寺地はるなのレビュー一覧

  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    タイトルの通り蜂蜜が食べたくなるお話
    優しい映画を観ているような穏やかな気持ちになる内容だった
    碧が仲良くなった周りの人達の優しさが沁みた

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    2026年03月02日
  • ガラスの海を渡る舟

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    兄の道はコミュニケーションが苦手で協調性がなく、妹の羽衣子は何事もこなせるかわりに突出したものがなく、自分の個性が見つけられていない。
    はじめは、妹に同情したけど妹も妹でいろいろあるな〜って思ったのが最初の印象。
    正直私は何でもこなせるのが羨ましい。私には得意苦手がはっきりしていて、周りにもよく言われていた。私の友達はとても器用で、真似てすぐ習得出来る。とても羨ましかった。でもその友達にも、突出したなにかが欲しいから、むしろ私が羨ましいと最近言われたことをふと思い出した。(私に得意なことって何か私にはわかってないけど)
    最終的には、兄妹がめっちゃ仲良し!という訳では無いけどわかりあっていくんだ

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    2026年03月02日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    家族って難しいよねとこの本を読んでつくづく思い苦しくなった。でも時が経てば良い方に変わることもあるし、変わらない良さに気づくこともある。あの辛かった思い出も、暗闇のような苦しかった日々も、振り返ってみたら少しはマシな人生だったと思えは日が来るのかもしれない。家族とは綺麗事ではないことばかりだけど、踏ん張って生きるときに差し込む光と希望に感動した名作小説でした。

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    2026年02月27日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    自分がもう死んでしまいたいと思っている時にふと人にかけられた言葉によって、行動によって思いとどまる。そんな場面はそうそう何度もない。人によって生かされた人生を大切に精一杯生きていく主人公に涙がとまらなかった。
    所々寺地はるなさん特有のクスっと笑えるひとりごちるところは相変わらず好きだなーと思った。
    どうか碧が安西と黒江さんとこれからも幸せな人生を紡いでいってくれることを願ってしまう。

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    2026年02月25日
  • 川のほとりに立つ者は

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    話し合うことがいかに大切か教えてくれる小説。
    言えないこともあると思う。それでも伝えるべきことは伝えないとね。信じたい人を信じれる自分でありたい。

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    2026年02月24日
  • いつか月夜

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    特に何かが起きる訳ではない日常が描かれています。
    ただ、そこに描かれている人々同士のまなざしのあたたかさを感じることができました。
    人は誰かがまなざしを向けていることにより、生きていけるのかなと思いました。


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    2026年02月24日
  • 川のほとりに立つ者は

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    隠し事をしていると思い距離を置いていた恋人が意識不明に
    主人公・清瀬が隠し事の内容やその殴り合いの真相を知っていくお話

    自分に見えてる部分が相手の全てだと思っていないか?
    相手の立場で考えることが苦手な私には痛い内容だった

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    2026年02月23日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    家族の縁は切っても切れないってことを教えてくれたなぁという感想
    家族に敵意を向ける姉の気持ちも間違いではないし、母の世界を守りたかった山吹も間違いではないと思う。
    父だって、母だって、まぁ時には逃げ道も必要よねぇ。
    最後はみんなで笑って過ごせたのが救いだな、と。

    やっぱり架空でも犬は癒し

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    2026年02月23日
  • ナモナキ生活はつづく

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    好きな作家さんの1人です。
    割と読んでますが 勝手に静かな人って思ってました。違いましたね。
    エッセイはその方の考え方や素の様子がわかっていいですね 寺地さん エッセイ面白かったです。
    面倒くさい名もなき家事の事とか 思わず「わかる わかる」と思ってしまいました。
    肩肘張らない 考え方や生き方がいいなと思いましたた。

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    2026年02月23日
  • ナモナキ生活はつづく

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    寺地はるなさんの初エッセイ。言うほど彼女の本をたくさん読んでいるわけではないが、それでも、『こういう人からあの作品たちは生まれたんだなー』となんとなく腑に落ちる感じがした。
    共感するところもあれば、変わった人だなと思うところもあり、でもそれを「そうですか」と受け入れてくれる気がする。本書のなかにもたびたび「考え方は自由」「人それぞれ」といった趣旨の記述があるし。ユーモアもふんだんに盛り込まれていて、思わず吹き出してしまう部分もあり。読んでいて、肩の力が抜けていくような、…全部に共感したわけではないのに、それでも不思議な居心地の良さを感じるエッセイだった。

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    2026年02月22日
  • 川のほとりに立つ者は

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    ネタバレ

    展開が気になり、一気に読めた本。

    考え方の根本が主人公に似ている気がして考えさせられた。
    自分がこうしていられるのはたまたま運が良かったということ。
    清瀬の天音さんとのかかわりが、親切の押し売りみたいで、案の定天音さんに跳ね除けられるわけだけど、そうしてはじめて清瀬の心に「川のほとりに立つ者は」が腑に落ちたのが痛いくらいにわかる。
    優しい人であることが正しいわけではないと言う感じがすごく自分に刺さった。私はいかにも上っ面の優しい人なんだなぁと思い知らされる。
    川の底の石の数はわからなくても、これからは少しでもわかろうとする人になりたい。

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    2026年02月22日
  • 川のほとりに立つ者は

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    ネタバレ

    友人Aの勧めで読んだ本。
    寺地はるなさんの本はおそらく初めて手にしたが、書き振りがその友人のかんじがすごくて、好きな小説を自分で手繰り寄せるってこういうことかーすごいなあって思った。文学作品が中に出てくるところや、「川のほとりに立つ者は」の続きの言葉。

    全体的に、その面から見ただけじゃ知り得ない事情だったり、見えない思いがあるんだよね、それを想像できますか?できたとして、どうしますか?っていう問いがずっとあった。それは、男だから、女だから、努力不足だから、発達障害だから、恵まれてるから、恵まれないから、など、川のほとりに立つ者から見ればそうやって決めつけられることも、川底の石の本音とは違うこ

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    2026年02月21日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    同じ登場人物の中で
    主人公が代わっていく短編集

    誰もがみんな自分を抑えて人のためを思って行動するのだろうけれど
    それがうまくいったりいかなかったりが
    人生なんだなと思う

    時田翼の優しい感じがよかった

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    2026年02月21日
  • カレーの時間

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    ネタバレ

    2026.02.21

    きっと無限に時間があったら、この本の良さを長々と書き連ねていたと思う。

    あらすじとタイトルから勝手に、レトルトカレーが売れるまでのサクセスストーリーで、その過去の栄光を知ることにより祖父と孫のわだかまりが消えていく、、のようなストーリーを想像してしまっていたので、これからこの作品を読む人には全く別物だと言いたい。

    カレーが幾度となく登場するのだが、それはこの作品にそっと花を添えているような、この物語を縁取るような枠のようなものだ。

    主軸は『ガンコで「昭和の男」をまさに具現化したおじいちゃん』と、『潔癖症の孫』がひょんなことから一緒に住むことになり、関わることにより

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    2026年02月21日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    生きる事が辛かった中学生の女の子が、ある女性と出会い蜂蜜を通して、少しずつ強くなっていく話。身体も心も健康でいるには食は大事な事も伝わってきた。

    通りすがりのある人に救われる事もあるよなぁ。人生何がきっかけで生きる力をもらえるかもわからない。

    作中に出てきた文章。
    「蜂蜜をもうひと匙足せば、たぶんあなたの明日は今日より良くなるから」
    魔法のような素敵な言葉。弱ってる時や疲れてる時自分を大事にできるのは自分だけ。
    私も蜂蜜をなめたくなった(^^)

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    2026年02月20日
  • 水を縫う

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    ネタバレ

    かわいい をずっと避け続けて、綺麗なウエディングドレスにも全く興味を持たなかった姉が最後に弟の刺繍が入ったドレスを着て、無邪気に喜んでいるシーンがとても好きだった。

    姉弟の名前の意味を黒田さんが教えてくれるシーンも好きで、最後の章のタイトルにもなった、流れる水は淀まない という言葉は昔聞いたことがあったがこの本で思い出した。

    進み続ける弟はずっとまっすぐで目立たなくてもずっと自分の好きなものを突き詰めて腐ることなくいてほしいとも思った。

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    2026年02月19日
  • 水を縫う

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    裁縫が好きな清澄と、「かわいい」のが嫌で、市販のウェディングドレスを着たくない姉の水青、その二人を取り囲む大人たちそれぞれの思いと葛藤がすごくよく表れている作品だった。
    清澄の姉、母親、祖母など色々な視点から描かれていて、読めば読むほど家族の形や不器用な愛が見えてきて、愛おしく読めた。
    個人的には、黒田さんの存在がすごくよかった。

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    2026年02月18日
  • こまどりたちが歌うなら

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    たしかに、こまどりたちが歌ってた。
    対話が成り立つ関係と環境にあるしあわせ。
    それぞれが、それぞれのポリシーでもって生きてる。だからこそ、折り合いのつけ方やつけようとする姿勢が大切ですよね。
    「あなたはどうしたい?おしえて」っていう慈しみ。人生は詰まるところ「自分がどうしたいか」の軌跡。
    和菓子の描写は物語の緩衝材、おいしそう。

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    2026年02月16日
  • リボンちゃん

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    主人公は常にリボンを身につける32歳の百花。
    かといって乙女でもなく淡々としている。他人と一緒、個性がある、個性的って素晴らしい、じゃあそうじゃない良い子は?さらっと元カノがいる設定だったり、
    視点が面白く新鮮だった。

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    2026年02月13日
  • 世界はきみが思うより

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    ある出来事がきっかけで他人の料理を受け付けなくなった高校生の冬真は、同級生の時枝くんに難病を抱えた美少女の妹がいるという噂を聞き、見に行ったことで仲良くなる。
    時枝くんのある画像から国際交流プラザで働く紗里が原因だとわかり…。

    冬真を中心に周りの人たちとの関わりで繋げる連作短編集になっている。

    みんなが真っ直ぐだから繊細だから少し生きづらく感じるのだろうか…
    だが冬真を見ていると時枝くんと親しくなってから強くなったような気がする。
    誰かを守ろうとするからだと思うとその優しさがときには悲しくさえ感じてしまう。

    どれにも愛はある。
    それは確かに感じられた。



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    2026年02月12日