寺地はるなのレビュー一覧
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いろいろな作家さんの話が読めるので、短編集はさくさく読めてしまいます。今回は、『最後の晩餐』をテーマに7編が収録されていました。『最後の晩餐』というと、イメージとしては悲しかったり、切なかったりというマイナスな感情が先にたっていたけれど、どの話も前向きな話で自分の『最後の晩餐』についても考えてみたくなった。
どの作家さんの話も好きだったけど、個人的には金原ひとみさんの話が好きでした。コンプラが叫ばれる社会でこんな集まりがあって、ひたすら高カロリーな物を食べまくる…素敵な最後の晩餐だなぁと羨ましくなった。ちょっと学生時代を思い出した。
井上荒野さんの「本当の話」も心がじんわり温かくなる素敵な話で -
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わかば洋傘店を取り巻く女性たちの物語。離婚してぴかぴかの一人暮らしを手に入れた初佳。お一人様USJを満喫する杏子。しっかり者のお姉ちゃんを止められないみつほ。大きなリュックを手放せない苑美。母の死から踏み出せない美禰子。
初佳が浮気して離婚を申し出る夫をあっけらかんと放り出したことにびっくり。夫の「きみたちは悪くない」と言う常套句に「わたしが悪くないのは知っている」と返すのがカッコいい。これ以上に反論できない言葉があるだろうか。そして家も彼女にとっては不要なものなので捨てる。初佳に拍手。
杏子は、元カレの「若返ったかも」などと言うセリフに「あなたは老けました」と返す。そこで引こうとしない元 -
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初佳は傘を洗う→よかった。
子供を思う母の気持ちが傘を通して、子供に伝わっていく様子に涙がこぼれた。
ソノミーテルミーもよかった。
まるで私の話かと思った。
確かに子供が小さい時は自分の時間なんかなくて、子供が大きくなってやっと自分の時間が持てた時には体力がなくなって、子育てが嫌とかこの生活が嫌とかではなく、ただ自分の時間が欲しかった。子育ての時期の自分の気持ちがわかってもらえてるような気持ちになった。
このわかば洋傘店さんに行ってみたくなった。スノさんに会って話がしてみたくなった。
どの話も最後は涙がポロっとこぼれる。
なぜこんな優しい物語りが書けるのだろう。
大好き寺地はるなさん。 -
Posted by ブクログ
40代の女性5人を主人公にした、
連作短編集
わかば洋傘店の店主、スノさんと息子の太志を
中心に、夫の浮気で離婚した初佳、独身生活を
楽しむ杏子、夢だったマイホームを手に入れた、
みつほ、子育てに奮闘し、自分の時間がない苑美、最愛の母を亡くした美禰子など、
何気ない日々の中にある、確かな幸せの話が
展開されてゆく。
じんわりとくる話だった。
大げさじゃない幸せ。
辛い時に読んだら泣いちゃうかも。
そっと背中を押してくれるような話だった。
太志の、
「あの『止まない雨はない』ってやつ。大嫌い」
に同感!
そうそう、止んだらそれで終わりではない!
雨は降る、絶対降る、そのために傘はある。
だか -
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ネタバレ想像豊かな人はその分傷つくことが多いし、自分が想像して傷ついただけで何も変えられないことが世の中には沢山あるけど、それでも色んな視点を想像して、知ろうとできる人でいたいなー!と思ったけど、最近の私は子どもが入院生活送ってたり、亡くなったり、海外で貧しい生活をしてる子どもと出会ったりしても、休みの日にはふつうに笑って生活できる自分を知って悲しくなったり、でも悲しんでも何も変わりはしないし、それなら休日は思いっきり自分のために生きて、安全な看護できた方がいいしーーとかも思ったり、、まぁどんな自分も受け入れていくしかない!となったのと、品川さんは、これまでに周りの人が当たり前に受け入れていたら最初か