寺地はるなのレビュー一覧

  • リボンちゃん

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    とても読みやすくてさくさく読み進めることができました。
    リボンちゃんの人ととの関わり方、言葉の選び方、考え方が素敵だなと思いました。

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    2026年03月24日
  • ほたるいしマジカルランド

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    何も劇的な事が起きない物語だったが、遊園地で働く従業員達の心の変化・日常を覗き見る事が出来た。皆が皆仕事が好きで働いている訳じゃない事を改めて感じつつも前向きにさせてくれるそんなお仕事小説でした。よし、私も負けずに毎日頑張るぞ!

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    2026年03月24日
  • 雨夜の星たち

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    ネタバレ

    最近はお見舞いに行きたくても距離や仕事など様々な事情で行けない家族が増えている。お見舞い代行とは面白い着想だと感じた。病床にあって、医療者が提供しがたいもの。そして、患者さんが希求するもの。それは人間的ななんでもない、温かい交流である。
    少数派、個性派の雨音の感性から紡がれる等身大の心情の数々は、言い得て妙である。寺地さんは、みんなが当たり前にできることができない、その代わりにみんなができないことを難なくできてしまう、などという登場人物の世界線を描くのが、ピカイチ上手だと感じる作家さんである。

    少数派だからこそ得た葛藤と、その中に散りばめられた愛しい要素を拾い上げた小説だった。

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    2026年03月23日
  • 正しい愛と理想の息子

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    ネタバレ

    ハセと沖は女を騙してお金を稼ぐ詐欺師だ。悪いヤツに違いないけど憎めない。騙されても仕方ない女たちなら許せるくらいだ。応援したくなってしまう。後半の老人を騙すのはさすがに賛成できないけれど。極悪人でない二人は結局いい人を騙すことはできないだろう、、
    ハセの生い立ち、境遇には同情するけどハセが思ってるようにどうしたらよかったのかと問われると答えられない。確かに生きていくだけで精一杯だったと思う。
    沖の生い立ちにも複雑な心境となる。両親が教師、よくあるかもしれないけど勉強が嫌い、こちらも辛い幼少時代だったと想像できる。長い間絶縁状態だった母親と再会するも認知症となっていた、、感情が揺れるのは当たり前だ。32歳という中途半端な二人の未来が明るいことを願いたい。
    息子に読んでもらいたいけどムリかー

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    2026年03月22日
  • いつか月夜

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    もやもやを遠ざけるため、ひたすら歩きたくなる気持ちわかります。
    夜になんとなく集って歩くことになった5人。
    それぞれが譲れないこと、日常には抱えるものがあり、歩いて話して心通わせ、人に話せば心が軽くなるのだと伝わります。語らいのなかで、現状に向かっていきます。相手に踏み込んでいかない関係性が良かった。
    言葉のやり取りが、優しいのに、ずきっと胸にきます。みけねこ洋菓子店が出てきたところでほっとしました。
    塩田さんの存在は貴重で、ありがたい出会いです。
    どうかしてもらおうとかでなく、自分をみつけてくれる、それだけでよかった、すごくわかる。
    もっちゃんのエピソードもう少しほしかった。
    大きな出来事では無く、問題に向き合う考え方が描かれていると思いました。

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    2026年03月20日
  • ほたるいしマジカルランド

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    どこか不器用な登場人物たちに感情移入しやすく、それぞれが抱えている悩みもリアルで身近に感じられた。大きな出来事ではなく、日々のちょっとした出来事や気づきが何かを変えるきっかけに。目の前にあることをとりあえず今は頑張ってみようと前向きな気持ちになれる一冊。

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    2026年03月20日
  • カレーの時間

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    カレーは好きだが甘口は嫌いです。
    カレーのどんな話かと読み始めたけれど、小山田義景をはじめ登場人物が全て愛おしく不器用。
    桐矢が「いいな、葉月さんっていいな」と思うように桐矢はいいな。
    弱そうで強く優しい。
    生まれた日にお祖父ちゃんが念じた通り。
    キャベツとツナのカレー、作ってみよう。

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    2026年03月18日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    とつとつと、心に迫るものがある。このお話たちに、出会えてよかった。少しあの日に帰ったような感覚に陥った。

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    2026年03月15日
  • カレーの時間

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    ネタバレ

    私の祖父は、桐矢の祖父と違い、「みんなそれぞれ考え方があって受け入れる性格まるっこいじいちゃん」だったので、最初読んでて桐矢の祖父の横暴さや「典型的なステレオタイプの昭和の頑固迷惑爺」がしんどかったし、そんな祖父と生活しなきゃいけなくなった桐矢に同情しかなかった。そんな正直鼻つまみ者な祖父と祖父が若かりし頃営業を頑張ってたレトルトカレーでちょっとずつ距離が近づいていくところをみて「人情は多少あるんだけどね…」って感じだった。
    桐矢の祖父は家族の愛情を知らずに育って食べ物にも苦労したから、家族を持つことに戸惑いもあったし、食べ物の恩のこともあって必死だったこと。そういう面を知ると仕方ない部分もあったんだなとは思うけど、関わりある当事者としては「だから何?」なんだよなぁともどかしい。
    桐矢の祖母の真実をちゃんと桐矢はつつみ隠さず伝えたのは良かったと思う。祖父は「隠しとけ」って言ったけど、それを「守る態で人の知る権利を奪うのは最低や。親でもやってええことと悪いことがある。おじいちゃんはすぐ男は、男はって言うけど、男らしいことのなにがそんなにええねん。自分で自分を不自由にしてるだけやろ、馬鹿らしい」はまさにその通り。人生を積み重ねていって世代間のズレがもどかしくも切ない話だった。

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    2026年03月15日
  • 声の在りか

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    最近息子が生まれたので、成長するにつれて悩むことがでてくるのかな、夫との関係性が変わってしまったらどうしよう、ママ友付き合い大変そうだなと想像が膨らんだ。また数年後に読んだら感じ方が変わるのだろうな。

    結局言葉にしないと伝わらないけど、なんでも言葉にすればいいわけではない、人生の課題だなと思う。

    岡野さんママの「勉強はチケット」という言葉、いつか私も息子に伝えたいのでメモ。

    -たくさん勉強をした人はたくさんチケットを手に入れて、遠い場所でも近い場所でも、自分の好きな場所に行ける-

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    2026年03月14日
  • ほたるいしマジカルランド

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    遊園地で働くことに迷いを抱えながらも、前向きになれる何かをつかんでいく登場人物たち。読んでいて温かい気持ちになり、自分も何だか励まされた。

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    2026年03月14日
  • ナモナキ生活はつづく

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    寺地はるなさんの作品はいくつか読んでいるが、
    エッセイは初!表紙もほんわかして可愛らしい!

    私と同世代なので、感覚が近い所がいくつもあり、何度も励まされたり、笑わせてもらった。
    そして、ふいに勇気づけられたり元気ももらえた。

    一つ一つのコラムから溢れるメッセージというより、まぁ同じ時代に生きとる者同士、ぼちぼちいきましょう〜という感覚の、肩の力をそっとほどいてくれるような作品だった。

    リヴァー・フェニックス、私も好きだったなぁ。
    久しぶりに当時の胸キュンを思い出させてくれた寺地さんに感謝。

    小説では分からない、寺地さんの心に少しだけ近づけた気がして、親近感がわいた。

    今後も作品を読んで、応援しつづけたいと思う。
    そして、カメラの前で無茶ぶり笑顔なんて気にせず、マイウェイを闊歩していって欲しい。


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    2026年03月11日
  • いつか月夜

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    久々の寺地はるな作品を読みました。
    闇夜のなかでくるひろげられる登場人物たちの各々の視点が誠実で、派手さは無いけど引き込まれた。

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    2026年03月08日
  • みちづれはいても、ひとり

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    たんたんと。時間は流れていくから、だからこそ、たんたんと、正解のない生き方だから、そのままでいいと思える作品。

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    2026年03月06日
  • ほたるいしマジカルランド

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    マジカルランドで働く従業員たちの葛藤や悩み、そして様々な人との関わりの中で生まれる成長が感じられる作品だった。
    悩みも視点や考え方を変えれば、こんなことで悩んでいたのかと思えた。

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    2026年03月05日
  • ナモナキ生活はつづく

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    寺地さんの小説が好きで寺地さんを知りたいと思ってワクワクしながらエッセイを手に取った。共感しっぱなし。見ていた番組も同じ。USJにも行くらしい。うれしいなあ

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    2026年03月05日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    タイトルの通り蜂蜜が食べたくなるお話
    優しい映画を観ているような穏やかな気持ちになる内容だった
    碧が仲良くなった周りの人達の優しさが沁みた

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    2026年03月02日
  • ガラスの海を渡る舟

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    兄の道はコミュニケーションが苦手で協調性がなく、妹の羽衣子は何事もこなせるかわりに突出したものがなく、自分の個性が見つけられていない。
    はじめは、妹に同情したけど妹も妹でいろいろあるな〜って思ったのが最初の印象。
    正直私は何でもこなせるのが羨ましい。私には得意苦手がはっきりしていて、周りにもよく言われていた。私の友達はとても器用で、真似てすぐ習得出来る。とても羨ましかった。でもその友達にも、突出したなにかが欲しいから、むしろ私が羨ましいと最近言われたことをふと思い出した。(私に得意なことって何か私にはわかってないけど)
    最終的には、兄妹がめっちゃ仲良し!という訳では無いけどわかりあっていくんだけど、やはり兄弟ってそうだよね!ってなるかもだけど、実際は兄弟姉妹だからといって仲良いとは限らないよね。人ってみんなそれぞれ違うだろうし。
    妹は猛烈に兄に嫉妬してる描写がでてきたけど、私も姉に猛烈に嫉妬してて、親は姉ばかり褒める……と思ってた時期があったから懐かしい。結局今考えたら周りの気遣いよりも、自分自身が1番比べてしまっていたって言うのがオチなんだけど。広い視野を持つことが結局大事で、違う価値観を受け入れることってなかなか難しいけど、それができた時、何より自分自身が大きく成長できた気がするよね。特別にならなくても、憧れの人になれなくても、人は一人一人違うから。

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    2026年03月02日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    家族って難しいよねとこの本を読んでつくづく思い苦しくなった。でも時が経てば良い方に変わることもあるし、変わらない良さに気づくこともある。あの辛かった思い出も、暗闇のような苦しかった日々も、振り返ってみたら少しはマシな人生だったと思えは日が来るのかもしれない。家族とは綺麗事ではないことばかりだけど、踏ん張って生きるときに差し込む光と希望に感動した名作小説でした。

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    2026年02月27日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    自分がもう死んでしまいたいと思っている時にふと人にかけられた言葉によって、行動によって思いとどまる。そんな場面はそうそう何度もない。人によって生かされた人生を大切に精一杯生きていく主人公に涙がとまらなかった。
    所々寺地はるなさん特有のクスっと笑えるひとりごちるところは相変わらず好きだなーと思った。
    どうか碧が安西と黒江さんとこれからも幸せな人生を紡いでいってくれることを願ってしまう。

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    2026年02月25日