寺地はるなのレビュー一覧

  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何を求めているのか見えてしまう、わかってしまうようになるって、よっぽど繊細かつ人を見ていないとできないです
    結局どこにいるのかは誰にも教えず、これから縛られない生活を謳歌するであろう希望くん、嫌なことは嫌と言えていてよかった
    天ぷらがキライ、は母の天ぷらを毎日食べていたからですね、根が深い・・・

    0
    2025年06月19日
  • そういえば最近

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小説家が、消息を絶った同期の小説家・谷川の行方を辿っていくお話。
    谷川の書いた私小説や、彼の妻が町内会の会報に書いた文章を読みながら、行方の手がかりを掴もうとする。
    作中作が5作入っているので、短編集みたいな読み心地だった。
    彼らの行方の結末は、拍子抜けするような形で解決するのだけれど、現実はそんなものだよね。と納得。

    小説家が作品を書くことの責任や影響、それに対する評価とどう向き合うかが、リアルに描かれている。
    これも「小説」という体をとっているので、全てが寺地さんの考えではないのかもしれないけれど、寺地さんが持っている、小説を書くことへの想いが滲み出ているように感じた。

    0
    2025年06月17日
  • わたしたちに翼はいらない

    Posted by ブクログ

    登場人物が多く、置いてけぼりにならないように、ゆっくり読んだ。色んな人がいたけど憧れるのはブレない人。

    0
    2025年06月16日
  • 雨夜の星たち

    Posted by ブクログ

    他者からどう思われようが関係ないを貫き通せる強さが主人公のアイデンティティですが、時折垣間見見える人間味が良いなと思いました。他人ではなくなってしまったからには不幸になってほしくない、そういう想いで向き合ってくれる人がいることはすごく幸せな事だし忘れないでいたいです。

    0
    2025年06月14日
  • そういえば最近

    Posted by ブクログ

    スナック「真実一路」。スナックらしからぬ名前だ。その「真実一路」が突然閉店し、ママが出ていき、夫である絶賛スランプ中の小説家との連絡も途絶えた。その二人の行方は…
    友人である人気作家が聞き込みをして真相を探る。現実と小説になっている話がごちゃまぜになり、混乱しながらも、楽しく読んだ。

    『あたしね、本ってドアなんだと思ったの。自分が今いる場所と違う世界に繋がってるドア。本の数だけ世界があって、誰かが開けてくれるのを何日だって、何十年だって待っていてくれるのよ。』本はどこでもドアだ。動かずして、どこへでも運んでくれ、体験させてくれる。なんて素晴らしいのだろう。

    0
    2025年06月13日
  • そういえば最近

    Posted by ブクログ

    小説の中で小説と、現実と微妙に名前を変えてて、ちょっと混乱したけど、おもしろかった。会話で、相手の話した言葉は書かないで一人の人物だけの話してる言葉を書いてるところが、今までの寺地さんにはない感じで、それもまた読みやすかった

    0
    2025年06月10日
  • そういえば最近

    Posted by ブクログ

    文中にでてくる「フィクションだけど、思ってないことは書けない」など、所々のセリフが小説家の裏側を垣間見るようで面白かった。小説を読むことは、その作家さんのDNAが自分の中に刻まれていくことなのかなとか思いながら読んでいた。

    もともと短編小説をつなぎ合わせた構成の本なので、物語全体を理解しようとするよりも、一瞬一瞬の言葉や描写から何かを感じ取り、それを自分の血肉にしていくような読み方がいいと思う。

    0
    2025年06月09日
  • やわらかい砂のうえ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さくっと1日で読めた。3にしたけど、3.5の気持ち。魅力的な女性たちとの会話で主人公が成長していく描写がよい。

    0
    2025年06月08日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    自分はどんな人間なのか、ちゃんとわかってる人は意外と少ないのかもしれない。親や第三者からあなたはこうだよね、と言われたことが積み重なって、そう思い込んでることもあるかもしれない。最後の「光」で、希望が自分自身に向き合って変わっていく様子がわかって安心した。
    自分の価値観で、好きなものを自分の中に積み重ねていきたいと思えた本。

    0
    2025年06月05日
  • ほたるいしマジカルランド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    遊園地を舞台にした従業員それぞれの物語で構成されていて面白かったです。
    各話の主人公はみんなクセが強く感じましたが、根っこの部分は悪い人じゃなくて、劇的には変わらなくても少しずつ良い方向に向かっていくのが素敵でした。

    0
    2025年06月01日
  • そういえば最近

    Posted by ブクログ

    ストーリーはとても面白かったのですが、
    主人公たち作家さんの原稿の話なのか、寺地さんのストーリーの話なのか狭間がわかりづらかったです。

    他の方も同じように思っておられる方もおり、私だけじゃなかったのねと少し安心しました。(私の理解力が問題じゃなかったのね)

    短編をつなぎ合わせて単行本に編集し直したのがまずかったのか…

    ストーリーは面白かったので、☆3つってとこかな。

    0
    2025年06月01日
  • みちづれはいても、ひとり

    Posted by ブクログ

    あらすじを読まずに中身を読んだけど、だいたい想像通りのテーマだった。気軽に読める人生見つめ直し系(と言ってしまうと軽く聞こえるけど)。

    読む前タイトルの『みちづれはいても、ひとり』を見たときに"道連れがいても結局人間はひとり"なのか"道連れになるような相手は、いたとしてもせいぜいひとり"なのかとかくだらないことを考えたりした。

    主人公たちが30代後半〜40代前半と大人なこともあって、お互いの問題に踏み込みすぎず、程よい距離で見守る感じがよい。結局自分は自分と。

    0
    2025年05月29日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

    Posted by ブクログ

    マイノリティであっても何か心の支えがあれば生きていける。ちょっとした処世術が詰まっていた。それは人によって手段が異なる。イコール幸せの形も人それぞれなんだと思う。

    0
    2025年05月27日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

    Posted by ブクログ

    中学生3人それぞれが抱えている感情の描写が丁寧に描かれている。卒業時に書いた手紙を読もうと16年ぶりに再会。
    自分にないものが気になって欲しくて・・・

    ※言葉にすると胡散臭い感じになるけどお賽銭を奮発するより日常をよりよく生きることこそが祈りだと思う。

    0
    2025年05月26日
  • ほたるいしマジカルランド

    Posted by ブクログ

    寺地はるなさん、やっぱりとっても好きだなあ。
    何かが劇的に変わるわけではないのだけれど。
    日常にある些細で、だけど前向きな心の持ちようの移り変わりを、一つの遊園地を舞台に描いていく。
    すごく良かった。

    0
    2025年05月24日
  • わたしたちに翼はいらない

    Posted by ブクログ

    読んでる最中に、あれ、この人とこの人は同一人物だっけ?と思うことがあり何度か振り返った。てっきり園田、莉子、朱里で大樹を殺害する話かと思ったから予想外だった。なんだか、人々の見栄とか社会の中の不自由さを描いていて、どの家庭にも色々あるなと思い知らされた

    0
    2025年05月22日
  • 雨夜の星たち

    Posted by ブクログ

    共感とか感情移入はできるけど、「察する」というのが私も苦手な方で( ・᷄֊・᷅ )
    誰かに言われたことあるなぁ、逆に言ってしまったことあるなぁとチクチクきました…
    親子であっても別の人間だから、適度な距離感が大事。ちゃんと尊重しないといけないですね。

    0
    2025年05月17日
  • ビオレタ

    Posted by ブクログ

    色んな感情交差する物語。相手がどう思ってるかは、ちゃんと相手に聞かないとわからないと思った。憶測で考えていても、被害妄想になりやすい。人が一番悲しみを感じる時は、誰かに必要とされていないって思ってしまう時なのか。
    上部だけで自己判断しないように気をつけよう。

    0
    2025年05月13日
  • 雨夜の星たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短所になりそうな言動を長所と捉えて活かしてくれる周りの人達の存在が羨ましい。
    でも、ちょっとは怯んだりしそうだけど、自分の意思をしっかりもって相手にも伝える事ができる主人公がかっこいいし凄い。めんどくさいって言われてたけど、主人公の気持ちに共感しかない私からしたら貴方たちの方がめんどくさいよ??って思っちゃった笑
    ちゃんと好きな人達に対しては、それなりの対応をしてるから感情移入できない訳ではないよ大丈夫って勝手に主人公を応援したり励ましながら読んでました。

    0
    2025年05月09日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

    Posted by ブクログ

    どの年代でも誰かに憧れることはある

    はたからでは分からないそれぞれの人の事情があるはずなのに
    それでも誰かに憧れる

    陰鬱なストーリーで読み終えるのに時間がかかったが
    いろいろと考えさせられた

    0
    2025年05月06日