寺地はるなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
寺地はるなさんのお話は、自然に心へスーッと入ってくる現実感がステキです。
女の人が感じるDVやセクハラや性犯罪の被害者としての生きづらさがいろいろと描かれているのだけれど、主人公を男の子の實成(みなり)くんにして、女性たちの様子を見させている形なので、男性側からの見方と対比され、女性の気持ちや置かれている状況がより際立つように思います。
でもその實成くん自体も、彼なりのモヤモヤを抱えていて、みんなそれぞれにたいへんなのです。
ツライ話や嫌な人もでてきますが、読んであげることで、登場人物たちのやるせなさを分かってあげられるように思いますので、ぜひ読んで上げてください。
あなたの周り -
Posted by ブクログ
ものすごく良かった。すごく、すごく良かった。誰かを思って、動くこと。誰かを思って、見守ること。難しいと分かっていても、側にいることを選ぶこと。覚悟を持って選んだことなのに、いつか突然、選んだ今が消えてしまうのではないかという恐怖。そのときが来たときに、自分はきちんと歩けるのだろうか。どうか、歩けますようにと願い、想う。そんな気持ちのゆらぎの中で、それでも大切にしたいものを見つけ、守ろうとし、もがく。この物語は、真っすぐに生きる誠実さと、誰かを思う、思いやりで溢れた世界を描く。大切な人が、ただただ幸せであってほしいと願うこと。その想いが、自分を受け入れてくれるその存在が、今日も真っすぐ生きようと
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Posted by ブクログ
ネタバレ心の中のモヤモヤに容赦なく触られた感じなんだけど、それは嫌な感じじゃなくて「こんな気持ちになるのは私だけじゃないんだな」と思わせてくれる作品だった。
容姿についての話は、共感しすぎて少し苦しかった。美人に生まれていたら… というたらればは、何回考えたか数え切れないなぁ…
でも、私が羨んでいる子も、喉から手が出るほど欲しいものがあるかもと思うと、気が楽になるなぁと思った。
色々と悩んでいる時に読みたくなる本だなと感じた。明るいだけの話じゃないのが逆に慰めになる感じがする。
ラスト、天と藤生をくっつけなかったの良いなと思った。あの時の気持ちに区切りをつけて、前に進んでいる感じがして良い。 -
Posted by ブクログ
第1話から第5話まであります。
第1話を読んで”好き”と思って、
第2話を読んで”大好き”と思って、
第3話を読んで”やっぱり好き”と思って、
第4話を読んで”さらに好き”と思って、
第5話を読み終わって”絶対好き”と思いました♡
♡ ♡ ♡ ♡ ♡
百花(ももか)さん(33歳)は、加代子(かよこ)さん(68歳)(母の姉)から「リボンちゃん」と呼ばれています。
百花さんは、ハーフアップにした髪に、いつも、リボンを結んでいます。
百花さんが、リボンをつけはじめたのには、あるきっかけがありました。
「リボンちゃん」は本書のタイトルであり、百花さんのあだ名でもあり、もうひとつのもの -
Posted by ブクログ
好きな言葉が詰まった本だった
寺地はるなさんの登場人物の誰を肯定するでも、否定するでもなく、色々な生き方や考え方を描いていく感じに心がやわらかくなる
私も子どもの頃、大人は泣かないと思っていた
勿論曽祖母が亡くなった時にはみんなで泣いたし、母が実はこっそり泣いているところを目にしたこともある
だから、正確には声を出してワンワン泣くことはないと思っていた
だけど私が大人になった今は、大人の方がたくさんの経験をして色々な人の考え方や人生を知ってしまうからこそ、自分の人生を自分で進めなければいけないからこそ、考えることも、悩むことも沢山あるし、その分泣くに決まってるって思う
だけどそれでいい