寺地はるなのレビュー一覧

  • ガラスの海を渡る舟

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    語彙力なくなるくらい、すっごい良かった!
    田舎の、坂の上の、緑に囲まれた工房が頭の中に浮かんだ。2人の姿も生きてるように浮かんだ。
    最初は苦手だった妹も、年をとるごとに落ち着いていって、成長を感じられるのも楽しかった。

    2025年読んだ本で1番好きだった。周りにも布教中。

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    2026年02月23日
  • 世界はきみが思うより

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    寺地さんの作品は人に寄り添ってくれる気がしています。
    人は1人1人違っていて、考え方も違っていて、感じ方、受け止め方、愛し方、それぞれ色々と違う。読んでいて何故か涙が出そうになりました。

    個人的にその人が好きだから触れ合っていたいという気持ちはあるけど性行為がしたいか、と言うとそうでもないし、水田さんとはちょっと違うけど…
    でも、私も世界は私が思うより悪くないと思う。

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    2026年02月23日
  • 川のほとりに立つ者は

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    先が気になり一気に読んでしまいました。
    人それぞれの背景を考えたり自分の見えているものだけが全てじゃない、そう思いました。
    ハッとさせられることが多く自分も気をつけないといけないなと考えさせられました。

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    2026年02月18日
  • 世界はきみが思うより

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    最後にもらい泣き。子育てを振り返ればいくらでも後悔がわいてくる。
    いやいや、そんな話しではないんですよ。
    他人の作った料理が食べれなくなった高校生冬真、伯母の元で難病の妹と共に暮らす時枝。2人の男子高校生をメインにジェンダーレスやヤングケアラーや、自分の中に巣くうルッキズムなどなど、いい塩梅の軽やかさで書かれています。
    寺地さん大好き!

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    2026年02月17日
  • 川のほとりに立つ者は

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    −川のほとりに立つ者は、水底に沈む石の数を知り得ない。

    本作を読んだ後にこの文章の意味を深く考えさせられる。

    思いを言葉にできない表現がたくさんあって言語化のすごさを感じた。

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    2026年02月16日
  • 世界はきみが思うより

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    ネタバレ

    とても良かったです。

    食とセクシャリティに不自由を抱える人たちが関わり合いながら自分の居場所を掴み取っていく物語。

    高校生の冬真くんと社会人女性の紗里さんの視点が一編ずつ交互に入れ替わって物語が進みます。

    冬真くんたちのお話が好きですが、紗里さんと似た食への不自由を持っている身としては紗里さんに共感しながら読みました。

    最後2編は泣きました。


    メインの登場人物含めクラスメイトや職場の同僚なども、間違うことはあってもみんな優しくていい人たちです。
    自分の正義が誰かを傷つけることもあること。気をつけていても難しいなと思いました。

    個人的にはブロマンスが好きなので、そういった目線でも楽

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    2026年02月14日
  • 世界はきみが思うより

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    世界はきみが思うより、悪くないかもしれない。そうだったらいいなぁ。寺地さんの描くこの世界が、優しくてあたたかくて大好きだと思った。
    ままならないこともあるし、信じられらないときもある。それでももう少し生きてもいいかなって思えるような世界だったらいい。冬真と時枝くんの会話に感じる、相手との距離感、相手のことを考えること、発する言葉、彼らの柔らかい空気感がすごく好きだと思った。

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    2026年02月10日
  • いつか月夜

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    暗い夜道、その中を歩く人たち。
    誰かが一緒だと心強い。
    でも、その誰かが増えていくと、
    小さな温もりも増えると同時に
    小さなモヤモヤも増えていく。

    仲間がいてくれることは嬉しい。
    でも、その喜びは、いつも仲間と同じ
    温度や形ではない。

    小さなモヤモヤと、ぶつかりながら
    少しずつ逃げずに対峙していく主人公。
    相手に投げかけた想いは、
    自分の思い通りに返ってくるわけではない。

    それでも、出会えたことで
    モヤモヤも心強さも、悲しみも喜びも
    いろんなものが得られる。

    人は出会ったら、別れていく。

    かつて、仲間だったみんな、
    元気かな。
    そんな懐かしく、恋しい気持ちになれた。

    後半は、泣きっ

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    2026年02月08日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    映画を観たあと、原作も読んだ。
    映画はやっぱり景色がきれいだったし、同世代のわたしにとって、家の中の様子や小道具が懐かしかった。
    役者さんの丁寧な演技や方言もよかったなあ。
    小説では、映画で省略された事情や考えていたことなどが細かいところまで分かったので、読んでよかった。

    家族であっても、愛せない、理解できないこともあって当たり前で、それでも、存在を認めてかかわる、そんな形でもいいんだと思うと気持ちが楽になりました。

    小説から抜粋
    「役に立たないものがごくあたりまえに存在をゆるされる世界は、なんと豊かなのだろう。」
    本が大好きなわたしにとって、強く心に響いた。
    この平和な世界がこれからも続

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    2026年02月07日
  • 世界はきみが思うより

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    他人の料理が食べられない、太るのが気になって、食事がたくさん食べられない、同性が気になる、、、。さまざまな生きづらさを抱えた人々が交わることによって、心を開いていく物語。
    スラスラと一気読みした。

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    2026年02月06日
  • 世界はきみが思うより

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    『寺地はるなさんの作品の中で一番好きが上書きされた』

    すごく良かった。高校生の青春友情小説かと思いきや、センシティブなテーマを繊細に物語にした素朴で優しい作品。ストーリーに大きな山や谷はないのに、登場人物たちの心の機微を丁寧に紡ぎ、読者自身がどう捉えるか考えさせられるような余白を感じる。

    今まで数多くの寺地作品を読んできたが、寺地さんは書き手として「誰も傷つけたくない」という配慮のような、ポリシーのようなものを感じる。この物語のように、他人に言葉や態度の刃を向けることなくフェアな接し方ができれば、世界はきみが思うよりもっと良くなるはず。この本を好きな人とはとても仲良くなれる気がする。

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    2026年02月06日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    寺地はるなさんは『水を縫う』に続いて2作目。
    読みたいリストにずっと入っていたもので、今回やっと読むことができました。

    『大人は泣かないと思っていた』本のタイトルと同じ名前の話から始まる短編集。
    主人公の時田翼から始まり、その周りの人たちにも焦点が当てられていきます。

    時田翼の人間性が素敵だと思いました。
    農協の同僚・平野さんが主役のエピソードでは、「別に、やりたかったことを仕事にしなくてもいい。きちんと真剣に仕事ができているならそれでいい。やりたかったことを仕事にしている人と比べる必要はない」と平野さんに伝えていて、
    まさにその通りだなと思いました。

    私は夫もこの土地も捨てたから、と言

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    2026年02月05日
  • ガラスの海を渡る舟

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    初めて読んだ作者さん!
    表紙が綺麗だったから手に取ったけど
    読んで良かった〜
    嫌なモヤモヤもなくスラスラ読めた。

    誰かに認められたい、特別でありたいって気持ちわかる。羽衣子の感情も。

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    2026年02月04日
  • ナモナキ生活はつづく

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    ふだんなかなか読まない、結構苦手分野のエッセイ

    寺地はるなさんの著作は読んだことがなく、
    普段の作風も知らない。
    そんな中書店で見つけて、直感で
    「この本おもしろそう!読みたい!」となった一冊。


    読み進めるたびにクスクス笑える内容で、
    楽しく読み終えることができました( ◠‿◠ )

    ふとしたときに読み返したくなりそう〜!!


    (どれがすきかこつこつ読書メモをとっていたのですが、消えてしまっていました…)


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    2026年02月02日
  • 世界はきみが思うより

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    人の数だけ想いがある。
    相手を理解して受け入れてやさしさを見せたつもりでも、それが相手を傷つけてしまうこともある。
    複雑で難しい。
    冬真が、時枝くんが話していないことは自分からは話さない、としたスタンスが、1番相手を思いやった行動なんだなと思った。

    ほたるいしマジカルランドが出てきた!
    寺地さん好きとしてはうれしい。

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    2026年02月02日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    家族うまくできない人たちの話。子どもを持ったからって直ぐに完成系の父母になれるわけじゃないもんね。山吹じゃないけど、私は架空じゃない犬と猫を飼っていたおかげで生きてこれた。山吹が最後リアル犬をお迎えしたけど、絶対家族を幸せにできる人だから、頼との赤ちゃん来てくれたら良いね。頼にも笑ってもらって幸せに暮らし続けてほしい。そして父母が目が覚めて同じ価値観で過去を振り返るところは物語だなぁって絶望感あったな。現実では其々見てる世界も体感も違うからそう簡単には答え合わせできない。私も体力あるうちにもう一度わんこ飼いたいな!

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    2026年02月01日
  • 世界はきみが思うより

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    連作短編集
    作品に漂う雰囲気がとても好きでした

    読み終わってから、漠然としか受け止めきれず、タイトルに続く言葉は何だろうと考えていました

    生きづらさや辛さ、抱えている問題など、粛々と描かれていてさらさらと読んでしまうけれど、取り上げられている事柄は重い。
    それでも、少しずつ受け止めて一歩ずつ切り開いていく姿をかみしめながら読みました

    菜子さんや冬真の母がいてくれて本当に良かった

    人を好きになったときのいろんな気持ちがたくさんあってそんな気持ちがたくさん詰まっている。

    今までに世界への信頼ができなくなっていても。
    今後、何が起こるかはわからないけれど。

    もう一度噛み締めながら読みたい

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    2026年02月01日
  • 声の在りか

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    子供が小学生の頃を思いだしました。
    こんな感じだったと、あの雰囲気、空気感が上手く表現されていました。
    子供が育つにつれて、関係がなくなるので気に病むことなんてないと思うのだけど、小さい頃はそうもいかないのでモヤモヤする事もあったなぁと。

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    2026年01月30日
  • 川のほとりに立つ者は

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    自分の無知に嫌気がさした。
    そして同情すればするほど自分が川のほとりに立つ者であることを思い知らされて、胸の奥が苦しくなった。

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    2026年01月30日
  • ガラスの海を渡る舟

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    心が洗われていくような感覚で一気読み。
    道の言葉にハッとさせられ、考えさせられ、癒された。日々の生活の中で人と自分を比べたり、穿った見方をしてしまったり、自分と違う考えを受け入れられず排除してしまいそうになったり、無意識にバイアスがかかってしまう自分を矯正するために定期的に読み返したい。砂村かいりさんの解説もすごく素敵で、この本に出会えて本当に良かった。

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    2026年01月29日