寺地はるなのレビュー一覧

  • ぬすびと

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    あらすじを書くのが難しい作品でした。
    自分が他人に影響を与える人間ではないと思っていても、少なからず影響を与えているものだと感じました。
    その影響により互いに成長していく喜びが描かれているのかなとも思いました。
    たぶん、何回か読むことによって読後感は変わる気がします。

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    2026年04月19日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    ネタバレ

    人は自分のための人生を生きている。子どもの真心を真摯に受け止め内省する親は、きれいだが無意味である。生きていないから。何らかの理由を持ってつく嘘は、受け入れる必要がなく、ただそこにあることを認めてあげれるだけでいい。問題が筋道通りに綺麗に解決されることなく、ぼんやりと受け入れられる形に変化していき、過去のものとなり、成長のもとになったと少しでも思えるようになる。ごっついい作品でした。

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    2026年04月19日
  • 雫

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    寺地さんお得意の(?)、少し不器用な人たちの“つながり”と再生を描いた物語。

    本書は、中学時代の卒業制作で繋がった男女4人(永瀬珠、高峰能見、森侑、木下しずく)の30年間を、2025年から1995年へと時間を遡りながら紐解いていく構成となっております。
    時間を戻るたびに今の彼らを作っている記憶の断片が繋がり、輪郭が鮮明になっていき、最終章で改めて2025年に戻ることでこれまでの出来事が繋がってくるという流れが秀逸でしたね。

    物語に大きなハプニングが起きるわけではありません。
    ですが、珠をはじめ、登場人物それぞれが抱える「生きづらさ」の描写が絶妙で、じんわりと心に沁み入ってくるのですよね・・

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    2026年04月19日
  • ナモナキ生活はつづく

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    寺地はるなさんのエッセイ。作品から勝手にイメージしていた姿とは大きく違って、愛すべきかわいい方だった。共感することも多く、思わずくすりと笑ってしまう話もたくさんあった。自分らしく、それでいて色々葛藤しながら、結局は落とし所を見つけてのびのびとした暮らしぶりはすてきだと思う。

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    2026年04月17日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    安西のお父さんが失礼なヤツ過ぎる

    その言葉に反応し碧は黒江蜂蜜養蜂を手伝うことになる

    碧ちゃん 子供時代に苦労しているが 彼の実家に引っ越して蜂蜜に魅せられていく様子が純粋で共感がもてる
    美味しい蜂蜜を料理に使うところもさすがである

    蜂蜜に救われていまの碧がある

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    2026年04月17日
  • ぬすびと

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    現在清掃の仕事をする45歳。20年前に金持ちの5歳の息子の子守をしていた。その家庭との絶妙な距離感を描く。

    粗筋の説明が難しい。↑ので合ってるか心許ない。話はなかなか面白かった。言葉を人を試すために使っちゃダメだよという言葉が突き刺さる。

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    2026年04月16日
  • リボンちゃん

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    優しい物語だった。
    誰かに何かを押し付けない、色んな価値観をそっと受け止める、そんな作品でした

    2026.4.16
    59

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    2026年04月16日
  • ナモナキ生活はつづく

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    クスッと笑えて、いつもよりちょっぴり前向きになれるようなエッセイ集。もっと肩の力抜いていいんだよと言ってくれているように感じた。

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    2026年04月15日
  • 水を縫う

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    途中までは、どんよりした気分でどうなるか不安な気持ちで読み進めたのだが、ガーゼの服を作り始めてからは、気持ちよく読めて、最後よかった。

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    2026年04月15日
  • 水を縫う

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    癒される文章で大好きな作家さん。主人公の真っ直ぐな『好き』が溢れ、瑞々しい描写とともに素敵な作品。
    家族のお互い胸の内を知らず、家族の事を考えるというより感じるままに各々動いてる感じがとても素敵です。

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    2026年05月21日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    兄妹のお話。発達障害のある方の視点から描かれるパートが新鮮で興味深い。嫌い、苦手、と互いを言いつつも、認め合うラストシーンが落とし所として見事だった。

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    2026年04月13日
  • リボンちゃん

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    下着って誰の為のもの?繊細なレースや刺繍、色や形。第一話はサイズも変わって着れなくなった下着をリメイクしてほしい。ポーチやハンカチでなく下着として。そこで「お前の下着なんか誰が見たいんだ、いい歳してみっともない」と言われる。女性にとっての下着は、このデザインは、男の人の為ではない。この手間ひまかけられた美しいものを身に纏う事で自分はかっこよくて強い気がして頑張れた。自分の身を守る鎧のようなもの。ルッキズム。特に女性は化粧をして当たり前、キレイにいるべきもの。それは昔は男性目線で評価されるものだったモノが、今は自分の為のモノ。化粧だって自分がキレイになるのが嬉しいから、今日の私ビジュがいい!でご

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    2026年04月13日
  • ぬすびと

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    交わらないはずの二人の人生が少しの間重なったことによるつながり。主人公が働きにいくことになる屋敷の子供栄輝がかわいい。お金持ちはお金持ちなりの悩みがあるんだなと思った。当たり前だけど。
    鳴海と弥栄子の関係性も良かった。二人の友情が素敵。
    鳴海の夫の本を読むのは「器を増やすため」というのが印象深かった。幸せは他人が決めることじゃないんだな。

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    2026年04月12日
  • 川のほとりに立つ者は

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    本当の意味でその人を理解するとはどういうことかを考えさせられた。発達障害について知る人は増えたけれど、逆に発達障害だと知ったからこその不必要な配慮が相手を傷つけることもあるよなと思う。
    その人の性質や性格は、生きてきた環境に左右される部分が大きい分、恵まれた環境で生きてきた自分には分からない苦しい過去を乗り越えて何とか生きている人がいることを覚えていたいと思った。

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    2026年04月08日
  • リボンちゃん

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    ー「個性は尊重すべき」「多様性万歳」、それとは逆の私はつまらないって事ですか?いい子だねって言われてすぐ飽きられる。ー
     
     波瑠の涙ながらの訴えが突き刺さった。

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    2026年04月07日
  • リボンちゃん

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    好きなことをやる、それでいいんだと思わせてくれる。みんなと同じでなくてもいい、いろんな考え方があっていいと読んでいてそう感じた。

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    2026年04月07日
  • ぬすびと

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    本の核となる感情•行動は醜い描写が多いのに、なぜかほっこりする話。その醜さこそ人間らしくて、その醜さの中に人間の温かさを感じるのだろうか。
    登場人物が傷つけ合いながらも、お互いに信じ合って、少しずつ成長していく姿に希望を感じた。
    合わない月日があっても、そういう時を過ごした人はずっと特別で、必要なタイミングで再会するのかもしれない。

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    2026年04月06日
  • 世界はきみが思うより

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    人は外からみたらわかんないだけで、それぞれ色々抱えてるんだよな。お互いすべてを話す必要もないし、根掘り葉掘り聞かない。話してくれるのをただ待つという優しい世界だった。
    なかなかただ待つことは難しいし、我が子に対してはやはり根掘り葉掘り聞きたくなるんだけど、わかっているけど言わなくていいこともあるんだよな。他人との距離感と同じく、我が子にも香川さんみたいな距離感で接する事ができる母になりたいなぁ。

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    2026年04月06日
  • いつか月夜

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    月夜、静かに歩き続ける。モヤヤンと距離を置き、自分を見失わないようにするためー。
    「いつか月夜」というタイトルと、群青色の表紙を目にしたときから、月明かりのもと、夜風を感じ、目的なく散歩する静かな時が連想された。夜寝る前に、一章ずつ読み進めると、毎晩、自分も一緒に散歩しているような気持ちになった。
    モヤヤンの存在は、自分の中にも確実にあって、これまでも何度も遭遇したことがある。ぐっと重くどんよりとした風向きが、突然自分の頭上にだけ現れ、体ごと飲み込まれる。そこに引きずられるのも、抜け出すのも、結局は自分次第ではあるけど、この物語のように、決して近すぎず、遠すぎない距離感の間柄だからこそ、何者で

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    2026年04月04日
  • 世界はきみが思うより

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    ままならないんだな、という感想が漏れました。
    日本は特に型にはまらないと、生きにくい。
    でも、
    どんな形であってもいいんだって、幸せがずっと続くかなんて誰もが平等にわからないのだから。
    逆に無理やり型にはめて苦しんでいることがあるのかもしれません。
    自分の心地いいこと、琴線に触れることを優先したっていい。自分の心に正直になろう。
    そんな気持ちになりました。

    この本に出てくる人物たち全ての今後を応援したいです。

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    2026年04月04日