寺地はるなのレビュー一覧

  • 大人は泣かないと思っていた

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    章ごとに主人公が変わる感じでめちゃ面白かった〜^ ^
    それぞれの感情もかなりリアルで良かったし、
    特に翼くんとか鉄腕の親の感じがリアルだったな(昭和の漢!って感じの)
    それぞれの感情が丁寧に描かれてて、共感もできるし、色々考えさせられるし、個人的に翼くんみたいな男の子めっちゃタイプなのでちょっとキュンキュンもして良かった^ ^
    絶対また読む!

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    2026年01月22日
  • 世界はきみが思うより

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    今作も安定の面白さでサクサク読めた。
    いつも心の奥底のモヤモヤを言語化してくれる。
    勝手に写真をSNSにのせられた経験ありなので、その時の怒りや気持ち悪さを代弁してくれた。茅島や村中のように、盗撮に罪悪感を感じない人って結構いる。SNSで映り込んだ他人の顔普通に晒しても平気なのね。

    ほたるいしマジカルランドが出てくるとは!嬉しかった!

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    2026年01月21日
  • 水を縫う

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    普通というのは当たり前だと思っていても、枠が人によって微妙にズレる。だから普通に生きるというのは難しいのだなと改めて思いました。
    それでも登場人物のみなさん背筋を伸ばして生きていて、とてもまぶしく感じました。
    お母さんについて清澄くんのセリフ、刺さりました(わたしはお母さん側の人間)。

    寺地さんは常にそこにあるけれど気づかないような気持ちを言葉にしてくれるのですが、それがわたし自身にちょうどいい。共感したり、発見したり本当にありがたい作家さんです。

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    2026年01月18日
  • いつか月夜

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     寺地はるなさんのお話は、自然に心へスーッと入ってくる現実感がステキです。

     女の人が感じるDVやセクハラや性犯罪の被害者としての生きづらさがいろいろと描かれているのだけれど、主人公を男の子の實成(みなり)くんにして、女性たちの様子を見させている形なので、男性側からの見方と対比され、女性の気持ちや置かれている状況がより際立つように思います。
     でもその實成くん自体も、彼なりのモヤモヤを抱えていて、みんなそれぞれにたいへんなのです。

     ツライ話や嫌な人もでてきますが、読んであげることで、登場人物たちのやるせなさを分かってあげられるように思いますので、ぜひ読んで上げてください。
     あなたの周り

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    2026年01月18日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    この本の中には7作品ある。家族(家庭)や学校に焦点が当てられている作品が多い気がした。家族や学校に対する不満が書かれた、どうせつまらない終わり方になるだろうと考えていた。しかし、読んでみると、どの作品を読み終わった後も心地が良かった。各作品の長さもちょうど良かった。普段、解説は読まないことが多いが、この作品は解説まで素晴らしかった。

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    2026年01月18日
  • 世界はきみが思うより

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    家族だから全て理解できるわけでも許せるわけでもなかったり、他人でも理解してくれたり、そっと寄り添ってくれたり、守ったり守られたり、優しい繋がりは自分で作っていけるんだなと思う。世の中は意外と優しく思いやりに溢れていることに気づいていたい。

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    2026年01月18日
  • 世界はきみが思うより

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    ものすごく良かった。すごく、すごく良かった。誰かを思って、動くこと。誰かを思って、見守ること。難しいと分かっていても、側にいることを選ぶこと。覚悟を持って選んだことなのに、いつか突然、選んだ今が消えてしまうのではないかという恐怖。そのときが来たときに、自分はきちんと歩けるのだろうか。どうか、歩けますようにと願い、想う。そんな気持ちのゆらぎの中で、それでも大切にしたいものを見つけ、守ろうとし、もがく。この物語は、真っすぐに生きる誠実さと、誰かを思う、思いやりで溢れた世界を描く。大切な人が、ただただ幸せであってほしいと願うこと。その想いが、自分を受け入れてくれるその存在が、今日も真っすぐ生きようと

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    2026年01月18日
  • 川のほとりに立つ者は

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    自分と重ねて読む事ができた。
    私も相手の事を知ったつもりでいて、何もわかってないかもしれないなって思った。
    これからの行動を考えらせられる作品。
    この事を忘れないように頻繁に読みたい。

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    2026年01月17日
  • 世界はきみが思うより

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    この本は、日常や社会の当たり前に思えることを少しずつ疑い、世界の見え方が実は人それぞれ違うことを教えてくれます。読むと、自分の常識や固定観念がどれほど世界のほんの一部しか見ていないかに気づかされますね。でも、果たして本当に「世界は思うより広い」と言えるのか、それとも読者自身の視点次第でしかないのか、少し考えてしまいます。

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    2026年01月16日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    凄く好きな作品。少しだけ似たような環境で育ったからこそ「自分以外の人間のために生きたらダメ」という言葉は響いた。自分や誰かを守るためにも優しい嘘はあっていいと思う。大切にしたい。

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    2026年01月12日
  • 川のほとりに立つ者は

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    思い込みや先入観で何も気を遣うことなく
    誰かと話していて、
    知らない間にその誰かを傷つけてしまう。

    それが例えばSNSとかで炎上したりして、
    対岸の火事のように自分には関係ないように
    ああ、燃えてる。と思うだけ。

    知らない間に誰かを傷つけていたことが
    初めて自分で自覚したとき。
    知らない間に誰かに傷つけられていたり、
    自分のなかで何かを抱え込んだりしていることを
    誰かに改めて教えてもらったとき。

    周りの人たちを、自分を
    もっと大切にできるんじゃないかと思う

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    2026年01月12日
  • こまどりたちが歌うなら

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    ネタバレ

    結構ばっちりお仕事小説だった。
    クチコミで気になってたセリフ「言わなきゃ伝わらないよ」ってアドバイスする人は、結局恵まれている人、っていうのは見逃してしまった。

    一番インパクトがあったのは、
    主人公の目線。
    違和感があったら見逃しちゃいけないということ。
    社会人を20年もやっていると
    色んなことがあったけど、
    その都度見過ごしてきた問題があったなと思う。

    それぞれの問題が積み重なって
    自分の中に積もり積もっているように感じた。
    その山が、人それぞれ異なっているんだよね
    という事を改めて感じた本。

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    2026年01月11日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    ネタバレ

    心の中のモヤモヤに容赦なく触られた感じなんだけど、それは嫌な感じじゃなくて「こんな気持ちになるのは私だけじゃないんだな」と思わせてくれる作品だった。
    容姿についての話は、共感しすぎて少し苦しかった。美人に生まれていたら… というたらればは、何回考えたか数え切れないなぁ…
    でも、私が羨んでいる子も、喉から手が出るほど欲しいものがあるかもと思うと、気が楽になるなぁと思った。
    色々と悩んでいる時に読みたくなる本だなと感じた。明るいだけの話じゃないのが逆に慰めになる感じがする。

    ラスト、天と藤生をくっつけなかったの良いなと思った。あの時の気持ちに区切りをつけて、前に進んでいる感じがして良い。

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    2026年01月10日
  • リボンちゃん

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    第1話から第5話まであります。

    第1話を読んで”好き”と思って、
    第2話を読んで”大好き”と思って、
    第3話を読んで”やっぱり好き”と思って、
    第4話を読んで”さらに好き”と思って、
    第5話を読み終わって”絶対好き”と思いました♡

      ♡ ♡ ♡ ♡ ♡
     百花(ももか)さん(33歳)は、加代子(かよこ)さん(68歳)(母の姉)から「リボンちゃん」と呼ばれています。
     百花さんは、ハーフアップにした髪に、いつも、リボンを結んでいます。
     百花さんが、リボンをつけはじめたのには、あるきっかけがありました。

     「リボンちゃん」は本書のタイトルであり、百花さんのあだ名でもあり、もうひとつのもの

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    2026年01月10日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    好きな言葉が詰まった本だった

    寺地はるなさんの登場人物の誰を肯定するでも、否定するでもなく、色々な生き方や考え方を描いていく感じに心がやわらかくなる

    私も子どもの頃、大人は泣かないと思っていた
    勿論曽祖母が亡くなった時にはみんなで泣いたし、母が実はこっそり泣いているところを目にしたこともある
    だから、正確には声を出してワンワン泣くことはないと思っていた

    だけど私が大人になった今は、大人の方がたくさんの経験をして色々な人の考え方や人生を知ってしまうからこそ、自分の人生を自分で進めなければいけないからこそ、考えることも、悩むことも沢山あるし、その分泣くに決まってるって思う

    だけどそれでいい

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    2026年01月09日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    ほっこり、すっきり!!ハチミツが食べたくなる!!
    誰しも完璧ではない人間味、人と人との繋がりの温かさ、屈さず一歩踏み出す勇気、どんなことも楽しむ姿勢
    つまってた〜 こんな風に生きたいなあ〜

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    2026年01月04日
  • リボンちゃん

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    かなり好きな本だった。
    百花ちゃんもえみちゃんも、加代子さんもマリエさんも福田くんも波瑠ちゃんも愛瑠ちゃんも小百合さんも好き。
    新しく知った”善性”って言葉が、最近自分の中でのキーワードなんだけど、この本の中でもそれを感じた。えみちゃんとの居酒屋さんの場面とか。私こういう子好きだな。
    新年早々、そしてこのタイミングでこんないい本と出会えてよかった。

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    2026年01月04日
  • 川のほとりに立つ者は

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    人と接するときに、私は相手のことを理解しているつもりになっているかもしれないな。清瀬のように他者を知ったつもりになっているときに、すれ違いや相手を傷つけてしまうことがあるかもしれないなと思った。

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    2026年01月04日
  • カレーの時間

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    昭和の男なお爺さんと、多様性の時代に生きる孫の、分かり合えないけど寄り添おうとする話が面白かった。お爺さんの孤独な生い立ちや、離婚した理由、文句を言いながらも娘たちを愛しているのに、それを伝えられない不器用さが感動的だった。

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    2026年01月02日
  • 水を縫う

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    女らしさ、男らしさの押しつけにモヤモヤしたり、抗いながら人として、親として、成長していく家族。

    特に刺繍が好きでお姉さんのウェディングドレスを作ろうとする弟の清澄は、いわゆる男らしくはないかもしれないけど、「普通はこう」というジェンダー的な抑圧を感じながらも、その馬鹿馬鹿しさを見抜いて同調しないことを選択できる強い子だと思った。

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    2026年01月01日