寺地はるなのレビュー一覧

  • やわらかい砂のうえ

    Posted by ブクログ

    良くもわるくも
    主人公の思考が自分に似ている所が多くて、周囲の指摘の言葉にはっとさせられる事が多かった。わかる!このめんどくさい思考回路!
    自分のこと書かれてる??と感じる場面も多々あった。自分に矢印向きがちで繊細メンタルの人は読んだ方がいい作品。
    逆に自分はじぶん、他人はたにんってしっかり分けて考えられる人からするとイライラしちゃう話ではないかなと思う。

    0
    2026年03月26日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

    Posted by ブクログ

    大きな展開はなくて(なくもないけどサラッと書かれてる)5年間隔での描写だからあっという間に終わった感じ。

    ものすごく機能不全な家庭。子どもたちが置かれた環境は酷だししんどいけど、自立できる年齢になった頃に 逃げなさい、家を出なさい、自分の人生を生きなさい と言ってくれる人がいたのは救いなのかも。

    寺地はるなさんは他にもいくつか気になる作品があるので読んでみたい。発達心理学とかそういう分野に通じる部分がありそうな?

    0
    2026年03月22日
  • 夜が暗いとはかぎらない

    Posted by ブクログ

    閉店が決まったあかつきマーケットに関係する人達の日常や心の動き等が感じられた。大きなイベントとかはないが少しずつ皆繋がっていて良かった。夜が暗いとは限らないが深いなぁ。朝が明るいとも限らないよね。

    0
    2026年03月22日
  • 夜が暗いとはかぎらない

    Posted by ブクログ

    あかつきマーケットを舞台にした短編連作でした。
    静かに物語が進む短編で、なかなか読むのに時間がかかりました。他の趣味に気を取られていただけかな…
    でも、たまにそうそう❗とか心に刺さる言葉が散りばめられていたり、そう言うマインドでいたら今日を乗りきれるかも的な感じで読後感は良かったです。

    0
    2026年03月22日
  • ビオレタ

    Posted by ブクログ

    読んでいる途中はどうも好きになれなかった
    田中妙の性格というか考え方なんですが、
    こちらのとらえ方の問題でなんだかんだと 
    不器用で周りからの目が気になるただただ
    真面目な子だったのが登場してくる人たちと
    かかわることによって気づかされていくのが
    面白かった。菫さんや千歳さんもなんだか
    とらえどころがわかりにくい感じだったん
    ですが読み終えると納得。そして、蓮太郎は
    いいやつだ!「相手にばっかり要求するなよ」
    って言葉はよかったな!ほんとにそうだよ。
    結局は田中妙自身より父や母、兄弟、
    ツカサ叔父さんなんかのほうがよっぽど
    妙のことがわかっていたんですよね。
    いい人たちに恵まれすぎだわ・・・

    0
    2026年03月21日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

    Posted by ブクログ

    子どもを愛せない母親、愛人に逃げる父親、家族が嫌いな姉、家族を振り回す祖父。
    どこの家庭も問題を抱えていて、これらは実際珍しくないことだけど、羽猫家のように全部を抱えて崩壊している状態はしんどいだろうな。
    色々あっても親に愛されて育っているだけでまずは幸せだったんだなと子ども時代を振り返って思う。
    小説は後半は穏やかな印象はあるけど、可哀想に感じる部分が多かった。
    大人になって自立すれば自分で幸せを模索できるし、成長して親の人としての姿が見えてきて家族の関係性も変わってくるわけだから、ほっこり系の話というよりは自然の流れに思えた。
    無駄なものが全然ない世の中なんておことわりよ、という祖母の話が

    0
    2026年03月17日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

    Posted by ブクログ

    孤独を感じている人たちの短編集。
    周りには気にかけてくれている人たちがいるのに、素直に受け止められない主人公たちに、自分の気持ちもやさぐれていく感じがする。
    表現の仕方はユーモアがあり、クスリと笑えて、それが作品全体の毒消しでもあり、より毒気を際立たせているようでもある。
    どことなくイヤミスのような後味が残る作品だった。

    0
    2026年03月17日
  • ほたるいしマジカルランド

    Posted by ブクログ

    2026/03/10

    心から楽しんで毎日仕事ができている人って、どのくらいいるんだろうか。
    この作品に出てくる人物たちは、みんな心にもやもやを抱えながら仕事をしている。
    最近読んだ「御社のチャラ男」と構成が似ているけれど、この作品はもう少し前向き。

    仕事ってしんどい。大変。
    でも、自分の仕事が巡り巡って、誰かを少しでも笑顔にできていたらいいな、そんなふうに思わせてくれる。
    少し心が軽くなるお仕事小説でした。

    0
    2026年03月14日
  • 月のぶどう

    Posted by ブクログ

    良かった

    歩が成長していくなかで
    彼の逃げない覚悟が響いた。

    人はそれぞれ色んな事を抱えながら生きていく
    生きる事はそういう事だと言う祖父の言葉も素敵だと思った

    0
    2026年03月15日
  • 架空の犬と嘘をつく猫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごく良く練り上げられた物語で、最後には希望も見えるのに、今の私にはあまり刺さらなかった。
    想像よりも辛く重い内容だった。
    自分自身の家族が、山吹の家族とまではいかなくとも多少訳ありなので、素直に受け入れられなかったのかもしれない。
    また時間をあけて再読したいと思う。

    0
    2026年03月09日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

    Posted by ブクログ

    かわいい表紙だ、うふふ、ってきもちで買ったのに、いざ読み始めたら序盤クッッッソイライラしてしまってちょっと笑った。最後まで読めないかもしれないと思った。何回も本閉じた。あぶない。なんとか読めてよかった。碧と安西の関係について、わたしは最後まで理解できなかったしすきになれなかったけど、でもありふれた歪みなんだろうなあとも思う。居場所を見つける過程の、碧がだんだん顔をあげて前を向いていく感じはよかった。

    0
    2026年03月08日
  • いつか月夜

    Posted by ブクログ

    大きな事件が起きるわけではないけれど
    心の中で何かもやもやすること
    穏やかにでも強かにおかしいと伝えていく
    主人公に元気をもらえる一冊

    0
    2026年03月08日
  • 大人は泣かないと思っていた

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて、5年くらい前から気になってた本。期待とは少し違ったかも。

    田舎の窮屈さがひしひしと伝わってきた。
    男だから、女だから、って考えが固まってる人の集団怖い。
    見直す機会がないまま年取って、どうにもできない人も辛いのかな。

    0
    2026年03月07日
  • そういえば最近

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公は売れっ子小説家の女性。同期の売れない男性小説家が行方不明になったと、共通の担当編集者から聞かされたあと、その男性作家から未発表の原稿の束が送られてきて…

    男性が書いた作品と、それに感化されて女性が書いた作品、いくつも出てくる劇中作品が面白かった。特に男性の作品の登場人物は、彼の実際の家族やご近所さんがモデルになっていて、その人たちも(劇中作ではなく)本編に出てくるので、現実と虚構を行ったりきたりで、若干混乱しつつも楽しめた。

    ただ、ラストが自分の想像とはまったく違っていて、中盤が面白かった分、物足りなく感じてしまった。

    0
    2026年03月07日
  • 雫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    変化しながらゆるやかに繰り返し、続いていくことを「永遠」と呼ぶのだから。終わることも、変わっていくことも、離れることも、なにひとつ悲しいことではない。

    0
    2026年03月06日
  • ほたるいしマジカルランド

    Posted by ブクログ

    たぶん酔っぱらっているときに書店に寄って購入したのだと思います。なぜなら帯に「舞台のモデルはひらかたパーク!!」と書かれているにもかかわらず、裏表紙に「大阪北部の蛍石市」とあるのを見て「おおっ、蛍池がモデルの話なんだ」と思ってしまったから。

    枚方と蛍池、大雑把に見ればどちらも大阪北部だけど、阪急沿線の人間からすると京阪沿線に出かけるのは小旅行ぐらいの感覚です。今でもそんな感覚なのに、幼い頃に家族でひらかたパークへ行った日はほぼ旅行のように覚えています。その日を思い出しながら読むと自然に笑みが浮かぶ。

    遊園地を舞台にしつつ、遊園地に勤めるさまざまな職種の人たちの日々が描かれています。

    0
    2026年03月05日
  • いつか月夜

    Posted by ブクログ

    この筆者はジェンダー論者なのかな、過去に読んだ作品においても多少そのようなニュアンスがあり。
    私はこの作品にその辺の社会的な問題を求めて読んでいなかったので本テーマでないんだったら要らなかったのではと思ってしまった。
    ある青年の成長物語なら良作、恋愛モノとしては消化不良。
    この筆者はデリケートな人間のデリカシーの無い人間関係を描くのは上手ですね。

    0
    2026年03月02日
  • ナモナキ生活はつづく

    Posted by ブクログ

    脳内ってこんなものですかね。
    ちょっと作ってる?とも思いましたが、時折自分の考えてることを書いてる時のパートが良かったです。
    ほかはたぶん忘れちゃうと思います。エッセイは読んでる時の共感を楽しむものと。
    共感といえば[読書は自由だ]の項。「世界のコンテンツは知りたいが世界の速度と合わせられない、わたしのような人間にとってぴったりのコンテンツなのだ」

    0
    2026年03月01日
  • 声の在りか

    Posted by ブクログ

    波風を立てず目立たないように暮らす希和。夫とも息子の小学校のLINE仲間ともぶつからないように過ごしている。違和感や怒りを感じていても、声を上げることはしない。思いを言葉にすることはなく、ただモヤモヤするだけ。夫に反撃する言葉が出てくるまでに3日もかかってしまうくらいだ。それは彼女が気持ちを言語化することを避け続けてきたから。形にしなければ思いは言葉にならず、声にならない。彼女はあちらにもこちらにも沈黙を続けている。ただ彼女には正義感が強いところがあり、追従することもしていない。
    同級生の弟である要の始めた学童で働くことになる希和。大人には何も言わないことにしている彼女だが、子供は放っておくこ

    0
    2026年03月01日
  • 声の在りか

    Posted by ブクログ

    少しだけでも正義があると
    こんな立ち位置になるのだろうか

    母親のモヤモヤが手に取るように感じられ
    今ってこんななのかなと
    一冊を通して思い続けた

    0
    2026年02月27日