寺地はるなのレビュー一覧

  • カレーの時間

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    3世代にわたる話が、祖父と孫の視点から語られている。3姉妹の世代の私は、1970年の大阪万博も親世代の祖父を看取った描写はありありと現実感をもって世代交代なんだなぁと感じられた。
    大阪に滞在中に読み終わったのもタイムリー。

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    2025年09月09日
  • いつか月夜

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    月夜に食べる米の飯。
    善き人。
    言葉の表現がよかった。
    勉強になりました。
    みんなで協力したり共感したり。
    私にもこんな友達が欲しいと思わせる
    作品でした。

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    2025年09月07日
  • いつか月夜

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    2024年出版。とても地味で普通、のようでいて、ジンワリ自分とは違う人々・関係性を間接体験する作品だった。非日常を強調するような部分は見当たらず。下手をすれば退屈と感じる読者も多いかも知れないな、と思いつつ、意外と興味深く読み切ってしまった。とても丁寧に、人の気持ちや心を大切にする・したい人達が中心的に出て来る。反するタイプの人達が対比的に描かれる。妙に文学的だったり、小難しく押し付けがましく含意の描写は無い、ように読んだ。なんか、ほの暖かい気持ちで読み終えられました。

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    2025年09月07日
  • ほたるいしマジカルランド

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     隣の芝は青く見える。
     他者と自分を比べて自己嫌悪に陥る。はたまた、自分と違うところに目をつけて受け入れられないと拒絶する。
     憧れや嫉妬の対象である相手にも悩みや嫉妬心があることを忘れて、「自分だけが」と悲観的になるのは苦しいことだ。しかし、いつもポジティブでいることは難しい。
     少し視点を変えるだけで、見える世界は大きく変わる。道端の石ころが宝石に勝る輝きを有するときがあるように。

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    2025年09月07日
  • カレーの時間

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    身内だったらちょっと恥ずかしいと思ってしまうような横暴な言動態度を取りがちな祖父。
    でも毛嫌いするだけじゃ無く、一緒に住んだり食事をしたりするうちに違う部分も見つけて行く孫。

    自分が傷つくなら、嫌な人とはなるべく関わらないでいましょう…もありだけど、近づいて初めてわかることもあるよね…。

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    2025年09月07日
  • 雫

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    お互いを本当の意味で理解し合い、支え合っている関係性が素敵だと思った。
    友人関係にはさまざまな形があるけれど、すべてを語らなくてもいい。すべてを知っていなくても、深い部分で繋がっている。そんな関係はとても羨ましい。

    自分の人間関係も、表面だけでは分からなくても、もしかしたら同じように深いところで繋がっている人がいるのかもしれない。
    繋がっていたらいいな。

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    2025年09月06日
  • 月のぶどう

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    農作物を育てその原材料をもとにそれぞれの楽しみ方を提供できるワインを作る、地味で根気のいる仕事を通して、誰もが成長できるチャンスがある、ということを大阪南東部の葡萄畑を舞台に物語は進む。娘は式をあげなかったので祖父の言葉がやけに身に沁みました♪

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    2025年09月04日
  • いつか月夜

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    ふわっとしてるんだけど、ちゃんと人に対しての感情を整理してつきあえる實成は信頼できるし好きだなと思った。

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    2025年09月04日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    寺地先生の本だなー。心の奥の見て見ぬふりしてるところをぐいぐい攻めてくる。
    母親の描写が辛すぎた。

    事なかれ主義。見て見ぬふり。
    私もそれで、たくさんの人を傷つけてきたのかもしれない…

    文庫版で、ラストの章が追加されてたということで、この章を読めて、少し心が救われた。

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    2025年09月03日
  • カレーの時間

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    苦手な祖父との同居、一緒にカレーを食べる時間が2人の関係を変えていく。家族といえど、分かり合えない部分も隠していた真実もある。祖父の不器用さが後々じわっと効いてきたなぁ。美味しいものを食べ分かち合うことで、人と人とが繋がる。
    あぁ、カレーが食べたい!

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    2025年09月02日
  • 水を縫う

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    手芸好きの男子高生・清澄をはじめとする家族小説。男だから、女だから、親だから、もう若くないから…それぞれの葛藤に苦しくなる。清澄視点に戻る最終章の展開が美しかった。父の雇い主である黒田さんも素敵。

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    2025年08月31日
  • カレーの時間

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    ネタバレ

    ミステリ小説ならば真実は一つと言いたいところなのだが、これはミステリ小説にあらず。
    だからキャラクターの数だけ真実が、正義が、価値観が、信条があり、それがキャラ同士でなかなか重なり合ってくれない。
    例えそれが血族である祖父と孫の間でも、親子の間でさえ。
    相手の背景を心情を知っても、その相手の真実を受け入れられるとは限らない。
    押し付けがましいと突っぱねるも受け入れるも、それもまたその人の自由であり権利なので。
    そんなことをつらつら思った作品だった。
    「カレーが美味しいね」で済む話なら簡単でほっこりできる話だったんだけれども、そんなことは全くなく、何とも奥深い話だった。

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    2025年08月31日
  • こまどりたちが歌うなら

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    主人公茉子に憧れる。しっかり自分の考えを持っているところ。それをしっかり他者へ伝えられるところ。自分の考えは足りていないかもしれないことに自分で気付きながら相手の状況を思いやることができるところ。

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    2025年08月31日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    運とかタイミングじゃなくて自分が行動したから今の結果があるんだよね
    自分次第で環境は変えられる。でもなかなか上手くいかないのが現実だけどね、
    自分ももっと若かったら新しい場所で新しい生活を始めたいな。
    あと蜂蜜食べたくなった
    私は安西みたいな男も嫌いだし、安西の父親が1番大嫌い

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    2025年08月31日
  • カレーの時間

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    主役は桐矢なのだろうけど、クソジジイ小山田義景の人生を家族とカレーを背景に描いた作品といったところでしょうか。
    でも義景の気持ちに心を揺さぶられるような、ちょっと暖かくなるお話でよかったです。

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    2025年08月30日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    ちょっと他の人と違うので才能がある。ではないということが良かったです。

    でも人間はそれぞれ何かしらの良いことはあるんでしょうね。

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    2025年08月30日
  • いつか月夜

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    ものすごくリアルに人の葛藤が描かれている気がする。そんなモヤヤンを抱えた人たちの夜の散歩シーンはうらやましい。一人増え二人増え…少しずつみんなが前に進み、一人減り二人減り…、最後一人になってしまうかと思う主人公の前にモヤヤンの名付け親が現れてくれてほんとに良かった。

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    2025年08月29日
  • 雫

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    いつもながら寺地さんの作品読むと、人との関わり方について勉強させられる。自分はどうだったかなと日々を振り返って反省したり、こんな風にしないようにしなきゃとか毎回思う。

    リフォームしたジュエリーがどんななのか、私の想像力では文章だけでは追いつかず。挿絵とかあったらよかったな。

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    2025年08月29日
  • こまどりたちが歌うなら

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    親戚の会社に再就職した茉子。サービス残業や昼休憩中の電話当番、同じ仕事をしていても顔新卒じゃなければ事務職は正社員にしないなど中小規模の理不尽あるあるが一杯。それに声をあげる茉子は煙たがれるけど経営者側も少しは考えないとね。自分にはどうでもいい人だけど誰かの大切な人、と言う言葉には忘れがちなことを教えられた。

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    2025年08月28日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    恋人の故郷の街に移り住んた女性が、養蜂に魅せられ、見知らぬ場所で自分の居場所を作っていく。
    それは決して平坦ではないけれど、自分を助けてくれる人達と、昔蜂蜜をくれた女性との思い出と共に力強く生きていく碧を応援したくなります。
    作中に登場する蜂蜜を使った料理がどれも美味しそう!

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    2025年08月26日