寺地はるなのレビュー一覧

  • やわらかい砂のうえ

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    自分の気持ちは自分だけのもの。
    他人も同じ。
    正しいとわかっていても、それができない、しないことはある。
    人と関わることでしか学べない、気づかない、変われないことがある。

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    2024年09月01日
  • 声の在りか

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    主人公、希和への共感と好感が高かったです。

    何よりも不甲斐なさと諦観に翻弄される有り様が、
    自分を見ているようで居た堪れなかった‥笑

    希和の主観による日常の葛藤が描かれている中で、
    垣間見える社会的構造の不条理と、格差。
    それが当書では、家庭内に留まらず、職場や保護者会、
    その他日頃のちょっとした出来事として、
    素朴に、かつチクリと刺さる言葉で表現されています。

    言いたくても言い出せないもどかしさは
    経験してきたなあ‥。
    共感できる方は多いと思います!

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    2024年09月01日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    寺地さんの作品は3作目だけど、1番好きかもしれない!
    ちょっとビター。でもあたたかくなれるような作品。

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    2024年08月30日
  • 声の在りか

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    ネタバレ

    感想
    どうすれば届くのかな。そんなことを考える。自分にできることはないのかも。でも声にならない声は届いている。きっとあの人も見てくれている。

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    2024年08月17日
  • 白ゆき紅ばら

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    終始、背筋がぞくぞくするような気持ち悪さと絶望が漂っている
    まともな大人があんまり出てこない中で、教師の枠を越えて祐希を助けた春日先生だけが希望だったな
    「かわいそうな子どもを救いたい」という“善意”は立派だけど、志道さんと実奈子さんは、はじめから誰かの人生を抱え込めるような人たちではないんだよな〜…
    内心何度もぎゃ〜〜ッ!となりながら読みすすめました(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)目を背けたくなる描写も度々出てきます
    ラストは祐希と紘果の二人の未来に希望を感じる終わり方で良かった!!みんな幸せになれ〜!!

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    2024年08月12日
  • ほたるいしマジカルランド

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    遊園地で働く人たちの、それぞれの生活の一面を切り取ったような物語でした。
    他人から見たら大したことのない、しかし本人にとっては結構重要な、あーあるある、という身近に感じられる内容で共感できるところが多いかもしれないなと思います。
    個人的には(欲を言えばということではあるのですが)一部登場人物についてもう少し話が広がると良いのにと思ったところはあったものの、全体通じて読めやすく良い内容と感じました。

    #美文

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    2024年08月12日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    誰もが一度は思うんじゃないかな、、あの子になりたいなー、あんな風に生きられたらなー。
    正面から見える部分だけで判断して勝手に羨ましくなったり嫉妬したりしてる。
    みんなそれぞれ悩んだり、苦しんだりしながら落とし所を見つけて生きている。
    ミナ、天、藤生、、、田舎特有の閉塞感を感じつつ、それぞれの視点から見た自分、他者が語られていて飽きずに読めました。

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    2024年08月11日
  • どうしてわたしはあの子じゃないの

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    田舎あるある〜 とてもわかる

    はっきり自分の意見を言える天ちゃん
    好きだなぁ
    3人の関係性もThe青春という感じでドキドキした

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    2024年08月07日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「もうすぐ十八歳」 飛鳥井千砂
    「ありふれた特別」 寺地はるな
    「二人という旅」 雪舟えま
    「漂泊の道」 嶋津輝
    「祀りの生きもの」 高山羽根子
    「六年目の弔い」 町田そのこ

    冠婚葬祭アンソロジー。
    「もうすぐ十八歳」 「成人」を巡る話。沖縄出身で、十八で子どもを産み、結婚した智佳。娘が十八になることで感慨を抱く。
    「ありふれた特別」 取り立てて仲がいいわけでもなかった幼なじみたちの関係が変化した、出産騒ぎ。
    「二人という旅」 結婚。旅をしている家読みのシガと助手のクローン・ナガノとの関係の変化。
    「漂泊の道」 弔事のときだけ会う親戚のカナに漠然と惹かれる希和子の生き方。
    「祀

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    2024年08月06日
  • 彼女が天使でなくなる日

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    ネタバレ

    親としての在り方、子どもとの関わり方は十人十色だけど、「子どもを大切にする」という気持ちは絶対に忘れずにいたいな〜と思った。

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    2024年07月31日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    妙ちくりんなキャラクターの表紙が目を引く本書。

    大阪某所にある〈暁町〉を舞台にした、リレー形式の群像劇、13話が収録されております。

    暁町にある市場・〈あかつきマーケット〉のマスコット・「あかつきん」の失踪を皮切りに、その界隈の人々が悩みや葛藤を抱えながらも、“それでも生きていく”様が描かれております。
    寺地さんは心の機微の描写がお上手なので、登場人物達のモヤモヤが実にリアルに伝わってくるんですよね。
    なので、読んでいてちょっと心がヒリつくような部分もありましたが、それでも、
    “皆、何かしら事情を抱えながらも日々をおくっているのだな・・”
    と、出てくる人々が愛おしく思えてきます。
    それぞれ

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    2024年07月22日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    みんな、見えてる部分なんて、その人のほんの一部だよね。
    家族だってそう。
    そういう意味で、ただ事実として、人は基本的に孤独だ。

    この本に出てくる親子関係はどれも歪んでいて、読んでいてちょっと苦しくなった。
    世の中、そう「毒親」ばかりじゃないと信じたい。

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    2024年07月19日
  • 彼女が天使でなくなる日

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    ネタバレ

    島で“モライゴ”として育てられた千尋が営む託児所兼民宿を訪れるのは、子どもにまつわる様々な悩みを抱えた人たち。
    いつの間にか捕らわれてしまう「みんな」や「ふつうは」の固定観念。千尋や麦生を通して届く寺地さんの甘くない言葉はそれに息ができないでいる人たちへのエールに思える。
    第二章の伊岡母の毒親っぷりは怖すぎた。子どもを守りたいという同じ気持ちからの愛情なのに、どうして政子さんとこんなに違ってしまうのだろう。子どもを天使と見てしまうか、一人の人間として見るかの差なのかな。愛花が天使でなくなる日を願ってやまない。

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    2024年06月23日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    【収録作品】
    一軒目「サクマ手芸店」寺地はるな
    二軒目「ツルマキ履物店」蛭田亜紗子
    三軒目「川平金物店」彩瀬まる
    四軒目「~中古楽器・中古レコードの買取・販売~しゑなん堂」芦原すなお
    五軒目「インドカレー ママレード」前川ほまれ
    六軒目「カフェ スルス~コアラちゃんの巻~」大島真須美
    七軒目「おもちゃ屋『うさぎや』」山本幸久

    明日町こんぺいとう商店街シリーズ4

    あったらいいなと思える商店街。

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    2024年06月22日
  • ビオレタ

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    人はいろいろなものを抱えながら生きているのですね!
    それぞれ封印したいものもあるのですね~

    棺桶と言う発想なかなか面白いなと思いました。

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    2024年06月14日
  • やわらかい砂のうえ

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    〈 自分を好きになりたい万智子の、小さな勇気を抱きしめたくなる成長物語〉

    たまたま先日鳥取砂丘を歩いてきました。
    ヨタヨタと(笑)

    やわらかい砂のうえを歩くにはバランスが大事
    そのためにはそのままの自分をすきになること
    うーん
    示唆に富んだ言葉がちりばめられていて読むのも楽しかった

    寺地はるなだもんね

    ラストもいいね
    うーん、いいなあ
    いいぞ いいぞ

    ≪ あたりまえ つまづくたびに 勇気だし ≫

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    2024年06月13日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    シリーズ4弾

    『サクマ手芸店』寺地はるな
    糸子さんと充輝の不器用な親子関係のなかに温かさが良い
    康恵さんと城戸の関係が切ない

    『川平金物店』綾瀬まる
    主人公がなんて可哀想な人と思ったら、、
    意外性のある生き物
    その生き物が商店街を歩く
    理由が涙ぐましい
    傷ついた茂さんにジイちゃんはじめ商店街の人々が温かく優しい

    上記の2作品が良かった

    人気作家さんが描く商店街
    現代に失われつつある人情味があり
    通いたくなるお店ばかりだった

    疲れた私の心が癒された

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    2024年06月07日
  • わたしたちに翼はいらない

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    スクールカースト上位だったヒト、下位だったヒト、それ以外のヒト(中間ではなくカースト外のヒト)。
    大人になった三者が、子供に悩み、夫もしくは妻に悩み、義父母に悩み、死にたくなったり殺したくなったりして成長していく物語だったと思います。

    陽キャと隠キャと孤高のヒト、三者三様それぞれに対して共感できてしまう、そんな語り口が大変興味深く面白かったです。星3つです。

    #美文

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    2024年05月31日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    これから生きていこうとするそれぞれの主人公達。
    エンドは何かそよ風が吹くような終わり方で嫌いじゃない。
    短いストーリーだけれど、同じキャラクターが出て来たりだとか
    色々な人の目線を知れることに面白みを感じた。

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    2024年05月25日
  • 夜が暗いとはかぎらない

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    ある商店街を舞台に、ゆるきゃらのあかつきんがちょこちょこメインに引き出されてくる連作短編集。
    短編の中で、育児でめいいっぱいになってしまう母のこと、最後の母と息子の関係性など、引き込まれるがあった。
    ただ、登場人物が多くて、整理しながら読むのがちょっと大変だった。

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    2024年05月15日