寺地はるなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小学5年になる娘を育てる千緒は、自治会を変えようとする子ども会の会長・剣崎さんの手助けをする為に、子ども会の役員を引き受ける。
どこの町にでもある自治会や子ども会だが、誰もが敬遠しがちな自治会長が、この町では同じ人がやっているというのも…男性中心に進められているのでは、とか思ってしまう。
良い人か悪い人かよくわからない自治会長の長門さんや自治会も子ども会も嫌いだと言う若い林やモラハラ夫から逃げる新宮さん…、いろいろなことに巻き込まれながらなんとかやってる千緒だが、きっとどこの町でも問題はあるのだろうなと思った。
最近は、子どもが少なくなってきてるので、我が町でも自治会のみの活動となっている。
小規模ながら夏祭りは、やっているけど…
自治会役員は、やはりしんどいよと思う。
住んでいる限りは、仕方ないのかもしれないけど。
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Posted by ブクログ
祖父の大阪のガラス工房を続くことになった兄と妹のお話。
帯にあった通り、「普通」がわからない兄と「特別」に憧れる妹。それぞれの視点で描かれていくことで、お互い、相手や自分に対する戸惑いや苛立ちやいろんな感情が見えてくる。
特に子どものときに消化しきれなかった思いは、大人になっても中々受け入れるのは難しいと思う。けれど一緒に工房をやるなかで、お互いが持っていないものを少しずつ理解してお互いの救いになっていくのが素敵だった。
寺地さんのお話の好きなところは、人の嫌なところもしっかり描いて、でもそこに自分で向き合う希望を残してくれるところだなと改めて思いました。 -
Posted by ブクログ
結婚を考えていた恋人にふられて、道端で泣いていたら菫さんに拾われ、雑貨店「ビオレタ」でアルバイトをすることになる田中妙。妙がアルバイトをしながら色々なことに気づき、生きなおしていくお話。
強い教訓めいたものがあるわけでもなく、押しつけがましくもないので、とても読みやすく、あっという間に読める。
菫さんや元旦那さんの千歳さん、二人の子供の蓮太郎君(もう成人している)などが主な登場人物。妙の家族もそれぞれ個性があって面白かった。
また読み返すほど染み入ったかというと、そこまでではないのだけど、楽しく気楽に読めたので、読んで損はなかったなと思わせる物語だった。