寺地はるなのレビュー一覧
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とある町にある、あかつきマーケットを舞台としたお話で、あかつきマーケットのキャラクターのあかつきんが疾走した事により、物語が進んでいく。
名前を覚えるのが苦手なわたしはオーバーヒート起こすくらい沢山の人物と名前が出てきて大変でした笑
とは言っても、短編があかつきマーケット、ちらつくあかつきんが関わりながらも、その人の人生が描かれていて良かったです。
そんな長く色んな人の傍にあって、見守り続けてきたあかつきマーケット。
沢山の思い出や色んな時間が詰まってるなぁと。
素敵な言葉が
死んだ人間は、天国にもどこにも行かん。死んだら小さい、たくさんのかけらになって散らばって、たくさんの人間に吸 -
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寺地はるなさんの本は20冊目。
思ったより読んでいた…。
作品の中でも分厚めな本作。
序盤では、このおじいさんのこと…どうしよう…好きになれるかなと不安がよぎりました。
でも読み進めるうちになんかそういうことじゃないかも、となんか溶けていった。
今の令和の時代から言うと価値観が古い固まったおじいさんと思ってしまうけど、現代の価値観に固執する側は、あるべき価値観を固めすぎているのでは?とちょっと気付きでした。
単純な実は悪な人が見えないところで良いことしてたとか、そういう構図の話ではなく。
詰まるところ全てにおいて対話が必要なのではと思いました。
最近は某氷上の師弟アニメにどハマりしている日 -
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Audibleと、積ん読本の併用(笑)
お見舞い、病院付き添い代行。
こんな仕事いるよな。このお話はコロナ禍だったりするから尚更。
「他人に感情移入しない」と言われる主人公。最初、正直羨ましかった。
それは移入してくる人が苦手だから、なのに移入もしてしまう自身も嫌だから。
基本、本当に人なんて解らない。自身ですら理解不能なときあるのに。だから移入しても、移入されてもね。。。
最初から星崎くんが気になってしょうがなかった。最後の方でホッとした。
母親との付き合い方には、ん?だったり、そんなんじゃね〜とか思ったし、お姉さんが最後の方で吐露したこともわかるようなわからないような(笑)
傘み -
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和菓子屋さんの甘くかわいいイメージとはちょっと違い苦味が走る。親子経営、サービス残業、パワハラ、モラハラ諸々など正直、親戚でもこんな会社で働くのは嫌だししんどいと思う。見て見ぬ振りも辛いものだと思うし標的にされたらなお辛い。意外と亀田さんは好きだけど、扱いづらい人ばっかりなところに善哉がいい人過ぎて感動すら覚える。茉子の母の言葉にハッとさせられるものが多く、確かに本を千冊読んだからといって感性や想像力や論理観や知識が蓄えられるわけではなく何の自慢にもならないな…と思えた。茉子が前例になったのが感慨深く、和菓子が美味しそうで食べたくなった。
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ネタバレ水青は、過去の経験から「かわいい」を生活から削ぎ落とす。
そんなことで、って言われるのが怖い。
あなたが悪い、って言われる恐怖から、かわいいを遠ざける。
でも、その中でも紺野さんとの結婚で気づいたこと。
「かわいい」は、「好き」ってこと。
全の世界観はとっても素敵。
でも共同生活には向かないってこと、そうそう!って思いながら読んだ。
さつ子の「精一杯」と、もっとやれたんじゃないかという後悔。
普通、から外れるのを嫌う。それは、傷ついてほしくないから。
「わかるよ」の共鳴以外が怖い、そんなさつ子。
男と女、比べちゃならぬと心に決めている段階で、
その思想は消えてはくれない。
男と女で分けられ -
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ネタバレこの本を読んで、まず心に残ったのは
「誰かと一緒にご飯食べて楽しかったとか美味しかったとか、そういう記意ってずっと残るから、食べてもなくならないよ。記憶が残るなら、それはご飯も残ってるってことだよ。という言葉。
気づかないうちに “なくなること” を惜しんでいたけど、なくなるのは形だけで、感じたあたたかさは残り続ける。それに気づけた瞬間、日々の食事にも少しだけやさしい光が差した気がしました。
もう一つ深く刺さったのが
「自分の居場所があらかじめ用意されてる人なんていないから。いるように見えたとしたら、それはきっとその人が自分の居場所を手に入れた経緯なり何なりを、見てないだけ」という言葉。
居 -
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83歳の祖父は絵に描いたような男尊女卑、高圧的で頑固で粗暴で、不器用。
そんな祖父を苦手に思う25歳の孫 桐矢は潔癖気味、神経質で優柔不断、そして不器用。
性格も価値観も全く異なる二人の同居生活が始まる。
初っ端の祖父 義景さんの登場があまりにも強烈すぎてダメージを食らい心折れそうになったけど、戦中から戦後と激動の昭和を生き抜いてきた背景を知ると印象が変わった。口は悪いしデリカシーもないけど、どこか憎めない。対する孫の桐矢は現代的というか押しに弱くどこか頼りないけど、思慮深くて芯が強い。
義景さんの過去パートは時代背景のせいか割とシリアスめ、対する現代の桐矢視点は真反対のおじいちゃんとの生活