寺地はるなのレビュー一覧

  • 大人は泣かないと思っていた

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    やっぱ若い子好きじゃん笑
    うちもすれてない頃の自分のが好き。
    親友の彼女が親友の家の祭の宴にお呼ばれする話が好き。そこであ、これ九州の話か。。。ってなった。
    日本どこでもそんなもんだと思ってたけど、関東に住んで中年になった今だに九州ってさ亭主関白文化なんでしょ〜wって言われることがたまにある。まぁそうかもせんけど、こちらの生活してても、結婚してなくても割と感じるけどな。

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    2025年11月13日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    最初は主人公の碧にも恋人の安西にもイライラしてしまい、読み進められるだろうかと思った。
    だけど碧が周りとの関わりのなかで逃げずに頑張って毎日を過ごす姿にどんどん引き込まれて読むのが楽しくなった。
    みんなダメでどうしようもない部分を抱えて頑張っている。素敵な出会いや気持ちのやり取りに暖かい気持ちになる。
    蜂蜜一時期ハマっていて最近ご無沙汰。
    久しぶりに蜂蜜買ってこようかな。

    すぐに本に感化される私だった。

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    2025年11月09日
  • いつか月夜

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    ただ生きていくことは、旅のように流れ移ろい行くのかもしれない。同じ闇を抱えているように見えたから、いっときだけ一緒に歩き、救われる人もいる。が、必ずしも、そのひとたちと一緒に生きていくのが正しいわけではない。
    そして、人が変わっていくことに、何か大きなきっかけが必要なのではないと思った。だから変わりたい時に大きなきっかけを求めなくてもいい。そんな気がした。

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    2025年11月05日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    「嘘つき」というより、みんな現実と向き合うことができなくて逃げていたのかなと思います。そして、それは大小はあれど誰にも起こり得ること。
    最後が幸せに終わったことが救われました。山吹がちゃんと自分の大切なものを選べて本当に良かった。人間は弱く危うい生き物なんだなと思うと同時に、どんな状況でも立ち上がって歩く強さを持つ生き物なんだと感じました。
    いろいろな背景のせいにばかりしていないで、私も強く自分の人生を歩いていきたいと思った。

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    2025年11月04日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    碧の行動力は見ていて気持ちよかったが、安西家のことを全然好きになれなかった。碧がそこまで安西を思う理由がわからなかった。

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    2025年11月03日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    短編で少しずつ繋がっている登場人物たち、多分見落としている関わりもあると思う。
    人とのかかわりは簡単に上手くいかないけど、それぞれの物語がほんのり前に進む描き方は柔らかく、ふんわりとした読後感だった。
    悩みのない人はいなくて、簡単に生きている人は居なくて、つい誰かに嫉妬したりうらやましく思ったり、疎ましく思ったり、してしまう時、自分の殻に篭もりすぎないように、この気持ちを思い出したいと思った。

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    2025年10月31日
  • いつか月夜

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    何か大きな出来事があるわけではなく、誰にでも起こりうる日常を描いた作品なんだなと思った。
    主人公で語り手の實成は、人に流されず、自分の気持ち、考え、抱いた違和感など、機微を大切にしていて、そして言葉も選んで会話ができる人で素敵だなと思った。
    塩田さんとの最後のシーンは、2人の会話がとても素敵で、互いのことを深く理解しあっていることが伝わってきて感動した。

    ただ「もっちゃん」はそこまで作中で触れられてなかったので、最後いきなり話が飛んだような、少し気持ちがついていけなかった。
    そして真面目で大人しい人だと思ってた伊吹さんはいろいろ大変だった……實成への嫌がらせはさすがに酷いと思った。

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    2025年10月31日
  • ほたるいしマジカルランド

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    大阪北部にある遊園地ほたるいしマジカルランドで働く人達の悩みや日常を描いたお話
    曜日毎に主人公がかわった
    あなたを見てくれている人は必ずいるからね!と思えるやさしくて温かいお話でした

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    2025年10月30日
  • わたしたちに翼はいらない

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    面白かった
    自分の中学生の頃を思い出し、妙に納得したり共感したり
    確かにこんな瞬間があった
    こんなふうに信じていた
    あの言葉だけは許せなかった
    いつも何かを探していた

    そして気づくと大人になっていた
    たくさんの時間が過ぎても心の奥にはあの頃の残酷な自分や傷ついた心がずっと残っていたことを知る

    改めて自分の歩いて来た道を振り返ってみた
    なんて未熟なままなのだろう、と思い知った

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    2025年10月26日
  • ビオレタ

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    最初は主人公の立場に共感できなかったけど、読み終えた時には不思議と納得できてた。
    じんわり心にしみてくるお話でした。

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    2025年10月22日
  • カレーの時間

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    ネタバレ

    おそらく、この本のテーマは「愛」と「時間」だと思う。
    たとえ狭くても自分の世界を快適に保ちたい今どきの若者・桐矢と、ガサツで声が大きく、配慮のない昔気質の男・義景。性格も生き方も正反対の二人が、少しだけ一緒に暮らし、義景が亡くなるまでの物語である。
    祖父の義景は、三人の娘や孫たちにまで避けられ、嫌われ、恨まれている。妻は三人の娘を捨てて家を出ていったが、実は別の男性のもとへ行っていたことが後に明らかになる。
    義景は過去にさまざまな経験をしてきたが、それを表に出さないために誰からも理解されない。そして、彼自身も理解されたいとは思っていない。彼の本当の姿を知っているのは、読者だけ。
    実際、物語の中

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    2025年10月21日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    ガラス製作の溶解炉から放たれる熱は1300度以上。
    まぶしい炉をひたすらに見つめ、ガラス職人は作品と向き合う。
    それは「燃える海」へ漕ぎ出す小さな小舟に例えられている。
    頭で描いた通りになることはないけれど、思い描くゴールの方向へ、ただひたすらにオールを漕ぐしかない……
    ガラス職人の静謐な心理描写が貴いと思った。

    物語は、
    祖父のガラス工房を引き継ぐことになった兄と妹のお話。
    ガラス職人として、人として、成長していく二人を見守るように読み耽った。

    兄の道は、おそらく発達障がいを抱えていて、誰からも理解されない、理解できないという苦しみの中で生きている。
    一方、妹の羽衣子は、いわゆる「きょう

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    2025年10月20日
  • ビオレタ

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    仮と思った仕事や場所や人とのつきあいに、徐々に自分の居場所を見つけていく女性の物語。

    一時的に関わると思いながら、過ごしていくうちに、自分がその場所に馴染んでいくものなんだなと感じた。そして、その過ごす中で、前向きになれる自分を意識したときに、その場所が自分の居場所とわかるのかもしれない。

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    2025年10月20日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    九州の田舎村をいつか出ていくことを夢見る天。
    天に特別な感情を抱いている藤生。
    そんな藤生に恋心を抱く東京生まれのミナ。

    閉鎖的な村で思春期を過ごした3人が、30歳になりふたたび再会する。あのとき、30歳になったそれぞれに宛てて書いた手紙を開封するために。

    「どうしてわたしはあの子じゃないの」というタイトルの通り、何者かになりたくてなれなくて、身近な人たちを羨む中学生たち。
    でも結局自分は自分にしかなれなくて、ほかの誰も自分にはなれない。
    ずるくても悪くても、そうやって生きていくしかない。

    〝神さまはちゃんと見とらすよ。俺たちがすることを、ぜんぶ。でもただ見とらすだけ〟
    〝というわけで、

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    2025年10月19日
  • カレーの時間

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    カレーライフ竹内真以来のお題で食いつく文庫本。カレーがめちゃくちゃ食べたいとならないか〜孫の日常とおじいちゃんの回想と、最後どうなるかと思ったらおじいちゃんが弱って行く 根がとてもいい人で娘と孫思い、と全然無鉄砲とちゃう。孫とおじいちゃんと同居して何かが生まれた筈だけど自分は辿り着けず寺地はるなさんの伝えたいことが見つけられないよう。情け無いってこと

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    2025年10月18日
  • いつか月夜

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    納得できないなら誰かの親切をありがたく受け取る必要はない、違和感を感じているなら距離をとってもいい、皆に合わせようとして無理する自分を嫌いになることなんてない。時には誰かの手を借りつつ、誰より一番近くにいる自分の声を聞いてあげようと思います。

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    2025年10月18日
  • カレーの時間

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    いわゆるジャケ買いした1冊。
    完全にだまされた。題名と表紙の柔らかさに勝手にほのぼのとした物語だと思い込んだ。
    でもこんな騙されかたなら、また騙されたいかもと思える位、テンポも中身も心地よい1冊だった。

    三姉妹の母を持つ「桐矢」はいとこも女性だらけという完全な女系家族に生まれる。

    男だからと古い固定観念を持つ祖父「義景」は
    みんなから嫌われていた。
    桐矢自身も、がさつで何にでもすぐに悪口を言う祖父が苦手だった。

    祖父も高齢となり、1人で暮らし続けていくことを心配する娘たちに祖父「義景」はこう言い放つ。
    「桐矢とだったら暮らしてもいい」

    そんなこんなで始まった、祖父と孫の同居生活。

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    2025年10月18日
  • いつか月夜

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    人は誰もが不安(モヤヤン)を持っている。
    それに流されたり、流されてそれに合わせることが居場所に思えたり、気づかないフリをしたり、人に押し付けたり、人のそれに土足で踏み込んだり‥

    それを振り払う手はあるし、差し伸べてくれる手もあるけど、最後に踏み出すのは自分。踏み出せば変わっていく。そして差し伸べるよりも、側にいて存在や生き方を認めることこそが、周りの人の役目かもしれない‥

    ほんわり暖かい登場人物の、ほんわかな話だけど、ゆるく優しい中に、ものすごく強い芯が胸に残る話でした。

    「いつも月夜に米の飯」深いなぁ。

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    2025年10月13日
  • 雫

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    過去を遡っていく物語が珍しく、あっという間に読んでしまった。水が浸透するかのように、言葉がするする入ってきて、とても読みやすい物語のように思う。
    その人の苦しみや痛みに対して、近くにいても自分の考えを押し付けたり、定義づけてしまわない登場人物の優しさを感じた。だからこそ、読んでいて苦しく感じないのだと思う。その時何があったのかは断片的にしか語られないけれど、他者から見た、その人の人生とはそういうものだろう。その時関わって、また離れて、機会があればまた関わる。そんなことを思った。

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    2025年10月12日
  • こまどりたちが歌うなら

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    ネタバレ

    主人公が転職した先の小さな会社は、問題だらけ。読んでいて思わずイライラし、モヤモヤ。サービス残業やパワハラなど、今どき信じられないような職場環境に驚いた。
    でも、和菓子のシーンはどれも美味しそうで、そこだけは癒やされた。

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    2025年10月08日