寺地はるなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
百花は「やりたいことがない」と言っていた。
でも気づけば、いくつもの選択を重ねて、前に進んでいた。
「完璧にできようになってから、なんて言ってたら、一生なにもできない」
百花のことばがやけに刺さった。
私はずっと、完璧じゃない自分を見せるのが恥ずかしくて、怖くて、準備ばかりしてきた。
ちゃんとできるようになってから、失敗しないようになってから。そうやって言い訳を重ねて、何も始めないまま時間だけが過ぎていく。
完璧になる日なんて、きっと来ない。
百花は、不完全なまま動いていた。
怖さも、恥ずかしさも抱えたまま、それでも前に進んでいた。
でも百花は、きっと不完全なままでも動いていた。恥ずかしさや不安を抱えながら、それでも前に進んでいた。
そしてもう一つ、心に残ったのは、「好き」という感情の在り方だった。
この物語の中で、それは消えるものではなく、かすかに灯り続けるものとして描かれている。立ち止まっても、遠ざかっても、ふとしたきっかけで、また手のひらに戻ってくるようなものとして。
だから、急がなくてもいいのだと思う。
うまくやろうとしなくてもいい。
自分の「好き」を見失わないまま、
遅くても、揺れても、その都度確かめるように歩いていく。
しなやかに生きる、というのは、
きっとそういうことなのだ。 -
Posted by ブクログ
寺地はるなさん初めて読みました!
読みやすい!すらすら読んでしまった
とにかく和菓子が食べたくなります
なにを学んだかって言われると、、、
作中にも本を読むことでなにかを学ぼうとする方がおかしいと主人公のお母さんも言っていたので、学びません!
みなさんの感想を読んで、働き方改革がテーマだったのか!と。たしかに、和菓子屋って昔からの根強い働き方や考え方がありそうなイメージ。前例がないのなら、誰かが前例にならねばならない。おかしいことをおかしいと言える人にならないと、世の中は良くなっていかない。言える人はおそらく嫌われ者にもなるでしょう。しかし、その勇気が希望につながれば、好かれる人にもなれる。その勇気持ちたいです