寺地はるなのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ小山椿
三十一歳独身。文具メーカーの経理部に勤める。
鈴菜
椿の五歳年下の妹。朔を置いて沖縄に行った。
朔
鈴菜の子供。父親は誰なのか知らない。
椿の母
順子。祖母と同じ病気でこの世を去った。享年も同じ。
椿の父
製薬会社の役員。
須田高雄
椿の恋人。つきあって六年になるが、そのうち四年は遠距離恋愛。
アパートの大家
椿が心の中でマダムと呼んでいる。
ゆり
保育士の先生。
静原
椿と中学・高校と同級生だった。娘が朔と同じ保育園。
杉尾
椿の隣の席。
穂積
椿と同期入社。
愛結
静原の娘。小学校で朔と同じクラスになった。
管
朔の塾に通う三年生の母。
大洋
朔と同い年。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝が明るいとはかぎらない
八波来人
いつも明るい男。
由奈
同じフラワーショップで働く。
あかつきん
あかつきマーケットのマスコット。
芦田
十年前、あかつきマーケットでパートをはじめた。
柊
芦田の息子。
八波
現商店街会長。八波クリーニング。
白川
薄化粧の下に疲労が滲んでいる。
白川結
娘。
リヴァプール、夜明けまえ
ひろふみ
結と同じ三歳児クラスの子。
サエキ
ひろふみの母。リヴァプールへ引っ越した。
白川
清水
蝶を放つ
葉山ひかり
経理部。
時枝
里中
経理部。
白川
真奈美
時枝の妻。
沢田
経理部長。
恵吾
葉山の彼氏。
けむり
恵吾 -
-
Posted by ブクログ
冠婚葬祭をテーマにしたアンソロジー
6人の作家による個性豊かな短編集で、個人的には
寺地はるなさんと町田そのこさんが好みだった。
以下、収録作品と簡単なレビュー
飛鳥井千砂「もうすぐ十八歳」
成年年齢が引き下げられた。
でもどう感じるかなんて自分次第だと思った。
寺地はるな「ありふれた特別」
読者の予想をいい意味で裏切ってくれた。
ずっと何やら面白くてじんわりと温かかった。
雪舟えま「二人という旅」
家読みのシガとクローンのナガノ。
まさかのSFでぶっ飛んでいた笑
嶋津輝「漂泊の道」
葬儀で出会ったうつくしいひと・・・
感じ方や物の見方が年々研ぎ澄まされ無駄を排除していく様子が人生 -
Posted by ブクログ
繊細で触れてほしくない部分をピンポイント爆撃することが上手い作者さんだと思っていたのですが、見事に私の黒歴史の琴線に触れてこられました。
市街地を避けて軍事施設に的を絞って無力化させる戦略なんですが、学校や病院の地下に拠点をおいていると民間の犠牲者は増え憎しみを増すばかりで価値観までは破壊できない。この3人の価値観バラバラで極端すぎて自分勝手で好きになれない。
シングルマザーの朱音に、専業主婦の莉子、それに影の薄い独身の園田。フラッシュバックする中学時代。
どれもこれも忌々しくって吐き出したくなってしまう。
人と関わることが恐ろしく思えるそんなコンプレックス全開にさせてくれました。
人と比べ