寺地はるなのレビュー一覧

  • ナモナキ生活はつづく

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    ただ、面白い!佐賀出身で、大阪在住て、旦那と息子がいる。子供の頃は、食事の時に、テレビを見て怒られ、読書をしても怒られ、勉強しても
    やり過ぎと怒られ、遊び場もなく、学校の図書室で本を借りるのもドキドキする。小さな悩みを持ち、ポジティブではないけれど、不器用で共感できる。
    少し、口が悪い部分もあるけれど、突っ込んだり、ニヤニヤしたり、声を出して笑える!
    何度でも読めるエッセイです。元気ない時に読んでみて!!エネルギッシュ敏子いたらいいなぁ。

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    2026年06月21日
  • ガラスの海を渡る舟

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    手元供養という言葉をこの本で初めて知った。お墓に入れるか、散骨するか、そんなだと思っていた。私が手元供養するとしたら夫かなぁ。考えたくはないけど、子供の時もそうするだろう。

    道はおそらく発達障害。診断はついていない。五歳年下の羽生子と祖父のソノというガラス工房をついでいる。ふたりはガラスの骨壷を作って売っている。

    羽生子は道を認めたくない。いつだってちゃんとできないから、ちょっとできたら褒められてズルい。そのうえ道には特別な才能があった。ただ、羽生子の不誠実な彼氏から道が守り、嫌な叔父から羽生子が道を守ったことで少しずつ歩み寄っていく。

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    2026年06月18日
  • こまどりたちが歌うなら

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    コネ入社した茉子には前職で後悔があった。いびられる後輩に「見て見ぬふり」をしてしまった事だ。2度と後悔しない様、吉成製菓では自分の意見をどんどん口にする。当然、反発もされる。社長の幼馴染の伸吾もその1人だが、彼は一方で茉子の発言力を評価している。今時の考えと相容れない老舗企業の文化…一方的に改善する、とかはなくて少しずつ少しずつ周りが変わっていくのがリアル

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    2026年06月15日
  • ガラスの海を渡る舟

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    家族のやるせなさありがたさあたたかさ、家族が他者と関わることをどう受け取るか行動するか、その時の思い、いろんな大切なものが詰まっている物語でした

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    2026年06月14日
  • 水を縫う

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    手先の器用な刺繍の上手な男の子の話。寺地はるなは男の子を書くのが上手い。カレーの時間も良かったし。女の子を主役に据えると主張しすぎてしまうのかもしれない。

    高校1年生の松岡清澄は手芸が好き。市役所勤めの仕事人間の母はシングルマザーで、祖母のお陰で家が回っている。清澄と祖母が料理、母が掃除、姉が洗濯という分担になっている。姉の結婚式のドレスを作ることになった。

    水青はかわいいものが苦手だ。シンプルなドレスがいいと言ったのに、清澄のスケッチのドレスにはリボンがある。希望を口にすると、それは割烹着だと言われる。小学校の頃、男にスカートを切られた。それ以来ふりふりの服を拒んでいる。

    結婚して子供

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    2026年06月12日
  • ガラスの海を渡る舟

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    自分の感情、他人の感情と
    分けて考えれるようになりました。
    本を読んで主人公のきもちに影響されたり
    いろいろな他人の気持ちに影響されがちでしたが、それを自分の生活に持ち込まないようにできる考え方をこの本で学べました。
    内容としてもすごく、心に残ることが多かったです。

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    2026年06月12日
  • カレーの時間

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    男らしさにこだわるじいちゃんと、現代っ子の僕の話。寺地はるなにしてはスピード感と元気の良い作品で、そしてものすごく良かった。

    第1話 隣の席の小西はどんどん侵略してくる。僕はは広げたくなんかない。自分の世界を快適に保つことにエネルギーを注ぎたい。

    一昨年の夏に戦争が終わった。でも玉音放送はよく聞こえなかったし、何言ってるかさっぱりだった。橋の下で寝起きしてる男に、ご飯を恵んでもらった。母が自殺してからいろんな家をたらい回しにされている。飯のお礼にアケビを持ってくるといったら、いらないから、お前が大人になった時、腹を空かせている奴に食わしてやってくれと言われた。

    僕桐矢とあずきの母は三女で

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    2026年06月11日
  • こまどりたちが歌うなら

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    なんや、神経質で繊細な子やなぁと思った。

    小松茉子は今日から6-7歳年上の従兄の伸吾を社長と呼ばねばならない。亀田さんは特別なパートさんだから会話に気をつけるように言われる。伸吾の父が心臓を患って引退して、社長職を継ぐ。事務の子が辞めるからと伸吾に誘われた。

    家に帰ると満智花が両親と映画を見ていた。菜の花の辛子和えは満智花が作ったらしい。満智花は同じマンションに住む看護師。最近ちょっと茉子の家に入り込み過ぎているのではないかと思っている。

    二ヶ月たった。亀田とは親しくしていない。亀田は以前、こまどり庵で勤めていたが、結婚出産後復帰して事務のパートに回っているらしい。江島さんのパワハラチッ

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    2026年06月10日
  • 川のほとりに立つ者は

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    自分が生活の中でふと思うことを書いてある。
    日常の中で「〜であって欲しい」と思うことは多々転がっているのではないかとかんじた。

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    2026年06月08日
  • こまどりたちが歌うなら

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    未だに暗黙のルールとか、昭和の頃のままの理不尽なルールが横行している会社はたくさんある。どうせ変わらないと思って、黙々と働くしかない人が多い中で、茉子さんのような存在はありがたい存在だなと思った。少しずつ会社の仕組みが変わっていく様子が本当に嬉しくて、登場人物たちを頑張れ!と応援したくなった。

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    2026年06月07日
  • いつか月夜

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    もっちゃんと冬至の静かなお話。トーンが抑えてあって良かった。

    實成の父が亡くなった。モヤヤンが部屋にいる。塩田さん親子と夜に散歩する。娘はエリザベート・ネコスキー一世と名乗る。ザベ子と呼んでいる。しかもザベ子は塩田さんの娘ではなかった。ザベ子が熊と呼べと言い出す。

    夜の散歩の人数が増える。伊吹さんと、松江さん。母に荷物を送らなくてもいいと言ってるのに送ってくる。熊が実の親に連れ帰られて、出て行かないように監禁される。みんなで救いに行く。

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    2026年06月05日
  • 正しい愛と理想の息子

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    寺地さんの小説は引き込まれる。
    そして最後には必ず優しい涙がこぼれる。
    本当に大好きな作家さんだ。
    詐欺師の話しでもあり、認知症や、家族の関係、周りの人との結びつき、色々な要素が混ざっていて本当に素晴らしかった。
    眞は人生を悲観していて、むちゃくちゃな人生を送ってきたが、ふと30代になり自分の人生を考えるようになる。
    私も10代、20代、30代と何も変わっていないと思っていたが、やはり人間は色々なものを吸収して感じて考えて生きていく生き物なんだと思った。
    眞の周りに素敵な人達がいてよかった。
    これからは眞が幸せになれそうでよかった。
    私も自分のこれからのことをしっかり考えていきたいと思わせてく

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    2026年06月04日
  • リボンちゃん

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    寺地はるなさんの作品は、個人的にすんなり入ってきやすい。
    主人公のリボンちゃん視点で描かれているのに、ほかの登場人物と比べて謎めいた部分も多い気がしましたが、自分に正直で好きなキャラクターでした。

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    2026年06月03日
  • こまどりたちが歌うなら

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    表現が丁寧で、綺麗な言葉が随所随所に散りばめられていた。特に各章の終わりの言葉が綺麗で書き残している。
    27歳というまだ若さが残る主人公の心の中の気づきや、主人公の周りの人の言葉に私もはっとさせられた。
    主人公の心の中の関西特有なツッコミにも何度も笑されたし、和菓子屋が舞台だからこそ季節を感じながら読み進められるのが気持ち良くて、温かく感じた。読んだ後、すっきりと、ほっこりとなるそんな感覚だった。

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    2026年05月31日
  • 白ゆき紅ばら

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    遠縁の夫婦が運営している施設『のばらのいえ』で育てられた祐希は、高校卒業式の前日に幼少の頃から一緒に過ごしていた同い年の紘果を置いて逃げ出した。
    〈かわいそうな子どもを救う〉という理想を掲げ、行き場のない母子をも受け入れていた『のばらのいえ』は、運営する夫婦と子供たちの間にいい関係は築けてなく、祐希は他の子供たちの世話をしたり、雑用をさせられたりしていた。

    十年後、ある事件がきっかけで祐希は『のばらのいえ』に戻ることになり、紘果を助け出そうとするのだが。

    祐希が『のばらのいえ』で過ごしていた高校時代の回想をはさみながら物語は進んでいきます。
    他人に良く思われたい、崇められたいという身勝手で

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    2026年05月31日
  • いつか月夜

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    夜中に歩いてる人たち同士で、偶然合って、だんだんと繋がっていく姿、支えようとしている姿にあたたかみを感じました。
    最後はやっぱり家族だなあと、しみじみと感じました。
    元カノの伊吹さんと特に色々とあったけど、最終的には伊吹さんの方からいなくなって、これでお互い良かったのではと思った。それぞれの優しさも伝わる物語だなと感じた。

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    2026年05月29日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    ハチミツの甘い香りと蜜蜂の鋭い針。主人公を取り巻く優しい出会いと心無い言葉。読みながら養蜂の世界にどっぷり浸かっていく。何かに夢中になれる人は眩しい。自分で選んだ居場所で楽しく暮らしてほしい。

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    2026年05月28日
  • 川のほとりに立つ者は

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    めちゃくちゃよかったです。人間味がすごく感じられて、言葉にできない学びがあったように思います。いい意味で、道徳の教科書に載っていそうな小説です。それにしては長すぎますが(笑)
    しかし、小説としては253ページと短く、3日間でサクッと読めました。読書を始めたてだ、なんて人にもおすすめできます。実際私も読書初心者で、こちらが4冊目でした。寺地はるなさんの小説はまだこれしか読んでいませんが、調べると好評の作品をたくさん書かれているようで。今後寺地さんの本を読むのが楽しみです。

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    2026年05月26日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    主人公や、主人公の友達のように、自分の弱さに気づき認め、考えを改めることのできる人間になりたいと思う。
    また、物事って一方の視点から見ただけでは正しいとか間違っているとか判断できないと分かっていても、自分の経験だとどうしても主観が入って偏りがちなんだけど、この話を読んでいると、客観的に一つの事象に対していろんな目線で話が見えるので、改めて人の選択にいいとか悪いとか決めつけてはいけないと思った。
    この作者さんの作るお話を読んだ後は、現実世界が少し明るく感じる。
    最後の主人公が、小柳さんへの気持ちをこぼすところは、店員さんとしてその場にいたいと思うくらい尊い場面だった…。その場にいたら叫び出してた

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    2026年05月25日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    自分がなにかに悩んでいるとき、きまって、小説を手にとりたくなり、最初は気を紛らわすつもりで読み始めるのに、内容が次第に自分の悩みと重なっていく。おそらく勝手にこちらが重ねているだけなんだろうけれど、本作に登場する人物とは相性が良いのか悪いのか、気付けば自分が窘められていて、読みながらなんども謝ってしまった。ごめんなさい、私も先のことばかり考えて、今を蔑ろにするところある。大切な人へ気持ちを伝えることを恐れている。意地を張ることもある。それにより傷付けてしまった人々へ、ごめんなさい。
    でも、大人ってだいたいそうじゃないか? 誰にも叱られなくなって、自分が確立されていって、他者を受け付けなくなって

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    2026年05月23日