寺地はるなのレビュー一覧

  • 雨が降ったら

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    ネタバレ

    40代くらいの中年女性たちの物語。歳をとるのもそう悪くないなと思えた。
    「渦中にいるしんどさは、その時々でかならずある」本当にその通りだと思う。後で振り返った時にあの時は良かったなと思うだけ。喉元過ぎればってやつかな。
    親子って近すぎるとしんどくなる。辛い時は「親にも子にも無視する権利がある」って言葉を思い出すようにしたい。

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    2026年06月07日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    「どうして私はあの子じゃないの」
    という気持ち、誰しもが思ったことがあるのでは?
    そこまでいかなくても、「あの子になりたい」とかならもっとたくさんの人が感じたことがあるのでは?
    「あなたはあなたにしかなれないのよ。どこにいたって」これは100点満点の回答だと思う。私は私、あなたはあなた。でもそういうことじゃないと思う。言葉を選ばずに言うと、そんなのは綺麗事だ。
    自分のことを「可哀想」と思い、周りの人みんなを「嫌なやつ」と思うのは確かに快感で、自分中心に世界を回すのは実に気持ちがいいかもしれない。
    結局、ここではないどこかに行きたい気持ちや
    この場所から抜け出したら変われるかも……!という思いが

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    2026年06月07日
  • 川のほとりに立つ者は

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    タイトルだけ見てもどんな話かよく分からなかったけど、読み終わってみると、とても深く心に刺さるタイトルだった。泣けるお話ではないけれど、人はそれぞれ抱えているものが違うし、表面だけで判断するのは違うよなあ、と感じさせられた。

    単純な自分の思い込みだけで理解したような気になるのも、良かれと思ってやったことも、「受け入れられるべき」と感じている自分がいたと気づいて反省した。そういう「分かりやすい」物語を好んでいるのは間違いないけれど、手を差し伸べられた側が必ずしも「受け入れなければならない」ことはないいんだよなあ。なんだか、スッキリするようなものではないけれど、人はそれぞれ。それを突きつけられて、

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    2026年06月07日
  • ガラスの海を渡る舟

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    登場人物がすれ違いながらも少しずつ成長していく姿が印象深かった。
    決してずっとハッピーな物語ではないけれど、物語の空気や言葉の端々に優しさを感じられた。

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    2026年06月07日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    希望の失踪を追った兄の誠実。弟の人間関係をたどることで誠実自身にも向き合っていくのがよかった。
    それにしても、これにでてくる母親、父親が怖い考えを持った人ばかりで気分が悪かった。
    希望と誠実、どちらも幸せになってほしいなぁ。

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    2026年06月06日
  • 雨が降ったら

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    読みやすい本だった
    コンビニの代わりに傘屋なのか
    今時傘でどうやって食べていくのかと思ってたら、不動産所得が結構ありそうな家族だった

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    2026年06月05日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    登場人物が多くて、ちょっと読む期間が空いてしまうと、誰だったかな?ってなってしまうけど、共感できるお話もあって、心に沁みました。
    また少し疲れたときとかに読み直したい本。

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    2026年06月05日
  • 雨が降ったら

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    ずっと「やまない雨はない」とか「雨上がりは晴れる」とか雨って降ってることが悪いと思っていたけど、傘をさせばいい。
    通り過ぎるのを待たなくても避ける方法はある。

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    2026年06月04日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    この物語に脇役はいない。という解説の言葉に激しく同意する。
    人それぞれの環境や価値観を否定も肯定もしない文章が心地よかった。

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    2026年06月04日
  • わたしの良い子

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    実際に鈴菜の様な妹がいると大変だと思うけど、それ以上に蒴が可愛い。
    姉妹で勘違いは良くあると思う。
    私も妹と互いに親が自分には関心ないと思っていた。
    椿の葛藤は子育てに悩みお母さんにもきっと共感されると思う。
    うちの母は3人産んでフルタイムで働いていたから本当にほったらかしだったけど、多少の不満はあれどよく働くなあと感心と感謝しかなかった。
    時代は変わり大らかに育児をするのが大変な時代になったとも思います。
    少子化が進む中、誰の子に対しても優しいおばさんでありたい。
    子供はいるだけで癒される。だけどその子育てをする人はそれだけではない。
    実際、産休明けの先輩が仕事の方が楽と言っていた。勿論その

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    2026年06月04日
  • 最後の晩餐

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    豪華執筆陣にワクワクして購入し、期待通りの素晴らしいアンソロジーだった。
    どのお話にも違った良さがあってどれが1番好きか決めきれないが、今いちばん思い出すのは金原ひとみの『ラストサパーフォーエバー』。

    彼氏と別れて死にたいくらいつらいクズハの元に女友達3人が最後の晩餐に食べたいものを持ち寄る。死にたいクズハ本人ではなくその友人たちが選んだものなので理性が働いていて面白い。特に未来のことを心配しなくて良いから痛風鍋、という選択肢はあまりにも理性。自分にはその視点と選択肢が存在してなかったのですごく良いなと思った。本能のままに手を伸ばし食べまくる描写に活力が湧いてくる。

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    2026年06月04日
  • ぬすびと

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    高級ジムで清掃パートをやっている鳴海は貧乏筋の家育ちのようだが、イケメンの夫、暖(だん、彼もイケメン過ぎてハブられると無理に仕事続けない低収入系)とも仲が良いようだし、卑屈ではない精神性を感じさせる。そんな時、鳴海が職場で商工会ニュースなどチラ見して気にしていた老舗のお菓子メーカー次期社長、南雲栄輝の元婚約者が家に来ていた。そして栄輝から母の彌栄子がそこにいないかと電話がくる。なぜ、名家の南雲家とカツカツ生活っぽい鳴海が繋がっているのか?しかも20年前の繋がりのようだし、なぜ今?と気になる感じで物語は始まります。実際の生活に妥協しながらも芯の曲がらない鳴海の精神の強さが読んでいて心地良いのと、

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    2026年06月03日
  • 雨が降ったら

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    【雨が降ったら傘をさせ】
    本当にその通りだなと改めて思わされた本。

    いい日も悪い日も必ず終わりがあって、そうやって人生は死ぬまで続いていくんだなあ。

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    2026年06月02日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    「朝が明るいとはかぎらない」
    「昼の月」
    「夜が暗いとはかぎらない」
    の3部構成。

    タイトルからわかる通り、
    “普通”“常識”“一般論”の文脈から
    「いいこと」「幸せ」とされるところの暗い面。
    「悪いこと」「不幸せ」とされるところの明るい面。

    ものごとを一面だけ見ても何も理解できない、という
    ある意味では当然のことを改めて掘り下げてくれる1冊。

    ラベルは理解の一助にはなるけれど、誤解の始まりでもある。

    リレー形式で語られる中に物語の縦軸はあるのだけれど、
    そこが少し弱くて読み進める引力には欠けていた印象。

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    2026年05月31日
  • 白ゆき紅ばら

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    可愛い表紙が目に止まりジャケ買い。御伽話のような小説かなと勝手に思っていたけどそんなきれいな話ではなかった。紘果と祐希の絆の深さが印象的で2人の幸せを願わずにはいられなかった。

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    2026年05月31日
  • ナモナキ生活はつづく

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    ユーモアがあって息抜きにちょうどいいエッセイ。
    本当どうでもいいような話もあるんだけど、時々出てくるエピソードのなかで、著者はうまくできなくてもいいんだよと自分ごと肯定する。
    顔を知らなくても、どこにいるか知らなくても、あなたがどこかにいることは知ってるよ、と言ってくれているような気がした。

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    2026年05月31日
  • 雨が降ったら

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    わかば洋傘店で交わる、30代から50代の女性たち。立場も環境も違う、彼女たちの雨上がりの物語。

    それぞれに人生があって生活があるということ、誰1人として決して同じものはないということ、当たり前のことですが、そんな事をしみじみと感じる作品でした。大きな出来事が起こるわけではないけれど、洋傘店を中心に彼女たちが変わり始める様子がうかがえます。彼女たちの穏やかな変化が心地よく、これからの自分の人生までもが楽しみになります。雨の日に傘の花が咲く様子や、雨上がりのしっとりとした眩しさが伝わってくる、心地よい物語でした。寺地はるな先生の、大好きな作品がまたひとつ増えました☺︎

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    2026年05月30日
  • ほたるいしマジカルランド

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     好きな物語の感じだったが、全部理解できなかった。
     「自分のことは自分では見えにくい」。という一文は、今日飲んだ尊敬する先輩にも言われて改めて感じた。
     30年近く生きても、新しいことに出会うし、新たな感情にも会う。
     解説も素敵だった。「この世界のどこにも、「普通」の人なんていない。」ほんとにその通りだと思う。
     自分の人生を精一杯に行きたいと思った

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    2026年05月30日
  • 雨夜の星たち

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    解説では「生きづらい」と表現されていたけどちょっと違うような
    本人はそんなこと気にしていなさそうだけど、そこを除けば、私に似ているので共感してしまうところが多かった

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    2026年05月30日
  • ぬすびと

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    人との出会いは人を変える。あの時のあの瞬間、同じ場所にいた人しか感じ得ない「なにか」がある。その大切さを思い出させてくれる作品。

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    2026年05月30日