寺地はるなのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ほたるいしマジカルランドの社員、社長のお話。それぞれに闇を抱えている感じ。
でも、いま、季節柄、退職代行サービスのニュースをよく見るけれども、サービスされてしまう企業の方にぜひ読んでほしいと思った。売店のおばちゃん上がりの(まるで某ホテルの会長のような)社長が社員を見ているからこそ言えたことば。(引用参照)
大阪北部の蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」は、願いごとを叶えてくれるという噂のあるメリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地だ。ここで働くのは、どこか不器用で悩みを抱えた人ばかり。アトラクションやインフォメーションの担当者、清掃スタッフに花や植物の管理。お客様の笑顔のために奮闘する従業員 -
Posted by ブクログ
これまでにないタイプの作品で真実と虚構の間で、こっち側とあっち側今どこにいるのか混乱してパニック起こしそうでした。読者の視点はジャイロセンサーに3軸加速センサー付きで時間軸も加わった4次元マルチタスクなのですが処理が追い付かなくって置いてきぼりくらった感じでした。
今回の作品は長編の中に作中作のように短編や連作短編が散りばめられており、寺地さんの遊び心とチャレンジ精神を感じられる作品なのでした。
スナックのママとその旦那である売れない作家の失踪の謎を追って友人である人気作家が近所の人たちから事実を探ろうとするのですが、これがまた面白い。
売れない作家は神経質で扱いにくく、嫉妬と承認欲求とか -
Posted by ブクログ
小説家であるために、もがく様子が虚(登場人物の書いた小説)実(登場人物たちの日常)混交で進んでいく。しかも、小説家が2人いるので、多分すごく読みにくいと感じる人が多いのではないか?しかも私小説っぽく、身の回りの人や出来事しか書けない、谷川治の小説が紛らわしいし(逆に名前が似ている登場人物いたら、彼の創作と思えばわかりやすい?)、それが、どこまでこの話の中の"実"なのかは想像力に任せられるし。
でも、私はこの本面白かったです。谷川治と奥さんの愛里咲がどうなったのかな~と思ってたらどんどん脇道に進むような、問題がすごく増えすぎて収束しないのかと思ったらしっかり纏まってくれたりと -