寺地はるなのレビュー一覧

  • いつか月夜

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    変わらずの寺地さんの話
    考え方生き方には正解がない
    からこそ、

    自分の気分の問題で、今回は合わなかった気がした
    でもきっと誰かの助けになる本

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    2026年04月03日
  • 世界はきみが思うより

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    ネタバレ

    多様性という言葉が使われる世の中になってきた。けれど、そんなひとことで片付けられる問題でもないなと思っています。
    まさに本作のように、他人が作った料理が食べられない、「きれいなものがすき」だから自分が太ることへの嫌悪感、実の両親とわかり合えない、同性が好きである…。この世の中にはこれら以外にも様々な理由で世界への信頼が薄くなった人々がいる。
    その理由に大きいもちいさいもなく、本人が悩み困っていたら大変な問題だ。
    そんな問題を抱えている人は多い、はずである。けれど誰もがその問題を解決できたり、オープンにできたりする訳ではない。
    そんな人々の支えになるような作品だなと思いました。作品を読んだから今

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    2026年04月02日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    突然失踪してしたしまった弟である希望を兄の誠実が探しながら、真の弟の存在とはどんな存在だったのか、考えたり過去を振り返ったり。

    人って、相手が喜んでくれる自分を演じる所があるし、そうであってもいいと思う。

    ただ、できるだけ自然体で笑える自分の時間も欲しいですよね。
    希望はそんな時間、見つかりそうなのかな。

    兄の誠実もそんな時間をこれからゆっくり見つけてほしい。
    かっこ悪い自分を他人に見せることって難しいのかな。

    私にとって、希望は魅力的な人物にしか想像できなくて、私自身も本を読みながら希望を一生懸命に探していました。

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    2026年04月02日
  • やわらかい砂のうえ

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    人とうまく馴染めない夫をマチコの視点で見ているかのようだった。
    自分が正しいと思うことを人に押し付ける武器にしてしまうのは、自分でもあることだと思うし、友達でもやってる子もいる。
    うまくゆっくり向き合って言語化できるようになりたいなー。

    オートクチュール、砂、砂丘、フリル、ドレスとかそういうふわふわした言葉がたくさん出てきて、やわらかい気持ちになれた

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    2026年03月29日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    シリーズ4作目。
    明日町こんぺいとう商店街、という架空の町を共通の舞台にしたアンソロジー小説の4作目。
    うーん、1番最後の山本幸久さん作の「うさぎや」にはシリーズ1〜3の作品も含めて他の作品のキャラクターがたくさん出てくるけども、どうにもキャラクターの解釈違い感があって、だいぶガッカリ。このシリーズの他の作品にも他の作者さんと物語のキャラクターが出てくることはあったけど、こんなガッツリは出てこなかったから余計かも…シリーズ3作目に出てきた銭湯の孫息子の三助くんのキャラクターが特に解釈違いでガッカリしてしまいました それ以外は他のシリーズ同様ほっこりしたりほろりとしたり素敵な作品でした

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    2026年03月28日
  • リボンちゃん

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    ネタバレ

    大きな事件が起きるわけでもなく、劇的な変化もない。日常の中のちょっとした変化やちょっとしたチャレンジが素敵に響く本。
    『リボンちゃん』というタイトルが最後にこう効いてくるかと感じた。

    夢がなくても、それを恥じたことはない
    リボンのような人って、たしかにいいものかもしれない。

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    2026年03月28日
  • 世界はきみが思うより

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    どうしてこの本を読もうと思ったのか...

    覚えていないんだけど、
    装丁が素敵だったからなのか...

    自分の読むきっかけを推測するに(笑)
    この本のタイトルの後に続く言葉が
    「やさしい」であってほしいと思って読んだのではないか、と思う。

    けど実際に読んでみたら
    「やさしい」だけじゃなくて
    「複雑で多様で厳しくて」もつくようなそんな気がした。

    あらすじは...
    章ごとで人物目線が変わる短編ながらに
    ストーリーは繋がってる構成で、
    関西に住むある高校生とその大人たちの話

    ここ最近読んでいる小説の多くが
    最近刊行された本なんだけど
    多様性を取り入れられてて、これもまた同じで。
    そんな時代なの

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    2026年03月27日
  • やわらかい砂のうえ

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    良くもわるくも
    主人公の思考が自分に似ている所が多くて、周囲の指摘の言葉にはっとさせられる事が多かった。わかる!このめんどくさい思考回路!
    自分のこと書かれてる??と感じる場面も多々あった。自分に矢印向きがちで繊細メンタルの人は読んだ方がいい作品。
    逆に自分はじぶん、他人はたにんってしっかり分けて考えられる人からするとイライラしちゃう話ではないかなと思う。

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    2026年03月26日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    大きな展開はなくて(なくもないけどサラッと書かれてる)5年間隔での描写だからあっという間に終わった感じ。

    ものすごく機能不全な家庭。子どもたちが置かれた環境は酷だししんどいけど、自立できる年齢になった頃に 逃げなさい、家を出なさい、自分の人生を生きなさい と言ってくれる人がいたのは救いなのかも。

    寺地はるなさんは他にもいくつか気になる作品があるので読んでみたい。発達心理学とかそういう分野に通じる部分がありそうな?

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    2026年03月22日
  • 川のほとりに立つ者は

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    私も川のほとりに立つものなんだなあ
    対人援助職をしているので、グサグサと刺さる箇所がいくつかあった。

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    2026年03月22日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    閉店が決まったあかつきマーケットに関係する人達の日常や心の動き等が感じられた。大きなイベントとかはないが少しずつ皆繋がっていて良かった。夜が暗いとは限らないが深いなぁ。朝が明るいとも限らないよね。

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    2026年03月22日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    あかつきマーケットを舞台にした短編連作でした。
    静かに物語が進む短編で、なかなか読むのに時間がかかりました。他の趣味に気を取られていただけかな…
    でも、たまにそうそう❗とか心に刺さる言葉が散りばめられていたり、そう言うマインドでいたら今日を乗りきれるかも的な感じで読後感は良かったです。

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    2026年03月22日
  • 川のほとりに立つ者は

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    あなたの明日が、よい日でありますように。
    いい言葉だ。あたたかいものが心に沁み渡るような感じがする。

    日々生活していると、たまに自分はひとりだと感じることがある。どうすればいいのか分からず途方に暮れたとき、何をしてもなぜか上手くいかないことが続くとき、自分 対 世界というような意識に陥ることがある。ひとりの力で、この先の見えない世界を切り開いて行かなければならないのではと怖くなる。

    けれど、誰かが自分の明日を「よい日でありますように」と願ってくれていると思うと、途端に心強くなる。その誰かが大切な友人や家族であれば、より一層。
    そうして思い出す。友人や家族も、同じ季節の同じ今日を生きていて、

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    2026年03月21日
  • ビオレタ

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    読んでいる途中はどうも好きになれなかった
    田中妙の性格というか考え方なんですが、
    こちらのとらえ方の問題でなんだかんだと 
    不器用で周りからの目が気になるただただ
    真面目な子だったのが登場してくる人たちと
    かかわることによって気づかされていくのが
    面白かった。菫さんや千歳さんもなんだか
    とらえどころがわかりにくい感じだったん
    ですが読み終えると納得。そして、蓮太郎は
    いいやつだ!「相手にばっかり要求するなよ」
    って言葉はよかったな!ほんとにそうだよ。
    結局は田中妙自身より父や母、兄弟、
    ツカサ叔父さんなんかのほうがよっぽど
    妙のことがわかっていたんですよね。
    いい人たちに恵まれすぎだわ・・・

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    2026年03月21日
  • 川のほとりに立つ者は

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    一瞬の人の行動や表情で、『この人はこういう人』というラベルを貼って、そのラベルは変わらないと信じこんでしまいがち。
    でも、それはその人の一部分だけを見たに過ぎない。
    ラベルの反対側もあるし、ラベルの内側もあるし、そもそもラベル自体も正面から見るか、左側から見るかで見え方も違う。破れてる箇所や膨らみのある箇所もあるかも。
    そんなふうに人を見て、見たものも受け入れていくようにしたい。

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    2026年03月20日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    子どもを愛せない母親、愛人に逃げる父親、家族が嫌いな姉、家族を振り回す祖父。
    どこの家庭も問題を抱えていて、これらは実際珍しくないことだけど、羽猫家のように全部を抱えて崩壊している状態はしんどいだろうな。
    色々あっても親に愛されて育っているだけでまずは幸せだったんだなと子ども時代を振り返って思う。
    小説は後半は穏やかな印象はあるけど、可哀想に感じる部分が多かった。
    大人になって自立すれば自分で幸せを模索できるし、成長して親の人としての姿が見えてきて家族の関係性も変わってくるわけだから、ほっこり系の話というよりは自然の流れに思えた。
    無駄なものが全然ない世の中なんておことわりよ、という祖母の話が

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    2026年03月17日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    孤独を感じている人たちの短編集。
    周りには気にかけてくれている人たちがいるのに、素直に受け止められない主人公たちに、自分の気持ちもやさぐれていく感じがする。
    表現の仕方はユーモアがあり、クスリと笑えて、それが作品全体の毒消しでもあり、より毒気を際立たせているようでもある。
    どことなくイヤミスのような後味が残る作品だった。

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    2026年03月17日
  • ほたるいしマジカルランド

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    2026/03/10

    心から楽しんで毎日仕事ができている人って、どのくらいいるんだろうか。
    この作品に出てくる人物たちは、みんな心にもやもやを抱えながら仕事をしている。
    最近読んだ「御社のチャラ男」と構成が似ているけれど、この作品はもう少し前向き。

    仕事ってしんどい。大変。
    でも、自分の仕事が巡り巡って、誰かを少しでも笑顔にできていたらいいな、そんなふうに思わせてくれる。
    少し心が軽くなるお仕事小説でした。

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    2026年03月14日
  • 月のぶどう

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    良かった

    歩が成長していくなかで
    彼の逃げない覚悟が響いた。

    人はそれぞれ色んな事を抱えながら生きていく
    生きる事はそういう事だと言う祖父の言葉も素敵だと思った

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    2026年03月15日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    ネタバレ

    すごく良く練り上げられた物語で、最後には希望も見えるのに、今の私にはあまり刺さらなかった。
    想像よりも辛く重い内容だった。
    自分自身の家族が、山吹の家族とまではいかなくとも多少訳ありなので、素直に受け入れられなかったのかもしれない。
    また時間をあけて再読したいと思う。

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    2026年03月09日