寺地はるなのレビュー一覧

  • やわらかい砂のうえ

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    寺地さんの本にハマり中の私が以前から読みたかった本の一つで楽しみにしていました。

    真面目でいい子なんだけど、
    めんどくさい女の子万智子が、
    かっこいいけど、
    いまいち女の子のことをわかっていない
    実はダサい早田くんとの恋に悩み
    いろいろな世代のいろいろな人に関わることで、
    まっすぐしか見えなかったり
    ぐずぐず落ち込みがちな性格が
    少しづつかわっていく物語です

    なんとなく読みながら、
    私も、実はめんどくさい人間で
    すぐモヤモヤしちゃうので
    人との距離を一定にあけて
    楽に過ごしたいなぁって思いがちな人なので
    真智子のモヤモヤになんとなく共感するところもあり、
    了さん、美華さん、冬さんていう

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    2025年12月07日
  • ほたるいしマジカルランド

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    遊園地の従業員達の日常、人生を描いた作品でした。働くことに臆病になっている自分に勇気をくれる作品でした。

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    2025年12月03日
  • やわらかい砂のうえ

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    24歳の駒田万智子さんの成長物語
    彼女に手を差し伸べる
    70代の了さん
    50代の美華さんと冬さんとの年齢差を超えた
    友情のような関係がとても良かった!

    自分たちが通って来たからこそみえる
    若さゆえの未熟さ 純粋さ 潔癖さ 傲慢さ

    個性と生き方に裏打ちされた了さんたちの言葉は
    絶妙なタイミングで
    万智子さんの元へ届き
    一歩を踏み出す原動力になっていきます
    人生の先輩たち
    素敵だった!

    鳥取生まれの万智子さんは
    生まれ育った場所から離れて
    一人で暮らしていくことが
    やわらかい砂の上を歩いているようだと言います

    とても寂しく不安で
    足が地面に着いていないような不安定さ

    でも私には物語を通し

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    2025年11月27日
  • こまどりたちが歌うなら

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    関西の街の小さな製菓会社を舞台にしたお仕事小説。
    春に始まって春に終わる物語。
    社長の親戚で入って来た主人公が、会社の昔からの慣習を変えていこうとするが、何でも新しいから便利だからって変える事が正しいのか?波風を立てずにただ会社に言われるがままの条件を受け入れて働く亀田さんのような働き方が良いのか?自分も働いていて同じような事を考えるし、小さい会社なりの暗黙のルールとか敢えて言わない風潮とかわかるなー。と思いながら読みました。
    仕事に行き詰まった時に、思い出しそうな本でした。

    表紙もそうですが、和菓が美味しそうでこまどり庵に行ってみたいと思いました。

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    2025年11月25日
  • わたしたちに翼はいらない

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    どの主人公園田、莉子、朱音境遇も信条も異なる3人の誰しもに共感できる部分がある、
    不思議な惹き込まれるストーリーと心理描写。

    最後の友達じゃなくても相手を思うことができる
    皆んながそうあって欲しいように空気を読んで行動する
    学生時代のあるあるな雰囲気
    「王様」の大樹
    負けたくない…でも何と戦ってるの?



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    2025年11月21日
  • こまどりたちが歌うなら

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    和菓子屋さんのお仕事と
    マコさんの周りの人間関係が
    なかなかリアルでした
    現実にありそうで赤裸々な話
    ただ、マコさんに共感出来なかった〜
    きっとマコさんと私は合わないんでしょうね笑

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    2025年11月20日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    とある町にある、あかつきマーケットを舞台としたお話で、あかつきマーケットのキャラクターのあかつきんが疾走した事により、物語が進んでいく。

    名前を覚えるのが苦手なわたしはオーバーヒート起こすくらい沢山の人物と名前が出てきて大変でした笑

    とは言っても、短編があかつきマーケット、ちらつくあかつきんが関わりながらも、その人の人生が描かれていて良かったです。

    そんな長く色んな人の傍にあって、見守り続けてきたあかつきマーケット。
    沢山の思い出や色んな時間が詰まってるなぁと。

    素敵な言葉が

    死んだ人間は、天国にもどこにも行かん。死んだら小さい、たくさんのかけらになって散らばって、たくさんの人間に吸

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    2025年11月19日
  • カレーの時間

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    寺地はるなさんの本は20冊目。
    思ったより読んでいた…。
    作品の中でも分厚めな本作。

    序盤では、このおじいさんのこと…どうしよう…好きになれるかなと不安がよぎりました。
    でも読み進めるうちになんかそういうことじゃないかも、となんか溶けていった。

    今の令和の時代から言うと価値観が古い固まったおじいさんと思ってしまうけど、現代の価値観に固執する側は、あるべき価値観を固めすぎているのでは?とちょっと気付きでした。
    単純な実は悪な人が見えないところで良いことしてたとか、そういう構図の話ではなく。
    詰まるところ全てにおいて対話が必要なのではと思いました。
    最近は某氷上の師弟アニメにどハマりしている日

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    2025年11月16日
  • 雨夜の星たち

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    Audibleと、積ん読本の併用(笑)
    お見舞い、病院付き添い代行。
    こんな仕事いるよな。このお話はコロナ禍だったりするから尚更。


    「他人に感情移入しない」と言われる主人公。最初、正直羨ましかった。
    それは移入してくる人が苦手だから、なのに移入もしてしまう自身も嫌だから。
    基本、本当に人なんて解らない。自身ですら理解不能なときあるのに。だから移入しても、移入されてもね。。。

    最初から星崎くんが気になってしょうがなかった。最後の方でホッとした。

    母親との付き合い方には、ん?だったり、そんなんじゃね〜とか思ったし、お姉さんが最後の方で吐露したこともわかるようなわからないような(笑)

    傘み

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    2025年11月16日
  • カレーの時間

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    家族から疎まれる偏屈な祖父と同居することになったお話。

    こういうハートフルな話って個人的には正直そこまでお話として面白くはなかったりという印象を持つことが多いんですが思ったよりも楽しめました。なんだろうな?主な登場人物たち、義景桐矢をはじめとした小山田家まわり、がみんな善人でもあるけどあまり好きになれない要素もそれぞれ併せ持ってるあたりがただぬるい話じゃないというように思えたのかもしれない。

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    2025年11月14日
  • こまどりたちが歌うなら

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    和菓子屋さんの甘くかわいいイメージとはちょっと違い苦味が走る。親子経営、サービス残業、パワハラ、モラハラ諸々など正直、親戚でもこんな会社で働くのは嫌だししんどいと思う。見て見ぬ振りも辛いものだと思うし標的にされたらなお辛い。意外と亀田さんは好きだけど、扱いづらい人ばっかりなところに善哉がいい人過ぎて感動すら覚える。茉子の母の言葉にハッとさせられるものが多く、確かに本を千冊読んだからといって感性や想像力や論理観や知識が蓄えられるわけではなく何の自慢にもならないな…と思えた。茉子が前例になったのが感慨深く、和菓子が美味しそうで食べたくなった。

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    2025年11月13日
  • こまどりたちが歌うなら

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    仕事への向き合い方や、昔との価値観の違いを考えさせられたが、やっぱり寺地さんの小説は安心して読めて、優しい感じがあるので好きだ

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    2025年11月05日
  • こまどりたちが歌うなら

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    古い大勢のブラック企業の体制に立ち向かう勇ましい女子と言うありきたりな物語と思いきや、意外な内容と一見勇ましく正しくみえる主人公の迷いに、すごく共感覚えた。
    「大丈夫って聞く時は、相手の返事はあんまり信用したらあかんし、大丈夫って答える時はほんまに大丈夫な時だけにせなあかんらしいです」

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    2025年11月04日
  • カレーの時間

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    83歳の祖父は絵に描いたような男尊女卑、高圧的で頑固で粗暴で、不器用。
    そんな祖父を苦手に思う25歳の孫 桐矢は潔癖気味、神経質で優柔不断、そして不器用。
    性格も価値観も全く異なる二人の同居生活が始まる。

    初っ端の祖父 義景さんの登場があまりにも強烈すぎてダメージを食らい心折れそうになったけど、戦中から戦後と激動の昭和を生き抜いてきた背景を知ると印象が変わった。口は悪いしデリカシーもないけど、どこか憎めない。対する孫の桐矢は現代的というか押しに弱くどこか頼りないけど、思慮深くて芯が強い。
    義景さんの過去パートは時代背景のせいか割とシリアスめ、対する現代の桐矢視点は真反対のおじいちゃんとの生活

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    2025年11月03日
  • 雫

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     「永遠」とは、ずっと続くと言う意味でとらわれやすいが、答えが分からない物について考え続けるは体力がいる 事であり、分からないと言う思いをとどめておくのは体力 がいるが、本当は美しいことであり愚直なまでに問いと向 き合う姿は美しい事であると言う考えは素晴らしいと思い ました。 また、今迄ジュエリーショップはある程度でき 上った宝石付きの指輪やネックレスを売るだけの店だと思 っていたけれど、親や親せきが亡くなった後形見として受 け取った物を加工し直して自分の物として使う事もあるの だなと思いました。

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    2025年11月01日
  • カレーの時間

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    あー⋯この祖父みたいな人、私も苦手だし嫌いだし関わりたくない。

    でもそんな祖父にも経験して積み重ねてきたものがあって、いろんな気持ちもあって。
    善人でもないけど、悪人でもないってことも分かってくる。

    知ったからと言って、受け入れられるわけでも好きになれるわけでもないけど。それでいいんだと思う。

    前半は少し退屈に感じてなかなか読み進められなかったけれど、後半は一気読み。
    やっぱり寺地さんの作品、好きだ。

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    2025年10月31日
  • ガラスの海を渡る舟

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    序章で兄がアーティストとして煌びやかな人生を歩んで行くのかと思ったが、慎ましく地道な展開の小説。
    心の動きや家族の関係が丁寧に描かれていて、たとえ身近な家族親戚、恋人友人でも人それぞれの人生感がある事を感じ、自分だけが自分の問題を解決できるものだと客観的に思える作品でした。

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    2026年01月18日
  • ガラスの海を渡る舟

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    兄と妹2人の目線で描かれていて
    両者の気持ちが分かりやすかった。
    兄の身になって考えると、ずっと理解されず生きづらい人生だったと思うし、家族にもなかなか理解してもらえない世の中の現状を、何とかならないものかと考えさせられた。
    でもこの話の中では良い方向に向かうような終わり方だったので、良かった。

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    2025年10月23日
  • ほたるいしマジカルランド

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    ふんわりした雰囲気のあたたかい小説。
    解説を読んで更に深まった。よくいる、仕事をしながらその仕事は日々流れるように。特に仕事が好きでもなく、何か特徴があるわけでもなく(村瀬さんは特徴あったけど笑)そういうどこにでもいる人が仕事を通して感じたことや成長したことを感じ取ることができた。
    それを知ってまた読むのもいいなと思った。

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    2025年10月21日
  • そういえば最近

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    登録しようとして、みんなの評価が低くてビックリした。実を言えば私も物語の最初の方は「売れない同期の作家と妻の話など面白いのか?」と思っていたが、途中からは、作家(寺地さん)が作家をえがく事の面白さにはまった。本音は混ざってるのかな?親の事とか娘の事とか、エゴサーチの事とか。そう考えながら読むと、ものを作り出す者の苦労や楽しみ、能力や才能という目に見えないものへの不安や喜びについての苦悩や葛藤は想像を超えるものだと思った。

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    2025年10月21日