ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
「コロッケ」「キャベツ炒め」「豆ごはん」「鰺フライ」「白菜とリンゴとチーズと胡桃のサラダ」「ひじき煮」「茸の混ぜごはん」……東京の私鉄沿線のささやかな商店街にある「ここ家」のお惣菜は、とびっきり美味しい。にぎやかなオーナーの江子に、むっつりの麻津子と内省的な郁子、大人の事情をたっぷり抱えた3人で切り盛りしている。彼女たちの愛しい人生を、幸福な記憶を、切ない想いを、季節の食べ物とともに描いた話題作、遂に文庫化。(解説・平松洋子)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
読みはじめてから、ずっと頭のなかのBGMは… 『うちら陽気なかしまし娘〜 誰が呼んだか知らないが〜(以下、省略)』(笑) にぎにぎしいシニア女性の江子・麻津子・郁子さんたちが営む惣菜店『ここ家』が近所にあったらなぁ〜♡ 通いつめるのにぃ〜。 だって… 『たたききゅうりと烏賊と松の実のピリカラあえ...続きを読む』 なんて絶対に家で作らないから 松の実、買ったことないし…(;´∀`)。 話はだいぶ逸れましたが お仕事小説というより、女の生き様が描かれている小説です 登場してくるお料理は、どれも美味しそうで、お腹すきます(๑´ڡ`๑)←結局、コレに戻るワタシって(笑) 表紙カバー 文庫本のほうが好みだったので…♡ こちらを本棚へ
面白かった。 しっかり面白い、そして美味しそうな惣菜、丁寧な料理、切ない三人の身の上話、温かい『ここ屋』など、「求めていた描写」が詰まっていて「これだ!」となった。 井上荒野さんは時々外れはあるものの、基本的にどれも読みやすくて心情が丁寧で好み。 家庭的で素朴な惣菜、だけどやっぱり惹かれる。 アラ...続きを読む還にもなると憂いのない人生の方が稀な気がする。 それぞれが新しい方向を向けたようで良かった。
なにがどうってわけではないけど楽しく読めた。 人生ひとそれぞれいろいろあるね。 他の作品も読んでみるかなあ
「ここ屋」というお惣菜店の経営者とその従業員。 歳の頃は60代。 江子と麻津子と郁子の過去と現在を美味しいお料理とともにほのぼのと描かれていました。 楽しそうなのにどこか寂しげな3人。お米屋さんの進を巻き込んでとても賑やかでした。 麻津子と旬がめでたくゴールしたのはとても良かった。
江子 大竹しのぶ 郁子 黒木瞳 麻津子 浅野温子 ドラマ化したら楽しいお話だと思い、自分で配役を考えた。 60代前半の個性的な女性3人で営む東京のお弁当屋さんが舞台。ストーリーはにぎやかにテンポ良く進んでいくが、実はそれぞれ心に傷を抱えている。各章のタイトルが食べ物や料理名になっていて、登場人物3人...続きを読むの心とお腹が満たされていくのと同時に、読み手も両方満たされていくような感覚が味わえる。
生きることは、経験すること。還暦まで人生を生き抜いてきた3人が、自分の人生になんとか折り合いをつけながら、お惣菜屋さんでしっかり働き、しっかり食べる。食を軸に、過去の記憶や思い出が呼び起こされ、今の人生を俯瞰して、また考える。今がベストとは言えないかもしれないけど、そうやって一歩ずつ、また経験を重ね...続きを読むて人生を彩っていく。日々の出来事を静かに受け止め、生きていく3人の姿を穏やかな気持ちで読み進めることができた。新鮮で栄養のあるものをたっぷり食べること。食から得られる力や大切さも感じられた。
こんなお惣菜屋さんが近くに欲しいなー。 お料理全部美味しそう。ちゃんと料理して、しっかり食べよう。 年を重ねてた先輩の生活のお裾分け、元気でる!
「ここ家」のお惣菜、どれも美味しそうで読むだけで気持ちが上がる。 が、江子、麻津子、郁子 それぞれの事情はちくちく刺さる。 それでも明るく楽しく?毎日を過ごす三人の醸し出す空気はたまらない。 三人とも「いい女」だと思うんだけど、気が利きすぎたり考えすぎたり事情が重すぎたりして、必要以上に不器用になっ...続きを読むているところが歯がゆい。 にしてもどれも美味しそうなお惣菜、近所にあったらいいのに「ここ家」
何事も起こらないお話ではないのに、読んでる側の気持ちとしては終始穏やかだった。 自分がこの年代になったら何してるんだろうと物語の中で何か起こるたびに嫌でもいちいち引き込まれて考えさせられる。 食べ物で幸せになるお話は大好きで、現実に自分もそうなることが多い。この作品は特に文章自体が好きなのもあっ...続きを読むてより幸せな気持ちになった。
荒野さんの筆力のせいだと思うけど、とても疲れた。 いちいちため息が出そうになる 3人が恐ろしく近い存在に感じて1行読むごとに共感しようとしてしまう。 人生っていろいろあるなあと思うし、一方で私にはなにもないなあと思う。 読む前後でタイトルの意味合いが全然違ってくるのも面白い。 元気なかった時に赤...続きを読む坂のタコス屋さんでお腹いっぱいタコスを食べて元気でたのを思い出した。 食べるって素敵。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
キャベツ炒めに捧ぐ
新刊情報をお知らせします。
井上荒野
フォロー機能について
「ハルキ文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
100万分の1回のねこ
猫が見ていた
ナナイロノコイ
赤へ
あたしたち、海へ(新潮文庫)
あちらにいる鬼
あなたならどうする
あなたにだけわかること
「井上荒野」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲キャベツ炒めに捧ぐ ページトップヘ