寺地はるなのレビュー一覧

  • 川のほとりに立つ者は

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    本当の意味でその人を理解するとはどういうことかを考えさせられた。発達障害について知る人は増えたけれど、逆に発達障害だと知ったからこその不必要な配慮が相手を傷つけることもあるよなと思う。
    その人の性質や性格は、生きてきた環境に左右される部分が大きい分、恵まれた環境で生きてきた自分には分からない苦しい過去を乗り越えて何とか生きている人がいることを覚えていたいと思った。

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    2026年04月08日
  • リボンちゃん

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    ー「個性は尊重すべき」「多様性万歳」、それとは逆の私はつまらないって事ですか?いい子だねって言われてすぐ飽きられる。ー
     
     波瑠の涙ながらの訴えが突き刺さった。

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    2026年04月07日
  • リボンちゃん

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    好きなことをやる、それでいいんだと思わせてくれる。みんなと同じでなくてもいい、いろんな考え方があっていいと読んでいてそう感じた。

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    2026年04月07日
  • ぬすびと

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    本の核となる感情•行動は醜い描写が多いのに、なぜかほっこりする話。その醜さこそ人間らしくて、その醜さの中に人間の温かさを感じるのだろうか。
    登場人物が傷つけ合いながらも、お互いに信じ合って、少しずつ成長していく姿に希望を感じた。
    合わない月日があっても、そういう時を過ごした人はずっと特別で、必要なタイミングで再会するのかもしれない。

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    2026年04月06日
  • 世界はきみが思うより

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    人は外からみたらわかんないだけで、それぞれ色々抱えてるんだよな。お互いすべてを話す必要もないし、根掘り葉掘り聞かない。話してくれるのをただ待つという優しい世界だった。
    なかなかただ待つことは難しいし、我が子に対してはやはり根掘り葉掘り聞きたくなるんだけど、わかっているけど言わなくていいこともあるんだよな。他人との距離感と同じく、我が子にも香川さんみたいな距離感で接する事ができる母になりたいなぁ。

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    2026年04月06日
  • 世界はきみが思うより

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    この人が善とする行為が提起されている本なのかなと感じた。
    物語の展開も人それぞれの人生が描かれていて、生きづらいと感じている人たちがそれぞれの考え方、世の中に向き合って生きている姿を描いているのが印象的。

    アウティングはやってはいけないこととして意識すべきだし、みんなで認めてあげないとという意識も、そうではない人のエゴでしかないのかなと思いました。



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    2026年04月05日
  • いつか月夜

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    月夜、静かに歩き続ける。モヤヤンと距離を置き、自分を見失わないようにするためー。
    「いつか月夜」というタイトルと、群青色の表紙を目にしたときから、月明かりのもと、夜風を感じ、目的なく散歩する静かな時が連想された。夜寝る前に、一章ずつ読み進めると、毎晩、自分も一緒に散歩しているような気持ちになった。
    モヤヤンの存在は、自分の中にも確実にあって、これまでも何度も遭遇したことがある。ぐっと重くどんよりとした風向きが、突然自分の頭上にだけ現れ、体ごと飲み込まれる。そこに引きずられるのも、抜け出すのも、結局は自分次第ではあるけど、この物語のように、決して近すぎず、遠すぎない距離感の間柄だからこそ、何者で

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    2026年04月04日
  • 世界はきみが思うより

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    ままならないんだな、という感想が漏れました。
    日本は特に型にはまらないと、生きにくい。
    でも、
    どんな形であってもいいんだって、幸せがずっと続くかなんて誰もが平等にわからないのだから。
    逆に無理やり型にはめて苦しんでいることがあるのかもしれません。
    自分の心地いいこと、琴線に触れることを優先したっていい。自分の心に正直になろう。
    そんな気持ちになりました。

    この本に出てくる人物たち全ての今後を応援したいです。

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    2026年04月04日
  • ぬすびと

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    もうすでに2回読みました…
    この短期間でも、1回目と2回目で感じることが少し違っていて、なんだか不思議。

    それだけ、読む側の状態によってさまざまな受け取り方ができる物語なんだと思う。

    寺地はるなさんが描く女性は、いつもどこか物事から一歩引いて、俯瞰しているところがある気がする。

    この物語の主人公・鳴海も、どんな出来事にも冷静に向き合える女性。だからこそ、誰もが手を焼いていた少年・栄輝の子守が務まったんだと思う。

    けれど、そんな彼女が栄輝の母・彌栄子に対してだけは見せる、普段とは違う一面――。その心の動きの描き方が、またすごく良くて…!

    そして、この物語の核は、タイトルと装丁に込められ

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    2026年04月04日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    何がきっかけでこの本を買ったのか覚えていない。本棚に置いてあり、本のタイトルから「軽めのSFかな?」と思ったら違った。
    息をするのがつらいような日々を送っている人たちがそれを乗り越えようとする/乗り越えるきっかけを探すといった短編集。「夢の女」「深く息を吸って、」はそれに重さも加わったか。
    「矢野顕子/ラーメンたべたい」の歌詞を思い出した。一人でラーメンたべたい。でも、誰かと、あるいは世界とつながりも持ちたい。
    だから「深く息を吸って、」ゆっくり吐いて、そして憧れのかけらに出会う。

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    2026年04月02日
  • ぬすびと

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    傷ついた人たちの人生を描いているのに、全体としてやさしい光がある本だった。

    人と人との関係は立場ではなく、その人自身の魅力や相性によって作られていく。それを体感させてくれた。

    鳴海と彌栄子は、雇われ人と雇い主という関係ではあるけれど、それだけでは言い表せない特別なつながりがあったように感じた。お互いが、立場ではなく相手の人となりそのものに惹かれているところが印象的だった。

    私はもともと、人との関わりの中で
    立場や役割よりも、その人自身とのつながりを大切にしたいと思うタイプなのだと思う。
    だからこそ、現実の中で「ここから先は踏み込まない」という線引きを感じると、少し寂しくなることがある。

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    2026年03月29日
  • ほたるいしマジカルランド

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    遊園地で働く人たちのお話。
    それぞれ悩んでいることや思っていることがあって、みんな前向きに生きている。
    私も読んで、前に進もうと思える本でした。

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    2026年03月28日
  • ほたるいしマジカルランド

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    タイトルどおりの遊園地で働く従業員たちのお話です。同じ世界線で、様々な人たちの目線で、それぞれの想いが語られます。

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    2026年03月28日
  • ほたるいしマジカルランド

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    噂だけで人の評価を決めつけない。流されて生きることはもったいない。自分の軸を持って相手と向き合い対話することで共に進みたい人かを判断したい。

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    2026年03月27日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    北澤平祐さんのイラストの表紙がとてもかわいい。
    ですが、内容はなかなかヘビーでした。

    主人公の羽猫山吹は、頭の中で飼っている架空の犬を撫でることで辛い現実をやり過ごしています。
    羽猫家には山吹の姉の紅曰く「まともな大人がひとりもいない」状況です。
    祖父は色々な事業に手を出しては失敗し、父親は家業の工務店の仕事を放り出してフラフラしているし、祖母は骨董品屋を経営し家事はほとんどしない(でも、家族の中では一番マシ)、母親は次男の死を受け入れられず心を病み家族への関心を失っています。
    子どもって、本当に不自由で無力な存在だなぁと思います。生活の全てを親に依存しているので親に従わざるを得ない…。

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    2026年03月26日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    とても温かく未来の明るさを感じるお話だった。

    読んでいて、悩みがある時にそこから逃げるべきなのか、留まって乗り越えるべきなのか、抱えて生きていくべきなのか、判断って難しいよなと思った。

    また、碧のように自分のいるべき場所を見つけたいと思った。
    自分のいるべき場所というのは、そこで生きていけるように行動しないと作れないが、行動しても作れない場合もある(碧がはじめに勤めていた会社でストレスを溜めていたように)のが、難しいとも思った。
    人生は行動あるのみなのかもしれない。

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    2026年03月25日
  • やわらかい砂のうえ

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    読みやすくて、すぐに読み終わりました。
    主人公の万智子と自分の性格が重なることが多く、共感もあり、自分も魅力的な登場人物から学ぶことが多かったです。
    万智子は正しい、正しくないという自分のものさしで他人を判断して、許す許さないと他人の問題に首を突っ込んでしまいがちな点も、自分に突き刺さりました。
    人と関係を持つと言うことは、良い面も悪い面も受けとめ、自分がその相手にしてあげたい行動や、かけたい言葉をかけていくことなのかなと考えました。
    私も了さんたちのように、年齢も職業も異なって自分のよくない点を指摘してくれるような友達がほしいし、私も自分のこと好きなまま、そんな自分のこと好きになってくれる人

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    2026年03月24日
  • リボンちゃん

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    とても読みやすくてさくさく読み進めることができました。
    リボンちゃんの人ととの関わり方、言葉の選び方、考え方が素敵だなと思いました。

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    2026年03月24日
  • 世界はきみが思うより

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    読み終わった時に、『世界はきみが思うより』というタイトルを改めて素敵だなと思いました。読む前後で、私が思うこの言葉の続きが、少し変わったように思います。

    寺地はるなさんの作品は何作か読んでいますが、どの作品でも、ひとの心の繊細な部分をそっと包み込むような優しさを感じます。最高でも最低でもない世界や日常を愛おしく思えます。

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    2026年03月24日
  • ほたるいしマジカルランド

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    何も劇的な事が起きない物語だったが、遊園地で働く従業員達の心の変化・日常を覗き見る事が出来た。皆が皆仕事が好きで働いている訳じゃない事を改めて感じつつも前向きにさせてくれるそんなお仕事小説でした。よし、私も負けずに毎日頑張るぞ!

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    2026年03月24日