【感想・ネタバレ】ほたるいしマジカルランドのレビュー

あらすじ

大阪北部の蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」は、願い事を叶えてくれるという噂のあるメリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地だ。ここで働くのはどこか不器用で悩みを抱えた人ばかり。アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフに花や植物の管理。お客様の笑顔のために奮闘する従業員たちの日常が、ふとしたきっかけで動き出し――。毎日がんばるあなたの心をふっと軽くする温かな物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

やばい…嗚咽が止まらない…

ドストレートに告白されるのが結局は一番伝わるみたいな感じ。ものすごくシンプルで素直な文章。でもやっぱそれが一番強い。殊更、働く人という日常の人間ドラマを描くのには最高やと思う。

とても良い職場。

皆それぞれが不器用なだけなんよなー
なるほどそことそこが繋がるんかー
タイトルのほたるいしって
働く人々すべての総称やったんかー
とか色々語れるところはありますが、やっぱりね、働いてる間だけでも素直になりたいもんですね。

私は特に山田さんの章がお気に入り。

0
2025年12月06日

Posted by ブクログ

ほたるいしマジカルランドという遊園地でのお話。
前回夜が暗いとはかぎらないでも思ったのですが、登場人物がたくさん出てきます。前ほどではないし、そこで働く人達のお話。
名前を覚えるのが苦手なわたしの脳が頑張りました笑

ほたるいしマジカルランドにいけば働いてるんだってリアルに感じられるような背景、人物像がしっかりあって、皆好きで働いてる訳ではない、でもちゃんと責任持って仕事をして生きてる。


ちょっと苦手だなって思う人物もちゃんと背景を知るとそういう部分もあったから、今があるのね。と思ったり。
人を知るためにはどちらからともなく、1歩踏み出してみないと良いも悪いも分かりませんよね。

寺地はるなさんの作品は最初に雨夜の星たちという作品を初めて読んだのですが、そこで、ほたるいしマジカルランドの名前が出てくるんです。
元々気になって早く欲しいと思ってた作品だったのですが、とても素敵でした。

解説の畑野さんのお話が分かりすぎて刺さりすぎて…
これまた難しいですけど幸せって大小人様々ですよね。

0
2025年11月27日

Posted by ブクログ


「欠点が生きるポジションがあるかもしれない。誰かがいなくなっても問題なく仕事がまわるのが会社。」
国村社長が素晴らし過ぎる。
水曜日、木曜日の章にじいんとし、日曜日の章にほっこりする。

0
2025年11月23日

Posted by ブクログ

じーーーーんわり心にあかりが灯ったような感覚がした。キラキラした遊園地で働く人達は、私から見たら凄く眩しくて、素敵な世界の住民のように感じる。だけど、そこで働く一人一人は紛れもなくただの人間で、それぞれの人生を悩み、迷い、もがきながら生きている。この本は、綺麗事で慰めてくれる訳じゃない。無理やり希望を持てと言う訳じゃない。ただ、あなたはあなたでいいんだよ、と寄り添ってくれるように感じた。私は、それがとっても優しく、嬉しいと思った。

どうしても、隣の芝は青く見えるし、無い物ねだりをし合っている。きっと人間って、そんなもんだ。
自分が周りを羨む気持ちは、周りの人の良いところを見つけるのが得意だということ。悪いところではなく良いところに目がいくのって、実はとっても素敵なことじゃないだろうか。ああなりたい、こうなりたいという欲は、時に人を成長させるだろう。私が大嫌いな私も、他の人から見たら青い芝に見えるのかもしれない。だから、私も人の良いところ見つけを頑張ろう。それをできる限り本人に伝えていきたい。そして少しずつ、私の良いところ見つけだってやっていこう。それはきっと、私を成長させてくれるはず。

0
2025年09月01日

Posted by ブクログ

タイトルのファンシーさからは感じられない、深くて重力の重い一冊だった。
一人一人の視点からの物語が読みやすく、自身の中の蟠り、過去の傷、気づきがとても現実的に表されていて魅入ってしまった。感情がすごく波打つほど動かされたわけではない。でも、この本を読んで、“幸せ”ほ本質を知ることができた感じがする。誰かを幸せにしたい、と思うことは愛でもある。だけど、実際幸せにするのは自分自身だってことにハッとさせられた。
深すぎるぞ、この小説…!

0
2025年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。

ご飯屋さんの女店主の、「私の人生はクソでした。でもそれが今日や明日を投げ出す理由にはならない。目の前のことをやるしかないんやって、そうすることでしか自信はつかへんらしいよって、うちによく来るお客さんが言うてました」のセリフ凄く良い。

0
2024年08月28日

Posted by ブクログ

どこか不器用な登場人物たちに感情移入しやすく、それぞれが抱えている悩みもリアルで身近に感じられた。大きな出来事ではなく、日々のちょっとした出来事や気づきが何かを変えるきっかけに。目の前にあることをとりあえず今は頑張ってみようと前向きな気持ちになれる一冊。

0
2026年03月20日

Posted by ブクログ

遊園地で働くことに迷いを抱えながらも、前向きになれる何かをつかんでいく登場人物たち。読んでいて温かい気持ちになり、自分も何だか励まされた。

0
2026年03月14日

Posted by ブクログ

ふんわりした雰囲気のあたたかい小説。
解説を読んで更に深まった。よくいる、仕事をしながらその仕事は日々流れるように。特に仕事が好きでもなく、何か特徴があるわけでもなく(村瀬さんは特徴あったけど笑)そういうどこにでもいる人が仕事を通して感じたことや成長したことを感じ取ることができた。
それを知ってまた読むのもいいなと思った。

0
2025年10月21日

Posted by ブクログ

ほたるいしマジカルランドの社員、社長のお話。それぞれに闇を抱えている感じ。
でも、いま、季節柄、退職代行サービスのニュースをよく見るけれども、サービスされてしまう企業の方にぜひ読んでほしいと思った。売店のおばちゃん上がりの(まるで某ホテルの会長のような)社長が社員を見ているからこそ言えたことば。(引用参照)
大阪北部の蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」は、願いごとを叶えてくれるという噂のあるメリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地だ。ここで働くのは、どこか不器用で悩みを抱えた人ばかり。アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフに花や植物の管理。お客様の笑顔のために奮闘する従業員たちの日常が、ふとしたきっかけで動き出し――。

0
2025年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

寺地さんの作品は、何か特別なことが起こるでもなく、何か才能をもった登場人物が出てくるでもなく、ごくありきたりな、当たり前の日常が描かれている。そして登場人物一人ひとりのきれいなだけではない心情が丁寧に描かれている。だからこそ好きなんだと改めて実感した作品だった。
「なんのためにもならないものが、ごくあたりまえに存在する。存在することを許される。だから素敵なんじゃないか、この世界は。」すごく素敵な言葉に出会えてうれしいな。

0
2025年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

遊園地で働くひとたちのそれぞれ。結局みんな仕事に誇りを持ってて、社長の人を見る目がさすがです。
ちゃんと最後はみんないい方向に向かって終わってくれるので読後感は悪くないです。

0
2025年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お仕事小説だけど、「この仕事大好き!!」みたいな人が出てこなくて、逆によかった。
色んな人が仕事や家族に対して抱えている葛藤、日常の会話で得られるふとした喜び、ちょっと苦手だなと思ってた人が実はいい人だった瞬間などが丁寧に描かれている。
自分の頑張りを誰かが見てくれているというのは意外と自分では気づかないことなので、自分にもそういう人がいてくれるといいなぁと思った。

ひらかたパークに行ったことある人は、より楽しめるかも。

0
2025年07月08日

Posted by ブクログ

振り幅は大きくない小説です。
短編集なんだけど、同じ場所を舞台にしてます。
可能な限り、現実にいそうな人を設定していると思う。
まあ、仕事ってそうだよね。とか、人との付き合いって、そうだよねって思うような小説。温かい小説。

ただ、3人くらいの主人公が良いかも。短編集の登場人物が多過ぎる気がする。

0
2025年05月21日

Posted by ブクログ

遊園地で働けるなんて夢みたいな仕事。だけど、現実は夢みたいなことではないけど、一人一人頑張ってる姿がかっこいい。遊園地は、なくても生きていけるものだけど、あるととってもたのしいところ

0
2025年05月12日

Posted by ブクログ

”生を全うすることが最も重要な仕事”
仕事に行き詰まっていて手にした1冊。
これ!といった閃光が走るような答えは無かったけど、そんなに頑なにちゃんとしなきゃ!とか失敗したらアカン!とか思い詰めて自分のことをがんじがらめにしなくていいのかな?って。
誰かみたいにはなれないし、ならなくていいし、求められてる姿を演じる必要もない。自分が好きとか楽しいとかコレ!って思える石ころをかき集めて光に照らして輝かせて眺めて、綺麗だなあ〜って幸せを感じられたらそれでいいんだと思ったらちょっとだけシンドさが和らいだような気がする。
ひらパーにも一度行ってみたいな。

0
2025年04月23日

Posted by ブクログ

連休明けに仕事するのがしんどくならないよう、お仕事に関する小説を読んだ。
無意識のうちに諦めていたり、傷ついていたり、気にしていたりしたことに沁みる言葉がたくさんあった。
1日1日、自分のできることをしっかり積み重ねていきたいと思えた。

#月曜日 萩原紗英
気付いてない、自覚してない良さがある。
仕事だからあたりまえと思っているところにこそヒントがありそう。
「〜容姿の問題ではない」のフレーズにグッときた

#火曜日 村瀬草
自分のプライドが高くて、相手に色々求めてしまっている時より、素直に相手に感謝することができると、楽しくなるって経験、思い当たるな〜となった。

#水曜日 篠塚八重子
こうしないといけない!ってなってることが、実はそうじゃない考え方の人もいるって、なんかすごく楽になるの共感。
「あ、そう言うふうに考えていいんだ!」みたいな。
1日1日積み重ねていくしかないんだなあ

#木曜日 山田勝頼
身近な人にこそ、つい自分に良きにはからってくれるように期待しちゃうけど、
自分でやらないとなんだなあ

#金曜日 国村佐門
向いてないって思っていたり、思われたりしててもいいのかも。
あたりまえが変わったのは、自然にじゃなくて、変えようとした人がいたから。
あおいさん素敵。

#土曜日 三沢星哉
ママが素敵。自分もそうありたい。

#日曜日 すべての働く人
こんな職場で働きたいわ。
自分が弱みに思っていることが活かせるポジションがあるのかも。

0
2025年01月31日

Posted by ブクログ

『あたりまえ』は変わる。変わっていく。なんとなく自然に変わっていったわけでなくて『あたりまえ』を変えようと行動した人がいたから。
本を読んでいると『普通』とか『あたりまえ』の概念についてよく考えさせられることがある。
この本もそんな一冊、仕事は好きじゃなくてもいい。この年齢だから、こんな立場だから、〜じゃなければならないなんてことは生きていく中でひとつもないんだな。ときには不満を言っても、誰かを憎んだり、僻んだり、妬んだりしてもそれもみんな頑張って生きてるって事。登場人物がみんないい人すぎないのが人間らしくて良かった。

0
2025年01月30日

Posted by ブクログ

ちょっとだけ不器用な人たち、でも何かほんわか。USJやTDLもいいけど、地元密着な遊園地もいいかも。

0
2025年01月27日

Posted by ブクログ

読みやすかった。
遊園地で働く従業員達を主人公とした連作短編集。

一話一話、スポットの中心となる人物は変わるが、どの人物も最後には悩んでいたことに対して一歩前に進むような覚悟を持つようにになっていくところが良かった。

0
2025年01月26日

Posted by ブクログ

家を出て道路の向こうを眺めれば、少し先の丘の上には大きな観覧車(スカイウォーカー)が見える。丘の手前には2種類のコースター(レッドファルコン/エルフ)の雄大なコースに、風向きによっては乗っている人の絶叫が聞こえるドロップタワー(メテオ)の姿も。
そこは「ひらかたパーク」(通称:ひらパー)。一度も取り壊されずに現存するものでは日本最古の遊園地(by Wikipedia)。

そんなひらパーをモデルにした遊園地が舞台のこの本、そこに働く人たちの日々の屈託が描かれる。
ありがちなところから少しずらした登場人物の造形で、美点も欠点もそれぞれに描き分けられているところが良い。
好きな職場でなくても好きな仕事でなくても、開かれているイベントについては内容を把握しておくために初日に確認しておく紗英の、インフォメーションの仕事に対する姿勢が好き。
過度の思い入れは仕事の邪魔になると喝破する市子社長の、社員を見る目と配置に対する考え方が面白い。
園の植物を管理する山田さんとその奥さんの関係が羨ましく、清掃スタッフの八重子さんと別れた夫に託した息子との関係が切ない。
八重子さんが通う近所の食堂店主の、月1回、ようやってる、と自分で自分に言う生き方にもじんわりくる。
畑野智美さんの解説にも好感。

周辺の住民としては、読み始めてしばらくは、遊園地のことについて書かれてあることの元ネタが気になって(ほたランは駅から529歩だがひらパーは何歩だったけとか)、本筋が頭に入ってこずやや困った。(答は485歩(ピピン調べ))
温かくて佳い話になったので、ひらパーの関係者でも何でもないがちょっと嬉しく、久し振りに行ってみたくなった。

0
2026年01月12日

Posted by ブクログ

2026/03/10

心から楽しんで毎日仕事ができている人って、どのくらいいるんだろうか。
この作品に出てくる人物たちは、みんな心にもやもやを抱えながら仕事をしている。
最近読んだ「御社のチャラ男」と構成が似ているけれど、この作品はもう少し前向き。

仕事ってしんどい。大変。
でも、自分の仕事が巡り巡って、誰かを少しでも笑顔にできていたらいいな、そんなふうに思わせてくれる。
少し心が軽くなるお仕事小説でした。

0
2026年03月14日

Posted by ブクログ

たぶん酔っぱらっているときに書店に寄って購入したのだと思います。なぜなら帯に「舞台のモデルはひらかたパーク!!」と書かれているにもかかわらず、裏表紙に「大阪北部の蛍石市」とあるのを見て「おおっ、蛍池がモデルの話なんだ」と思ってしまったから。

枚方と蛍池、大雑把に見ればどちらも大阪北部だけど、阪急沿線の人間からすると京阪沿線に出かけるのは小旅行ぐらいの感覚です。今でもそんな感覚なのに、幼い頃に家族でひらかたパークへ行った日はほぼ旅行のように覚えています。その日を思い出しながら読むと自然に笑みが浮かぶ。

遊園地を舞台にしつつ、遊園地に勤めるさまざまな職種の人たちの日々が描かれています。

0
2026年03月05日

Posted by ブクログ

大阪北部にある「ほたるいしマジカルランド」……とね解説文を見て思わず手にしてしまった。
劇的なことがあるとかではなく、遊園地で働く人たちの日常のお話。
人との関わりが暖かい。
いい職場ですね。
ただ登場人物のなかの1人三沢星哉が苦手。
読んでいて不愉快で嫌なやつと苛立ちを感じる。
それでもその嫌なやつもちょっと変わり始めるのだけど、、その章だけは読みづらかった。


「意味も価値もなくてかまわない。わたしたちは自分の人生に意味や価値を持たせるために生まれてきたわけではないはずだ。」とまた本の中でいいことばに出会えました。

0
2026年01月20日

Posted by ブクログ

優しい感じの文章で読みやすかったです。いろんな年代の、いろんな立場の方々が出てきて、途中なかだるみ(?)してしまいましたが、最後まで読みました。お仕事の向き合い方って人それぞれですよね。

0
2026年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

めっちゃひらパーっぽいなあって思いながらずっと読み進めてたら最後にひらパーに協力ありがとうございましたって書いてあってやっぱりーってなった

特に何が伝えたかったかわからなかった

0
2025年12月06日

Posted by ブクログ

 サラッと読める内容、1つの遊園地の中でのお話しだから世界観もそこまで広くなくて楽に読める。登場人物が少しずつ変化していくのが見えてほほえましく思います。

0
2025年06月07日

Posted by ブクログ

何か少し物足りなさはあったものの、登場人物一人一人の背景が細かにきちんと書かれている。
遊園地で働く人たちの人生を書いた本で、中でも篠塚八重子さんのお話しは少しの感情移入してしまった。
ただ、何か物足りなさもある。何かよく分からないが(^_^;)

0
2025年06月07日

Posted by ブクログ

遊園地という明るい場にいる人たちのリアルな表情を描いた作品。
大きく心が動くことはなかったけど、知人の話を順番に聞いているような気分になった。

0
2025年03月15日

Posted by ブクログ

内容は軽め。遊園地で働いている一見平凡な清掃のおばちゃんや植木のおじちゃんにもそれぞれ人生ストーリーがあり、面白さや感動があることを教えてもらった気がする。平凡な日常の中に面白さがあることを教えてもらった。

0
2025年01月31日

「小説」ランキング