寺地はるなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
大阪の心斎橋からほど近いエリアにある空堀商店街にソノガラス工房があり、祖父が亡くなった後にそこを継いだ兄妹二人(兄:里中道、妹:里中羽衣子)がいた。道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、協調や共感したりすることができない。羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。両親は道が13歳、羽衣子が8歳の時に別居し、後に父親は再婚する。母親はレシピ本をだす料理 -
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希望はどこに行ってしまったのだろう
製菓会社に勤めている誠実は弟の希望が突然失踪したと母から伝えられる
希望を知ってる人たちから少しずつ話を聞いて弟は、希望はどういう人物だったのか少しずつ紐解いていこうとする物語
大体、この人はこんな人だなんてはっきり断定出来る人の方が少ないんじゃないかと思う
どんな嫌な人にも柔らかい部分はあるだろうし、優しい人にも意地悪な部分もある
人の中にはグラデーションみたいに色んな部分が折り重なってその人を作っているんだと思う
だから、希望についてそれぞれ語られる希望の一部分はさまざまだ
ラストの光の章で、希望がこれからの人生を健やかに生きるために自分を持とうと -
Posted by ブクログ
祖父から引き継いだガラス工房で
「ガラスの骨壷」を作る兄の道と妹の羽衣子。
兄の道は少し発達障がいがある描写がされていて
人間関係を築くのが苦手だけれど、
吹きガラスの才能がある。
一方の妹の羽衣子は、人との関わり方は
上手にできるが兄と比較して
自分には特別な才能がないのではと悩む。
そんな2人の10年間が描かれている作品。
道と羽衣子はお互いのことを苦手に思っているけれど、吹きガラスを通して少しずつお互いのことを
理解していく。
ガラスの骨壷を欲しいという人たちとの話の中では
「人の死」について繊細に書かれていて
病によって早く亡くなった娘や愛犬の死、不倫していた夫の死、事故によっ