寺地はるなのレビュー一覧

  • カレーの時間

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    カレーは好きだが甘口は嫌いです。
    カレーのどんな話かと読み始めたけれど、小山田義景をはじめ登場人物が全て愛おしく不器用。
    桐矢が「いいな、葉月さんっていいな」と思うように桐矢はいいな。
    弱そうで強く優しい。
    生まれた日にお祖父ちゃんが念じた通り。
    キャベツとツナのカレー、作ってみよう。

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    2026年03月18日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    とつとつと、心に迫るものがある。このお話たちに、出会えてよかった。少しあの日に帰ったような感覚に陥った。

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    2026年03月15日
  • カレーの時間

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    ネタバレ

    私の祖父は、桐矢の祖父と違い、「みんなそれぞれ考え方があって受け入れる性格まるっこいじいちゃん」だったので、最初読んでて桐矢の祖父の横暴さや「典型的なステレオタイプの昭和の頑固迷惑爺」がしんどかったし、そんな祖父と生活しなきゃいけなくなった桐矢に同情しかなかった。そんな正直鼻つまみ者な祖父と祖父が若かりし頃営業を頑張ってたレトルトカレーでちょっとずつ距離が近づいていくところをみて「人情は多少あるんだけどね…」って感じだった。
    桐矢の祖父は家族の愛情を知らずに育って食べ物にも苦労したから、家族を持つことに戸惑いもあったし、食べ物の恩のこともあって必死だったこと。そういう面を知ると仕方ない部分もあ

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    2026年03月15日
  • 声の在りか

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    最近息子が生まれたので、成長するにつれて悩むことがでてくるのかな、夫との関係性が変わってしまったらどうしよう、ママ友付き合い大変そうだなと想像が膨らんだ。また数年後に読んだら感じ方が変わるのだろうな。

    結局言葉にしないと伝わらないけど、なんでも言葉にすればいいわけではない、人生の課題だなと思う。

    岡野さんママの「勉強はチケット」という言葉、いつか私も息子に伝えたいのでメモ。

    -たくさん勉強をした人はたくさんチケットを手に入れて、遠い場所でも近い場所でも、自分の好きな場所に行ける-

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    2026年03月14日
  • 水を縫う

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    寺地はるな、『水を縫う』。
    寺地はるな作品初読み。

    松岡清澄、手芸好きな高校1年生。手芸好きをからかわれ、クラスでは浮いている。幼いころに父と母が離婚し、今は祖母・文枝、母・さつ子、姉・水青との3人で暮らしている。

    かわいいものが苦手な、結婚を控えた水青のために、清澄は、ウェディングドレスを手作りすることに。

    家族でありながら、自分たちの想いをなかなかうまく伝えられない松岡家。
    水青は、過去の忌まわしい記憶から、かわいいものが苦手であるが、それをうまく伝えられない…
    水青のためにウェディングドレスを作ろうとする清澄も水青の想いを汲み取れず、自分の想いを伝えられない…
    さつ子も手芸好きな清

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    2026年03月14日
  • ほたるいしマジカルランド

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    遊園地で働くことに迷いを抱えながらも、前向きになれる何かをつかんでいく登場人物たち。読んでいて温かい気持ちになり、自分も何だか励まされた。

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    2026年03月14日
  • ナモナキ生活はつづく

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    寺地はるなさんの作品はいくつか読んでいるが、
    エッセイは初!表紙もほんわかして可愛らしい!

    私と同世代なので、感覚が近い所がいくつもあり、何度も励まされたり、笑わせてもらった。
    そして、ふいに勇気づけられたり元気ももらえた。

    一つ一つのコラムから溢れるメッセージというより、まぁ同じ時代に生きとる者同士、ぼちぼちいきましょう〜という感覚の、肩の力をそっとほどいてくれるような作品だった。

    リヴァー・フェニックス、私も好きだったなぁ。
    久しぶりに当時の胸キュンを思い出させてくれた寺地さんに感謝。

    小説では分からない、寺地さんの心に少しだけ近づけた気がして、親近感がわいた。

    今後も作品を読ん

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    2026年03月11日
  • いつか月夜

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    久々の寺地はるな作品を読みました。
    闇夜のなかでくるひろげられる登場人物たちの各々の視点が誠実で、派手さは無いけど引き込まれた。

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    2026年03月08日
  • みちづれはいても、ひとり

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    たんたんと。時間は流れていくから、だからこそ、たんたんと、正解のない生き方だから、そのままでいいと思える作品。

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    2026年03月06日
  • ほたるいしマジカルランド

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    マジカルランドで働く従業員たちの葛藤や悩み、そして様々な人との関わりの中で生まれる成長が感じられる作品だった。
    悩みも視点や考え方を変えれば、こんなことで悩んでいたのかと思えた。

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    2026年03月05日
  • こまどりたちが歌うなら

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    ☆4.5
    人間関係で傷つき、退職した主人公は、親戚が経営する和菓子屋に事務として再就職。
    時代遅れな職場で、はっきりと意見を述べる描写に、最初はちょっと引いた。
    登場人物の人となりが明らかになっていくと、一気読み。
    タイトルの意味が、よくわかった。
    弱気になった時に、背中を押してもらえそう。
    主人公の両親が素敵。
    『あの食パン店の残党やで』には笑ってしまった。

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    2026年03月05日
  • ナモナキ生活はつづく

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    寺地さんの小説が好きで寺地さんを知りたいと思ってワクワクしながらエッセイを手に取った。共感しっぱなし。見ていた番組も同じ。USJにも行くらしい。うれしいなあ

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    2026年03月05日
  • 川のほとりに立つ者は

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    29歳、カフェの女店長の清瀬。
    意識不明になった恋人の、隠していたことの真実に、少しずつ向き合っていく。

    29歳で、こんなにしっかりと物事を考えて、大人な対応ができる人ってどれくらいいるんだろう。

    そんなことを思いながら読んでた。

    同じ境遇にならない限り、もし自分だったら、と想像するのは難しいけれど、同じような態度は取れない気がした。

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    2026年03月04日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    ネタバレ

    audible☆+本
    時田翼の人生に触れた物語だった。

    "「来年」や「将来」が、あらかじめ設定されていて、ただそこに向かって駒を進めるようにして生きていければ、楽だろう。"
    大人になると全て自分が選んで、決めて生きていく。泣きたくなるくらい嬉しい事、辛いこともある‼︎

    "目の前に現れるものにひとつずつ対処しながら、一歩踏み出す方向を決めるしかないのだろう。いちいち悩んだり、まごついたりしながら。"
    人生ってこの繰り返しで、そこから学び生きやすくなるよう成長していくんだと痛感した。

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    2026年03月04日
  • 川のほとりに立つ者は

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    よい小説だった。
    映画化されるらしいのでそれも観てみたい
    天音のことが許せない気持ちがあったが、読み進むうちに自分の中にも天音がいるかもしれないと気づく
    さらに言えば小瀧もいるし、もちろん清瀬も青木くんもいる
    篠ちゃんの言う通り、濃くなったり薄くなったりするだけなのだろう
    「明日がよい日でありますように」で締めくくられる解説に、自分もその言葉が言えるようになりたいと願う

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    2026年03月03日
  • リボンちゃん

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    なんであれ、マイペースで自分を持っている人が好き❤️
    たかし社長も、とてもいいし、
    福田くんも好きだな。
    福田くんの姪っ子ちゃんたちもすごくいい。

    もう、なんでもありの現代社会、人の迷惑にならない限り、マイペース貫いていいんじゃない?

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    2026年03月03日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    タイトルの通り蜂蜜が食べたくなるお話
    優しい映画を観ているような穏やかな気持ちになる内容だった
    碧が仲良くなった周りの人達の優しさが沁みた

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    2026年03月02日
  • ガラスの海を渡る舟

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    兄の道はコミュニケーションが苦手で協調性がなく、妹の羽衣子は何事もこなせるかわりに突出したものがなく、自分の個性が見つけられていない。
    はじめは、妹に同情したけど妹も妹でいろいろあるな〜って思ったのが最初の印象。
    正直私は何でもこなせるのが羨ましい。私には得意苦手がはっきりしていて、周りにもよく言われていた。私の友達はとても器用で、真似てすぐ習得出来る。とても羨ましかった。でもその友達にも、突出したなにかが欲しいから、むしろ私が羨ましいと最近言われたことをふと思い出した。(私に得意なことって何か私にはわかってないけど)
    最終的には、兄妹がめっちゃ仲良し!という訳では無いけどわかりあっていくんだ

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    2026年03月02日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    家族って難しいよねとこの本を読んでつくづく思い苦しくなった。でも時が経てば良い方に変わることもあるし、変わらない良さに気づくこともある。あの辛かった思い出も、暗闇のような苦しかった日々も、振り返ってみたら少しはマシな人生だったと思えは日が来るのかもしれない。家族とは綺麗事ではないことばかりだけど、踏ん張って生きるときに差し込む光と希望に感動した名作小説でした。

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    2026年02月27日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    自分がもう死んでしまいたいと思っている時にふと人にかけられた言葉によって、行動によって思いとどまる。そんな場面はそうそう何度もない。人によって生かされた人生を大切に精一杯生きていく主人公に涙がとまらなかった。
    所々寺地はるなさん特有のクスっと笑えるひとりごちるところは相変わらず好きだなーと思った。
    どうか碧が安西と黒江さんとこれからも幸せな人生を紡いでいってくれることを願ってしまう。

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    2026年02月25日