寺地はるなのレビュー一覧

  • 世界はきみが思うより

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    重いテーマの本を読んだ後は、優しい気持ちになれる寺地はるなさん。

    高校男子を中心に周りの人々との繋がりを感じさせるストーリー。

    冬馬くんや時枝くんが、いつも家族や友人の気持ちを考えて行動する姿が丁寧に描かれている。
    我が家にも年頃の男子が二人いるけれど…
    果たして我が家の男子、ここまでできているのだろうか。
    あっ、それをいったら私もだけど…

    紗理さんの気持ちの変化や、自分と相手にキチンと向き合っていく姿も、見逃せない。

    偏見なしで相手と向き合うことはなかなか難しいことだ。
    それでも、時間をかけて相手を知るということをキチンと行なうことで、相手に対する偏見の目が消えていくことを改めて実感

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    2026年01月23日
  • ナモナキ生活はつづく

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    読書に関する話が読めてなんか嬉しかった
    本を読むなんて偉い
    確かにそう言う人はいるけど私はただの現実逃避に小説を読んでいることが多いし、活字病で読んでしまうことも多々。自由でいいのよという寺地さんにニコニコしてしまった。モモが好きなのもやはり本好きなのだなーという。

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    2026年01月22日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    兄妹がおじいちゃんのガラス工房を二人で引き継ぎ、成長していく話。

    特に印象に残った言葉があります。「前を向かなければいけないと言われても前を向けないというのなら、それはまだ前を向く時ではないです。準備が整っていないのに前を向くのは間違っています。向きあうべきものに背を向ける行為です」以前、私は目の間のことに無理をして向き合おうとしていました。そんなときこの本に出合い、救われました。
    自分の折り合いがついたタイミングで前に進めばいいと気が付かせてくれてた本でした。

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    2026年01月21日
  • ほたるいしマジカルランド

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    大阪北部にある「ほたるいしマジカルランド」……とね解説文を見て思わず手にしてしまった。
    劇的なことがあるとかではなく、遊園地で働く人たちの日常のお話。
    人との関わりが暖かい。
    いい職場ですね。
    ただ登場人物のなかの1人三沢星哉が苦手。
    読んでいて不愉快で嫌なやつと苛立ちを感じる。
    それでもその嫌なやつもちょっと変わり始めるのだけど、、その章だけは読みづらかった。


    「意味も価値もなくてかまわない。わたしたちは自分の人生に意味や価値を持たせるために生まれてきたわけではないはずだ。」とまた本の中でいいことばに出会えました。

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    2026年01月20日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    親ももちろん人間なので、止まってしまいたい時もあるけど
    でも、それでも子供の成長も止まる訳なんかなく、彼ら彼女らは日々成長するのです。

    家族って近くて遠くて難しい。

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    2026年01月20日
  • リボンちゃん

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    夢があって、個性的で面白くて、そんな人もいいし、でもそれがなくてもいい。あったとしても擬態して埋もれててもいい。
    やりたいことをやればいいし、やりたいことが今ないならやらなければいい。
    目の前のことを淡々と優しくやるだけの日常でもいいではないか、特別じゃなくてもいいではないかと、なんだか普通であることの肯定をしてもらえる話だった。

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    2026年01月19日
  • リボンちゃん

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    寺地さん、よく書きますね〜。
    話しのタネが女性の下着だったので、読む側を選ぶ内容だったのかもしれません。
    外野がいろいろ言ってくることを「自分こそがその判定員と思い込むのは愚か」というリボンちゃんのセリフはカッコよかったです。

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    2026年01月18日
  • 雫

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    急いで読んだせいか内容理解に正直及んでいない。
    ティアドロップ(雫型)には永遠の意味がある。
    永遠とは過去や現在から未来に至るまで、時間を超越して無限に続くこと。
    話の終盤には永瀬としずくが卒業式でこっくり会わなくなってしまうシーンがあるが、その直後の章では同じポーズでおそれなくていいというサインを送る。
    今考えてみると、これは別れを、途絶えるのをおそれなくていい、心配するなという意味なのかもしれない。
    途切れ途切れ、たまに関わりあう四人の関係はすごく心地よさそうだなと思った。
    寺地さんの小説は二作目だが、前に読んだもの同様、いい意味でぬるい感じがして、穏やかに読み進められた。

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    2026年01月18日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

    購入済み

    こんぺいとう商店街シリーズ第4弾。いろんな作家さんたちがそれぞれのお店を描くこのシリーズ。いろんな作家さん達によるアンソロジー本。

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    2026年01月17日
  • ほたるいしマジカルランド

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    優しい感じの文章で読みやすかったです。いろんな年代の、いろんな立場の方々が出てきて、途中なかだるみ(?)してしまいましたが、最後まで読みました。お仕事の向き合い方って人それぞれですよね。

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    2026年01月16日
  • リボンちゃん

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    通勤時の電車の中で軽く読みました。2話目ぐらいから話の世界に入り込めた感じで、でも終わりはちょっとあっけなかったかな。

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    2026年01月16日
  • 世界はきみが思うより

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    「隣の芝生は青い」のことわざではないが、あの人は自分より幸せそうだなと思うことが誰でもあると思う。
    この物語の登場人物達も傍から見る分には幸せそうに見えるかもしれない。
    抱えている悩みなんて本人にしかわからない。
    それを口に出しても軽蔑する人ばかりじゃない。
    全ての物語を読み終わってタイトルの意味がわかった気がしました。
    こんなあたたかい世の中ならいいな。

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    2026年01月15日
  • 世界はきみが思うより

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    最後の言葉がキュッとしみました。物静かな冬馬くんが自分の気持ちを言葉にできるようになったのがとても嬉しかったです。出てくる人、皆それぞれいい人で、巡り会えてよかったねと言ってあげたいです。周りの人を大切にしたいと思える、温かな気持ちになれる一冊です。

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    2026年01月15日
  • いつか月夜

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    父親を亡くした会社員・實成(みなり)が夜の不安(「モヤヤン」)を払うため夜道を歩き始め、同僚や元カノなど、それぞれ悩みを抱える人々が深夜の散歩を通じて繋がり、日常の「なんかへん」を共有し、前に進むきっかけを見つけていく物語です。大きな事件は起こらず、淡々とした夜の散歩と交流の中で、ささやかながらも大切な気づきや癒やしを見つけていく再生の物語が描かれています。

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    2026年01月14日
  • 世界はきみが思うより

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    寺地さん作家生活10周年。
    他人の作った料理が食べらなくなったぼくがようやく見つけた友達を傷つけてしまう。家庭環境や世の中の常識、恋愛の対象等自分が当たり前と思っていることが違っている「この世界」。生きにくいこの世界が悪くないかもと思えるようになればいいですね。#NetGalleyJP

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    2026年01月12日
  • 世界はきみが思うより

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    連作短編的な構成は非常に読みやすい。社会問題が詰め込まれているが、優しさ溢れてすんなり入り込んでくる。

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    2026年01月11日
  • 川のほとりに立つ者は

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    「無知」という罪。善意の押し付け。偏見。これらについて考えさせられる話だった。今まで読んできた寺地さんの話は、あたたかくなるような、そんな話が多い印象だったが、これは違うと思う。正直、真正面から向き合うには残酷で、ただそれが現実だという事実を突きつけられたような、そんな話だった。難しく、答えは出せない問い。だからこそ、考え続けなけらばならないし、向き合い続けなければならないと思う。

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    2026年01月06日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    大人になってから泣くことって減った分その分重たいんだよね。
    人と人との繋がりを大切にしたいって思わせてくれる作品。

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    2026年01月05日
  • 川のほとりに立つ者は

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    ネタバレ

    帯を見た感じだと、優しく口当たりのいい話なのだろうと思ったが、ヘビーな話だった。
    世の中どんな悪人にも理由があるのだから相手の立場になって考えるべきだというのは理解できる。それが大人の対応なんだろうとも思う。しかし、どうしていつもこちら側が寄り添ってあげないといけないのかと反発したい時もある。
    それに私は天音を前にしたとき「生きてきた世界が違う人だから仕方ない」というふうに投げ出して、寄り添うことはできないだろうと思う。
    清瀬の場合は事件を通して人を理解しようと考え、誰かを頼ることができるようになったのだから成長できたと評価できるが、松木や樹は結局物語を通してすり減っただけで損しかしていないの

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    2026年01月05日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    装丁のほっこりさとは違い、優しい中にもピリッとした辛さのある文章。私的には、朝が明るいとはかぎらない、が印象的なフレーズだった。

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    2026年01月04日