。。

    直木賞受賞作家さんなので
    手をだしてみました。

    人が集まるとこにはいろいろあるだね。

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    2013年03月12日
  • つやのよる

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    死の床についている男ぐるいの女性、艶とそれに関わる女性たちのお話
    艶と直に関わるのはもちろん男性ですが、それぞれの男性というフィルターを通して見える艶は女性なら気にしたくないの気にせずにはいられない存在だと思います

    艶と関わるどの女性も現実と向き合うことを避けているところがあり、
    本能に従って現実を生きている艶に心を揺さぶられるのかな?と思ったり

    “他人を傷つけるとかこの世から消し去ってしまうとか、そんなひどいことをするにはそれに見合う分量の思いや感情が必要なはずだ”
    誰かを傷つける自分では、自分を愛せなくなるから嫌だという自己愛もあるかもしれない

    映画化されますが大竹しのぶさんの役、本

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    2013年02月12日
  • ベーコン

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    食事と他人との関わり特に愛や性愛に関する関係を書き綴った短編集。
    井上荒野にはいつもやられる。この間読んだ映画化される「つやのよる」もそうだったが、ああこういうことあるよなとか人にいえないけどこういった経験あるよなといった何気ない表現なんだけどぐっとくる文章を井上荒野さんは書くので、ついつい買ってしまいます。すごく酔いやすいんだけど、読後感は軽くはない。お上手です。

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    2013年02月05日