夜が暗いとはかぎらない

夜が暗いとはかぎらない

1,760円 (税込)

8pt

大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきんが突然失踪した。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているという。いったいなぜ――? さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす13の物語。

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夜が暗いとはかぎらない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月31日

    タイトルと、表紙に惹かれて手に取った一冊。
    とても面白かった!
    脇役と思っている一人一人にもそれぞれの物語がある。
    それぞれの物語の中の様々なシーンで、
    これわかる!私が感じてたモヤモヤや思いを、言葉でこうやって表現できるんだ!同じこと思ってる人がいるかもしれない!と沁みるように読みました。

    小さ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月22日

    心温まる下町?群像劇。印象に残る場面、セリフもいくつかあって素敵な本でした。登場人物多いから一気に読まないとエピソードの繋がりがわからなくなりそう。

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    Posted by ブクログ 2022年12月28日

    小説みたいな奇跡や不幸って、生きていても正直そんなに起きない。でも生きていれば、ちょっと気になることとか、モヤっとすること、小さなハッピーは起きたりする。それをこんなに上手に言語化できる人がいたんだと感動した。
    短編になっていて、登場人物が少しずつつながっていく、よくある形式だけど、どの登場人物の気...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月28日

    子供、若者、親世代、祖父母世代。暁町の消えゆくマーケットを舞台に、様々な背景をもつ登場人物たちの目に映る世界の物語を通して、生きることの切なさと暖かさを、宝石のような言葉で丁寧に描き出してゆく。

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    Posted by ブクログ 2022年10月13日

    みんな、生きている。
    登場人物、みんないい人たち。疲れた私を彌してくれる物語。

    さあ、明日も頑張って生きる。

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    Posted by ブクログ 2022年09月05日

    表紙のキャラは「あかつきん」。あかつきマーケットのゆるキャラ。
    あかつきんとその周りの人々の、何かが変わるような変わらないような連作短編。

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    Posted by ブクログ 2022年08月28日

    どんな人にも、ぱっと見ではわからない一面があり、
    深みがあり、感情があり、ドラマがある。
    その一つ一つを丁寧に掬い上げて、
    人のあたたかさを、手ずから渡すように
    ぬくもりや、やわらかさを
    そっと崩れないように渡された。
    そんな読後感。

    どれも、あぁそんな感情あるな、と
    胸の奥で共鳴したり、あまりの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月03日

    通りすがり見えた人も、その人の人生においては主役である、小さなマーケットを取り巻く連作短編集。
    不意に出会う、救いになる言葉の数々に涙が出ることも。

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    Posted by ブクログ 2022年04月14日

     あかつきマーケットを中心にした町で暮らす人々を描く群像劇。
     3章仕立てで、第1章はプロローグを含め9つの短編、第2章は5つの短編で構成され、第3章のみ単独でエンディングとなっている。

          * * * * *

     閉店決定的のマーケットや、起死回生策として作られたゆるキャラ「あかつきん」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月21日

    ちょっとずつ繋がってる連作短編集。
    どの話もそれぞれ良かった。登場人物が多いからじっくり考えながら読んだ方がより楽しめそう。
    「グラニュー糖はきらきらひかる」が一番好き。

    0

夜が暗いとはかぎらない の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    319ページ
  • 電子版発売日
    2019年05月31日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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