寺地はるなのレビュー一覧

  • 世界はきみが思うより

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    誰しも汚い部分はあるかもしれない。恋愛にも家族にも様々な形はあると思うが、共感できない部分もあった。おかずシェア会が楽しそうで、そこから色んな人と繋がれるのは素敵だと思った。

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    2026年08月03日
  • ガラスの海を渡る舟

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    オーディオブックで

    ガラスの骨壷 作ろうか…

    父の骨をなんとかしなくては
    これは どこかからの声なのだわ
    どうしたらいいかずっと決められずにいたけれど

    発達障害とかと言われる人は
    差別されているような 区別されているような
    時には優遇されているような

    自分にないものを他人に見つけると焦る
    それが欲しいものだっとしたら

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    2026年08月02日
  • 水を縫う

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    主人公とその周りの登場人物を章ごとに丁寧に描いていて、それぞれの視点から読み進めることで物語全体に深みと広がりが生まれ、読後の満足感がすごい。

    テーマとしてはセンシティブなものだけど、大阪弁でのやりとりが、軽やかさや温かみを与えていて、読んでいても暗くならずに前向きな気持ちで読み進められるところもよく考えられていると思う。

    世間の空気やイメージよりも自分の好きを大切にすることを最終的に選んだ清澄や水青を通して、
    男らしさ、女らしさや性別による役割固定といったアンコンシャスバイアスへのアンチテーゼを暗に投げかけているところも時代にあっていてよかった。

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    2026年08月01日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    どれもすごく良かった!
    初めて読む作家さんもいたので、
    嬉しい発見。
    アンソロジーはこういう出会いがあるから
    大好きなんだよねぇ

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    2026年07月31日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    ネタバレ

    すごく良かった。実際に、そしてどこにでもいるように思える登場人物の思いや人生観を軽やかに切り取って、さらに1つの物語にしていくことの凄さ。
    回復魔法をかけられてるみたいな小説で、元気が出てきた。そうだ、平凡な暮らしをしている私のなかにもドラマや思いがあって、それをわかってくれたような感覚になったのかもしれない。

    物語に出てくる登場人物は、どこか世間の「らしさ」から外れている、または世間の「らしさ」どっぷりだけどそんな自分を見つめ直さざるを得ない人たち。
    時田翼はなよなよしてる32歳の農協職員だが、内面にはやりたくないこと、やるべきでないことをしっかり持ってる、存外芯の強い男に見える。
    自分の

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    2026年07月29日
  • 最後の晩餐

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    最後の晩餐、昔からよくあるテーマだけど、ちゃんと考えたことなかったな。

    自分勝手な最後の晩餐、現実味を持った最後の晩餐、どっちを想像してもいいんだと思う。
    私の最後の晩餐はなんだろう。おにぎりの後アイスとか。お寿司大好き。ワンタンメンもいいな。
    完全に自分勝手型で、いくらでもわがままな妄想ができそう。

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    2026年07月28日
  • ぬすびと

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    オーディブルにて。
    不覚にも大泣きした。自分を大きく変えてくれた人は大きな自分の支えになる。憎んでも恨んでもよくて、でも自分の足で歩くことが生きることそのものだとも思えてくる。誰かに心を開いてみたいと、猛烈に思う。

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    2026年07月27日
  • 雨が降ったら

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    共感したおし。年代が同じだからか、ずっと共感しかなかった。
    ただ、最終章の美禰子だけは違って。
    母親と仲良しなのが羨ましかったのかな。
    最後の嫌いな言葉、私もその言葉嫌い。
    ありがとう、寺地さん。

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    2026年07月26日
  • 世界はきみが思うより

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    読みやすくて面白かった。
    世界はきみが思うより、タイトル回収が優しくてよかった。
    ちょっと時間が経ってしまったので、また読みたい。

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    2026年07月25日
  • 水を縫う

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    寺地はるなさんの「水を縫う」を
    読み終えました。
    たくさんの思いが込み上げました。


    何かを始めるのに年齢は関係ない。
    遅すぎることはないということ。


    諦めるのではなく 心を閉ざすのではなく
    自分を守るために声をあげ戦うことの大切さ。


    失敗だけの人生って本当にあるのだろうか。
    自分が失敗と決めつけた人生の中でさえも
    かけがえのない人との出会いと確かな幸せがある。
    誰にでも「失敗する権利」と
    「雨に濡れる権利」があるのだということを。

    私らしくありたい。
    そのために自分が本当に好きなもの 大切なものを求め 動きつづけたい。

    血縁関係だけが家族なのではない。
    そのことをあらためて強

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    2026年07月25日
  • 雨が降ったら

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    子どものころ想像していた大人にはなれなかった。
    でも想定外の人生は、
    連続ドラマの続きを待つようでわくわくする――。
    「これから先」の人生が楽しみになる、著者の最高傑作!

    夫の浮気で離婚し、古いアパートで独り暮らしをする初佳、48歳。
    子どもたちは独立し、収入は決して高くない。
    将来に不安がないわけではないが、
    自分が選んだものだけに囲まれた生活は思いのほか幸福だ。
    ある日雨に降られて入った『わかば洋傘店』で、
    60代すぎと思しきパンクな恰好の女性店主に、
    「雨が降ったら傘をさせ」という言葉と
    店名が大きく入った傘を貸してもらい――。
    恋人と別れて以来、ひとりでUSJに行くこ

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    2026年07月24日
  • きよくしぶとくやかましく

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    寺地はるなさんなのに神経質じゃなくて、悩める若者でもなくて、しぶとくたくましくて良かった!

    午後11時、淑子さんの家からすごい音がして、起こされた私は淑子さんのうちに向かう。今は淑子さんは一人暮らし。呼び鈴を押してなぜかはな恵さん淑子さん美鈴さんが出てきた。家の中に押し込まれる。校長が死んでいる。病院で死んだのを運んできたらしい。

    校長は美鈴さんに死装束をオーダーしていたが、それはレースフリフリのド派手なものだった。だけどそれを淑子さんに言えないまま亡くなったらしく、淑子さんは苦しむ。淑子さんは最終的に受け入れたが、それと、その死装束が地域に受け入れられるかはまた別問題だ。結局、校長が用意

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    2026年07月24日
  • ぬすびと

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    かつて子守をした男から20年ぶりに電話が。言葉にならないもどかしさが、すれ違いを生んでいく。

    暖の言葉を通して、本を読むことは言葉を増やし、自分の中の器を増やすことなのだと感じた。小さな器をたくさん持つほど、人の気持ちを受け止められるのかもしれない。

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    2026年07月24日
  • きよくしぶとくやかましく

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    寺地はるなさんありがとう!万歳!!
    おもしろい!この作品大好きです。

    田舎町白日町の町内会の話。この閉鎖的な環境の中で何を考え、どう生きていくのか。うっすらとミステリーの香りが漂っているのが新鮮で、ワクワク…。

    この作品では、普段呑み込んで忘れてきた…強いて言えば「名も無き不満」を掬い上げては鋭く言語化する。そしてさらにたっぷりのユーモアと愛で包んでしまうんだからたまらないです。ズルい!おもしろくてズルい〜!

    登場人物全てのキャラクターも良いですね。主な視点である江南は、辛辣でいて冷静、正直で好感が持てます。江南の夫のマキオがまたなんとも良くて。思ってることの10分の1くらいしか口に出さ

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    2026年07月23日
  • きよくしぶとくやかましく

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    昔ながらの謎の風習、固定観念、いらぬ詮索や決めつけ、しょうもないあれやこれに、寺地節炸裂!
    うるせえ黙れ!と声をあげ、図太く逞しく生きていこうとする彼女たちのかっこよさに脱帽。
    かっこ悪い男性陣も、どうしようもなく人間らしくて憎めなかった。

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    2026年07月23日
  • 雫

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    ラピスラズリの紺色に、雨上がりの光が当たったような色が混ざっている雫型のペンダントのイラストが、とても美しい表紙です。

    中学生の頃からお互いを知り、大人になってからも同じビルでそれぞれ仕事をしていた4人。永瀬珠、木下しずく、高峰能見(よしみ)、森侑(たすく)の間で起こった30年間の出来事が、5年ごとにさかのぼり綴られていました。

    ジュエリーデザイナーの永瀬珠は、自分に自信がないけれど、なぜか人から相談される人。木下しずくは、不器用だけれど努力家で、見守ってあげたくなる人。長峰能見は、お坊ちゃんで人気者だけれど、本当は「味わい深い」人。森侑は、つらさや悲しみをさりげなく支えてくれる優しい人。

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    2026年07月23日
  • 雨が降ったら

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    心に傘の花が咲く話は良かったなあ。電車の中なのに泣いてしまったよ。優しいお話。マモヤンを応援したい。

    寺地さんの小説は、ちょっと背中を押してくれて読後はいつも元気になっている。今作も面白かった。

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    2026年07月23日
  • 雨が降ったら

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    ものすごく心温まる本でした!

    ここに出てくる女性たちは別れを経験していたり、
    あえてひとりを選んでいたり、
    側から見ると寂しいのではないか?
    と思ってしまう境遇に見えるけれど、
    一軒の傘屋から人とのつながりができたり、勇気をもらったり、
    それぞれの人生を楽しんでいる感じがして
    こんな歳の取り方をしたいなと思いました。

    すごく素敵だった!!!

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    2026年07月22日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにした、7人の女性作家さんの短編集。さすがの実力派揃いで、外れなく全部おもしろかった。たいてい一つくらいは好みじゃないものがあるものなのに。
    「最後の晩餐」というテーマはハマりやすいものではあるなとも思うし、女性作家さんばかりだったからか、背景とか心情とかが分かりみがありすぎた。
    少し前に亡くなった父のことを思い重ね合わせてうるうるしてしまう話もあったり。
    最後の晩餐に自分だったら何を選ぶだろう?明確な答えをみな持っているのだろうか?

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    2026年07月21日
  • 水を縫う

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    2026年上半期No.1でした。

    私自身が女であり、母親であり、シングルマザー。刺繍もする。母親と同居で、子供は清澄と同世代。
    共感しまくって、あっという間に読み終わりました。
    自分が感じたなんともいえない気持ちを言語化してくれた気がした。だから、痛いほど気持ちが伝わった。眉毛をハの字にしながら呼んだ。
    悲しいわけじゃないのに、涙がにじんだ。
    心に響いた、そんなお話だった。

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    2026年07月20日