寺地はるなのレビュー一覧

  • 声の在りか

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    ゛よくあろうとしている゛物語。
    前半は、鬱々という感じで話が進む。読むのを止めなくて良かった(笑)
    言葉を発しない、発せない、発しても自分の考えではない言葉、受け売りの言葉とか、いろんなパターンがある。お互いに何となく思い込んだまま何十年もすれ違ってるなんてことが、、私にもありそう。親が用意した自由はホンモノではない、子どもが自身で獲得しなくてはという話も、子どもに限らないし自由に限らないと、考えさせられたお話でした。

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    2025年07月27日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    30歳の碧。頼りない恋人との関係も煮えきらず定まらず、いつも気を使う碧をとても焦ったく感じたが、新天地で蜂蜜園を手伝いながら、孤独ながらも人脈をつくり支えられて強く生きる姿に勇気をもらった。蜂蜜園の蜂たちが悪意ある人間に殺虫剤などで襲われて全滅になる描写は、苦しくて悔しくて涙がとまらなかった。女王蜂を庇うように蜜蜂たちが折り重なり命が消えた描写は堪らなく泣けた。いつの間にか私も碧とこの物語の中で、一緒に生きている気持ちになっていたんだな…と感じた。私も大好きな蜂蜜。黒江さんと碧の蜂蜜をスプーンでひと口、いただいてみたいな。

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    2025年07月24日
  • ガラスの海を渡る舟

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    発達障害だろう道 それを見てきて優等生になる位置を自分の生きる場所に決めた2人の生き様がそれぞれ面白いな、相容れない2人だけどお互いを分かろうとして近づける関係はいいね。甲高い声出すおねーちゃんは自分も苦手で最初にうわーって感じだったが 2人で食事出来る関係になる終盤に好きになりました。ただ葉山さんの今後他の誰かを好きになることはない断言と三田村の道に近づく理由と父親の道を障害者でしか扱わないしょーもない人間の登場する意味がわからないのがある今日この頃

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    2025年07月24日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    2025/07/19
    寺地さんの小説は読んでて心が温かくなるものばかりで、この小説もその一つだと思います。
    7作の短編が収録されていてそれぞれが独立した話で読みやすい内容になっています。
    それぞれに言及はしませんが、設定もそれぞれの作品で異なっていて、その中に特有のユニークさとか人間らしいちょっと難しい部分とか色々な描写が盛り込まれています。
    タイトルの内容は二つ目に収録されている話で出てきますが、どういうことなんだ?と思いながら読むのも面白いのかなと感じました。

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    2025年07月20日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    シリーズ第四弾!

    今回はその店がちゃんと背景にあるお話になっていてホッとしました。

    失望して過去を、もちながらも未来を楽しみに生きるようになる話しが多く、読んでいる私もワクワクできました。

    最後の山本幸久さんのお話しでは商店街の登場人物達が総出になってまとめられている。
    下町ならではの温かい雰囲気がとても良かった。
    このメンバーの一員になりたい…などと思うのです。

    とりあえず、シリーズもこれで終了かな?
    と、思うとちょっと寂しいです。

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    2025年07月17日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    一気読みしました。引き込まれました。碧の強さに私もがんばろって思いました。きっと、いや明日は今日よらよくなる。よくする!

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    2025年07月13日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    「店長、フレディマーキュリーさんからお電話です」のセリフにふふっと笑った。
    マレオさんのような生き方がうらやましい。周りに左右されることなく、個を貫くスタイル。きっとストレスとも無縁なんだろう。いや、マレオさんにもマレオさんにしか分からない悩みがあるかもしれないけど。
    ときどき肩の力を抜いていこう…と言い聞かせても、今日も気を遣いまくって疲弊する自分の姿が思い浮かぶ。でもちょっとした合間にこういう本を手に取って深呼吸できたらいいな。
    そういえば寺地はるなさんの本、お初でした!

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    2025年07月07日
  • いつか月夜

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    職場図書室の新刊入荷のところにあったんだったかな。
    まず「月」と入っていると手に取りたくなる。

    帯には
    父を亡くした後に得体の知れない不安(モヤヤン)にとり憑かれるようになった實成は、夜やってくるそれを遠ざるように、夜道を歩くようになる。
    そのうち、その散歩?仲間?が増えていく。
    というようなことが書かれていた。

    それだけで、みな、何か抱えているように思えるじゃない?
    私の不安感やらは、もしかしたら同じように父が亡くなる前あたりからはじまっていたのかも。
    私も共感できるかも、って。

    読後
    共感というか、いろいろな悩みやらを抱えながら、それでも生きている人がけっこういるんだろうな、と。あた

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    2025年07月05日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    日常の感情が素直に描かれていて、とても自分の好みでした!
    ミステリーもいいけど、「そうだよね、私も頑張ろ」って思える小説も本当に素晴らしいと思います!

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    2025年07月05日
  • ガラスの海を渡る舟

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    確かに言葉は正しく使わないと相手に伝わらない場合もある
    障害ではなく、人に伝える言葉は曖昧ではいけない。

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    2025年07月03日
  • ガラスの海を渡る舟

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    「泣かないで」は一見やさしく見えるけれど、実は相手の感情を無視して、自分が安心したいだけだったりする。あの場面は、“やさしさ”のふりをした“無関心”に静かに切り込んでいて、ハッとさせられました。本当の優しさは、悲しみを急かすのではなく、そばに居てあげることなんだと教えてもらった。

    誰かを思って言ったはずの言葉が、時に誰かを深く傷つけてしまう。私自身も、知らないうちに誰かの心に傷をつけていないだろうか――そんな不安と共に、言葉の重さについて考えさせられました。
    本当に優しくて大好きな1冊になりました。絶対また読む。

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    2025年07月02日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    生きづらさを感じながらも懸命に生きる人たちの物語を描いた短編小説集。

    表題作の中の「だいじな人って、たまにやっかいだよね」という言葉が心に残った。

    「口笛」という作品からは、女のしあわせって何だろうと考える時間をもらった。

    他には「夢の女」も印象に残った。

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    2025年06月29日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    え、好き..。寺地はるなさん初読み。少々とんとん拍子でうまく行き過ぎ感もあるけれど、じんわりとあったかくて、そして蜂蜜を使った料理がおいしそう。
    『ごはんはなくならない』の所がいいな。
    寺地さん他の作品も読んでみよう。

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    2025年06月29日
  • ガラスの海を渡る舟

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    お互い違う感性や個性を持つ兄妹のそれぞれの視点がわかりやすく描かれ、歩み寄り認めていく過程に涙してしまった。表紙と裏表紙が物語っている。
    道の幸せをこれからも願ってしまう自分がいる。

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    2025年06月29日
  • やわらかい砂のうえ

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    人に対するモヤモヤを、対峙するよりも
    避けていくことを選んできた自分には
    一つ一つのモヤモヤを
    すぐには言葉にできなくても
    じっくり向き合おうとする主人公に
    気づきもらった。

    今、自分が見ているその人の言動は、
    自分が理解していることが全てではない
    いろんな背景があっての
    眼にみえる、その言動。

    人を理解しようとすることは
    恋とか友情などを育むために
    とても大切なことなのだ。

    素敵な大人の友達もとてもいい。
    スパッと言い切ってくれる言葉が
    思い込みや、頑固さを
    叩き割ってくれるように思われた。

    やわらかい砂のうえ。
    あぁ、そんな感覚もあったなぁ
    と思い出すような気持ちと、
    これから、そ

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    2025年06月27日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    タイトルに惹かれて読みました。
    本当に子供の頃は、大人は当たり前に
    泣かないと思ってました。
    でも、それは勘違いだなと思う
    大人の方が感情的になってしまうことが
    あると思う…
    読んでみて改めて思いました。

    登場人物みんなが豊かな人生を
    歩めますように(*˘ᵕ˘*).。.:*☆

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    2025年06月25日
  • 正しい愛と理想の息子

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    ネタバレ

    タイトルの妙に唸った。
    2人とも親から正しく愛されたとは決して言えないし、自分のことを理想の息子だとは思ってもいないんだろうけれど、それでも愛が無かったとはどうしても思えない。正しい愛が親子関係だけにかかるものとも言いきれないのがすごい。語り部たち2人のものでもあるし、灰嶋さんのも愛じゃないかと思った。登場人物がそれぞれ自分じゃない誰かとの2人同士で繋がっている構図も良かった。

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    2025年06月23日
  • ガラスの海を渡る舟

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    発達障害の特性を持つ道と何でもそつなくこなす羽衣子。祖父のガラス工房を継いだ二人はぶつかり合いながらも互いを認め合う。彼らの師匠・繁實さんの言葉「障害があるからかならず才能もあるはず、みたいな考えかた、俺は嫌いや。」は金言。要再読の名作!

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    2025年06月22日
  • ガラスの海を渡る舟

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    とても好き。

    誰かみたいになることはできないし、誰かのことを完璧に理解することもできない。
    でもそれはぜんぜん悲しいことなんかじゃないと思える。

    静かに終わっていく感じも良い。
    この工房が本当に存在していて、今もここでふたりの日常が続いてるんだろうな、私もここに行ってみたいな、なんて想像をしてしまう。

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    2025年06月22日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    他人の感情は天候と同じものという道の一言がその通りだなぁと感じました。
    コントロールできないものだと思って付き合うくらいがちょうど良い。

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    2025年06月21日