ベッドの下のNADA

ベッドの下のNADA

607円 (税込)

3pt

3.0

郊外の古いビルの最上階に住みながら、その地下で喫茶店NADAを営む夫と妻。常連客が集う中、睦まじく振る舞う2人だったが、その裏では、夫の背徳が密やかな嘘を呼んでいた――。夫婦それぞれの心の内を、子供時代の追憶を織り交ぜて描き、不穏な日常を静かに浮び上らせた、こわいまでに美しい物語

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ベッドの下のNADA のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    井上荒野さんの「ベッドの下のNADA」、2013.5(文庫)発行です。ビルの地下にあるNADA(ナーダ)という喫茶店の岩崎夫妻(夫39歳、妻・翠35歳)を中心に常連客とのやりとり、夫妻の子供の頃の思い出とそのつながりを辿りながら展開していくストーリーです。夫妻がそれぞれ不倫してる感がありますが、夫の

    0
    2017年10月04日

    Posted by ブクログ

    古いビルにの最上階に住みながら、その地下で喫茶店を営む夫と妻。
    夫と妻、交互に語られるお話は、常連客に仲睦まじく振る舞う姿とは裏腹に、それぞれが秘密を胸に、お互いの胸の内を探り合いながらの日常を映す。
    『僕らは三本脚の椅子のようなもので、四本目の脚としてミノルが必要だという気分』という、結婚五年目と

    0
    2013年08月16日

    Posted by ブクログ

    江國香織より、最近は井上荒野のほうがよく読むものの、たぶん著者名隠されたらどちらの作品か分からないだろうな。
    この作品もそう。でも、ある一時期から、タイトルに惹かれるのは、井上作品が多くなった。そして、タイトルからイメージする、これを読んだらこんなふうだろうな、こんな気持ちになりたいな、という無意識

    0
    2013年06月09日

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