寺地はるなのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「どうして私はあの子じゃないの」
という気持ち、誰しもが思ったことがあるのでは?
そこまでいかなくても、「あの子になりたい」とかならもっとたくさんの人が感じたことがあるのでは?
「あなたはあなたにしかなれないのよ。どこにいたって」これは100点満点の回答だと思う。私は私、あなたはあなた。でもそういうことじゃないと思う。言葉を選ばずに言うと、そんなのは綺麗事だ。
自分のことを「可哀想」と思い、周りの人みんなを「嫌なやつ」と思うのは確かに快感で、自分中心に世界を回すのは実に気持ちがいいかもしれない。
結局、ここではないどこかに行きたい気持ちや
この場所から抜け出したら変われるかも……!という思いが -
Posted by ブクログ
タイトルだけ見てもどんな話かよく分からなかったけど、読み終わってみると、とても深く心に刺さるタイトルだった。泣けるお話ではないけれど、人はそれぞれ抱えているものが違うし、表面だけで判断するのは違うよなあ、と感じさせられた。
単純な自分の思い込みだけで理解したような気になるのも、良かれと思ってやったことも、「受け入れられるべき」と感じている自分がいたと気づいて反省した。そういう「分かりやすい」物語を好んでいるのは間違いないけれど、手を差し伸べられた側が必ずしも「受け入れなければならない」ことはないいんだよなあ。なんだか、スッキリするようなものではないけれど、人はそれぞれ。それを突きつけられて、 -
Posted by ブクログ
実際に鈴菜の様な妹がいると大変だと思うけど、それ以上に蒴が可愛い。
姉妹で勘違いは良くあると思う。
私も妹と互いに親が自分には関心ないと思っていた。
椿の葛藤は子育てに悩みお母さんにもきっと共感されると思う。
うちの母は3人産んでフルタイムで働いていたから本当にほったらかしだったけど、多少の不満はあれどよく働くなあと感心と感謝しかなかった。
時代は変わり大らかに育児をするのが大変な時代になったとも思います。
少子化が進む中、誰の子に対しても優しいおばさんでありたい。
子供はいるだけで癒される。だけどその子育てをする人はそれだけではない。
実際、産休明けの先輩が仕事の方が楽と言っていた。勿論その