井上荒野のレビュー一覧

  • だれかの木琴

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    営業メールからストーカーに変ってゆく。一歩道を踏み外せば、だれもなりうるかもしれない。小夜子の執着は、寂しさの現れか。映画では、平凡な主婦は常盤貴子で(綺麗すぎる)、もし、もっと地味な女優さんだったらどう違ってくるか。。

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    2020年05月31日
  • 結婚

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    結婚詐欺している男全員には言えないけれど、
    この男はこの男で消耗しているのかな、と感じた。
    あとは、若さを失った女の人たちの孤独。
    現状を今以上のものに変えたいと思っていて、なんなら誰かに変えて欲しいと思っていて、その脆さ。

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    2020年05月22日
  • 結婚

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    ネタバレ

    詐欺師をめぐる人間模様。
    最後まで詐欺師に騙された女性が出てくるのかと思ってたら、そんなことはなく、途中で詐欺師のパートナーが出てきたりして、少し話の流れが変わっていきます。
    ただ、それほどドラマチックになるわけでもなく、粘着性が高いわけでもなく、普通な感じで普通に終わりました。もう少し何か引き込まれるものが欲しいかも。

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    2020年05月16日
  • 注文の多い料理小説集

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    私は昔から食が細く、料理もあまり得意ではありません。でも食べ物が出てくる話が大好きなので、わくわくしながらページをめくりました。
    特に「夏も近づく」は何度も読みました。高級食材や珍しい調味料なんか使わなくても、経験と少しの手間で身近な食材を美味しくいただく術を知ってる拓実はすごく生命力の強い人だと思う。そんな拓実と暮らす葉月がどう成長していくのか楽しみで、読むと爽やかな気持ちになりました。

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    2023年12月23日
  • 100万分の1回のねこ

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    13人の作家による、
    佐野洋子の絵本「100万回生きたねこ」へのオマージュ

    どの作品も、原作への愛に満ちている
    ひとつだけねこ関係ないのがあったけど(笑)
    あれはあれで面白かったし。

    原作をもういちど読みかえしたくなった。

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    2020年05月02日
  • 100万分の1回のねこ

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    角田光代、広瀬弦のが素晴らしい。
    元々の絵本を読んでいなくても中々に味わい深いものがたくさん。
    町田康だけ独自路線だったな。
    あと山田詠美は苦手。

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    2020年03月09日
  • 100万分の1回のねこ

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    町田康のを読みたくて、悩んだけど買いました。
    他の作家はすごく豪華やけどそこまで心惹かれるのはなかった。

    町田康はすごく分かりやすく読みやすい町田康だった。話も面白かった。別に猫じゃなくていいはずなのに書き手も読み手もなぜか猫を期待してしまう中で、町田康は唯一猫いっこも関係ないからね。100万の方に焦点当ててて。町田康は紛うことなき猫作家なのに。パンクロックの人だから。
    町田康以外では川上弘美のが面白かったと思う。

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    2020年03月03日
  • あなたの獣

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    だらだらとした男の人生の場面が、いろいろ羅列される。こういう男のどこがいいかわからなかった。とにかく女性を幸せにしようという気持ちのかけらもない。「運命の人」を思い出した。

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    2020年02月11日
  • もう二度と食べたくないあまいもの

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    本の雑誌のランキングから、かな。10短編集なんだけど、正直なところ、一つも印象に残っておりません。やっぱり短編集は苦手、ってことかな。

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    2020年02月10日
  • 100万分の1回のねこ

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    「100万回生きたねこ」へのオマージュ。
    豪華だな。そして、色々だな。
    綿矢さんの「表紙のねこが怖かった」という気持ち、わかります。

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    2020年02月06日
  • 100万分の1回のねこ

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    佐野洋子さんの100万回生きた猫をもう一度読み返したくなる。
    猫好き作家さん達なのか、さり気なく猫の特徴を表現してるのが楽しい。

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    2020年01月31日
  • あなたにだけわかること

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    なんかふわっと読み始めてふわっと終わってしまって、夏と駿が誰の子なのかよく分かんないままだった。
    でも夏と駿の子の代まで話が続くのって、珍しい気がした。
    ぐちゃっとしたひとかたまりの人生たちを見たな、という感じかな。

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    2019年11月25日
  • だりや荘

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    ペンションが舞台だけどちっとも楽しくない。
    全体的に漂ってるアンニュイな雰囲気。
    迅人ももちろん悪いけど椿も嫌い。

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    2019年11月14日
  • ママがやった

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    ネタバレ

    この作品はまず、79歳の百々子が夫の拓人71歳を殺したことを家族に知らせて、息子の創太と娘の時子、文子がどうやってそれを隠そうかとするところから始まります。
    夫は女性に若いころからだらしなく、妻の百々子は、何故今頃になってという感すらありました。

    井上荒野さんの作品のレビューに、よく「白い方の荒野さん」とか「黒い方の荒野さん」とかいう言い方をされていらっしゃる方がいらっしゃいますが、その言い方で言うとこの作品は「真っ黒」だと思います。

    こんな気持ちの悪い家族の関係の家族。
    こんな家族でよく子供がぐれたりしなかったと思うほど、一致団結しています。
    なんでこんな拓人のような男性に女性が多いのか

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    2019年10月30日
  • 100万分の1回のねこ

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    ずっと読みたかった本。ようやく入手。
    ●江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
    ……世界観がそのまんま。いいねえ。
    生きる気まんまんだった女の子は、なんだかんだで幸せな人生を送ったのだろうな。

    ●岩瀬成子「竹」
    ……よく分からなかった。児童文学の作者なのに、やや難解。

    ●井上荒野「ある古本屋の妻の話」
    ……夫婦は仲良くありたいね。分かりやすく。誤解を招かずにすむくらいに。

    ●角田光代「おかあさんのところにやってきたねこ」
    ……いろいろ深読みしたくなってしまう短編。
    飼い猫の幸せ?野生の幸せ?
    親の子知らず、子の心親知らず。
    人生の因果、幸福とは?

    そして、元絵本でねこが、王様や船

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    2019年10月15日
  • そこへ行くな

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    第六回中央公論文芸賞受賞作。
    場所がタイトルになっている、七編の短編集。
    賞を受賞されているということで、手に取りましたが、期待が少し外れました。

    「遊園地」は三人も女性がいる男性。うちの二人には実子がいて籍を入れているのは一人。スマートで優しそうな普通っぽい人なのに、「アフリカに出張なんだ」と言って28日間も家を留守にしたりとか感心してしまいました。なんでこんなにひょうひょうと浮気を何年間にも渡ってできるのか不思議でした。この話は他人事として読めば面白かったです。
    「団地」は不穏な空気間の、なんか怖い話だなあと思ったけれど、最後の主人公の女性がいきなり「今日はエイプリルフールよ」と言って突

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    2019年09月25日
  • その話は今日はやめておきましょう

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    さらさらと読めたが、もう少しひっかかるところがあったらよかったような。
    シニア夫婦間の心の機微はよく描けていると思うが、まとまり過ぎ、あまりに穏やか過ぎで、肩透かしを食った気がしてしまう。

    また、一樹の心の中も、もっと奥まで覗きたかった。本人もなぜ自分がこんな行動をするのか掴みきれていないが、その悪意の素は何なのか、ちらっとでも見せてほしかった。きっと自分も同じようなものを隠し持っているような気がするから。

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    2019年09月13日
  • 猫が見ていた

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    猫好きにはたまらない、猫ばかりが出てくる話。
    猫にほだされた家主、お馴染みの准教授
    母親になれない母親を持った子供
    100万回~の絵本について
    飼ってはいけないマンションで猫を飼う女を見た女
    猫に刺青を彫る男の女、アプリにはまっている男。

    なかなか色々だな、と思いましたけど
    会社の人の台詞に共感するのは最後の話。
    消えてなくなるし、そこに金をつぎ込んで満足するのは
    確かに分かるのですが…触れないものですし。
    でも、主人公の気持ちは分かります。

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    2019年08月31日
  • 猫が見ていた

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    いろんな猫の話があって面白かった。
    1番心に残ってるのは、「100万回生きた猫は絶望の書か」という話だ。物語の読み取り方は人それぞれだなと改めて感じた。
    短編集で読みやすかった。

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    2019年08月22日
  • 100万分の1回のねこ

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    『100万回生きたねこ』に捧げるトリビュート短篇集。

    『100万回生きたねこ』からこんな素敵な作品たちが生まれるなんて『100万回生きたねこ』、やっぱりすごい。そして、何回読んでもいい絵本だなぁ。

    町田康「百万円もらった男」
    世にも奇妙な物語っぽくて面白く、一気読みした。

    角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
    猫をこよなく愛する角田さんらしいなぁ。
    文章がするすると入ってくる。

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    2019年08月17日