寺地はるなのレビュー一覧

  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    「店長、フレディマーキュリーさんからお電話です」のセリフにふふっと笑った。
    マレオさんのような生き方がうらやましい。周りに左右されることなく、個を貫くスタイル。きっとストレスとも無縁なんだろう。いや、マレオさんにもマレオさんにしか分からない悩みがあるかもしれないけど。
    ときどき肩の力を抜いていこう…と言い聞かせても、今日も気を遣いまくって疲弊する自分の姿が思い浮かぶ。でもちょっとした合間にこういう本を手に取って深呼吸できたらいいな。
    そういえば寺地はるなさんの本、お初でした!

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    2025年07月07日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    日常の感情が素直に描かれていて、とても自分の好みでした!
    ミステリーもいいけど、「そうだよね、私も頑張ろ」って思える小説も本当に素晴らしいと思います!

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    2025年07月05日
  • ガラスの海を渡る舟

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    確かに言葉は正しく使わないと相手に伝わらない場合もある
    障害ではなく、人に伝える言葉は曖昧ではいけない。

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    2025年07月03日
  • ガラスの海を渡る舟

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    「泣かないで」は一見やさしく見えるけれど、実は相手の感情を無視して、自分が安心したいだけだったりする。あの場面は、“やさしさ”のふりをした“無関心”に静かに切り込んでいて、ハッとさせられました。本当の優しさは、悲しみを急かすのではなく、そばに居てあげることなんだと教えてもらった。

    誰かを思って言ったはずの言葉が、時に誰かを深く傷つけてしまう。私自身も、知らないうちに誰かの心に傷をつけていないだろうか――そんな不安と共に、言葉の重さについて考えさせられました。
    本当に優しくて大好きな1冊になりました。絶対また読む。

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    2025年07月02日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    生きづらさを感じながらも懸命に生きる人たちの物語を描いた短編小説集。

    表題作の中の「だいじな人って、たまにやっかいだよね」という言葉が心に残った。

    「口笛」という作品からは、女のしあわせって何だろうと考える時間をもらった。

    他には「夢の女」も印象に残った。

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    2025年06月29日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    え、好き..。寺地はるなさん初読み。少々とんとん拍子でうまく行き過ぎ感もあるけれど、じんわりとあったかくて、そして蜂蜜を使った料理がおいしそう。
    『ごはんはなくならない』の所がいいな。
    寺地さん他の作品も読んでみよう。

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    2025年06月29日
  • ガラスの海を渡る舟

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    お互い違う感性や個性を持つ兄妹のそれぞれの視点がわかりやすく描かれ、歩み寄り認めていく過程に涙してしまった。表紙と裏表紙が物語っている。
    道の幸せをこれからも願ってしまう自分がいる。

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    2025年06月29日
  • やわらかい砂のうえ

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    人に対するモヤモヤを、対峙するよりも
    避けていくことを選んできた自分には
    一つ一つのモヤモヤを
    すぐには言葉にできなくても
    じっくり向き合おうとする主人公に
    気づきもらった。

    今、自分が見ているその人の言動は、
    自分が理解していることが全てではない
    いろんな背景があっての
    眼にみえる、その言動。

    人を理解しようとすることは
    恋とか友情などを育むために
    とても大切なことなのだ。

    素敵な大人の友達もとてもいい。
    スパッと言い切ってくれる言葉が
    思い込みや、頑固さを
    叩き割ってくれるように思われた。

    やわらかい砂のうえ。
    あぁ、そんな感覚もあったなぁ
    と思い出すような気持ちと、
    これから、そ

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    2025年06月27日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    タイトルに惹かれて読みました。
    本当に子供の頃は、大人は当たり前に
    泣かないと思ってました。
    でも、それは勘違いだなと思う
    大人の方が感情的になってしまうことが
    あると思う…
    読んでみて改めて思いました。

    登場人物みんなが豊かな人生を
    歩めますように(*˘ᵕ˘*).。.:*☆

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    2025年06月25日
  • 正しい愛と理想の息子

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    ネタバレ

    タイトルの妙に唸った。
    2人とも親から正しく愛されたとは決して言えないし、自分のことを理想の息子だとは思ってもいないんだろうけれど、それでも愛が無かったとはどうしても思えない。正しい愛が親子関係だけにかかるものとも言いきれないのがすごい。語り部たち2人のものでもあるし、灰嶋さんのも愛じゃないかと思った。登場人物がそれぞれ自分じゃない誰かとの2人同士で繋がっている構図も良かった。

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    2025年06月23日
  • ガラスの海を渡る舟

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    発達障害の特性を持つ道と何でもそつなくこなす羽衣子。祖父のガラス工房を継いだ二人はぶつかり合いながらも互いを認め合う。彼らの師匠・繁實さんの言葉「障害があるからかならず才能もあるはず、みたいな考えかた、俺は嫌いや。」は金言。要再読の名作!

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    2025年06月22日
  • ガラスの海を渡る舟

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    とても好き。

    誰かみたいになることはできないし、誰かのことを完璧に理解することもできない。
    でもそれはぜんぜん悲しいことなんかじゃないと思える。

    静かに終わっていく感じも良い。
    この工房が本当に存在していて、今もここでふたりの日常が続いてるんだろうな、私もここに行ってみたいな、なんて想像をしてしまう。

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    2025年06月22日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    他人の感情は天候と同じものという道の一言がその通りだなぁと感じました。
    コントロールできないものだと思って付き合うくらいがちょうど良い。

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    2025年06月21日
  • ガラスの海を渡る舟

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    自分の普通と思う価値観の押し付けは
    期待であって相手にはしんどい
    羽衣子と道それぞれ良いところがあって
    喧嘩しながらも二人の兄妹愛が素敵やった

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    2025年06月11日
  • ガラスの海を渡る舟

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    発達特性の強い兄と、なんでもソツなくできるが突出したものがないことに引け目を感じる妹が、反発し合いながらも一緒にガラス工房を営む中で理解しあっていく。一つ一つのセリフやエピソードが読む人の心の琴線に触れる傑作。砂村かいりの解説も、作者への深い理解とリスペクトが溢れ、秀逸。

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    2025年06月05日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    本の帯にある「さみしさに、ほっとする」というフレーズに惹かれて購入。
    短編集だから毎日少しずつ…と思っていたのに、気づいたら一気読みしていた。

    各短編の書き出し。気になる…と、わくわくした。

    作中には、時々、突如パワーワードが出てきて、クスッと笑わされる感じも好き。

    どのお話も、なんとなく、さみしい。そのさみしさは、決して否定的なさみしさではない。さみしさのなかで、自分を読み解き、受け入れ、他者に優しい人たち。
    集団の暴力性について。人間関係における感情がリアルに丁寧に描いてあるので、そういったシーンを読むと心がきゅっとなった。
    いろんな生き方がある。そのことが粛々と描いてあり、どの生き

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    2025年06月03日
  • 雨夜の星たち

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    他人と関わらずに空気読めとか気がきかないとか方向性が間違ってるとか言われ続けてきた私にはなかなかつらい。

    私も三葉のように生きたい。全部じゃないけど、と解説の監督が書いた言葉に共感。

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    2025年05月26日
  • 雨夜の星たち

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    好きじゃなくても良い。好かれなくても良いってなんて甘美なんだろうか。
    甘美に感じるのは、私はすぐ好きになって、全員に好かれたいから。全員に好かれたいはちょっと違うかも。丁度良い塩梅に思われてたい。だからと行って三葉姉みたいに努力も出来ないから、中途半端にニコニコし、距離をとる。距離をとるのは、近く無ければ大きく嫌われることもないから。かと言って好意は持って欲しいから、たまに少し近寄って、声をかける。当たり障りのない話
    をしてニコニコして去る。そしてうまく話せたかな?って振り返ったりして、ほっとした気持ちになったり、何回もあの場面思い出して、どう言えば正解やったのか考える。でも分かってる。他人が

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    2025年05月24日
  • わたしの良い子

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    家族の形や考え方は、ソレゾレなはず。でも溢れる情報、周りとの比較、周りからの何気ない一言、、で、平穏でいられなくなる。
    フラットに考えることは簡単そうで、難しいなと思うのと、子どもも子どもなりに狭い世界で一生懸命考えているなと。出奔(笑)した妹の子どもを姉が育てるという設定が特殊なのかもしれないが、どんな場面でも自身がフラットに考えられたらいいなと。読みやすくて面白かったです。

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    2025年05月17日
  • わたしの良い子

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    わけあって妹の子供を育てているで主人公の日常を描く作品

    解説では主人公に共感できる人はマイノリティじゃないか、と書かれていたけれど私は共感しまくりでした。
    けっして多くはない文章量ながら
    わかるわぁ、と思うことがたくさん書いてありました。

    主人公と人に対しての考え方がとても似ていました
    私は情に薄いと思われがちだし、そうなのかもしれませんが、主人公がその気持ちを言語化してくれていてうれしかったです。

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    2025年05月12日