寺地はるなのレビュー一覧

  • リボンちゃん

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    久しぶりの寺地さん
    名前からしてかわいらしく
    主人公 百花ちゃんの愛称だと知りふわふわ可愛らしい女の子の
    お話だと思っていました。
    もちろんかわいいリボンを毎日している百花ちゃんの日々のお話なんだけど、周りにいる
    叔母さんや
    勤めているところの社長 
    また社長の姪っ子でもある同僚、同級生の福田くん
    みんな、
    りぼんちゃんのどこか不思議でそして頼りになるそんな
    キャラを引き立たせるような素敵な人たちがたくさんいて
    そんな人たちに囲まれながら淡々としながらも
    少しずつ自分が今したいと思うことを前を向いて苦戦しながらも実現していく素敵なお話でした。

    下着のオーダーメイド
    下着って自分しか見ないもの

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    2026年05月27日
  • こまどりたちが歌うなら

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    寺地はるなさん、らしくよみやすい文体でした。語り口調もらしいなぁ、なんて、
    口の悪い主人公でしたけど♪(´ε` )

    主人公小松茉子27歳。転職で親戚が経営する
    和菓子屋『吉成製菓』にコネ入社。
    小規模な会社のため、いろいろと古い体質で、
    茉子があれこれ奮闘していくストーリー。

    仕事って、むずかしいですね。
    もちろん、人生の全てではないです。
    でも一番時間を割いていて、悩みの多くが
    仕事といっても過言ではないかも。
    人が悩む要素、仕事、恋愛、健康。
    この3つがうまくいけば、大体は充実している
    のでは?とさえ思ってしまう、私です。

    この作品では和菓子が美味しそうに描かれる
    ことで、主人公の魅

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    2026年05月26日
  • いつか月夜

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    モヤヤンを抱えて散歩してる人たちと勘違い?しながら読んでいたけど、モヤヤン出てくるの序盤だけで気づいたらいなくなってて悩みの根本が解決されていく過程を見た気がする。
    私もひたすら悩む時とかあるけどとりあえず歩いてみようかな。

    優しい人は勝手な人

    2度と行けない店があるのはいいこと
    記憶の中でずっと輝く

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    2026年05月26日
  • 世界はきみが思うより

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    直近で読んだ、女王様の電話番と対極にある。
    セクシュアリティの問題またまたモリモリで、今この瞬間を生きる少年たちの思いは汲み取った。マイノリティには生きにくい世の中だけど、マイペースに生きられそうなキャラだからいいのでは。
    水口さんとセリさんの関係は前述の女王様と性別が逆転してるからこそ成立する恋愛ファンタジーなのではと思ったり。

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    2026年05月25日
  • ぬすびと

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    ワールドワイドなスリル味わった後のほのぼのも悪くはないけど、なんか物足りない。日常身辺雑記でも熱か刺さるものがほしい。寺地作品は好きだが。「ことばは、人を試すために使っちゃいけない」暖、いい味出してる。

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    2026年05月25日
  • 世界はきみが思うより

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    大人だから正しいとか、親だから子供の事を想って言ってる事は正しいのだとか。本当にそうなのだろうか。
    自分が言っている事は、思っている事は本当は自分が楽になりたいからではないのか?
    子供を生きがいにする親子関係は希薄な関係よりも、もっと子供に負担を強いているのではないか。
    大切な人に自分を押し付けないで、自分も幸せでいられる距離感とは。

    人に優しい世の中でありますように。

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    2026年05月24日
  • みちづれはいても、ひとり

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    偶然、アパートの隣同士になった同性の人と友達になったら楽しいかな。
    でも、ちょっと付き合ってみたら変な人だったら困るか…。

    キチンと決着をつけずに姿をくらます弓子の旦那のような人が一番嫌いです。
    逃げんな。

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    2026年05月24日
  • リボンちゃん

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    表紙のかわいさで読み始めた。途中から少しダレてきた感じはあったが、主人公が手芸に興味持ったキッカケと色々物作りする工程は面白いとおもった。

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    2026年05月24日
  • ぬすびと

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    ネタバレ

    『いらない子』として利口じゃないふりをして生きてくるしかなかった彌栄子。
    その息子は落ち着いた振る舞いができないまだ5歳の栄輝。
    その子の子守りとして雇われた主人公の鳴海。

    なかなか個性的な登場人物が盛りだくさん!

    でも、私がすきなのは、鳴海の恋人で夫になった暖。

    暖は顔はいいけど仕事が長続きしない。ダメなヤツと思いきや…。
    器が大きくないから本を読んで小さい器をたくさん用意している。
    大きな器がなくても小さい器が沢山あれば大きすぎる感情も溢れ出さないですむ…と語る。
    なるほど…です。
    何か事件が起こったとき、暖が皆を包み込んでいる感じがする。

    鳴海の存在で自分を取り戻す彌栄子。
    表面

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    2026年05月24日
  • 雫

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    相変わらず、読後感が良かった。
    劇的な山谷があるわけではないのだけれど、そこがいい。
    うまくいくことも、いかないことも、つながる縁も、途切れる縁も、まあ人生ってそういうものだよね、と思える。
    前向きになれるとは言わない。でも受容できる。よかった。

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    2026年05月23日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    寺地はるなさんの小説には様々な事情によって生きづらさを抱えてる登場人物がよく出てくるが(特に毒親絡みが多いように思う)、本作もまさにその王道をいく作品です。

    主人公が行方不明の弟、希望を探して本当の希望はどんな人間なのか?を問いながら、主人公自身の内面に向き合い、また希望を探して出会うそれぞれの関係者の痛みにも触れていくわけですが…

    (以下ネタバレ含む)
    本作はちょっと詰め込みすぎて、胃もたれする感じ。

    毒親傾向の母親が何人も出てきて、終盤は、えーまた毒親系なの〜?と感じてしまいました。世の中そんな親ばかりなんですかね。
    そして、親との関係で問題を抱えるのはあるとしても、それをいつまで引

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    2026年05月22日
  • こまどりたちが歌うなら

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    古いしきたりを大事にしている和菓子屋さんに、新しい風が入る!
    社長のいとこだけど、入社した茉子さん。
    自分が見て見ぬ振りして人を苦しめた過去をもち、次こそは、と深い気持ちを持っている人。
    まっすぐだから、人とぶつかるけど、人を知れば知るほど、その人のことを考える。(好きになるわけじゃないところがいいな、と思った)

    和菓子、おいしそう♡

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    2026年05月20日
  • リボンちゃん

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    百花は「やりたいことがない」と言っていた。
    でも気づけば、いくつもの選択を重ねて、前に進んでいた。

    「完璧にできようになってから、なんて言ってたら、一生なにもできない」

    百花のことばがやけに刺さった。

    私はずっと、完璧じゃない自分を見せるのが恥ずかしくて、怖くて、準備ばかりしてきた。
    ちゃんとできるようになってから、失敗しないようになってから。そうやって言い訳を重ねて、何も始めないまま時間だけが過ぎていく。

    完璧になる日なんて、きっと来ない。

    百花は、不完全なまま動いていた。
    怖さも、恥ずかしさも抱えたまま、それでも前に進んでいた。

    でも百花は、きっと不完全なままでも動いていた。恥

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    2026年05月20日
  • 世界はきみが思うより

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    まず思ったのがこれ。
    人の握ったおにぎり、食べられない人増えてるよね。
    この作品って、まさにそういう
    他人への信頼が揺らいでる世界の話だと思う。

    紗里と水田。
    この2人の関係もかなり歪。
    でも「好き」という気持ちだけはちゃんと本物で。
    ちゃんと好きなのに、普通の形にはならない。
    だからこそ、いつか報われてほしいなと思ってしまう。

    中心は冬真と時枝くん。

    あと個人的にめちゃくちゃ印象に
    残ったのがサイコさん。

    高下駄履いて、自分のスタイルを貫く人。
    一見クセ強いのに
    言ってることはすごくまっとう。

    『子供に大人の代わりをさせちゃいけない』
    これ、刺さった。

    誰かにとって嫌な人でも

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    2026年05月19日
  • こまどりたちが歌うなら

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    言いたいこと、モヤモヤすることがあっても
    それを言えない空気や雰囲気から
    我慢することって大人になるにつれて
    増えていくけれど、
    主人公の茉子のようにように
    思っていることをストレートに伝える人って
    憧れるな。
    だけど、それを受け取る側が余裕がなければ
    相手を傷つけちゃうこともあるのかな。

    小さな和菓子会社の中の人間模様は
    細やかでドキッとする場面がありますが、
    (良い意味でも悪い意味でも)
    四季折々の和菓子の登場にほっこり
    癒されます。

    「涙はしょっぱい、お菓子は甘い」という文章。
    温かみがあって好き。


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    2026年05月16日
  • ぬすびと

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    寺地はるなさんの新作。みなさんの高評価を見て楽しみにしていたけど、なぜだか私はあまり刺さらず…
    なんでだろうかと考えてみると、登場人物の行動、中でも無鉄砲さが好きになれなかったせいだと思う。
    基本的にみんないい人なんだけど、言動があまりに自分とかけ離れていると、どうも感情移入できなくなってしまうみたい。
    最近の寺地さんの作品は、そう感じることが多い。前みたいにぐっと入り込める小説が読みたいなぁ。

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    2026年05月16日
  • 川のほとりに立つ者は

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    人が相手の気持ちを考えて言う・言わないの選択をしていることが文章で表されていると感じた。

    また人それぞれできる・できないが違っていて、それに対して過度な配慮をしたらそれはその人自身をみてないことになる。とにかく難しい。

    ただ言葉にして相手に伝えてしまう前に一度立ち止まったほうがきっといいのでしょう。

    でもその言葉を選んでる感じが伝わり、今度は本心じゃないと評価されるんでしょう。これを読んだだけでは答えは見つからないと思う。でもきっかけになりうるのかもしれないです。

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    2026年05月14日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    話の雰囲気が柔らかく、ボリュームも程々で読みやすかったです。ハチミツ好きなので、養蜂の描写や蜂蜜を使ったメニューに、楽しませてもらいました。

    主人公の碧には、あまり共感できず、そこは微妙でした。安西に傾倒している理由はさっぱりわからず、結婚も煮え切らないまま、彼の地元にまで来ちゃう感じは。。ただ、自分の力で、自分の居場所を作り出そうと奮闘する姿には好感を持てました。都会暮らしより、田舎暮らしが向いている人もいますよね。

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    2026年05月14日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    視点が変わっても、今までの登場人物とどこかで誰かが繋がっている感じが、肘差というまちの狭さを表しているんだなぁと感じた。
    それぞれがそれぞれの望む人生を送れていたらいいなと思った。

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    2026年05月14日
  • ほたるいしマジカルランド

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    遊園地で働く不器用な従業員たちの連作短編集。

    目の前のことをコツコツと。それだけで充分偉いと褒めたい。出来ないことじゃなくて出来ることに目を向けたいよなぁ…。

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    2026年05月13日