寺地はるなのレビュー一覧

  • 白ゆき紅ばら

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    偶然本屋で見かけて購入。表紙のデザインが好み。
    人間の醜さを描いた重たい話だった。
    主人公のバイタリティがすごい。人は人の手を借りずには生きられないのだと強く感じた。

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    2026年05月15日
  • 雨夜の星たち

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    三葉さんのように在りたいと思ったり
    でも、やっぱりそういう人が近くにいたら疲れるのかなあと思ったり。

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    2026年05月14日
  • リボンちゃん

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    第一話、二話のように区切られているので、さらっと読みやすい。個人的には、第二話が好き。
    リボンちゃんの持つ観点や表現がすき。

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    2026年05月29日
  • 彼女が天使でなくなる日

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    ・「はじめの一歩を踏み出せた人は、次の一歩も踏み出せるよ」
    ・間違うことはある。後悔もする。自分たちはきっと、そんなふうにしか生きていけない。

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    2026年05月12日
  • 白ゆき紅ばら

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    この本を読み終えた時、この先2人の人生に楽しさと幸せがたくさん訪れることを願わずにはいられませんでした。

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    2026年05月12日
  • ガラスの海を渡る舟

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    暗めのお話のあとに良さそう、と思って手に取ったけど思いがけず心に響いた。ふと手に取ったのが良かったのかもしれない。
    実際共に暮らすとなるとなかなかきれいな話じゃ済まないんだろうけど、道くんのモノの捉え方には何度もハッとさせられた。言葉の裏を読み取ろうとせず事実を事実として「だけ」捉えるようにしたらあたしはもう少しあれこれ悩まずに暮らせるのかな、とも感じた。

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    2026年05月12日
  • わたしの良い子

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    椿さんがとっても魅力的。
    自分を大切にできる人は、人にも誠実なんだなぁと感じた。
    そういう人に私もなりたい。

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    2026年05月08日
  • ガラスの海を渡る舟

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    2023.7.1
    ☆4.3

    人付き合いが苦手で不器用な道と、周囲に合わせることが得意な羽衣子は、祖父の残したガラス工房を共に継ぐことになる。しかし、考え方の違いから衝突を繰り返し、互いを理解できずに悩む。
    ガラス作りを続ける中で、二人は少しずつ自分自身や相手と向き合い、それぞれの居場所を見つけていく。繊細で壊れやすいガラスを通して、人の弱さや優しさが丁寧に描かれた、温かな作品。


    全体的に羽衣子に共感。"普通"の人から見たら、変わっている"特別"な道に対する嫉妬心とかなんでもっと上手く出来ないの?っていう怒りに似た疑問、特別になりたいという気持ちを持ち合わせている羽衣子の気持ちがすごく分かる。みんなと違う、普通、特別、見えないボーダーラインがあって、その向こうにいるのかそうでは無いのか狭間にいるのかすごく難しい問題。道にとっては、みんなが違うっていうことが普通。羽衣子にとっては、みんな同じことが普通。その違いでぶつかり合って(羽衣子の一方的が多いけど)、でもガラスがきっかけで理解し合っていく。まことくんのせいで?おかげで?2人の兄妹の絆が深まったみたいで良かった。
    道も羽衣子も不器用なりにお互いのことを考えて理解しようとして真っ直ぐ伝えようとして遠回りしたけど、すごく素敵な関係になっていって本当に良かった。
    ガラスみたいに繊細であつくて寄り添ってくれるいいお話だった!

    #さとの本棚

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    2026年05月08日
  • 白ゆき紅ばら

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    『のばらのいえ』に共に暮らし、逃げるように飛びだした祐希とそこに残ることを選んだ紘果の物語

    帯には
    「良い子は天国に行く。悪い子はどこへでも行ける。善意の顔をした歪な愛と理想と正しさに縛られて、彼女たちはどう生きるのか。」とあって、この文句に惹きつけられたけど、善意という仮面を被った大人に未来を搾取されるようで読んでて心がざわざわした

    主人公の祐希は、高校卒業式前日に飛び出しだ頃から、必死で生きてきたからこそ、自分の意思や考えや責任を身にまとう地に足のついた、強いひとになっていったんだと思う

    枝分かれした別々の道を選ぶ、どこへでも行けるふたりが、安心して帰ることのできる場所
    お互いの存在が帰る場所になれたこと、そしてその生き方を自分たちが選び、獲得したことにぐっときた

    最後は二人が自立する希望に満ちた未来が描かれていてよかった

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    2026年05月08日
  • 雫

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    過去に遡っていく作品。
    逆から読めば良かったな、と読みながらずっと思っていたけど、最終章の最後の最後ですごく腑に落ちた。人生ってこういうことだな。

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    2026年05月07日
  • 川のほとりに立つ者は

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    帯の内容から、優しくて心が癒されるような内容かと想像していたが、全く違った。

    『川のほとりに立つ者は』
    読み進めるにつれ、徐々にタイトルの意味が分かる。
     川のほとりに立つ者は、
     水底に沈む石の数を知り得ない。

    分かりやすく軽快な心理描写ではないが、誰しも思い当たる節がある人の心の裏表、そして他人を理解することの難しさが、誠実に丁寧に描かれていた。
    ミステリー要素もあるので、先が気になりながら読み進められるのもよかった。

    読後、他人を理解することの難しさを、改めて考えさせられる。
    先ずは気付き、幅広く知ること。
    知ったつもりではなく、理解して想像すること。
    なかなか実生活で意識するのも難しい・・・
    明確な正解を出さないラストは、読者に答えを考える機会を与えてくれる。

    人との距離のとり方や付き合い方に悩む人も、全く悩んでいない人も、読めば必ずドキッと思い当たる場面があると思う。
    人の心の裏表を鋭く描いた作品だった。

    余談だが、某局の「あすがよくなりますように(通称:アスヨク)」が私は好きだ。
    本作でも何度か出てくるフレーズだが、こんな風に祈る気持ちがあれば、川のほとりに立っていても人の心に寄り添うきっかけになると思う。


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    2026年05月07日
  • ナモナキ生活はつづく

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    とても親しみを感じるエッセイ。

    ユーモアたっぷりながら、
    所々に、小説に描かれている
    生きにくさを肯定する、強さ、優しさを感じた。

    とりわけ「いいな」と思ったのは
    「方向性の違い」。
    「かっこいい」の方向性が違うことで
    その人を笑いものにしたり、笑われる人になったり。
    でも、時の流れの中で、との時の「かっこいい」も
    また別のものになる。

    その時に、「ほらね」と笑ったり
    「かっこいい」ではなかったからやめたりする
    ことはないということ。

    それを貫いた先に、今の寺地はるな、という
    作家がいる。

    嬉しくあたたかく、ちょっと
    自信が持てるようないいエッセイだった。

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    2026年05月05日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    いろんな作家さんのいろんな作風の物語を読めるのでアンソロジーは好きです。お得感がある(笑)。
    好きなのはやっぱり寺地はるなさん。最高にハッピーな成人式の話でした^^

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    2026年05月05日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    好みなのは「祀りのいきもの」。祖母は何を飼っていたんだろう。南洋の妖精?そもそも南洋の妖精は生き物なのか。不思議が心地よく残るお話だった。
    文章が全体的にひんやりと静かなイメージで好み。

    印象に残ったのは「二人という旅」。冠婚葬祭というテーマにSFチックな作風という斬新な角度?からの物語だなと思った。アンソロジーにスパイスが効いて私は好き。
    あと、結婚について、契約の女神と対話するシーンがとても好き。結婚の誓いは後に夫婦が別れたとしても破られたことにはならない。なぜなら、結婚という契約はお互いを永遠に愛したという、それほどまでに強い願いが、人の短い人生に一生に一瞬でも存在したことの証明だから。という考えが良い。人と人が一緒にいることは難しいけど、そんなに強く願い合える日が私にも来るのか、考えてしまった。

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    2026年05月04日
  • 白ゆき紅ばら

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    装丁の色味やデザインが素敵でほぼジャケ買い。あとは、寺地はるなさんの小説が好きで信頼して購入したのもある。一気に読み終えた!実際こういう世界も世の中たくさんあるんだなぁと思うと悲しい。
    もし自分に子供ができたら、最初からできないなんて決めつけたくない。誰にとって何が幸せかはわからないけど、その子にとっての幸せな方向に少しでも導いていける大人でありたい。

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    2026年05月04日
  • 雫

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    雫型、ティアドロップのモチーフに『永遠』という意味が込められているということを、この物語ではじめて知りました。
    わからないことを考え続ける人でいられたら…わたしもそうでありたいと思うエピソードに惹き込まれます。
    雫と雨と、友人や周りの人々と自分の心の声。
    永遠の意味を見出す。

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    2026年05月03日
  • 水を縫う

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    それぞれ思いはあるけど、どうせ分からないと伝えるのを諦めてしまってる。分かるよ。でも押し付けとも言えるんよな。

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    2026年04月29日
  • 白ゆき紅ばら

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    ネタバレ

    幼い頃からヤングケアラーとなり理不尽な生活を強いられてきたが、高校卒業と共にその環境から逃げ出し1人で生きる祐希
    自分を犠牲にすることで祐希の幸せや施設の母子を守ることに徹してきた紘果
    2人とも最終的に自由を手に入れ、自分の人生を歩めるようになったのがスッキリした
    複雑な環境で育った2人に反して、普通の一般家庭で育った英輔の存在が眩しかった

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    2026年04月28日
  • 川のほとりに立つ者は

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    考えさせられた。知ってるつもり、わかってるつもり。だけど、「川のほとりに立つものは川底の石の数を知らない」全くその通り。

    理解しようとする、なんだかそれもおこがましい。
    でも関心がない社会も辛すぎる。

    答えは出てこない問題なのかな。何が正解か多分ずっとわからないと思う。でも、考えたい。

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    2026年04月27日
  • ナモナキ生活はつづく

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    日々の生活で発生する小さな違和感、嫌悪感を変にポジティブに捉えたりしていい人を取り繕ってしまいそうになるが、この本はその人間らしい感情を解放してくれるように感じた。その感情にしっかり向き合って考えていかないと自分の意見が溶けてなくなってしまうような気もする。

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    2026年04月26日