寺地はるなのレビュー一覧

  • いつか月夜

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    大きな事件が起きるわけではないけれど
    心の中で何かもやもやすること
    穏やかにでも強かにおかしいと伝えていく
    主人公に元気をもらえる一冊

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    2026年03月08日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    タイトルに惹かれて、5年くらい前から気になってた本。期待とは少し違ったかも。

    田舎の窮屈さがひしひしと伝わってきた。
    男だから、女だから、って考えが固まってる人の集団怖い。
    見直す機会がないまま年取って、どうにもできない人も辛いのかな。

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    2026年03月07日
  • 雫

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    ネタバレ

    変化しながらゆるやかに繰り返し、続いていくことを「永遠」と呼ぶのだから。終わることも、変わっていくことも、離れることも、なにひとつ悲しいことではない。

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    2026年03月06日
  • ほたるいしマジカルランド

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    たぶん酔っぱらっているときに書店に寄って購入したのだと思います。なぜなら帯に「舞台のモデルはひらかたパーク!!」と書かれているにもかかわらず、裏表紙に「大阪北部の蛍石市」とあるのを見て「おおっ、蛍池がモデルの話なんだ」と思ってしまったから。

    枚方と蛍池、大雑把に見ればどちらも大阪北部だけど、阪急沿線の人間からすると京阪沿線に出かけるのは小旅行ぐらいの感覚です。今でもそんな感覚なのに、幼い頃に家族でひらかたパークへ行った日はほぼ旅行のように覚えています。その日を思い出しながら読むと自然に笑みが浮かぶ。

    遊園地を舞台にしつつ、遊園地に勤めるさまざまな職種の人たちの日々が描かれています。

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    2026年03月05日
  • 水を縫う

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    なまえというのは祈りだなあと思う。
    私も川がすき。澱みなく流れているから。

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    おかあさんがなかなか自他境界を
    引くのが苦手なのが苦しかったな。
    (本人も苦しかっただろうし)
    自他境界をしっかり引いたおばあちゃんから育っても
    それはそれで寂しく感じていたりしてね、難しいね。
    子どもは子どもで失敗する権利があるから
    その機会を先回りして奪ってはいけないんだよなあ。

    いつまでも一緒にいられるわけじゃないし
    奪った機会が正解だったかなんて結局わからないし。

    おとうさんも取り柄はあるんだろうけど
    もうちょっとしっかりしてくれよ!!!!!と
    思わずにはいられなかった……

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    2026年03月03日
  • いつか月夜

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    この筆者はジェンダー論者なのかな、過去に読んだ作品においても多少そのようなニュアンスがあり。
    私はこの作品にその辺の社会的な問題を求めて読んでいなかったので本テーマでないんだったら要らなかったのではと思ってしまった。
    ある青年の成長物語なら良作、恋愛モノとしては消化不良。
    この筆者はデリケートな人間のデリカシーの無い人間関係を描くのは上手ですね。

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    2026年03月02日
  • ナモナキ生活はつづく

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    脳内ってこんなものですかね。
    ちょっと作ってる?とも思いましたが、時折自分の考えてることを書いてる時のパートが良かったです。
    ほかはたぶん忘れちゃうと思います。エッセイは読んでる時の共感を楽しむものと。
    共感といえば[読書は自由だ]の項。「世界のコンテンツは知りたいが世界の速度と合わせられない、わたしのような人間にとってぴったりのコンテンツなのだ」

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    2026年03月01日
  • 声の在りか

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    波風を立てず目立たないように暮らす希和。夫とも息子の小学校のLINE仲間ともぶつからないように過ごしている。違和感や怒りを感じていても、声を上げることはしない。思いを言葉にすることはなく、ただモヤモヤするだけ。夫に反撃する言葉が出てくるまでに3日もかかってしまうくらいだ。それは彼女が気持ちを言語化することを避け続けてきたから。形にしなければ思いは言葉にならず、声にならない。彼女はあちらにもこちらにも沈黙を続けている。ただ彼女には正義感が強いところがあり、追従することもしていない。
    同級生の弟である要の始めた学童で働くことになる希和。大人には何も言わないことにしている彼女だが、子供は放っておくこ

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    2026年03月01日
  • 声の在りか

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    少しだけでも正義があると
    こんな立ち位置になるのだろうか

    母親のモヤモヤが手に取るように感じられ
    今ってこんななのかなと
    一冊を通して思い続けた

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    2026年02月27日
  • ナモナキ生活はつづく

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    日々のちょっとした悩みや気が重くなるような出来事は誰にでもあって、でも自分で自分の機嫌をうまく取れたら、色んな日があっても楽しく過ごせそうな気がした。

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    2026年02月26日
  • ナモナキ生活はつづく

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    前半までは、独特の謎のテンションについていけず、変わった人だなと思っていたが、徐々に慣れてきたのか、共感できるところも増えて、読みやすくなった。

    特に、郷里の佐賀県に対する思い。
    作家になって佐賀県に凱旋するにあたって、自分が嫌いだった頃の、惨めでオドオドした自分を知っている人々に会うのは、とても勇気がいったが、新たに幸福の記憶を描き足すことができたそうだ。
    多くの人が、過去に対して、同じような思いを抱いているのではないだろうか。

    ところで、取材される時、写真を撮られる際に、笑顔を要求されるのは女性作家が多いとあったので、ちょっとググると、なるほどそうかもしれない。
    男性作家は笑顔ではない

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    2026年02月25日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    とある田舎の物語を複数人の視点から語った小説。
    なんだか平坦な小説といった感想を抱いたが、解説を読むと、なるほどとなる部分が多かった。
    読んでいて激しい感情の起伏が生まれるものではないが、なんだかよかったという感想
    時間を置いて忘れた頃にまた読んだら感想は変わるのかな。

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    2026年02月21日
  • いつか月夜

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    ネタバレ

    家族なのか己の内面なのか、主軸が定ってるようで揺らいでいるような。最終的には恋愛で締め。やや物足りない。

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    2026年02月19日
  • リボンちゃん

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    あっ!この感覚は!といつもはっとさせられる寺地さんのお話
    決着をつけなくてもいいし、片方しか選ばなくてもいい、進めー!って本でした

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    2026年02月19日
  • 雫

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    寺地はるなさんの作品で、次に読むならこの本かなってずっと思っていました
    願いが叶って良かったです

    ジュエリーリフォーム
    想いを受け継ぎ、形を変えて引き継いでいく
    キラキラと光り輝くジュエリーのようなそんな内容ではないし、ジュエリーリフォームというお仕事小説とはちょっと違う

    過去を遡っていくことで、見えてくるものがある

    あなただから言うけどって、言われる方はけっこう重い
    そう打ち明けられること、私にもある
    距離が近いと心配で、ついアドバイスとかしたくなるけどそっと見守るだけでいいこともある
    なかなかその匙加減が難しかったりするけれど

    雫型のアクセサリーは私も好きなデザインです

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    2026年02月16日
  • わたしたちに翼はいらない

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    狭い教室で、毎日同じメンバーで顔を合わせることで築かれる学生時代の序列(今の言葉でいう「スクールカースト」)みたいなものを、大人になってもまだ引きずるのは、その時代から変わらないコミュニティ・世界の中でずっと生きているからなのかなと思う。
    昨年のドラマ「良い子・悪い子」を思い出したりもしたけれど、まだ学生時代の「栄光」や「屈辱」や、親からの影響など、子供時代の残像から抜け出せきれていない感じだった登場人物たちが、自分を認め、一歩を踏み出したのが清々しかった。

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    2026年02月13日
  • 月のぶどう

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    葡萄の栽培からワインの醸造までを一貫して行う葡萄農園を営む双子の物語。
    ワインを作るまでにどのような苦悩や想いが込められているのかを知ることができた。
    その反面、この双子を中心とするワイン製作以外の心情などに割かれるページが多いかつそれが1人にフォーカスされていなかったので若干没入感に欠けたかなと個人的に思った。

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    2026年02月12日
  • ガラスの海を渡る舟

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    まさに寺地はるなさんの小説だった
    いつも自分を見つめ直す事になる
    特に反省とか解決とか救いとか、に至るわけではないけれど
    ただ自分ってこうなんだ、と分かってたことを確認するような…

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    2026年02月11日
  • いつか月夜

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    あーめっちゃ素敵男子!
    そして色々な意味でナチュラルな登場人物たち。

    思わず線を引いて見返したくなるような一言が散りばめられていて癒しの1冊。
    毎度なんと答えたらいいか分からない返事をそのままでいいと許してくれている優しさ。

    隣人のやり取りに毎度ほっこりした。

    最後がなー最後なー。と思ってしまう現実主義な私。

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    2026年02月10日
  • ナモナキ生活はつづく

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    寺地さんの小説は結構読んでいます。どんな人なのか知りたかったので、この本を読んでみました。

    「辞書は最高の読み物」

    僕のなかでの読書家のイメージが三つあります。一つに読むこと自体が好き、というのがあり、寺地さんはまさにそれだ!と思いました。

    読書は、映画と異なりマイペースで進めていける自分に合ったコンテンツだという意見は、同感です。
    一緒でとても嬉しい気持ちになりました。

    寺地さんがどんな人なのか、少しでも知ることができて良かったです。

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    2026年02月07日