寺地はるなのレビュー一覧

  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    兄妹がおじいちゃんのガラス工房を二人で引き継ぎ、成長していく話。

    特に印象に残った言葉があります。「前を向かなければいけないと言われても前を向けないというのなら、それはまだ前を向く時ではないです。準備が整っていないのに前を向くのは間違っています。向きあうべきものに背を向ける行為です」以前、私は目の間のことに無理をして向き合おうとしていました。そんなときこの本に出合い、救われました。
    自分の折り合いがついたタイミングで前に進めばいいと気が付かせてくれてた本でした。

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    2026年01月21日
  • ほたるいしマジカルランド

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    大阪北部にある「ほたるいしマジカルランド」……とね解説文を見て思わず手にしてしまった。
    劇的なことがあるとかではなく、遊園地で働く人たちの日常のお話。
    人との関わりが暖かい。
    いい職場ですね。
    ただ登場人物のなかの1人三沢星哉が苦手。
    読んでいて不愉快で嫌なやつと苛立ちを感じる。
    それでもその嫌なやつもちょっと変わり始めるのだけど、、その章だけは読みづらかった。


    「意味も価値もなくてかまわない。わたしたちは自分の人生に意味や価値を持たせるために生まれてきたわけではないはずだ。」とまた本の中でいいことばに出会えました。

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    2026年01月20日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    親ももちろん人間なので、止まってしまいたい時もあるけど
    でも、それでも子供の成長も止まる訳なんかなく、彼ら彼女らは日々成長するのです。

    家族って近くて遠くて難しい。

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    2026年01月20日
  • リボンちゃん

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    夢があって、個性的で面白くて、そんな人もいいし、でもそれがなくてもいい。あったとしても擬態して埋もれててもいい。
    やりたいことをやればいいし、やりたいことが今ないならやらなければいい。
    目の前のことを淡々と優しくやるだけの日常でもいいではないか、特別じゃなくてもいいではないかと、なんだか普通であることの肯定をしてもらえる話だった。

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    2026年01月19日
  • リボンちゃん

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    寺地さん、よく書きますね〜。
    話しのタネが女性の下着だったので、読む側を選ぶ内容だったのかもしれません。
    外野がいろいろ言ってくることを「自分こそがその判定員と思い込むのは愚か」というリボンちゃんのセリフはカッコよかったです。

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    2026年01月18日
  • 雫

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    急いで読んだせいか内容理解に正直及んでいない。
    ティアドロップ(雫型)には永遠の意味がある。
    永遠とは過去や現在から未来に至るまで、時間を超越して無限に続くこと。
    話の終盤には永瀬としずくが卒業式でこっくり会わなくなってしまうシーンがあるが、その直後の章では同じポーズでおそれなくていいというサインを送る。
    今考えてみると、これは別れを、途絶えるのをおそれなくていい、心配するなという意味なのかもしれない。
    途切れ途切れ、たまに関わりあう四人の関係はすごく心地よさそうだなと思った。
    寺地さんの小説は二作目だが、前に読んだもの同様、いい意味でぬるい感じがして、穏やかに読み進められた。

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    2026年01月18日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

    購入済み

    こんぺいとう商店街シリーズ第4弾。いろんな作家さんたちがそれぞれのお店を描くこのシリーズ。いろんな作家さん達によるアンソロジー本。

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    2026年01月17日
  • ほたるいしマジカルランド

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    優しい感じの文章で読みやすかったです。いろんな年代の、いろんな立場の方々が出てきて、途中なかだるみ(?)してしまいましたが、最後まで読みました。お仕事の向き合い方って人それぞれですよね。

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    2026年01月16日
  • リボンちゃん

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    通勤時の電車の中で軽く読みました。2話目ぐらいから話の世界に入り込めた感じで、でも終わりはちょっとあっけなかったかな。

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    2026年01月16日
  • いつか月夜

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    父親を亡くした会社員・實成(みなり)が夜の不安(「モヤヤン」)を払うため夜道を歩き始め、同僚や元カノなど、それぞれ悩みを抱える人々が深夜の散歩を通じて繋がり、日常の「なんかへん」を共有し、前に進むきっかけを見つけていく物語です。大きな事件は起こらず、淡々とした夜の散歩と交流の中で、ささやかながらも大切な気づきや癒やしを見つけていく再生の物語が描かれています。

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    2026年01月14日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    大人になってから泣くことって減った分その分重たいんだよね。
    人と人との繋がりを大切にしたいって思わせてくれる作品。

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    2026年01月05日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    読んでよかった。まずそう思った。いなくなってしまった誠実の弟、希望。誠実は弟の消息をたどるため、関係者たちに話を聞いて回る。そのうち、本当の弟がどんな人間だったのかわからなくなってしまう。そして、誠実自身も自分がわからなくなっていることに気づく。空っぽな人間なのではないかと、私自身がたまに不安になるから、空っぽということはこれからいくらでも好きなものを詰め込めるということ、という言葉に救われた。それにしても話に出てくる希望や誠実な親を含めクソ親ばっかだな。そりゃあ二人みたいに自分がなくなったり、わからなくなってしまうよね。寺地さん、苦手意識があったけど興味が出てきました。心の余裕があるときにま

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    2025年12月30日
  • ビオレタ

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    ダメなときは

    婚約破棄され、雨の中で号泣していると、通りかかった女性に厳しい口調で声をかけられる。立ちなさい、泣くのをやめなさいと命令口調である。そんな出会いを発端に、主人公である妙の世界が大きく変わっていく。そんな、やんわりとしたサクセスストーリー。

    #じれったい #ほのぼの

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    2025年12月31日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    あったかい短編小説。共感できる言葉、励まされる言葉が出てきてホッとする作品だった。みんなそれぞれの立場、それぞれの環境で色々悩みがあるよね。でも先を見過ぎで、今を蔑ろにしないようにしたいなと思った。

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    2025年12月27日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    登場人物はみんな個性的でわかりやすくて良い。
    ひたむきに頑張る碧も良い。
    が、最後がなんだか中途半端な終わり方だったのがちょっと物足りない。

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    2025年12月26日
  • リボンちゃん

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    叔母のテーラーを手伝いがてら、下着リメイクのオーダーを受け、様々な人と交流して自身とも向き合っていく物語。
    「下着」って人に見せる物じゃないけど、お気に入りを身に着けていると何だか気分が上がったりする。
    年齢を重ねたって、体が不自由だって、自分の気に入った下着を身に着けたい、そんな気持ちに寄り添ってくれる。
    やりたいことがあって、目標に向かって突き進む!という感じじゃないけど、それがよりリアルな感覚でリボンちゃんを応援したくなっちゃうんだな~

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    2025年12月23日
  • ガラスの海を渡る舟

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    兄の道の言葉は刺さるし響く。色々な気遣いとか世間体とかそういったことがなく、そのものに向き合って発しているからだろうな。お世辞とかもない。
    妹の立場もわかるから何とも言えないなぁ。普通とかじゃなく一人ひとり違うと割り切れれば良いけど、まだ若いからな。

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    2025年12月20日
  • いつか月夜

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     この心地よい集まりはいつまでも続くものではないんやろうとまず思う。満たされた人は自然に離れていくやろうし満たされなくても細い絆の集まりなんでちょっとしたことで切れてしまうやろう。そんなせつなさを内包しながらも補完し合っているうちにそれぞれの夜道に月が出たらええなという話。
     自己の価値観を正しいとして押しつけてくる人々は実はそれこそが究極の「悪」やとは気づかないまま他者に澱を溜めさせるので深夜の散歩はその掃除でもあるんやろう。実のところ自己の価値観と他者の価値観は常に違うということさえ皆が理解しようと努力すればだいたいは改善できるんやろうけどそれが人には難しい。この話もスカッと終わるわけでは

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    2025年12月20日
  • リボンちゃん

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    ほっこり。優しい気持ちになれる本。ほんわかしながら自分をしっかりと持っているリボンちゃん、いいなあ。

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    2025年12月17日
  • リボンちゃん

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    ちょっとだけ変わった、でも素敵な人たちの物語。

    第二話のえみちゃんのお話と第三話でマリエさんのお店に行くあたりが好きでした。

    「人生を変える必要があるの?」という問いに
    リボンちゃんこと百花が「下着ひとつで人生を変えられちゃ困る」と答えた理由として話す
    「ここに傷があるな、とか、ほころびがあるな、とか、いろいろ思いながらも大事にしてきたつもりなんです。わたしは、わたしの人生を」
    の言葉が響きました。

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    2025年12月15日