寺地はるなのレビュー一覧

  • 雨夜の星たち

    Posted by ブクログ

    主人公が少しずつ他人に興味を示したりする様が自然で1人の人の変化として無理がないとこは良かった物語全体を通して起伏が少なく少し退屈なとこがあった。姉に対して「苦しそうよねぇ」と言った母の言葉が表面上心配しているように見えるが嬉しさが見えるシーンなど日々の生活で何気なく見かける事象を繊細に表現している

    0
    2025年12月08日
  • リボンちゃん

    Posted by ブクログ

    『リボンちゃん』という名前から、主人公は結構ふわふわしていて、優柔不断とかなのかなぁと勝手に想像しながら読み始めました。
    でも、読み進めるうちに、自分の事を客観視してるし、相手の事を尊重して会話をしているしと、全然ふわふわしてない!
    下着のリフォームの話だからといって、『下着が変わると人生も変わる』みたいな話でもなくて、もっとそっと寄り添う存在みたいに描かれていたことに好感が持てました。
    そして「リボンちゃん」の考え方や感じ方に刺激を受け、もっと自分の人生を大切にしようと思えました。

    0
    2025年12月07日
  • リボンちゃん

    Posted by ブクログ

    レースやフリルやリボンで彩られた下着を見てワクワクしていた子供時代。
    入院中のお母さんのブラジャーを分解して、父に「異常、おかしい、いかがわしい」と言われるが、その時唯一味方をしてくれたおばさんとの交流を通して、自分が本当にやりたい事を見つけるまでが描かれた作品。

    OLとして勤務する会社の社長はちょっと風変わり。
    コネ入社の姪っ子はそんな叔父とは違って、人と違う事や周囲から浮く事を避ける傾向にある。
    そんな2人の背景や会話は「自分らしいって?」や「多様性とは?」という事について考えさせられる。

    そして、マリエさんが言った「わたしはいつか死ぬ」「できるうちに、できることをすると決めたの」とい

    0
    2025年12月07日
  • ほたるいしマジカルランド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっちゃひらパーっぽいなあって思いながらずっと読み進めてたら最後にひらパーに協力ありがとうございましたって書いてあってやっぱりーってなった

    特に何が伝えたかったかわからなかった

    0
    2025年12月06日
  • カレーの時間

    Posted by ブクログ

    昭和の人らしく武骨で、飾らなくて、表現下手な祖父が孫との同居によって、生きてきたその背景が見えてくる

    戦争が終わって食べるものも家族もない中で、ただ食べることに必死になって、生き抜いてきた人の生き様がレトルトカレーを通して表現されています

    0
    2025年12月06日
  • 水を縫う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【男らしく、女らしく】そういう時代ではなくなった。無意識のうちに決めつけた発言をしてしまわないか気をつけようと思った。男女に限らず年齢や立場など、自分以外の誰かから決めつけられた〇〇らしく〜じゃなくて【自分】が大切。黒田縫製社長の視点が一番じんわりきた。子どもにとって両親以外に相談ができる大人の存在って大きい。大人になって、誰かの世話を焼いたり、頼りにしてもらえる子どもとの関係を築くことが、自分が自分でいられる、真っ直ぐに立っていられるような張りを与えてくれるんだな。あなたの決めたことを応援し、支える、見守る。大事だね。それはそれは美しいドレスができて満足でした。

    0
    2025年12月05日
  • 水を縫う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    色んな登場人物が出てくるが、みんなそれぞれ世間一般にいう「普通」とは少しズレているところがある。ただそれは決して恥ずべきものではなく、「個性」であり「権利」であると思う。当たり前や普通を押し付けられてそれに従わせられるこの世界に声をあげるような内容で、これからどう生きて行くべきかを考え直した。自分で選べる自由は、失敗の責任を全部背負う辛さをともなっているから。他人にどう思われるかを考えたら、そりゃ尻込みしてしまう。隣の芝生は青いから。自分が何をしたいのか、何が楽しいのかを大切にしていこうと思った。

    0
    2025年12月04日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

    Posted by ブクログ

    食事を共にした記憶は残るから食べたものはなくならないっていう発想は素敵!
    過去の苦い経験を思い出す話が出てきてちょっと心にダメージをくらいながら読むことになったのは想定外でしたが主人公はそれすらも受け入れ力にしていた。

    0
    2025年12月01日
  • こまどりたちが歌うなら

    Posted by ブクログ

    話せば分かるって普通に使ってたけど
    相手が分かってくれるから成立するんだ

    大丈夫っても簡単に声かけていたけど
    大丈夫って思える人に声かけていたのかも

    話の所々に凄く深い話が散りばめられていた

    0
    2025年11月30日
  • 川のほとりに立つ者は

    Posted by ブクログ

    大切なのは、相手を理解しようとする気持ちと想像力だと改めて感じた作品でした。
    しかしそれが、自分の経験や価値観、尺度だけで推し量ろうすると却って相手を尊重できていないという難しさがあるのですが。

    川のほとりに立つ者は、水底に沈む石の数を知り得ないー
    人間関係で摩擦が生じたとき、もしかしたら今自分は川のほとりに立つ者なのではないかという心を持っていきたいです。
    助けられなかったと思う人がいるとき、救いの手を差し出した気になってもいい結果を生まなかったときには、それでもせめて、あなたの明日が、良い日でありますように。と祈れる人になりたいです。

    0
    2025年11月29日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

    Posted by ブクログ

    良い話?ではないのに、なぜかほっこりしちゃうのは山吹のパワーなのか。
    ふとしたところに心の支えになる言葉があって良かった

    0
    2025年11月28日
  • 大人は泣かないと思っていた

    Posted by ブクログ

    この一冊でいろんな人のドラマを見た。亜衣の友達をまっすぐに想う心と他人に迷惑をかけろよという鉄腕の言葉が刺さった。

    0
    2025年11月26日
  • 雫

    Posted by ブクログ


    本の表紙に惹かれて読んで見ました。
    瀬尾まいこさんの紹介文が素敵でメモさせていただきました。
    中学時代の4人の同級生たちが再会してのお仕事小説。人生のままならさ、読んでて自分たちの周りでも近しいような気持ちを言葉にしたいけど、上手く心の中で折り合いがつかないような出来事を重ね合わせてこういう事なのかなーなんて考えながら読みました。

    「今日が、雨でよかった」
    この一文が、印象に残りました。

    0
    2025年11月25日
  • ナモナキ生活はつづく

    Posted by ブクログ

    寺地さんの日常を描いたエッセイ。
    名前のつかない仕事や生活は山の様にある。
    家事もそのひとつ。
    そんな名前もない仕事や生活を作家さんが文書にすると、ちゃんとした、しかも何か素敵な生活となる。
    作家さんって凄いなぁ〜と思わせる、そんなエッセイ。

    0
    2025年11月25日
  • ほたるいしマジカルランド

    Posted by ブクログ

    その遊園地で働く人々を描く。
    〔萩原紗英〕インフォメーション。《仕事ですから》p.40、自分自身の言葉が彼女を変えた。
    〔村瀬草〕パールのドールハウス担当。メリーゴーラウンド好き。
    〔篠塚八重子〕清掃スタッフ。離婚され息子に会えない。
    〔山田勝頼〕ガーデナー。もうすぐ退職する。娘との関係構築に失敗したと思っている。
    〔国村佐門〕社長の息子という立場が負担でもある。コミュ強な佑にいくばくかの劣等感を抱いている。
    〔三沢星哉〕アルバイト。メリーゴーラウンド担当。イヤなヤツやったけど…
    〔すべての働くひと〕それぞれのほたるいしマジカルランド。
    〔感想〕佑の視点も欲しかった気がする。

    〔感想〕架空の

    0
    2025年11月25日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

    Posted by ブクログ

    「どうしてわたしはあの子じゃないの」
    生きている上でみんな誰しもが一度は抱いたことのある感情
    だけど、自分視点で見えているその人は本当はほんの一部しか見えていない
    冷静になればわかるのに、それがわからない

    小説だけど他人事のように感じられなくて、読み終わった今でも謎にドキドキしている
    だけどそんな自分を肯定してくれるような気もしていて、今まで感じたことのない複雑な気持ちに戸惑っている でもそれは嫌な戸惑いではないから、余計にどうすればいいかわからない

    初めて寺地さんの本を読みましたが、また他の本を読みたくなりました

    0
    2025年11月22日
  • 水を縫う

    Posted by ブクログ

    好きなことを好きと言える世界が当たり前じゃないの?「らしさ」はそれぞれで、誰とも比べちゃいけないと思うの。そういう ふわっとしたものに 理由付けもなにもないんじゃないかなぁと思う。キヨが仕上げた ドレスの刺繍、見てみたいなぁ。全さんのつくるドレスも。どの人もとても魅力的で それぞれの 引っ掛かりが スルスル そう!流れるように解けていく感じが よかった。初めて読んだ作家さんだったけど、他も読んでみようと思ったです。個人的に 黒田さん推しです(笑)

    0
    2025年11月20日
  • 水を縫う

    Posted by ブクログ

    自分だって年齢や性別で括られるのが嫌だけど、キヨみたいな人がいたら純粋に「すてき」と言えるだろうか?考えさせられました。偏見は日常に転がっていて、転がっているからこそ気付いてないことが多くて、私も日々踏んづけてしまったりしているんだろうな。

    0
    2025年11月19日
  • ガラスの海を渡る舟

    Posted by ブクログ

    ガラス工房を営む兄妹の2011年から2021年までの10年間。

    ガラス製作に対するこだわりや劣等感、兄妹のわだかまり、家族間のすれ違い、新しい出会いや別れ…。
    ガラス作品の中でも骨壷を物語の主軸に死生観も。

    どっちが正しいとか悪いとか、言い切れないのが家族、とりわけ兄妹だなと実感。
    とりあえず茂木くんがめっちゃ良いやつでした。
    2人が作ったガラス作品を見てみたくなる。

    0
    2025年11月19日
  • リボンちゃん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙の雰囲気が可愛くて読みたいなと思った作品。
    寺地さんは2作品目かな?(* .ˬ.)

    幼い頃から可愛いものが大好きで
    頭のリボンがトレードマークの百花⋈
    リボンちゃんというからてっきり小さい女の子かと思ったらそうではなく大人の女性。
    周りの目とかも気にせず自分の好きなものを貫く姿はかっこいいなと思った。私はすぐ他人の目とか気にしちゃうから。
    でもとりあえず下着のお話だとは思わなかったのでびっくりしたけど、サクサク読めた♩¨̮
    あと百花の心の声がたくさん出てくるように感じた。

    下着に対する固定観念は少なからずあるよなぁとしみじみ。でも保奈美さん(?)の旦那さんが「誰に見せるんだ!」みたい

    0
    2025年11月18日