寺地はるなのレビュー一覧

  • やわらかい砂のうえ

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    就職のために大阪に出てきた万智子。
    流されるように生きていくのは違うと感じるようになったのは、仕事の関係で知り合った個性的な女性たちのおかげだった。
    早田という男性に恋心を抱き、彼と付き合えるようになった。
    ちょっとした違和感を裡に感じたが、それを契機に恋人関係の解消が出来たのもその女性たちのおかげだった。

    これは恋愛小説と言うより、ひとりの女性の成長の物語だ。

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    2025年06月26日
  • そういえば最近

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    ネタバレ

    本屋さんで平置きしてあった絵柄と
    タイトルでなんとなく手に取ってみました。

    以前「カレーの時間」を読んだことがある
    作者だったので読みやすいかと思ったら・・・
    あれっ?ちょっと読みにくい?本編と
    本編内の小説があるからなのか理由はよく
    わからないけどなんとなく読み辛さがあった。

    そして気になったのは他人が言う
    「そういえば最近」って何なんだろうな?
    聞いてほしいのか伝えなければならない事
    なのかただ雑談の中の話のきっかけの
    冒頭なのかはわからないんですが、作中で
    他人からあんな風に切り出されたら
    わたしだったらすごく気になっちゃいます。
    なのであとで言った人との温度差に
    瑠依が拍子抜けする

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    2025年06月24日
  • そういえば最近

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    うーん、今までの寺地さんの作品で一番読みにくかった。小説家の話で、現実と小説の話が混じってるので、あれ?これは現実?となることが何度かあった。通勤時間に読んでるから、少しずつ読むと余計訳がわからなくなっちゃって、結局最後まで頭の片隅に『?』が残るまま読み終えた。

    小説家の匙小路ルイとしてデビューした瑠依は編集担当の利根川から結婚をテーマにした話を書いてはどうかと提案される。瑠依に浮かんだのは同じ小説家の谷川夫婦だった。彼らをモデルに小説を書こうと考える瑠依に、利根川が『そういえば最近、谷川さんと連絡がとれないんですよね』という。

    そのあとは瑠依が書いた小説やら現実、谷川の書いた小説、現実…

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    2025年06月23日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    何を求めているのか見えてしまう、わかってしまうようになるって、よっぽど繊細かつ人を見ていないとできないです
    結局どこにいるのかは誰にも教えず、これから縛られない生活を謳歌するであろう希望くん、嫌なことは嫌と言えていてよかった
    天ぷらがキライ、は母の天ぷらを毎日食べていたからですね、根が深い・・・

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    2025年06月19日
  • そういえば最近

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    ネタバレ

    小説家が、消息を絶った同期の小説家・谷川の行方を辿っていくお話。
    谷川の書いた私小説や、彼の妻が町内会の会報に書いた文章を読みながら、行方の手がかりを掴もうとする。
    作中作が5作入っているので、短編集みたいな読み心地だった。
    彼らの行方の結末は、拍子抜けするような形で解決するのだけれど、現実はそんなものだよね。と納得。

    小説家が作品を書くことの責任や影響、それに対する評価とどう向き合うかが、リアルに描かれている。
    これも「小説」という体をとっているので、全てが寺地さんの考えではないのかもしれないけれど、寺地さんが持っている、小説を書くことへの想いが滲み出ているように感じた。

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    2025年06月17日
  • わたしたちに翼はいらない

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    登場人物が多く、置いてけぼりにならないように、ゆっくり読んだ。色んな人がいたけど憧れるのはブレない人。

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    2025年06月16日
  • 雨夜の星たち

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    他者からどう思われようが関係ないを貫き通せる強さが主人公のアイデンティティですが、時折垣間見見える人間味が良いなと思いました。他人ではなくなってしまったからには不幸になってほしくない、そういう想いで向き合ってくれる人がいることはすごく幸せな事だし忘れないでいたいです。

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    2025年06月14日
  • そういえば最近

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    スナック「真実一路」。スナックらしからぬ名前だ。その「真実一路」が突然閉店し、ママが出ていき、夫である絶賛スランプ中の小説家との連絡も途絶えた。その二人の行方は…
    友人である人気作家が聞き込みをして真相を探る。現実と小説になっている話がごちゃまぜになり、混乱しながらも、楽しく読んだ。

    『あたしね、本ってドアなんだと思ったの。自分が今いる場所と違う世界に繋がってるドア。本の数だけ世界があって、誰かが開けてくれるのを何日だって、何十年だって待っていてくれるのよ。』本はどこでもドアだ。動かずして、どこへでも運んでくれ、体験させてくれる。なんて素晴らしいのだろう。

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    2025年06月13日
  • そういえば最近

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    小説の中で小説と、現実と微妙に名前を変えてて、ちょっと混乱したけど、おもしろかった。会話で、相手の話した言葉は書かないで一人の人物だけの話してる言葉を書いてるところが、今までの寺地さんにはない感じで、それもまた読みやすかった

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    2025年06月10日
  • そういえば最近

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    文中にでてくる「フィクションだけど、思ってないことは書けない」など、所々のセリフが小説家の裏側を垣間見るようで面白かった。小説を読むことは、その作家さんのDNAが自分の中に刻まれていくことなのかなとか思いながら読んでいた。

    もともと短編小説をつなぎ合わせた構成の本なので、物語全体を理解しようとするよりも、一瞬一瞬の言葉や描写から何かを感じ取り、それを自分の血肉にしていくような読み方がいいと思う。

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    2025年06月09日
  • やわらかい砂のうえ

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    ネタバレ

    さくっと1日で読めた。3にしたけど、3.5の気持ち。魅力的な女性たちとの会話で主人公が成長していく描写がよい。

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    2025年06月08日
  • ほたるいしマジカルランド

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     サラッと読める内容、1つの遊園地の中でのお話しだから世界観もそこまで広くなくて楽に読める。登場人物が少しずつ変化していくのが見えてほほえましく思います。

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    2025年06月07日
  • ほたるいしマジカルランド

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    何か少し物足りなさはあったものの、登場人物一人一人の背景が細かにきちんと書かれている。
    遊園地で働く人たちの人生を書いた本で、中でも篠塚八重子さんのお話しは少しの感情移入してしまった。
    ただ、何か物足りなさもある。何かよく分からないが(^_^;)

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    2025年06月07日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    自分はどんな人間なのか、ちゃんとわかってる人は意外と少ないのかもしれない。親や第三者からあなたはこうだよね、と言われたことが積み重なって、そう思い込んでることもあるかもしれない。最後の「光」で、希望が自分自身に向き合って変わっていく様子がわかって安心した。
    自分の価値観で、好きなものを自分の中に積み重ねていきたいと思えた本。

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    2025年06月05日
  • ほたるいしマジカルランド

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    ネタバレ

    遊園地を舞台にした従業員それぞれの物語で構成されていて面白かったです。
    各話の主人公はみんなクセが強く感じましたが、根っこの部分は悪い人じゃなくて、劇的には変わらなくても少しずつ良い方向に向かっていくのが素敵でした。

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    2025年06月01日
  • そういえば最近

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    ストーリーはとても面白かったのですが、
    主人公たち作家さんの原稿の話なのか、寺地さんのストーリーの話なのか狭間がわかりづらかったです。

    他の方も同じように思っておられる方もおり、私だけじゃなかったのねと少し安心しました。(私の理解力が問題じゃなかったのね)

    短編をつなぎ合わせて単行本に編集し直したのがまずかったのか…

    ストーリーは面白かったので、☆3つってとこかな。

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    2025年06月01日
  • そういえば最近

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    小説の中にその登場人物が書いた小説が差し込まれていて、読みにくかった。
    それぞれの話はおもしろいのに短編で出したものを書籍化にあたり繋げようとして失敗している感じ?
    編集が良くないのかなあ
    出版社がUNEXTだし、経験が浅い?
    話がおもしろいだけに残念

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    2025年05月30日
  • みちづれはいても、ひとり

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    あらすじを読まずに中身を読んだけど、だいたい想像通りのテーマだった。気軽に読める人生見つめ直し系(と言ってしまうと軽く聞こえるけど)。

    読む前タイトルの『みちづれはいても、ひとり』を見たときに"道連れがいても結局人間はひとり"なのか"道連れになるような相手は、いたとしてもせいぜいひとり"なのかとかくだらないことを考えたりした。

    主人公たちが30代後半〜40代前半と大人なこともあって、お互いの問題に踏み込みすぎず、程よい距離で見守る感じがよい。結局自分は自分と。

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    2025年05月29日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    マイノリティであっても何か心の支えがあれば生きていける。ちょっとした処世術が詰まっていた。それは人によって手段が異なる。イコール幸せの形も人それぞれなんだと思う。

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    2025年05月27日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    中学生3人それぞれが抱えている感情の描写が丁寧に描かれている。卒業時に書いた手紙を読もうと16年ぶりに再会。
    自分にないものが気になって欲しくて・・・

    ※言葉にすると胡散臭い感じになるけどお賽銭を奮発するより日常をよりよく生きることこそが祈りだと思う。

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    2025年05月26日