寺地はるなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
寺地さんの小説は難しい
難しいのにすごく気になる
捉え所がないのに自分の気持ちの深い所がザワザワする…なんとも言えないこの気持ちを表現するのも難しく「ザワザワ」が的確なのかもよくわからない(^^;
生きづらい…そんな思いを抱えた人達が生きていく術、そしてその未来に少しでも光を見つける…紛れもなく誠実も希望も手探りで自分の人生を生きているのだろう。
傷付いたり居場所を無くしたり放浪したり迷いながら生きていく2人から寺地さんが何を描こうとしたのかどこに着地点を持っていこうとしたのか…その答えは分からない。
寺地さんの小説はいつもそんな気がする!
答えは「あなたの解釈です」と言わんばかり。
そして自 -
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Posted by ブクログ
「真珠はプラスチックやゴミを核として作られている。そして、その真珠は困難を乗り越えて、より美しくなる。人間も同じだ。」という言葉から、誠実は人間の核はゴミなのかよと感じ、希望はその誠実に核があるだけで羨ましいと感じた。人によって捉え方が異なっていて面白い。また、誠実は父のようにならないように生きてきたが、母に父に似ていると言われて絶望し、有沢彗も父のように上から目線であることを美咲に言われていた。このことは、自分は気づいてないけど、親に似てしまうということが暗示されているのではないかと感じた。
希望の依頼を断る勇気がないということが、自分と重なった。自分もなんでもYESマンになって、八方美人の -
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Posted by ブクログ
ネタバレ小山椿
三十一歳独身。文具メーカーの経理部に勤める。
鈴菜
椿の五歳年下の妹。朔を置いて沖縄に行った。
朔
鈴菜の子供。父親は誰なのか知らない。
椿の母
順子。祖母と同じ病気でこの世を去った。享年も同じ。
椿の父
製薬会社の役員。
須田高雄
椿の恋人。つきあって六年になるが、そのうち四年は遠距離恋愛。
アパートの大家
椿が心の中でマダムと呼んでいる。
ゆり
保育士の先生。
静原
椿と中学・高校と同級生だった。娘が朔と同じ保育園。
杉尾
椿の隣の席。
穂積
椿と同期入社。
愛結
静原の娘。小学校で朔と同じクラスになった。
管
朔の塾に通う三年生の母。
大洋
朔と同い年。