寺地はるなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本屋さんで平置きしてあった絵柄と
タイトルでなんとなく手に取ってみました。
以前「カレーの時間」を読んだことがある
作者だったので読みやすいかと思ったら・・・
あれっ?ちょっと読みにくい?本編と
本編内の小説があるからなのか理由はよく
わからないけどなんとなく読み辛さがあった。
そして気になったのは他人が言う
「そういえば最近」って何なんだろうな?
聞いてほしいのか伝えなければならない事
なのかただ雑談の中の話のきっかけの
冒頭なのかはわからないんですが、作中で
他人からあんな風に切り出されたら
わたしだったらすごく気になっちゃいます。
なのであとで言った人との温度差に
瑠依が拍子抜けする -
Posted by ブクログ
うーん、今までの寺地さんの作品で一番読みにくかった。小説家の話で、現実と小説の話が混じってるので、あれ?これは現実?となることが何度かあった。通勤時間に読んでるから、少しずつ読むと余計訳がわからなくなっちゃって、結局最後まで頭の片隅に『?』が残るまま読み終えた。
小説家の匙小路ルイとしてデビューした瑠依は編集担当の利根川から結婚をテーマにした話を書いてはどうかと提案される。瑠依に浮かんだのは同じ小説家の谷川夫婦だった。彼らをモデルに小説を書こうと考える瑠依に、利根川が『そういえば最近、谷川さんと連絡がとれないんですよね』という。
そのあとは瑠依が書いた小説やら現実、谷川の書いた小説、現実… -
Posted by ブクログ
ネタバレ小説家が、消息を絶った同期の小説家・谷川の行方を辿っていくお話。
谷川の書いた私小説や、彼の妻が町内会の会報に書いた文章を読みながら、行方の手がかりを掴もうとする。
作中作が5作入っているので、短編集みたいな読み心地だった。
彼らの行方の結末は、拍子抜けするような形で解決するのだけれど、現実はそんなものだよね。と納得。
小説家が作品を書くことの責任や影響、それに対する評価とどう向き合うかが、リアルに描かれている。
これも「小説」という体をとっているので、全てが寺地さんの考えではないのかもしれないけれど、寺地さんが持っている、小説を書くことへの想いが滲み出ているように感じた。 -
Posted by ブクログ
スナック「真実一路」。スナックらしからぬ名前だ。その「真実一路」が突然閉店し、ママが出ていき、夫である絶賛スランプ中の小説家との連絡も途絶えた。その二人の行方は…
友人である人気作家が聞き込みをして真相を探る。現実と小説になっている話がごちゃまぜになり、混乱しながらも、楽しく読んだ。
『あたしね、本ってドアなんだと思ったの。自分が今いる場所と違う世界に繋がってるドア。本の数だけ世界があって、誰かが開けてくれるのを何日だって、何十年だって待っていてくれるのよ。』本はどこでもドアだ。動かずして、どこへでも運んでくれ、体験させてくれる。なんて素晴らしいのだろう。