寺地はるなのレビュー一覧

  • ほたるいしマジカルランド

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    ひらパーイメージでふむふむ、と読み進めた
    各章ごとに主人公が変わるシステムで、テーマパークが舞台に繰り広げられる世界は多少ダークな面もほどよくポップな印象を受ける
    再読はないけれど、読めてよかったと感じる一冊

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    2026年04月26日
  • ガラスの海を渡る舟

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    再読になった。前によんだと気づいたが、よんでよかった。
    あれこれ考えても、シンプルに考えれば、そういうこと。あいまいにイメージを伝えあい、わかっているつもりということが多い。独りよがりの理解、そんなのわかるでしょ、こんなの多い。
    シンプルに、具体的に、明確に、むずかしいこと、いいにくいことを言い換えながら伝えるて、むずかしいな。

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    2026年04月24日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    13の短編からなる作品でそれぞれ基本語り手が異なります。心がじんわり温まる作品が多く読みやすかったです。ただ前後で登場人物が被っていたり全編通して繋がりがあり、登場人物がかなり多いので日を開けて少しずつ読むと話の繋がりや登場人物について忘れてしまいそうなのでまとめて読むのがオススメです!

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    2026年04月23日
  • いつか月夜

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    みんなそれぞれ何かを抱えて生きているんだなって思える。物語の世界自体が、自分のすぐ周りにもありそうな、そんな独特な読後感。いつか月夜。ちなみにことわざは初見だった。

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    2026年04月22日
  • 声の在りか

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    ネタバレ

    裏表紙のあらすじに『あなたのための物語』と書いてあったが、想像以上に『わたしのための物語』だった。
    家庭環境や生育環境はそこまで似ていないけれど、
    希和の感じる鬱屈や不安にとても共感できた。「そうそう!こういうことあるある!!」と、読みながら何度頷いたことか。

    会話していて楽しいと感じた相手が、別の人に対して無自覚のマウントや無理解な言動を屈託なく行なっていたり。自分を(少なくとも自分から見たら)理由なく嫌い低俗なイジワルをしてくる相手が、子どもに対しては素敵で心に残る言葉をかけていたり。
    『いいひと/いやなひと』という二元論では表せない、『ふつうのひと』のグラデーションをとても繊細に書き表していると感じた。

    作中で起こる事件や希和と周囲の人々との関係は、決してスッキリ解決はしない。
    だけど自分の声のありかをはっきりと定めた希和の今後は、きっと明るい。そう感じさせる、希望の持てるラストだと思った。

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    2026年04月22日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    切なさいっぱいの家族
    でも年を経ていく山吹と紅はもう不憫な子達ではなくなった
    強かったり弱かったり色々な人達が目の端でお互いを気にしながら支え合っているような、
    この家族が家族に戻れてよかった

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    2026年04月21日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    ネタバレ

    人は自分のための人生を生きている。子どもの真心を真摯に受け止め内省する親は、きれいだが無意味である。生きていないから。何らかの理由を持ってつく嘘は、受け入れる必要がなく、ただそこにあることを認めてあげれるだけでいい。問題が筋道通りに綺麗に解決されることなく、ぼんやりと受け入れられる形に変化していき、過去のものとなり、成長のもとになったと少しでも思えるようになる。ごっついい作品でした。

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    2026年04月19日
  • 雫

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    寺地さんお得意の(?)、少し不器用な人たちの“つながり”と再生を描いた物語。

    本書は、中学時代の卒業制作で繋がった男女4人(永瀬珠、高峰能見、森侑、木下しずく)の30年間を、2025年から1995年へと時間を遡りながら紐解いていく構成となっております。
    時間を戻るたびに今の彼らを作っている記憶の断片が繋がり、輪郭が鮮明になっていき、最終章で改めて2025年に戻ることでこれまでの出来事が繋がってくるという流れが秀逸でしたね。

    物語に大きなハプニングが起きるわけではありません。
    ですが、珠をはじめ、登場人物それぞれが抱える「生きづらさ」の描写が絶妙で、じんわりと心に沁み入ってくるのですよね・・。
    4人の関係性も、単なる「友達」という言葉では括れない、“仲が良くも悪くもない兄妹”のような不思議な距離感。
    つかず離れず、でも心の底では信頼し、気に掛け合っている・・そんな彼らの温度感がとても心地よいのです。
    特に、コミュ障で普段は感情を表に出さないしずくが、珠を軽んじたり傷つけようとする相手に対してブチギレる場面や、珠としずくの「サイン」の意味が判った時は、グッとこみ上げてくるものがありました。

    因みに本書のタイトル&表紙のイラストにもなっている「雫」のモティーフですが、
    「雨の雫はあつまって川となり、海へと流れ込み、やがて空にのぼっていく。その繰り返しが『永遠』を意味する」
    ・・とのこと。

    読み終えた後、自分の心の中にも小さな宝石の輝きが瞬いたような・・温かな余韻に包まれた次第です。

    最後に余談ですが、私はカフェで本書を読んでいまして、丁度ラストに差し掛かった時、偶然店内のBGMで『STAND BY ME』が流れてきたんですよね・・ストーリーのエンディングとメロディーの雰囲気がマッチし過ぎて、不覚にも涙が零れそうになっちゃいました。
    ・・ということで“『STAND BY ME』込み”での★4でございます~(^^♪

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    2026年04月19日
  • ナモナキ生活はつづく

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    寺地はるなさんのエッセイ。作品から勝手にイメージしていた姿とは大きく違って、愛すべきかわいい方だった。共感することも多く、思わずくすりと笑ってしまう話もたくさんあった。自分らしく、それでいて色々葛藤しながら、結局は落とし所を見つけてのびのびとした暮らしぶりはすてきだと思う。

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    2026年04月17日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    安西のお父さんが失礼なヤツ過ぎる

    その言葉に反応し碧は黒江蜂蜜養蜂を手伝うことになる

    碧ちゃん 子供時代に苦労しているが 彼の実家に引っ越して蜂蜜に魅せられていく様子が純粋で共感がもてる
    美味しい蜂蜜を料理に使うところもさすがである

    蜂蜜に救われていまの碧がある

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    2026年04月17日
  • リボンちゃん

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    優しい物語だった。
    誰かに何かを押し付けない、色んな価値観をそっと受け止める、そんな作品でした

    2026.4.16
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    2026年04月16日
  • ナモナキ生活はつづく

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    クスッと笑えて、いつもよりちょっぴり前向きになれるようなエッセイ集。もっと肩の力抜いていいんだよと言ってくれているように感じた。

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    2026年04月15日
  • 水を縫う

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    途中までは、どんよりした気分でどうなるか不安な気持ちで読み進めたのだが、ガーゼの服を作り始めてからは、気持ちよく読めて、最後よかった。

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    2026年04月15日
  • 水を縫う

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    癒される文章で大好きな作家さん。主人公の真っ直ぐな『好き』が溢れ、瑞々しい描写とともに素敵な作品。
    家族のお互い胸の内を知らず、家族の事を考えるというより感じるままに各々動いてる感じがとても素敵です。

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    2026年05月21日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    兄妹のお話。発達障害のある方の視点から描かれるパートが新鮮で興味深い。嫌い、苦手、と互いを言いつつも、認め合うラストシーンが落とし所として見事だった。

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    2026年04月13日
  • リボンちゃん

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    下着って誰の為のもの?繊細なレースや刺繍、色や形。第一話はサイズも変わって着れなくなった下着をリメイクしてほしい。ポーチやハンカチでなく下着として。そこで「お前の下着なんか誰が見たいんだ、いい歳してみっともない」と言われる。女性にとっての下着は、このデザインは、男の人の為ではない。この手間ひまかけられた美しいものを身に纏う事で自分はかっこよくて強い気がして頑張れた。自分の身を守る鎧のようなもの。ルッキズム。特に女性は化粧をして当たり前、キレイにいるべきもの。それは昔は男性目線で評価されるものだったモノが、今は自分の為のモノ。化粧だって自分がキレイになるのが嬉しいから、今日の私ビジュがいい!でご機嫌になって自信になると強くなれる。むしろデートより女子会の方が気合がはいるようなもの。下着だってそう、この蝶のレース花の刺繍は見ているだけで私達がうっとりする。それは蝶や花だけでなく、それが絶滅動物だったり苔だったり。男性受けより、女性受けより、自分受け。
    そうやって自分が自分の為であるように、素直に正直にまっすぐに生きていこうとする人達のお話し。

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    2026年04月13日
  • 川のほとりに立つ者は

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    少しずつ読み進めていたけれど、終盤からの展開が面白くて一気に読み進めてしまった。

    他者との関わりや障害への理解の難しさを掘り下げながら展開される物語。主人公が恋人の抱える秘密を追っていく過程は価値観の違いや共感・理解の難しさを丁寧に描いていると感じた。

    発達障害への理解が広がった現代だからこそ、「知っている」ことで生まれる余計な配慮や先入観が、当事者を苦しめてしまう側面もあるのではないかと思う。

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    2026年04月25日
  • リボンちゃん

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    ー「個性は尊重すべき」「多様性万歳」、それとは逆の私はつまらないって事ですか?いい子だねって言われてすぐ飽きられる。ー
     
     波瑠の涙ながらの訴えが突き刺さった。

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    2026年04月07日
  • リボンちゃん

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    好きなことをやる、それでいいんだと思わせてくれる。みんなと同じでなくてもいい、いろんな考え方があっていいと読んでいてそう感じた。

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    2026年04月07日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    何がきっかけでこの本を買ったのか覚えていないけれど本棚に置いてあり、本のタイトルから「軽めのSFかな?」と思ったら違った。
    息をするのがつらいような日々を送っている人たちがそれを乗り越えようとする/乗り越えるきっかけを探すといった短編集。「夢の女」「深く息を吸って、」はそれに重さも加わったか。
    「矢野顕子/ラーメンたべたい」の歌詞を思い出した。一人でラーメンたべたい。でも、誰かと、あるいは世界とつながりも持ちたい。
    だから「深く息を吸って、」ゆっくり吐いて、そして憧れのかけらに出会う。

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    2026年04月02日