寺地はるなのレビュー一覧

  • ほたるいしマジカルランド

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    ネタバレ

    めっちゃひらパーっぽいなあって思いながらずっと読み進めてたら最後にひらパーに協力ありがとうございましたって書いてあってやっぱりーってなった

    特に何が伝えたかったかわからなかった

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    2025年12月06日
  • カレーの時間

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    昭和の人らしく武骨で、飾らなくて、表現下手な祖父が孫との同居によって、生きてきたその背景が見えてくる

    戦争が終わって食べるものも家族もない中で、ただ食べることに必死になって、生き抜いてきた人の生き様がレトルトカレーを通して表現されています

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    2025年12月06日
  • こまどりたちが歌うなら

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    話せば分かるって普通に使ってたけど
    相手が分かってくれるから成立するんだ

    大丈夫っても簡単に声かけていたけど
    大丈夫って思える人に声かけていたのかも

    話の所々に凄く深い話が散りばめられていた

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    2025年11月30日
  • ほたるいしマジカルランド

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    その遊園地で働く人々を描く。
    〔萩原紗英〕インフォメーション。《仕事ですから》p.40、自分自身の言葉が彼女を変えた。
    〔村瀬草〕パールのドールハウス担当。メリーゴーラウンド好き。
    〔篠塚八重子〕清掃スタッフ。離婚され息子に会えない。
    〔山田勝頼〕ガーデナー。もうすぐ退職する。娘との関係構築に失敗したと思っている。
    〔国村佐門〕社長の息子という立場が負担でもある。コミュ強な佑にいくばくかの劣等感を抱いている。
    〔三沢星哉〕アルバイト。メリーゴーラウンド担当。イヤなヤツやったけど…
    〔すべての働くひと〕それぞれのほたるいしマジカルランド。
    〔感想〕佑の視点も欲しかった気がする。

    〔感想〕架空の遊園地なんやとは思いつつ、昔、蛍池に住んでいたので、これは蛍池と石橋からついたネーミング? とか思ったり、宝塚ファミリーランド? とか思ったりするのです。USJやディズニーランドと比べたらそりゃショボいもんですが当時はちょいちょい行ってて華やかに感じたもんです。でも菊人形展があったりするのでひらかたパーク(ひらパー)要素も入ってるかなとも思います。ま、どーでもええことですけど。

    ■簡単な単語集

    【あおい】佐門の恋人。保育士。
    【淳朗】佑の祖父。
    【香澄】萩原紗英の同僚。ちょっとええかげんなところがある。
    【木村幹/きむら・みき】萩原紗英と同年齢の俳優。社長は自分の後釜としてテレビCMに出演してもらいたがっているようだ。どうやら佐門とは同窓生で浅からぬ因縁があるようだ。佑とも同窓生らしい。
    【サファイアドリーム】観覧車。
    【佐門】国村佐門。社長の息子。カッコいいらしい。あおいという恋人がいるようだ。
    【篠塚八重子】清掃スタッフ。アルコール依存症になり夫から離婚を申し渡され、息子の大翔とも離れなくてはならなくなった。食堂のがみの女主人の言葉に少し救われる。《がんばってるやん、て自分に言うたげるんです、月一回》p.123。
    【社長】石好き。アクの強いおばさん。元はおみやげ売り場のパートタイマーだったそうだ。テレビCMに出ていて「マジカルおばさん」の異名を持つ。本名国村市子。現在入院中。《全員が「自分にはちゃんと戻ってくる場所がある」って安心して休める、そういう職場をつくりたい》p.248。《なんのためにもならないものが、ごくあたりまえに存在する。存在することを許されている。それこそが豊かさだ。》p.282。
    【食堂のがみ】篠塚八重子が給料日に行く。煮魚定食が美味しい。
    【パールちゃんとオパールくん】マジカルランドの重要キャラ。同じ魔法使いの弟子で、あくまで対等で、でも特別な関係。
    【パールのドールハウス】動く人形たちのアトラクションだが老朽化が進みその古びた感じとぎこちない動きが恐怖さえ感じさせる。それはそれでおもしろそうやけど残念ながら取り壊しが決まっている。
    【萩原紗英】第一章の主人公。ほたるいしマジカルランドのインフォメーション。声がきれいで、一度読んだものは何でも覚えていられるという特技がある。元は役者志望やったけど、どうしてもというほどではなかったようだ。ただ、ここが自分の場所ではないとそこはかとなく感じている面もある。
    【ブルーサファイア】マジカルランドの魔女。パールちゃんとオパールくんの師匠。
    【フローライト・スターダスト】シンボルと言えるメリーゴーラウンド。
    【蛍石西高(仮)】孫を探しているお爺さん。
    【堀琴音】アルバイト。並外れてかわいい。
    【三沢星哉】第六章の主人公。祖父は病院経営者にして地主で、亡くなったとき土地やアパートを相続したので食うには困っていない。病院は父が継ぎ、その後は兄が継ぐことが決まっている。自分が恵まれた立場であるという優越感を抱いている。イヤなヤツやったけど佑と宮城によって少し変化が起こる。《自分はただの一度も、母の新たな生活を祝福してやらなかった。》p.245。
    【村瀬草/むらせ・そう】長年のアルバイト。〈パールのドールハウス〉担当。萩原紗英と同期くらい。メリーゴーラウンドを眺めるのが趣味で各地を廻っている。同じアルバイトでメリーゴーラウンド担当の三沢を嫌っている。
    【山田勝頼】ガーデナー。系列のほたるいし園芸から出向している。もうすぐ退職する。《生きていること。生を全うすること。山田はそれこそが、すべての人のもっとも重要な仕事だとか思っている。それができていれば上等なのだと。》p.259
    【佑/ゆう】社長の…よく関係はわからないが家族に近い存在のようだ。おそろしいまでのコミュ強で、市子さんには言われる。《あんたのその、性別や年齢にかかわらず他人と仲良くなれる能力は誰でも持っているものではないのでないんやから大切にしなさい》p.129

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    2025年11月25日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    「どうしてわたしはあの子じゃないの」
    生きている上でみんな誰しもが一度は抱いたことのある感情
    だけど、自分視点で見えているその人は本当はほんの一部しか見えていない
    冷静になればわかるのに、それがわからない

    小説だけど他人事のように感じられなくて、読み終わった今でも謎にドキドキしている
    だけどそんな自分を肯定してくれるような気もしていて、今まで感じたことのない複雑な気持ちに戸惑っている でもそれは嫌な戸惑いではないから、余計にどうすればいいかわからない

    初めて寺地さんの本を読みましたが、また他の本を読みたくなりました

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    2025年11月22日
  • 雨夜の星たち

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    個性とは、自分が作ったものではなくて持って生まれた特性って話をどこかで聞いたのを思い出した。
    自分ではどうしても変えられないような事もあるけど、それはどこかで誰かの何かの役に立つって事もある。自分のためにも、人の個性を認められる人でいたいなと思う。
    何にせよ自分の力で前に進もうとする人は素晴らしい。

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    2025年11月16日
  • そういえば最近

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    読み終わったから☆は5でもいいのだけれど‥‥
    ちょっと読み終わってほっとした‥のが本心。
    なかなかついていくのが大変でした。

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    2025年10月31日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    短編で少しずつ繋がっている登場人物たち、多分見落としている関わりもあると思う。
    人とのかかわりは簡単に上手くいかないけど、それぞれの物語がほんのり前に進む描き方は柔らかく、ふんわりとした読後感だった。
    悩みのない人はいなくて、簡単に生きている人は居なくて、つい誰かに嫉妬したりうらやましく思ったり、疎ましく思ったり、してしまう時、自分の殻に篭もりすぎないように、この気持ちを思い出したいと思った。

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    2025年10月31日
  • ほたるいしマジカルランド

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    大阪北部にある遊園地ほたるいしマジカルランドで働く人達の悩みや日常を描いたお話
    曜日毎に主人公がかわった
    あなたを見てくれている人は必ずいるからね!と思えるやさしくて温かいお話でした

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    2025年10月30日
  • わたしたちに翼はいらない

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    面白かった
    自分の中学生の頃を思い出し、妙に納得したり共感したり
    確かにこんな瞬間があった
    こんなふうに信じていた
    あの言葉だけは許せなかった
    いつも何かを探していた

    そして気づくと大人になっていた
    たくさんの時間が過ぎても心の奥にはあの頃の残酷な自分や傷ついた心がずっと残っていたことを知る

    改めて自分の歩いて来た道を振り返ってみた
    なんて未熟なままなのだろう、と思い知った

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    2025年10月26日
  • そういえば最近

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    物語の中にまた物語が出てくる感じで、自分が今どこにいるのかわからなくなりそう。焼き上がるまでの部分が好きだな。

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    2025年10月24日
  • そういえば最近

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    登場人物と登場人物の書く劇中小説の名前が似せてることもあり、どっちを読んでるのかどっちの心境なのかわからなくなりましたね。確かに谷川治の方の話しはこりゃあ売れないかなあ、と面白みがなかったです。(それか狙い?)
    モッチラは、巻末に出てきたものかしらね?
    「人は物語を求める!」なるほど

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    2025年12月10日
  • ビオレタ

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    最初は主人公の立場に共感できなかったけど、読み終えた時には不思議と納得できてた。
    じんわり心にしみてくるお話でした。

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    2025年10月22日
  • ビオレタ

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    仮と思った仕事や場所や人とのつきあいに、徐々に自分の居場所を見つけていく女性の物語。

    一時的に関わると思いながら、過ごしていくうちに、自分がその場所に馴染んでいくものなんだなと感じた。そして、その過ごす中で、前向きになれる自分を意識したときに、その場所が自分の居場所とわかるのかもしれない。

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    2025年10月20日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    九州の田舎村をいつか出ていくことを夢見る天。
    天に特別な感情を抱いている藤生。
    そんな藤生に恋心を抱く東京生まれのミナ。

    閉鎖的な村で思春期を過ごした3人が、30歳になりふたたび再会する。あのとき、30歳になったそれぞれに宛てて書いた手紙を開封するために。

    「どうしてわたしはあの子じゃないの」というタイトルの通り、何者かになりたくてなれなくて、身近な人たちを羨む中学生たち。
    でも結局自分は自分にしかなれなくて、ほかの誰も自分にはなれない。
    ずるくても悪くても、そうやって生きていくしかない。

    〝神さまはちゃんと見とらすよ。俺たちがすることを、ぜんぶ。でもただ見とらすだけ〟
    〝というわけで、ずるくてもだいじょうぶ〟

    *

    ミナのお母さん、絢さんがよかった。
    大人だから、『正当な手段』で逃げる。

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    2025年10月19日
  • カレーの時間

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    いわゆるジャケ買いした1冊。
    完全にだまされた。題名と表紙の柔らかさに勝手にほのぼのとした物語だと思い込んだ。
    でもこんな騙されかたなら、また騙されたいかもと思える位、テンポも中身も心地よい1冊だった。

    三姉妹の母を持つ「桐矢」はいとこも女性だらけという完全な女系家族に生まれる。

    男だからと古い固定観念を持つ祖父「義景」は
    みんなから嫌われていた。
    桐矢自身も、がさつで何にでもすぐに悪口を言う祖父が苦手だった。

    祖父も高齢となり、1人で暮らし続けていくことを心配する娘たちに祖父「義景」はこう言い放つ。
    「桐矢とだったら暮らしてもいい」

    そんなこんなで始まった、祖父と孫の同居生活。

    心温まる祖父と孫の交流なんてものはなく
    相手を理解出来ない、何ならしたくない
    でも分かるかもしれない、という不思議な関係が
    時折挟まれるカレーの時間を通して伝わってくる。

    祖父「義景」の過去のパートと
    孫の「桐矢」の今のパートが交互に描かれているので読者は義景の背景も知ることが、出来て胸に迫るものがあるが、当然ながら本の中の人たちは知らないわけでもどかしい気持ちでいた。

    終盤、「桐矢」が「それぞれの思いや物語を丸ごと理解する必要なんてない。自分で解釈して、傷つく権利がある。そこからどうするかは自分で決める」という姿を見て、「令和男子」下手にセンチメンタルになることもなく、しなやかでかっこいいじゃないかと思った。

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    2025年10月18日
  • そういえば最近

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    現実と小説の境目があいまいで、読みながらとても混乱した。
    でもこうやって小説家は自分の中にあるものを引っ張り出しながら1つ1つの作品を紡いでいるんだと思うと、それを読ませてもらえることへのありがたさを感じた。
    ある人のイメージを聞いても人によって全く異なり、みんなそれぞれのフィルターを通して人を見ている…と分かっていても、普段は意識しないものなんだろうな。いろいろ決めつけとかはしたくないなと思うけど、気づかぬところでやっているんだと自覚するのだけは忘れないようにしたいな。

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    2025年10月02日
  • そういえば最近

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    これまでの寺地さん作品とは一線を画す印象。
    作者ご自身が小説家としての自分ととことん向き合った痛みみたいなものも感じられる気がした。
    ただ、谷川治氏が書く作中作がどうにも肌に合わず、なかなか読み進められず。

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    2025年09月30日
  • ビオレタ

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    婚約破棄された主人公が拾われた雑貨店で心のわだかまりと向き合っていく話、なのかな。

    寺地はるな節とでもいうか、妙に皮肉っぽくユーモラスな言い回しが散りばめられていて微笑ましい。
    一方、主人公をはじめ登場人物たちがややエキセントリックすぎるというか、あまりにも普通のやりとりがなさすぎて、全員変じゃね?という違和感がついて回りました。絵空事だからそれでいいのですが、絵空事なんだよな、現実にこんな会話繰り広げるとかありえないもんなと思いながら読んでもあんまり楽しめないとこかあり。

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    2025年09月27日
  • そういえば最近

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    おもしろかった。Audibleで聞いたけど、一人の失踪した作家のことをめぐっていろんな人の視点で描かれている話。他人は本当に想像をして人を作り上げているものなんだなぁと。尾ひれをあれこれつけられて。

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    2025年09月27日