寺地はるなのレビュー一覧

  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    希望の失踪を追った兄の誠実。弟の人間関係をたどることで誠実自身にも向き合っていくのがよかった。
    それにしても、これにでてくる母親、父親が怖い考えを持った人ばかりで気分が悪かった。
    希望と誠実、どちらも幸せになってほしいなぁ。

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    2026年06月06日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    登場人物が多くて、ちょっと読む期間が空いてしまうと、誰だったかな?ってなってしまうけど、共感できるお話もあって、心に沁みました。
    また少し疲れたときとかに読み直したい本。

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    2026年06月05日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    この物語に脇役はいない。という解説の言葉に激しく同意する。
    人それぞれの環境や価値観を否定も肯定もしない文章が心地よかった。

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    2026年06月04日
  • わたしの良い子

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    実際に鈴菜の様な妹がいると大変だと思うけど、それ以上に蒴が可愛い。
    姉妹で勘違いは良くあると思う。
    私も妹と互いに親が自分には関心ないと思っていた。
    椿の葛藤は子育てに悩みお母さんにもきっと共感されると思う。
    うちの母は3人産んでフルタイムで働いていたから本当にほったらかしだったけど、多少の不満はあれどよく働くなあと感心と感謝しかなかった。
    時代は変わり大らかに育児をするのが大変な時代になったとも思います。
    少子化が進む中、誰の子に対しても優しいおばさんでありたい。
    子供はいるだけで癒される。だけどその子育てをする人はそれだけではない。
    実際、産休明けの先輩が仕事の方が楽と言っていた。勿論その

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    2026年06月04日
  • 最後の晩餐

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    豪華執筆陣にワクワクして購入し、期待通りの素晴らしいアンソロジーだった。
    どのお話にも違った良さがあってどれが1番好きか決めきれないが、今いちばん思い出すのは金原ひとみの『ラストサパーフォーエバー』。

    彼氏と別れて死にたいくらいつらいクズハの元に女友達3人が最後の晩餐に食べたいものを持ち寄る。死にたいクズハ本人ではなくその友人たちが選んだものなので理性が働いていて面白い。特に未来のことを心配しなくて良いから痛風鍋、という選択肢はあまりにも理性。自分にはその視点と選択肢が存在してなかったのですごく良いなと思った。本能のままに手を伸ばし食べまくる描写に活力が湧いてくる。

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    2026年06月04日
  • ぬすびと

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    高級ジムで清掃パートをやっている鳴海は貧乏筋の家育ちのようだが、イケメンの夫、暖(だん、彼もイケメン過ぎてハブられると無理に仕事続けない低収入系)とも仲が良いようだし、卑屈ではない精神性を感じさせる。そんな時、鳴海が職場で商工会ニュースなどチラ見して気にしていた老舗のお菓子メーカー次期社長、南雲栄輝の元婚約者が家に来ていた。そして栄輝から母の彌栄子がそこにいないかと電話がくる。なぜ、名家の南雲家とカツカツ生活っぽい鳴海が繋がっているのか?しかも20年前の繋がりのようだし、なぜ今?と気になる感じで物語は始まります。実際の生活に妥協しながらも芯の曲がらない鳴海の精神の強さが読んでいて心地良いのと、

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    2026年06月03日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    「朝が明るいとはかぎらない」
    「昼の月」
    「夜が暗いとはかぎらない」
    の3部構成。

    タイトルからわかる通り、
    “普通”“常識”“一般論”の文脈から
    「いいこと」「幸せ」とされるところの暗い面。
    「悪いこと」「不幸せ」とされるところの明るい面。

    ものごとを一面だけ見ても何も理解できない、という
    ある意味では当然のことを改めて掘り下げてくれる1冊。

    ラベルは理解の一助にはなるけれど、誤解の始まりでもある。

    リレー形式で語られる中に物語の縦軸はあるのだけれど、
    そこが少し弱くて読み進める引力には欠けていた印象。

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    2026年05月31日
  • 白ゆき紅ばら

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    可愛い表紙が目に止まりジャケ買い。御伽話のような小説かなと勝手に思っていたけどそんなきれいな話ではなかった。紘果と祐希の絆の深さが印象的で2人の幸せを願わずにはいられなかった。

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    2026年05月31日
  • ナモナキ生活はつづく

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    ユーモアがあって息抜きにちょうどいいエッセイ。
    本当どうでもいいような話もあるんだけど、時々出てくるエピソードのなかで、著者はうまくできなくてもいいんだよと自分ごと肯定する。
    顔を知らなくても、どこにいるか知らなくても、あなたがどこかにいることは知ってるよ、と言ってくれているような気がした。

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    2026年05月31日
  • ほたるいしマジカルランド

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     好きな物語の感じだったが、全部理解できなかった。
     「自分のことは自分では見えにくい」。という一文は、今日飲んだ尊敬する先輩にも言われて改めて感じた。
     30年近く生きても、新しいことに出会うし、新たな感情にも会う。
     解説も素敵だった。「この世界のどこにも、「普通」の人なんていない。」ほんとにその通りだと思う。
     自分の人生を精一杯に行きたいと思った

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    2026年05月30日
  • 雨夜の星たち

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    解説では「生きづらい」と表現されていたけどちょっと違うような
    本人はそんなこと気にしていなさそうだけど、そこを除けば、私に似ているので共感してしまうところが多かった

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    2026年05月30日
  • ぬすびと

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    人との出会いは人を変える。あの時のあの瞬間、同じ場所にいた人しか感じ得ない「なにか」がある。その大切さを思い出させてくれる作品。

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    2026年05月30日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    よかったです。
    誰しもが人生で感じたことがあるであろうモヤモヤを言語化してくれているような物語でした。
    最後にほんのり心が温かくなる短編集です。

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    2026年05月29日
  • 白ゆき紅ばら

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    平日の夜読み始めて面白くて一気読みだった。
    楽しいことはあまり書いてないのに、読みやすくサラサラ読める。仕事でこういう層の人たちを見るが、なぜ抜け出そうとしないのかと思うが、そこまで行くのにもエネルギーがいるし、考えないほうが楽だからだろうなと感じた

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    2026年05月29日
  • やわらかい砂のうえ

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    めんどくさい女を無理やり型にはめるか、めんどくさいで突き抜けるか、どっちかに進めていかれたら嫌な感じだ、と思ってたらどっちでもなくて、おやおや悪くないじゃないか、という着地点でほっとしている。

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    2026年05月27日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    今の自分は、過去にあった良いことも悪いこともひっくるめて通ってきた先にある。

    碧さんのように自分に素直に生きてる人は素敵だな。

    そしてハチミツを使ったお料理、想像しただけでどれも美味しそう。

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    2026年05月27日
  • 最後の晩餐

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     作中で金原ひとみさんも触れていますが、「最後の晩餐」‥‥学術的には「キリストが処刑される前夜の12人の使徒と摂った夕食」を指し、その代表格があのダ・ヴィンチ作の有名な修道院壁画ですね。

     私個人としてはまさかキリストじゃあるまいし、家族に看取られながら「この中に私を裏切る者がいる」などと予言(遺言)し、パンと葡萄酒を食して逝く…。てか裏切り者のユダは誰よ? 遺族による遺産相続争いではなく、実家と墓じまいというまさかの醜悪な泥仕合…もはや笑えないギャグ! 小金持ちじゃないけど、自分が旅立った瞬間に家族がガッツポーズしてたらやだなぁ、ハハ。

     帯にもある通り、「あなたは人生の最後に何を味わい

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    2026年05月26日
  • リボンちゃん

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    リボンちゃんの像が定まるような定まらないような感じだった。お母さんのエピソードが優しく、また贈り物の下着など、表に出るものじゃないけど、身につけることが心に元気をくれる感じ、わかるなあと思った。

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    2026年05月25日
  • ぬすびと

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    優しいだけじゃない、この世界観が好きだと思った。あの頃に戻りたいと思える人生、そんな一瞬があったなんて羨ましい。戻れないことなんてわかってるし、だからこそ生きていけるのかな。

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    2026年05月25日
  • 世界はきみが思うより

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    じんわりとあったまるお話しだった。
    優しい世界ってあるんだなって。
    彼らの未来が明るいものであるように、願わずにいられないなと思った。

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    2026年05月24日