寺地はるなのレビュー一覧
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レースやフリルやリボンで彩られた下着を見てワクワクしていた子供時代。
入院中のお母さんのブラジャーを分解して、父に「異常、おかしい、いかがわしい」と言われるが、その時唯一味方をしてくれたおばさんとの交流を通して、自分が本当にやりたい事を見つけるまでが描かれた作品。
OLとして勤務する会社の社長はちょっと風変わり。
コネ入社の姪っ子はそんな叔父とは違って、人と違う事や周囲から浮く事を避ける傾向にある。
そんな2人の背景や会話は「自分らしいって?」や「多様性とは?」という事について考えさせられる。
そして、マリエさんが言った「わたしはいつか死ぬ」「できるうちに、できることをすると決めたの」とい -
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ネタバレ【男らしく、女らしく】そういう時代ではなくなった。無意識のうちに決めつけた発言をしてしまわないか気をつけようと思った。男女に限らず年齢や立場など、自分以外の誰かから決めつけられた〇〇らしく〜じゃなくて【自分】が大切。黒田縫製社長の視点が一番じんわりきた。子どもにとって両親以外に相談ができる大人の存在って大きい。大人になって、誰かの世話を焼いたり、頼りにしてもらえる子どもとの関係を築くことが、自分が自分でいられる、真っ直ぐに立っていられるような張りを与えてくれるんだな。あなたの決めたことを応援し、支える、見守る。大事だね。それはそれは美しいドレスができて満足でした。
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大切なのは、相手を理解しようとする気持ちと想像力だと改めて感じた作品でした。
しかしそれが、自分の経験や価値観、尺度だけで推し量ろうすると却って相手を尊重できていないという難しさがあるのですが。
川のほとりに立つ者は、水底に沈む石の数を知り得ないー
人間関係で摩擦が生じたとき、もしかしたら今自分は川のほとりに立つ者なのではないかという心を持っていきたいです。
助けられなかったと思う人がいるとき、救いの手を差し出した気になってもいい結果を生まなかったときには、それでもせめて、あなたの明日が、良い日でありますように。と祈れる人になりたいです。 -
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その遊園地で働く人々を描く。
〔萩原紗英〕インフォメーション。《仕事ですから》p.40、自分自身の言葉が彼女を変えた。
〔村瀬草〕パールのドールハウス担当。メリーゴーラウンド好き。
〔篠塚八重子〕清掃スタッフ。離婚され息子に会えない。
〔山田勝頼〕ガーデナー。もうすぐ退職する。娘との関係構築に失敗したと思っている。
〔国村佐門〕社長の息子という立場が負担でもある。コミュ強な佑にいくばくかの劣等感を抱いている。
〔三沢星哉〕アルバイト。メリーゴーラウンド担当。イヤなヤツやったけど…
〔すべての働くひと〕それぞれのほたるいしマジカルランド。
〔感想〕佑の視点も欲しかった気がする。
〔感想〕架空の -
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ネタバレ表紙の雰囲気が可愛くて読みたいなと思った作品。
寺地さんは2作品目かな?(* .ˬ.)
幼い頃から可愛いものが大好きで
頭のリボンがトレードマークの百花⋈
リボンちゃんというからてっきり小さい女の子かと思ったらそうではなく大人の女性。
周りの目とかも気にせず自分の好きなものを貫く姿はかっこいいなと思った。私はすぐ他人の目とか気にしちゃうから。
でもとりあえず下着のお話だとは思わなかったのでびっくりしたけど、サクサク読めた♩¨̮
あと百花の心の声がたくさん出てくるように感じた。
下着に対する固定観念は少なからずあるよなぁとしみじみ。でも保奈美さん(?)の旦那さんが「誰に見せるんだ!」みたい