寺地はるなのレビュー一覧
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ネタバレ寺地はるなさん3作目。
その中で1番良かった。
ずけずけ常識や普通に異を唱える千尋の心に刺さる言葉や、見事だなと思う表現がいくつもあった。
特に心に残ったのは
「多くの人は友達を良いものだと思い過ぎなんじゃないでしょうか。そうでもないことをあなたが身をもって証明してくれています。」
私も破綻したけど、ずっと引っかかる友達関係があって、麻奈のようにその子を親友と思い続けてきた長い期間が過去にあったからすごくモヤモヤしていたが、それを客観的な視点で見れてなんだか少しスッキリした。
もう一つは、
「願うだけなら誰でもできる。願いは全ての種子だ。種子がなければそこから芽を伸ばし、葉を広げることもで -
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家を出て道路の向こうを眺めれば、少し先の丘の上には大きな観覧車(スカイウォーカー)が見える。丘の手前には2種類のコースター(レッドファルコン/エルフ)の雄大なコースに、風向きによっては乗っている人の絶叫が聞こえるドロップタワー(メテオ)の姿も。
そこは「ひらかたパーク」(通称:ひらパー)。一度も取り壊されずに現存するものでは日本最古の遊園地(by Wikipedia)。
そんなひらパーをモデルにした遊園地が舞台のこの本、そこに働く人たちの日々の屈託が描かれる。
ありがちなところから少しずらした登場人物の造形で、美点も欠点もそれぞれに描き分けられているところが良い。
好きな職場でなくても好きな -
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ネタバレ飛鳥井千砂さんの作品が読める!ということでご本を見つけて即買いしました。
飛鳥井千砂さんのお話もちろんサイコーだった!そしてほかの作家さんのお話も面白かった。
飛鳥井千砂さんの書く主人公の女性がとっても好きで、今回のもうすぐ十八歳も夢中になりながら読んだ。
後半の展開に、主人公の気持ちになってえ!?え!?となった。主人公に起こったことを知っているから、締め方に納得した。ぜひ読んでほしい!
お話が進むにつれてページを捲る手が止まらなくなったのは雪舟えまさんの二人という旅。
最初は設定の読み込みに苦戦したんだけれど、読み込めた後には、どうなるんだろう??どこにお話しが着くのだろう??と興味津々 -
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ネタバレ飛鳥井千砂さんのもうすぐ十八歳【冠】
18歳で子供を持つという事
寺地はるなさんのありふれた特別【冠】
幼馴染のこどもと自らの成人式。予想外。
雪舟えまさんの二人という旅【婚】
宇宙ものはそもそも苦手なので、読み始めは理解できなかったが、途中から、どうなるのかなに変わった。読まず嫌いはいけない。
二人とはシガとナガノの『旅』についてだと思っていたが、シガの発した一言で『二人』が別のものだと気付いた。
「結婚生活も、人生そのものもー向き合うべきものを直視せずに時間だけ過ぎていくんじゃ、本質的には何も始まらないまま終わるってことさえ、あるのかもしれないね」
嶋津輝さんの漂泊の道【葬】
希和子 -
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忙しさを理由に伝えないことか積み重ならないように。
相手の感情は相手のもの、私の感情は私のもの。
それぞれの感情をどのように受け止めるのかはそれぞれのもの。
それぞれに伝えるしかない。
辛い時、心を遠くに飛ばす…など、傷つかないように蓋をしている感情やもやもやして表せなかったことを言葉にして寄り添ってもらえてる感覚にしてくれる作家さん。
下記は心に響いた箇所。
『自分の都合の良い素敵な人生の物語の展開を夢見るのは自由だけど、感情も事情もある他人に都合の良い役柄を押しつける人は、僕は大嫌いだな』
『多くの人は「友達」を良いものだと思いすぎなんじゃないでしょうか』
『励ましのつもりでそう -
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あかつきんちゃんという被り物キャラを軸とした人間関係のお話の短編集?というか、繋がっているんだけど1つ1つ独立したお話でありながら登場人物はスライドしていく。
身につまされるエピソード多くて、ちょっと説教ぽくて
苦しくなったりもしたけど
根本に弱いものの味方だし
最終的に救われる感じでまとめてくれてるから
読みやすくて良かった
気を張って義理の母の前でうっかり涙が出てしまう若い母の話とか、私もうっかり泣いちゃった
今まで生きてきた中で、経験あるような細かなエピソード
普通というけど普通の基準とは何?普通から外れたらとたんに大勢から非難されてみたり
勝手な印象で人をカテゴリわけしてたり、されたり -
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あかつきマーケットのゆるキャラ「あかつきん」が結ぶ人と人とのつながりの物語。
たくさん出てくる登場人物の関係性をしっかり確認したくてページを行きつ戻りつ読んでいたが、そんなことにとらわれなくても一つ一つの物語が心に沁みるエピソードばかりなので、それぞれ短編集として味わってもいいと思う。
「死んだ人間は、天国にもどこにも行かん。死んだら小さい、たくさんのかけらになって散らばって、たくさんの人間に吸収される。生きてる人間の一部になる。とどまり続ける。」
だから「生きてる自分を大事にするのがいちばんの供養」というじいちゃんの言葉が心に残った。
誰もが自信を持って前向きに生きているわけではなく、何 -
Posted by ブクログ
この作品もかなり心強い応援メッセージが込められているように思いました。
物語の舞台は、九州北部の星母島。
その島には子供についての願い事なら何でも叶えてくれるという母子岩があり、ちょっとしたパワースボットになっている。
そして、そこで民宿兼託児所を営んでいる千尋という女性が主人公。
子どものことを願いに様々な人が訪れます。
本当に様々で、共感できる人もあれば、この人可怪しいんじゃない?と思える人も登場します。
また、千尋の生い立ちからこれまでを文章にしたいと島にやって来たライターの女性。もう、本当に自分のことしか考えてなくて読んでいてムチャクチャ腹がたった。
私自身が今、同じような人から身