寺地はるなのレビュー一覧
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父が亡くなり、読書から少し離れていたところ、寺地さんのこの本になにか共感するものがあるかも、と思い手に取りました。
實成は父が亡くなったあと『モヤヤン』を時々みるようになる。ただただ、夜の散歩でひたすら歩く。そんな時、いろんな不安、境遇をかかえたメンバーが集まってきた。余計なことは言わずに歩く。
言葉にしたくない、次どうやって進んだらいいのかわからない。そんな人達が少しずつ前に進んでいく。
實成の善く生きるとは。静かですがジワジワくる優しいお話でした。
散歩って前を向いて歩いているので、話しやすい。
私が印象に残ったのは、實成のお母さんが『わたしのさみしさはわたしのもんや。娘や息子ごとき -
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本格的な暑さが来たな〜と汗を拭きながら感じた今朝。
昨日読み終えた本のタイトルは『雨が降ったら』で、近畿地方も昨日に梅雨あけしたばかり…。
こんなにもギラギラと照りつける太陽を見てると、雨が恋しくなってしまう…
けっして雨は嫌いではない。
すっきりと心の汚れを流してくれるようで…
夫の浮気で離婚し、子どもは独立して念願の独り暮らしをする初佳(48歳)が、雨に降られて入った傘屋さんで、女店主に傘を貸して貰うという話からスタートする。
傘屋さんで、傘を貸すという店主スノさんの太っ腹さに驚きながら、傘を開くと「雨が降ったら傘をさせ」わかば洋傘店の文字に再度驚く。
こんな始まりから、わかば -
ネタバレ 購入済み
未来の有る話が良いな。「うさぎや」の真悟くんのように、未来に向かって、進んで行きたいと、思えるような。こんぺいとう商店街も、若い人達が、増えて来たみたいだし。
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イマドキの作家さん、気になる人はたくさんいるけれど・・・
もしかして寺崎はるなさんが、一番好きなのかも。
なんで、こんなふうに、淡々とした人の営みから
心に光を、明日も頑張ろうって思わせてくれるんだろう?
わかば傘店のスノさん大志くんの二人と関わる
中年女性・・・
みんな頑張っているよね、わたしは昭和の見方しかできないことを
いつも突きつけられるけれど、
それが寺崎さんは柔らかい。
作家さんや小説によっては、わたしは自分を責めるあまり、
心が苦しくなりすぎちゃうけれど。
今度、ビリヤニを食べに行こう。
カレーは苦手だけれど、これならいけるかもw -
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「最後の晩餐」をテーマにしたアンソロジー。江國香織さんが好きで手に取ってみたが、他の作家さんの短編も面白くて、他の作品も読んでみようと思う方に出会えたのがうれしい。作家さんによって、好き嫌いがはっきり分かれて面白かった。
「最後の鰻」角田光代
父が亡くなる前のことを思い出した。鰻が好きだった父。命日に家族で鰻を食べようかな。
「小曾根幸子の送別会」寺地はるな
小曾根さんが爽快!好き。
「もうひとりのねえちゃん」藤野千夜
なんかこの話面白いな…と思うと藤野さんの短編だった。人間関係がちょうどいい感じで素敵。
「本当の話」井上荒野
女三世代の感じが好き。
金原ひとみさんの短編に出てくるカ -
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ネタバレみんな1人ひとりが特別でみんな違うことが普通なんだよねーーすごいよかった!
泣かないでくださいとか、いつまでも泣くなとか羽衣子や山添さんのご主人が言うのは、弱いからです。泣いている山添さんを受け止める体力がないからです。
羽衣子にとっての『特別』とか『ふつう』は、ただひとりの特別な人間と、同じようなその他大勢の人ってことなんかもしれん。けどぼくにとってはひとりひとりが違う状態が「ふつう』なんや。羽衣子はこの世にひとりしかおらんのやから、どこにでもおるわけがない。
記憶にはかたちがないから、壊れることもない。でも、薄れる。遠ざかる。だからとどめておくために物に託す。それを目にしたら、いつで -
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親しいと感じている人のことでも、「よく考えてみたらこの人のことそんなに知らないな」と思うことがある。
大人になると殊更、過去や自分の事情については話す必要がないと思えばそんなに話さなくなるし、相手の過去や事情についても根掘り葉掘り聞くことはなくなる。
ふとした会話から「あ、そんな事情が」と思うことはあるけれど、だからと言って「知った」とも言い切れない。
主人公の清瀬(カフェ店長、アラサー)は、恋人の松木とすれ違いが続き、けして交際順調とは言えない関係になっていた。
ある日「松木が事故で重体だ」と連絡がくる。
友人の岩井と揉み合いになった挙句、歩道橋の階段から落ちたらしい、とのこと。
清瀬が戸 -