寺地はるなのレビュー一覧

  • ほたるいしマジカルランド

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    2026/03/10

    心から楽しんで毎日仕事ができている人って、どのくらいいるんだろうか。
    この作品に出てくる人物たちは、みんな心にもやもやを抱えながら仕事をしている。
    最近読んだ「御社のチャラ男」と構成が似ているけれど、この作品はもう少し前向き。

    仕事ってしんどい。大変。
    でも、自分の仕事が巡り巡って、誰かを少しでも笑顔にできていたらいいな、そんなふうに思わせてくれる。
    少し心が軽くなるお仕事小説でした。

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    2026年03月14日
  • 月のぶどう

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    良かった

    歩が成長していくなかで
    彼の逃げない覚悟が響いた。

    人はそれぞれ色んな事を抱えながら生きていく
    生きる事はそういう事だと言う祖父の言葉も素敵だと思った

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    2026年03月15日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

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    ネタバレ

    すごく良く練り上げられた物語で、最後には希望も見えるのに、今の私にはあまり刺さらなかった。
    想像よりも辛く重い内容だった。
    自分自身の家族が、山吹の家族とまではいかなくとも多少訳ありなので、素直に受け入れられなかったのかもしれない。
    また時間をあけて再読したいと思う。

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    2026年03月09日
  • 世界はきみが思うより

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    寺地はるなさんの新作。いかにも寺地さん!って感じの一作。LGBTQあり。ちょっとかわった美人あり。良い格言あり。ザ、寺地さん。あと複雑に章ごとの主人公が絡み合うってのもザ、寺地さん。同性愛とか、もういいかな、(寺地作品に多い)と思ったけど、優しい主人公で、まあこれはこれで。
    弓歌さんは必要だったのかな、と思った。彼女目線の章もなかったので。あかりちゃんの章はちょっとかわいそうになった。(毒親、ザ、寺地さん)

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    2026年03月08日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    かわいい表紙だ、うふふ、ってきもちで買ったのに、いざ読み始めたら序盤クッッッソイライラしてしまってちょっと笑った。最後まで読めないかもしれないと思った。何回も本閉じた。あぶない。なんとか読めてよかった。碧と安西の関係について、わたしは最後まで理解できなかったしすきになれなかったけど、でもありふれた歪みなんだろうなあとも思う。居場所を見つける過程の、碧がだんだん顔をあげて前を向いていく感じはよかった。

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    2026年03月08日
  • いつか月夜

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    大きな事件が起きるわけではないけれど
    心の中で何かもやもやすること
    穏やかにでも強かにおかしいと伝えていく
    主人公に元気をもらえる一冊

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    2026年03月08日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    タイトルに惹かれて、5年くらい前から気になってた本。期待とは少し違ったかも。

    田舎の窮屈さがひしひしと伝わってきた。
    男だから、女だから、って考えが固まってる人の集団怖い。
    見直す機会がないまま年取って、どうにもできない人も辛いのかな。

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    2026年03月07日
  • 雫

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    ネタバレ

    変化しながらゆるやかに繰り返し、続いていくことを「永遠」と呼ぶのだから。終わることも、変わっていくことも、離れることも、なにひとつ悲しいことではない。

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    2026年03月06日
  • ほたるいしマジカルランド

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    たぶん酔っぱらっているときに書店に寄って購入したのだと思います。なぜなら帯に「舞台のモデルはひらかたパーク!!」と書かれているにもかかわらず、裏表紙に「大阪北部の蛍石市」とあるのを見て「おおっ、蛍池がモデルの話なんだ」と思ってしまったから。

    枚方と蛍池、大雑把に見ればどちらも大阪北部だけど、阪急沿線の人間からすると京阪沿線に出かけるのは小旅行ぐらいの感覚です。今でもそんな感覚なのに、幼い頃に家族でひらかたパークへ行った日はほぼ旅行のように覚えています。その日を思い出しながら読むと自然に笑みが浮かぶ。

    遊園地を舞台にしつつ、遊園地に勤めるさまざまな職種の人たちの日々が描かれています。

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    2026年03月05日
  • 水を縫う

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    なまえというのは祈りだなあと思う。
    私も川がすき。澱みなく流れているから。

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    おかあさんがなかなか自他境界を
    引くのが苦手なのが苦しかったな。
    (本人も苦しかっただろうし)
    自他境界をしっかり引いたおばあちゃんから育っても
    それはそれで寂しく感じていたりしてね、難しいね。
    子どもは子どもで失敗する権利があるから
    その機会を先回りして奪ってはいけないんだよなあ。

    いつまでも一緒にいられるわけじゃないし
    奪った機会が正解だったかなんて結局わからないし。

    おとうさんも取り柄はあるんだろうけど
    もうちょっとしっかりしてくれよ!!!!!と
    思わずにはいられなかった……

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    2026年03月03日
  • いつか月夜

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    この筆者はジェンダー論者なのかな、過去に読んだ作品においても多少そのようなニュアンスがあり。
    私はこの作品にその辺の社会的な問題を求めて読んでいなかったので本テーマでないんだったら要らなかったのではと思ってしまった。
    ある青年の成長物語なら良作、恋愛モノとしては消化不良。
    この筆者はデリケートな人間のデリカシーの無い人間関係を描くのは上手ですね。

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    2026年03月02日
  • ナモナキ生活はつづく

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    脳内ってこんなものですかね。
    ちょっと作ってる?とも思いましたが、時折自分の考えてることを書いてる時のパートが良かったです。
    ほかはたぶん忘れちゃうと思います。エッセイは読んでる時の共感を楽しむものと。
    共感といえば[読書は自由だ]の項。「世界のコンテンツは知りたいが世界の速度と合わせられない、わたしのような人間にとってぴったりのコンテンツなのだ」

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    2026年03月01日
  • 声の在りか

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    波風を立てず目立たないように暮らす希和。夫とも息子の小学校のLINE仲間ともぶつからないように過ごしている。違和感や怒りを感じていても、声を上げることはしない。思いを言葉にすることはなく、ただモヤモヤするだけ。夫に反撃する言葉が出てくるまでに3日もかかってしまうくらいだ。それは彼女が気持ちを言語化することを避け続けてきたから。形にしなければ思いは言葉にならず、声にならない。彼女はあちらにもこちらにも沈黙を続けている。ただ彼女には正義感が強いところがあり、追従することもしていない。
    同級生の弟である要の始めた学童で働くことになる希和。大人には何も言わないことにしている彼女だが、子供は放っておくこ

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    2026年03月01日
  • 声の在りか

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    少しだけでも正義があると
    こんな立ち位置になるのだろうか

    母親のモヤモヤが手に取るように感じられ
    今ってこんななのかなと
    一冊を通して思い続けた

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    2026年02月27日
  • ナモナキ生活はつづく

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    日々のちょっとした悩みや気が重くなるような出来事は誰にでもあって、でも自分で自分の機嫌をうまく取れたら、色んな日があっても楽しく過ごせそうな気がした。

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    2026年02月26日
  • ナモナキ生活はつづく

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    前半までは、独特の謎のテンションについていけず、変わった人だなと思っていたが、徐々に慣れてきたのか、共感できるところも増えて、読みやすくなった。

    特に、郷里の佐賀県に対する思い。
    作家になって佐賀県に凱旋するにあたって、自分が嫌いだった頃の、惨めでオドオドした自分を知っている人々に会うのは、とても勇気がいったが、新たに幸福の記憶を描き足すことができたそうだ。
    多くの人が、過去に対して、同じような思いを抱いているのではないだろうか。

    ところで、取材される時、写真を撮られる際に、笑顔を要求されるのは女性作家が多いとあったので、ちょっとググると、なるほどそうかもしれない。
    男性作家は笑顔ではない

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    2026年02月25日
  • 世界はきみが思うより

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    自分の思う普通や幸せを誰かに押し付けて傷つけたこともあるだろうし、相手にとっては思いもよらぬ一言に深く傷つくこともある。許さなくてもいいし、憎み続けるほどこだわらなくていい。怖がりすぎて未来を閉ざすほうがもったいないね。変化も楽しみながら。

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    2026年02月22日
  • ぬすびと

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    なるみちゃんがとてもよかった
    すんごいいい人とかじゃなく
    ちょっと嫌なとこもあったり
    人!って感じがしてよかった

    「こんな清らかなやつ、いねーよ」
    って思っちゃう登場人物とか
    どんなファンタジー??ってとんでもキャラとか
    まぁそういうのもいいんだけど
    リアルな人!って感じのなるみちゃん
    好みである

    お話自体はなかなかしっかりフィクションしてるけど
    なるみちゃん得点により
    星は3つ

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    2026年02月22日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    とある田舎の物語を複数人の視点から語った小説。
    なんだか平坦な小説といった感想を抱いたが、解説を読むと、なるほどとなる部分が多かった。
    読んでいて激しい感情の起伏が生まれるものではないが、なんだかよかったという感想
    時間を置いて忘れた頃にまた読んだら感想は変わるのかな。

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    2026年02月21日
  • いつか月夜

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    ネタバレ

    家族なのか己の内面なのか、主軸が定ってるようで揺らいでいるような。最終的には恋愛で締め。やや物足りない。

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    2026年02月19日