寺地はるなのレビュー一覧

  • 水を縫う

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    途中までは、どんよりした気分でどうなるか不安な気持ちで読み進めたのだが、ガーゼの服を作り始めてからは、気持ちよく読めて、最後よかった。

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    2026年04月15日
  • 水を縫う

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    癒される文章で大好きな作家さん。主人公の真っ直ぐな『好き』が溢れ、瑞々しい描写とともに素敵な作品。
    家族のお互い胸の内を知らず、家族の事を考えるというより感じるままに各々動いてる感じがとても素敵です。

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    2026年05月21日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    兄妹のお話。発達障害のある方の視点から描かれるパートが新鮮で興味深い。嫌い、苦手、と互いを言いつつも、認め合うラストシーンが落とし所として見事だった。

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    2026年04月13日
  • リボンちゃん

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    下着って誰の為のもの?繊細なレースや刺繍、色や形。第一話はサイズも変わって着れなくなった下着をリメイクしてほしい。ポーチやハンカチでなく下着として。そこで「お前の下着なんか誰が見たいんだ、いい歳してみっともない」と言われる。女性にとっての下着は、このデザインは、男の人の為ではない。この手間ひまかけられた美しいものを身に纏う事で自分はかっこよくて強い気がして頑張れた。自分の身を守る鎧のようなもの。ルッキズム。特に女性は化粧をして当たり前、キレイにいるべきもの。それは昔は男性目線で評価されるものだったモノが、今は自分の為のモノ。化粧だって自分がキレイになるのが嬉しいから、今日の私ビジュがいい!でご

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    2026年04月13日
  • 川のほとりに立つ者は

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    少しずつ読み進めていたけれど、終盤からの展開が面白くて一気に読み進めてしまった。

    他者との関わりや障害への理解の難しさを掘り下げながら展開される物語。主人公が恋人の抱える秘密を追っていく過程は価値観の違いや共感・理解の難しさを丁寧に描いていると感じた。

    発達障害への理解が広がった現代だからこそ、「知っている」ことで生まれる余計な配慮や先入観が、当事者を苦しめてしまう側面もあるのではないかと思う。

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    2026年04月25日
  • リボンちゃん

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    ー「個性は尊重すべき」「多様性万歳」、それとは逆の私はつまらないって事ですか?いい子だねって言われてすぐ飽きられる。ー
     
     波瑠の涙ながらの訴えが突き刺さった。

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    2026年04月07日
  • リボンちゃん

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    好きなことをやる、それでいいんだと思わせてくれる。みんなと同じでなくてもいい、いろんな考え方があっていいと読んでいてそう感じた。

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    2026年04月07日
  • 世界はきみが思うより

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    この人が善とする思考、行動がわかりやすい本だなと感じた。
    物語の展開では、各登場人物の人生が描かれていて、
    生きづらいと感じている人たちがそれぞれの考え方で、過去に、世の中に向き合って生きている姿を描いているのが印象的。

    アウティングはやってはいけないこととして意識すべきだし、みんなで認めてあげないとという意識も、「そちら側でない人」のエゴでしかないのかなと思いました。



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    2026年06月26日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    何がきっかけでこの本を買ったのか覚えていないけれど、本棚に置いてあり、本のタイトルから「軽めのSFかな?」と思ったら違った。
    息をするのがつらいような日々を送っている人たちがそれを乗り越えようとする/乗り越えるきっかけを探すといった短編集。「夢の女」「深く息を吸って、」はそれに重さも加わったか。
    「矢野顕子/ラーメンたべたい」の歌詞を思い出した。一人でラーメンたべたい。でも、誰かと、あるいは世界とつながりも持ちたい。
    だから「深く息を吸って、」ゆっくり吐いて、そして憧れのかけらに出会う。

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    2026年04月02日
  • ほたるいしマジカルランド

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    遊園地で働く人たちのお話。
    それぞれ悩んでいることや思っていることがあって、みんな前向きに生きている。
    私も読んで、前に進もうと思える本でした。

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    2026年03月28日
  • ほたるいしマジカルランド

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    タイトルどおりの遊園地で働く従業員たちのお話です。同じ世界線で、様々な人たちの目線で、それぞれの想いが語られます。

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    2026年03月28日
  • ほたるいしマジカルランド

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    噂だけで人の評価を決めつけない。流されて生きることはもったいない。自分の軸を持って相手と向き合い対話することで共に進みたい人かを判断したい。

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    2026年03月27日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    北澤平祐さんのイラストの表紙がとてもかわいい。
    ですが、内容はなかなかヘビーでした。

    主人公の羽猫山吹は、頭の中で飼っている架空の犬を撫でることで辛い現実をやり過ごしています。
    羽猫家には山吹の姉の紅曰く「まともな大人がひとりもいない」状況です。
    祖父は色々な事業に手を出しては失敗し、父親は家業の工務店の仕事を放り出してフラフラしているし、祖母は骨董品屋を経営し家事はほとんどしない(でも、家族の中では一番マシ)、母親は次男の死を受け入れられず心を病み家族への関心を失っています。
    子どもって、本当に不自由で無力な存在だなぁと思います。生活の全てを親に依存しているので親に従わざるを得ない…。

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    2026年03月26日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    とても温かく未来の明るさを感じるお話だった。

    読んでいて、悩みがある時にそこから逃げるべきなのか、留まって乗り越えるべきなのか、抱えて生きていくべきなのか、判断って難しいよなと思った。

    また、碧のように自分のいるべき場所を見つけたいと思った。
    自分のいるべき場所というのは、そこで生きていけるように行動しないと作れないが、行動しても作れない場合もある(碧がはじめに勤めていた会社でストレスを溜めていたように)のが、難しいとも思った。
    人生は行動あるのみなのかもしれない。

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    2026年03月25日
  • やわらかい砂のうえ

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    読みやすくて、すぐに読み終わりました。
    主人公の万智子と自分の性格が重なることが多く、共感もあり、自分も魅力的な登場人物から学ぶことが多かったです。
    万智子は正しい、正しくないという自分のものさしで他人を判断して、許す許さないと他人の問題に首を突っ込んでしまいがちな点も、自分に突き刺さりました。
    人と関係を持つと言うことは、良い面も悪い面も受けとめ、自分がその相手にしてあげたい行動や、かけたい言葉をかけていくことなのかなと考えました。
    私も了さんたちのように、年齢も職業も異なって自分のよくない点を指摘してくれるような友達がほしいし、私も自分のこと好きなまま、そんな自分のこと好きになってくれる人

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    2026年03月24日
  • リボンちゃん

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    とても読みやすくてさくさく読み進めることができました。
    リボンちゃんの人ととの関わり方、言葉の選び方、考え方が素敵だなと思いました。

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    2026年03月24日
  • ほたるいしマジカルランド

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    何も劇的な事が起きない物語だったが、遊園地で働く従業員達の心の変化・日常を覗き見る事が出来た。皆が皆仕事が好きで働いている訳じゃない事を改めて感じつつも前向きにさせてくれるそんなお仕事小説でした。よし、私も負けずに毎日頑張るぞ!

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    2026年03月24日
  • 雨夜の星たち

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    ネタバレ

    最近はお見舞いに行きたくても距離や仕事など様々な事情で行けない家族が増えている。お見舞い代行とは面白い着想だと感じた。病床にあって、医療者が提供しがたいもの。そして、患者さんが希求するもの。それは人間的ななんでもない、温かい交流である。
    少数派、個性派の雨音の感性から紡がれる等身大の心情の数々は、言い得て妙である。寺地さんは、みんなが当たり前にできることができない、その代わりにみんなができないことを難なくできてしまう、などという登場人物の世界線を描くのが、ピカイチ上手だと感じる作家さんである。

    少数派だからこそ得た葛藤と、その中に散りばめられた愛しい要素を拾い上げた小説だった。

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    2026年03月23日
  • 正しい愛と理想の息子

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    ネタバレ

    ハセと沖は女を騙してお金を稼ぐ詐欺師だ。悪いヤツに違いないけど憎めない。騙されても仕方ない女たちなら許せるくらいだ。応援したくなってしまう。後半の老人を騙すのはさすがに賛成できないけれど。極悪人でない二人は結局いい人を騙すことはできないだろう、、
    ハセの生い立ち、境遇には同情するけどハセが思ってるようにどうしたらよかったのかと問われると答えられない。確かに生きていくだけで精一杯だったと思う。
    沖の生い立ちにも複雑な心境となる。両親が教師、よくあるかもしれないけど勉強が嫌い、こちらも辛い幼少時代だったと想像できる。長い間絶縁状態だった母親と再会するも認知症となっていた、、感情が揺れるのは当たり前

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    2026年03月22日
  • 水を縫う

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    これまた寺地はるなさんファンになった作品。
    大きなスケールの作品ではないが(毎回)、家族の感じや出て来る人がいい味出てるな〜

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    2026年03月21日