井上荒野のレビュー一覧

  • その話は今日はやめておきましょう【毎日文庫】

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    ★3.5

    終盤まで何とも言えない不安、不快?
    内臓が掴まれているような、途中で放り出したくなる感じ。
    最後にやっと安堵で深く息を吸うことできました。
    やれやれ

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    2023年09月01日
  • 切羽へ

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    荒野さんの文章が大好きなので引っかかるところも一切なくするすると読める。

    物語としてはつかみどころがなく、一見して何事も起きてないような大人の世界が書かれてるイメージ。深く読めていないということなんだろうけど、主人公が教師に惹かれる理由が全くわからなかった。何回も読んだ方がよりよさがわかってくるのかもしれない。

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    2023年08月28日
  • キャベツ炒めに捧ぐ

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    生きることは楽ではないけど、ささやかでも自分の居場所があれば、喜びも訪れる。読み終えて少し元気を貰えました。

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    2023年08月26日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    私は三浦しをん熱がまだ冷めないので、本屋に行くと、「三浦しをん」を探してしまう。
    題名を見て「きみはポラリス」を思い出したこともあり、本書を購入。
    でも、開けて読み始めると、JR九州のクルーズトレインを巡る7人の作家の短編集だった。北斗七星之ではない。表紙をよく見れば電車だったし、帯にもそう書かれている。すぐにカバー掛けてもらっなので気が付かなかった。
    因みに、文春文庫では「甘い罠」「妖し」などをテーマに豪華な顔ぶれでアンソロジーを出している。(この本がそうであるように、初出はオール読物かもしれない)

    私は、中でも川上弘美の「アクテビティは太極拳」が良かった。母親が子育て中の娘に手紙でななつ

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    2023年08月16日
  • その話は今日はやめておきましょう

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    相手のことを想って、あるいは自分のエゴのために、またあるいはただ面倒臭いことから目を背けたくて、後回し後回しにしていた問題が最終的に爆発して、取り返しのつかないことになる。そんなお話。あらすじにするとなんてことないけど、なんてことのないテーマでこんな豊かな一冊の本が書けてしまう井上荒野さんはやっぱりすごいなぁと思う。奇を衒うわけでも、目立とうとするわけでもなく、日常性の静寂の中からじっくりと時間をかけて人間の本性が炙り出されてくるような作品。

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    2023年08月15日
  • あちらにいる鬼

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    瀬戸内寂聴と井上光晴とその妻の
    愛のあり様を描いた作品だ。
    その関係は普通の妻、恋人なら
    平常心ではとても居られない物だ。
    緻密に描かれた妻の笙子と愛人のみはる
    の心情が時に白木と言う男を通して
    振り子の様にすれ違い、時と共に
    二人の女の心情がやはり白木を通して
    重なり合って行く歳月は同じ男を愛した女
    二人にしか分からない三角関係と言うより
    三人の蜜月だったのかも知れない。

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    2023年08月12日
  • ナナイロノコイ

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    恋愛小説、短編集。どれも味がある。
    オトコとオンナって結局は完璧には分かり合えないんじゃないのかな?って思う。

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    2023年07月02日
  • あちらにいる鬼

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    篤郎の本妻である笙子と、浮気相手のみはるの、2人の女性の視点で描かれた作品。
    前情報もなく読み始めたので、みはるが出家する、という所で瀬戸内寂聴さんみたいだなーと思ったら、彼女をモデルにしていたので、驚いた。

    というのも本書は、井上光晴とその妻、そして瀬戸内寂聴をモデルにした作品で、書いたのが光晴の娘なのだそうな。しかも瀬戸内寂聴に取材をし、作品の参考にまでしているので、全部フィクションではないのではないかと邪推してしまう。

    映画化されているが、笙子役を最近話題の広末涼子が演じているのも皮肉な話。(撮影当時から浮気していたのかは知らないけど)

    笙子もみはるも落ち着いた女性のようで、その語

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    2023年07月02日
  • 切羽へ

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    大人だ〜と思った
    なんだ何も起こらないなあなんて呑気に考えていたわたしはレベル3だ
    大人だ〜と思う作品はたくさんあったけど、これはその中でも大人
    何も見えない、何も見せない
    濃密さはこうやって表現されるんだと気づいた
    タイトル、端端ででてくるキーワード
    ほんの少しの言葉で多くを感じさせる
    こんな作家さんも素敵だし、こういう大人になりたいと思った

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    2023年06月30日
  • そこにはいない男たちについて

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    まりと実日子の話。
    どちらも存在しない夫。どっちが幸せか、、みたいなテーマだけどどっちも同じタイプの自己中心的なイヤな女でシチュエーションが違うだけであまり対比になってないかも。

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    2023年06月29日
  • あちらにいる鬼

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    昔この人をTVでみかけて
    上品な尼さんといって母に咎められた
    最近映画化され、その原作ということで読んでみた
    とても面白い小説で。
    同時にとても気分が悪くなった

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    2023年06月24日
  • そこにはいない男たちについて

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    そこにいないのに「いる」、いるのに「いない」
    そう感じることは度々あってそういうときは共通して寂しいし辛い
    人と人はそうやって少しずつすれ違うけど、そこを繋ぎ止めようとするその空間に愛らしさと美しさを感じる
    「ちょっとずつ違う」というのを大切にする
    でもその差が広がらないように沿っていくこと、
    に意味があるんだと思った

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    2023年06月22日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    豪華寝台列車『ななつ星』を題材にしたアンソロジー。
    読めば自分も乗車しているかのよう。
    亡くなった誰かのことを思い浮かべながら旅をしているものが多く、パターンが似ているものが多く思えた。
    ちょっと想像していたものと違ったかも。

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    2023年05月31日
  • その話は今日はやめておきましょう【毎日文庫】

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    ネタバレ

    老夫婦とその夫婦に関わることになった青年が交互に語り手となって進んでいく

    ゆり子は周りにどう思われてるか気にするタイプ。
    昌平は1番この中でなら好きだった
    頑固そうに思いながらも妻のことをしっかり考え、こうしたら喜ぶだろうなということを常に思ってくれてる。

    一樹は最初人を殴ることに快感を得るタイプのことが窺えるので、老夫婦どうなってしまうんだろうと思うが結局は根は悪くなりきれてない人で
    最後もゆり子のしっかりした物言いに素直に応じる。

    自分が歳をとったとき
    助けてくれる若い人というのはすごく魅力的で心の支えになるんだろうなと。それが全く知らない他人だとしても。
    そう思うと怖いなと思った

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    2023年05月16日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    「ななつ星」という一つの列車の中に、いろんな想いをもった人たちが同じ時間を過ごすのだと思うと、不思議だなぁと感じた。アンソロジーだからよりそう感じたのか。

    この本は、乗客目線でかかれているけれど、クルー目線の作品もあればおもしろいなと思った。

    三浦しをんさんと糸井重里さんの作品が特に好き。
    憧れの豪華列車の旅。乗ってみたい気持ちがもっと強くなった。

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    2023年05月13日
  • よその島

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    なるほどねえ。。なんか読んでてしんどくなった
    記憶っていつまでも消えないんだな自分のことは自分で背負うしかないんだな

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    2023年05月13日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    恩田陸目当てに購入。
    「ななつ星」を舞台にした短編集。
    豪華クルーズトレインなだけに、登場人物は年齢設定が高め。
    人生の節目の岐路に立っている人たちの旅を覗き込んだみたいだった。
    そしてなんとなくちょっと重めだったかな。
    それぞれ素敵な旅だったのだけど。
    井上荒野の「さよなら、波留」が、一番好きだった。

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    2023年05月01日
  • 結婚

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    ネタバレ

    結婚詐欺師の本を探していて見付けた。
    読みやすく、一気読みした。
    色んな人が想像外の多角的な描き方で書かれていて、女性たちの苦々しさが少しずつ違うのも、とてもおもしろく読めた。

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    2023年04月27日
  • その話は今日はやめておきましょう【毎日文庫】

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    すごく読みやすいお話でした。
    お金の話に発展して、どうするのかなと思っていたけど、最後がすっきりまとまっていて。気持ちよく追われました。

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    2023年04月20日
  • キャベツ炒めに捧ぐ

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    ドキドキもハラハラもなく、安心してくつろぐことができます。
    お惣菜屋さんが舞台なので、出てくる料理は豪華ではないけれど、丁寧に作られているからこそ今の時代には「豪華」でしょうか。

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    2023年04月12日