寺地はるなのレビュー一覧

  • 声の在りか

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    ネタバレ

    最初は旦那とも子どもとも向き合えてなかった主人公が、放課後デイサービスでのパートを通して、向き合えるようになっていけたのがよかった。それにしてもママ友ってしんどいな〜、、なかなか自分の意見を言うって難しいけど、加担するようなことはしたくないなあ

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    2026年02月12日
  • 川のほとりに立つ者は

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    作中にはっきり出てくるADHD、ディスレクシアだけじゃなく、登場人物それぞれに何かしらあるのだろうなという印象。
    なので、割と情報量が多いなというか、発達障害にすごくフォーカスしてるなと思った。ここまでフルメンバー揃う環境も逆になかなか難しい。
    発達障害盛りだくさんとはいえ、薄っぺらさを感じることもなく、それぞれの人物像がきちんと見えるものだった。

    障害があると先に言っていたら何なんですか?という彼女の言葉は、本当にその通りだと思う。
    先に情報を与えられたら、そのフィルターを通してしか見ない、接しない人もいる。
    それを知って一緒に手立てを考えてくれようとする人の方が少ないのではないか。
    障害

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    2026年02月11日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    ちょっと泣きそうになった。
    人の悲しい、寂しい感情が描かれてるんだけど、最後はけどこの世界もいいぞ!って思える作品だった。

    「コードネームは保留」「タイムマシンに乗れないぼくたち」「対岸の叔父」が特に好き!

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    2026年02月11日
  • リボンちゃん

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    前半は全然文字が頭に入ってこなくて、ストーリーが掴みにくかったです。後半は面白くて、サクサク読めました。躁鬱とか、ジェンダーとか、学習能力とか、なんか諸々が詰まってます。

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    2026年02月11日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    すごく読みやすくて内容もよかった。

    100%の自信を持って、現状の自分自身に満足している人なんてなかなかいない。
    みんな折り合いをつけながら精一杯に生きている。
    だから、固定観念とか、世間体とか、自分の価値観だけを頼りにするんじゃなくて、まっすぐな気持ちで大切な人に向き合うことが必要なんだと思う。
    人と関わることでたくさんの刺激を受けるし、自分の考えに変化も生じる。人生に正解はないし、振り返ることはできても後戻りはできない。
    そんなことを考えさせられた。
    心温まる素敵な作品。

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    2026年02月11日
  • 世界はきみが思うより

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    短編のようにエピソードが6つ積み重なり、一つのお話となる展開でした。他の人が作ったものを食べられないような少し神経の細い高校生、冬真(他にも言えない秘密あり)が同級生の時枝と親しくなる。きっかけは高校でよく一緒にいる仲間が、時枝の妹が美少女だったので探りに行って欲しいと言われたこと。
    時枝が学校とは全く関係ないイベントでやったことがSNSにあがっているとクラスで話題になるのだが、そのイベント側の紗里から語られるのが2章。紗里もやせていないといけないという縛りを持ち、生きづらいのだが、マッチングアプリで知り合った水田も大きな陰りを持つ者だった。
    少しずつ登場人物たちがかかわり合って行くのだけれど

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    2026年02月11日
  • こまどりたちが歌うなら

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    諦める気持ちがすごくわかった。
    私もそうだったし、今もそういうとこもある。
    それぞれ頑張ってることも、戦ってることも違うけど、余裕がない時はそこを慮れないのもわかる。
    でも、気にかけてくれたり、一緒に戦ってくれる人がいる幸せはかけがえがないものだと思った。

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    2026年02月10日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    寺地はるな作品3冊目かな?
    本当に毎回思うのは読みやすい。

    今回の話的に恋愛はないかと思っていたけど、最後に持ってきてここ最近で一番ズキュン!ときた。
    母の涙はよく見たことがあるが、父の涙は高校三年生の離婚して初めて自分の息子(私の兄)とあったときかな。男性は女性に比べて情緒が安定しているのは何故だろう。月経を除いた程で

    この作品を見ているとやっぱりカップルは性格が逆な人に好かれるのかな?翼と小柳・鉄腕と玲子が例みたいに。

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    2026年02月10日
  • 世界はきみが思うより

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    同じことについて描写していながらも、見方を変えて良いようにも悪いようにも語っているその違いが、世界観や人間関係に厚みを加えていて良かった。

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    2026年02月10日
  • 川のほとりに立つ者は

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    読んでて胸が痛くなった。
    他人の全てを理解することは難しいよねって改めて思った。みえるものが全てじゃないからなぁ。
    伝えることって難しいよね。
    だけど寄り添える人間でいたいな。

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    2026年02月09日
  • 彼女が天使でなくなる日

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    ネタバレ

    子育てに疲れた人、親子関係で悩んでいる人、人と自分を比べてしまう人におすすめって書いてあったので、読んでみた。

    物心がつく前に遠い親戚に引き取られ、離島である星母島で暮らす千尋。一度は本土に渡り就職するが、民宿を継ぐために恋人の麦生を連れて戻ってきて託児所を、ひらく。
    離島を訪れる、悩みを抱えるお客さんとの出会いと別れの物語。

    千尋がすごく芯を持っていて、強いなぁ。私は悩みを抱える客の方に感情移入してしまった。

    "子どもを天使にしてはいけない。あなたがここにいて良かった。"私もまた、頑張ろう。とても、考えさせられるお話でした。

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    2026年02月08日
  • ガラスの海を渡る舟

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    この作家さんの作品を続けて読んだ。
    なんか心が洗われるような気持ちがした。
    人からしか心の内の学びはできないのかも。

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    2026年02月07日
  • 雫

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    2025年春、リフォームジュエリーの事業を畳むに伴ってしんみりとビルの退去作業しているところからスタートする。主人公が肩回して憧れのジュエリーデザイナーに明け暮れるお仕事小説かと思っていると、拍子抜けするかも(;´∀`)
    5年刻みの副題がついており、だんだん時系列が前に遡っていく。普通なら学生時代を序章にして始まりそうだけど逆順にしてある。体調とか家族とか何かが微妙に変化していて、時の流れを感じるし、意外と4人でドライな関係を構築してるけど学生時代はどうだったんだ?と最後まで興味を持って読むことが出来ました。

    『「古代、雨は神々が流す涙であると考えられていました。雨の中の雫はあつまって川とな

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    2026年02月08日
  • 世界はきみが思うより

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    高校生の友情物風だが、家族を含めて他人との関わり方を突き詰めて描いている。無神経な人が溢れる世間では生きづらいだろうが、その人間性にとても共感できた。
    登場する食べ物がことごとく美味しそうです。

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    2026年02月07日
  • こまどりたちが歌うなら

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    登場人物達のそれぞれの価値観の違い、正しいと思うことに声をあげても、それはその人にとっての正義であって、必ずしも他の人にとってはそうではない。その中で少しづつお互いを理解し折り合いをつけていく。「他人の期待を自分の義務にしてはいけない」というフレーズが心に響いた。生活の中で無意識に自分の縛りにしているような。
    あとは物語に出てくる和菓子の描写が素敵で、美しい和菓子を見て食べたくなりました^^

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    2026年02月07日
  • 川のほとりに立つ者は

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    ネタバレ

    私も人の話を聞く時は、言葉を選び、相手の気持ちに寄り添っていたつもりでしたが、もしかするとそれは、結局自分の尺度で相手を理解していたつもりだったのかもなと気付きました。

    初めて寺地はるなさんの作品を読みましたが、とても読みやすい文章で一気に読めました。

    ーー川のほとりに立つ者は、水底に沈む石の数を知り得ない。

    この言葉を胸に抱えつつ、「明日がよい日でありますように」と願える人でありたいです。

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    2026年02月06日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    穏やかな気持ちになれる本でした。

    日々環境は変わっていくけど、そんな中で自分も変わりながら生きていく。

    困難な状況に悲観せず、柔軟に物事を受け止められる碧を尊敬します。

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    2026年02月06日
  • 水を縫う

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    一度も汚れたことがないのは『清らか』とは違う、という言葉にハッとさせられた。どんなことがあっても、自分らしく進み続ける “強さ” を持ちたいなと思わせてくれるお話だった。

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    2026年02月05日
  • ナモナキ生活はつづく

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    以前出版社主催の寺地さんのお話会で受けた印象そのもので、実直で嘘のない、お母さんじみてない感じが好きだ。自分の人格を強く保っている感じ、とても素敵だ。

    『浮遊霊ブラジル』

    p.103 よく、子どもを近所の公園に連れて行ってあそんだ。「遊びにつきあう」ではない。鬼ごっこでは必死のパッチで走り、砂場では地の底目指して穴を掘り、ブラソコは天まで届けと高くこいた。要するに、全力で自分の子どもと遊んでいた。体力的につらいなという日も多かった。仕事で悩んでいる時はとてもじゃないが子どものテンションについていけなかった。それでもこんなふうに一緒に遊べるのは今だけで、「大人と会話ができる」ことよりもずっ

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    2026年02月04日
  • 世界はきみが思うより

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    冬真の他人へグイグイいかず、一歩置いて考えて接する仕方が私とは違っていて、良い意味で考えさせられました。

    親として子どもにグイグイ聞いてしまう事があるけれど、本人が話してくれるまで待つというのもあるんだな〜と。
    うちの長男はそんなタイプなのに、グイグイ聞いて心配して、こうした方が良い、ああした方が良いと言っていた事に反省。

    涙が出て感動するお話しではないけれど、1人の人として子ども達と接しなければと思わせるお話しでした。

    時枝君と冬真のこれからが幸せであってほしいと願う作品でした

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    2026年02月04日