寺地はるなのレビュー一覧

  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    田舎の閉鎖的な感じや中学生特有の感情がよく描かれている。
    登場人物それぞれの心情、成長が分かりやすく読みやすかった。

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    2025年07月05日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    主人公は一見どこか諦めのような緩い様に見えるけれどしっかりと芯があって強く生きている姿に心打たれました。

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    2025年07月05日
  • 彼女が天使でなくなる日

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    千尋のようなしっかりとした『自分軸』を持った人になりたいと思う。媚びることなく同調するでもなく、「自分以外の人間の気持ちなんかわからない」と言いきりながらも相手の気持ちに寄り添うことが出来る。上部だけの優しさではななく、言うべきことをしっかり言える。カッコいい!そんな人になりたいけどたぶん一生なれない…

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    2025年07月03日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    あの人になれたらとか、ここじゃなければもっといいはずとか。自分にも身に覚えのある気持ちがギュッと詰まっていて刺さるところもあった。藤生はちょっとヤバすぎでしょ。私だったら友達としてもう信じられないかな。

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    2025年06月30日
  • ガラスの海を渡る舟

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    大好きだった祖父のガラス工房を継ぐことにした兄妹のお話
    兄はおそらく発達障害で、当たり前のことができず
    他人の感情を理解できない
    そんな兄を嫌い蔑む妹の一人称で語られる
    そして、珍しいと思ったのは
    障害のある兄もまた一人称で語られているところだ
    ふつう、こういった人物は外から見て判断してどう対処するかの表現が多いが
    彼が語ることで、その行動の裏にはそんな感情があったのだとわかる

    自分に向けられる他人の感情はコントロールできない、自然と同じように
    ならば、雨が降ったら傘をさすように対処すればいい
    というところが、いいなと思った

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    2025年06月30日
  • わたしの良い子

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    ネタバレ

    育児放棄をする妹の鈴菜に代わって子ども(朔)の世話をする主人公。
    この主人公が大変魅力的。
    朔との向き合い方も、セクハラ発言をする上司への言葉も、何もかも、軸があってかっこいい。

    大人の都合で子どもの居場所が奪われていくなんてあってはならない。
    子どもは大人が思ってるよりもずっと聡いし、大人が話していることを聞いている。
    そして自分の意志も持っている。
    朔を尊重する姿勢を保とうとする主人公には尊敬しかない。
    自分も主人公のような良い人でありたい!

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    2025年06月27日
  • ガラスの海を渡る舟

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    間があくと読みたくなる寺地はるなさんの小説。
    全体的な雰囲気は落ちつきつつも刺さるフレーズがあるんですよね。

    少しずつ変わっていく道と羽衣子の関係が微笑ましい。初めはどちらも難しい性格してるな、と思ったけど、終盤にはいいキャラしてるな、となるのが快い。葉山さんと道の微妙な関係性も先が気になります。

    終わり方が爽やかで、いい読書でした。

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    2025年06月26日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    日常がミクロ的で想起がしやすい。
    お父さんは何もいわないけど、相手のことを一番思ってる人なのかもしれない。

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    2025年06月26日
  • 声の在りか

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    ネタバレ

    子どもの世界でも親の世界でも、理由なくふとした拍子にものすごく息が苦しくなるような時があって、そういう“声にならない声”を掬いとって文字にして代弁してくれる寺地さんはやはりスゴいな。
    協力的でない夫や少し距離を感じ始めた小4の息子、あっち側の同級ママたちに抱く希和のモヤモヤとした思いも、息子の晴基の本音も解決することはないのだけど、こういう感情を抱えながら続いていくのが生きることなんだなと思える。
    大人だから完結してることはなくて、大人でも成長途上にいるんだと『声の在りか』を見つけた希和を通して気づかされた。

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    2025年06月24日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    人との関係も、記憶も、食べ物も、消えてしまうよう見えてもそれは全部自分の中にちゃんと蓄積されている。どれだけ辛くて苦しくてもちゃんとご飯を食べて今日を生きる。

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    2025年06月24日
  • ビオレタ

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    主人公のちょっと捻くれた考え方がビオレタで出会った人たちの言葉や行動によって少しずつ変化していく。
    寂しさを感じて立ち止まったとき、周りの人の言葉を聞いてみると自分にも自分にしかない良さがあると認めることができたり、みんなの優しさに心の隙間を埋めてもらいながら、愛しさに気づいて歩き出すような、温かくて前向きな物語だった。

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    2025年06月24日
  • 夜更けのおつまみ

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    久々にアンソロジーを読んだ。お酒が好きな人も下戸の人にもおすすめ。居酒屋のおつまみや家飲みのおつまみが好きなので参考になるメニューがあった。自分で作るだけでなく、コンビニのおすすめおつまみなどで書いてる人もいて、それも面白かった。

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    2025年06月21日
  • 雨夜の星たち

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    この表紙の裏に描かれてるあらすじを見て
    実際に今関わっている後輩に似ていると感じたので購入。
    出てくる人それぞれに人間味があり、それに対する雨音の感覚と行動にある意味尊敬と羨ましさを感じました。
    最後の喫茶店シーンでの霧島と雨音のやりとりがすごい良かった。
    霧島の雨音への考え方がかっこよすぎて、刺さりました。
    察するとこがない人の感覚が少し理解出来たような
    読んで心地良い気持ちになりました。

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    2025年06月20日
  • 白ゆき紅ばら

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    ネタバレ

    子供が犠牲になるので、中々重い話だった。
    バカな大人1人いるだけで、どれだけ周りに迷惑をかけるんだろう。因果応報もなく…お金があるとそれだけで勝ちなのかな。
    最後は被害者が救われて良かった。でも心の傷はずっと消えなさそう。

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    2025年06月19日
  • やわらかい砂のうえ

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    この方の著作はまだ二冊目だけど、今回もめちゃくちゃ色々考えたいテーマがたくさん出てきて感情が忙しかった。

    途中万智子が冬をギリ許せる発言したことで美華から傲慢だと怒られるシーンがあった。
    その人の問題を他人が正しいか正しくないかをジャッジするなんて、というような事を美華は言っていて「たしかにたしかに」と納得したし、判定するなら美華勝利でジャッジするけど、美華が傲慢だと宣告することもまた傲慢だよなぁとも思う。
    自分でも万智子が冬をどう思ってもそれは自由だ、とあとから言ってはいるけど、じゃあなんで万智子に傲慢ジャッジしてんのと思うし。

    この本と関係ないところでこういう矛盾した考えのことは考えた

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    2025年06月16日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    孤独と生きづらさ(でも決して淋しくはない)のお話たち
    すばるの「『会社員の役を演じているつもり』で出勤」は名(迷)言、杉田くんの登場前後で涙、
    やさしさATMに憧れる、必殺技「おなじはなし」「うわのそら」、伸樹くんは素敵

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    2025年06月15日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    一人一人のキャラクターが、本当に人間くさくて魅力的だった。寺地さんの繊細な心情描写と軽快な会話の応酬も遺憾無く発揮されていて、またしても良作だった。紅ちゃんがとっても好き。

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    2025年06月14日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    「もうすぐ十八歳/飛鳥井千砂」
    「ありふれた特別/寺地はるな」
    「二人という旅/雪舟えま」
    「漂泊の道/嶋津輝」
    「祀りの生きもの/高山羽根子」
    「六年目の弔い/町田そのこ」
    冠婚葬祭をテーマにした6話収録の短編集。

    文庫オリジナル&書下ろしが嬉しい。
    著名な作家さん勢揃いで粒ぞろいの作品ばかり。

    お気に入りは寺地はるなさん。
    まんまとミスリードされ、感情が上へ下へと揺さぶられたが読後感は最高。

    嶋津輝さんの作品も味わい深い。

    町田そのこさん、やはり一筋縄では行かない。
    良い話で終わるかと思いきやラストで突き付けられる真相に愕然。

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    2025年06月14日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    複雑な事情がある家族の話と思いながら読んでいたが後半に進むにつれ、自分の家族だって似たようなものかもしれない。とふと我に返る。そもそも、順風満帆で住宅販売のCMに出てくるような理想の家族なんて、本当に存在するのだろうか。

    多様性という言葉が日常的に使われている時代だが、人の個性や悩みって大別すると″多様″ってほどでもないのではないかと思った。自分は他人と違うとか、自分の家族はちょっと変わってるとか、なんとなく自分は他者と違うということがひとつのステータスというか。唯一無二の存在でありたいという人々の潜在意識が生み出した文化であるように思えてくる。

    もう少し引いた視点で世の中を見渡してみると

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    2025年06月14日
  • ほたるいしマジカルランド

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    遊園地に行こう もそうだけどやっぱり遊園地って特別、テーマパークじゃない遊園地❗️
    やな感じの人物も取り込まれて遊園地の必要な人になって行くのが良かった。

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    2025年06月11日