寺地はるなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『夜が暗いとはかぎらない』で寺地はるなさんにすっかりハマって、著作を少しずつ全部読もうとしている最中です。
『ぶどうのなみだ』という映画が何年か前に公開されたのは知っていましたが、その原作が寺地はるなさんのこの小説とは知りませんでした。
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出来の良い頑なな姉と出来の悪い柔軟な弟、祖父や父、姉弟の友人達、伯父、など、個性的かつ魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。
双子の出来の悪い方と言われ続け、どんな仕事も続かなかった弟が、段々と家業のワイナリーの仕事に本気になっていく様子もいいし、出来のいい方と言われ続け、他人に弱みを見せられなかった姉が少しずつ変わっていく様子もいい。
寺地はるなさん -
Posted by ブクログ
ネタバレスカイツリーを見上げる下町のかたすみに、
ひっそりと息づく商店街がありました。
それがー『明日町こんぺいとう商店街』
こんべいとうの角は、24個って知っていましたか?
戦後の焼跡に、24軒のお店が集まって歩きだしたこの小胆がは、
だから明日町こんぺいとう商店街。いつまでも味が変わらない。
ひとつとして同じ形がないこのお菓子には。
「商店街の永年の繁盛、お客様の健康長寿」を祈り、
「個性のある商店街づくり、店づくり、そして人づくり」という
願いが込められています。
さあ、今日も店がひらきます。
明日町商店街シリーズもこの本で第4弾です。
それぞれのお店の話を、違う作家さんが書かれているアンソ -
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Posted by ブクログ
寺地はるな作品 初読み
大阪の片隅にある あかつきマーケットのゆるキャラ「あかつきん」
閉店もうわさされるマーケットのキャラクターが突如 失踪。
でも SNSでは街のあちこちに出没しているらしい。
同じ街に住んで、「あかつきん」に関わる街の人達 ひとりずつは知っているようで
それぞれが自分の想いがあり、生活があり、事件があり・・・・
何気ない日常だけど みんな悩んで、考えて・・・・・いきている
沢山の人のエピソードが ビーズのネックレスのようにつながっていく。
オムニバス小説
私は「昼の月」のバビルサの船出・・・・好きです。
自転車屋のおじいちゃんとその孫の話
ひと世界の中で生きていくの -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めての著者。葡萄作りを通して、双子の姉弟が、自分の生き方見つめ直す話。
姉に父が語る言葉に、「大切やない、必要のない仕事はない。必要でなかったらその仕事は存在していません。」とある。仕事だけでなく、生き方もそうなのかもしれない。目標や夢を持って生きるということは、素晴らしいことだけど、多くの人が必ずしもそうかというと、そうではないし、生き方に良いとか悪いとかない、本人が思う事でしかない。
この作品のもう一つのテーマには、血のつながりみたいなものがあると思う。繋がりも良い面もあれば、悪い面もある。血のつながりがない方が幸せな事もある。光実と歩は、双子だけど全く違う性格、出来の良い光実と、悪い歩