寺地はるなのレビュー一覧

  • ガラスの海を渡る舟

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    祖父のガラス工房を継いだ羽衣子と道の兄弟。適応障害気味の道の真っ直ぐな言葉がいちいち刺さる。物語が進むにつれ面白い。

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    2025年10月05日
  • こまどりたちが歌うなら

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    親戚が経営する和菓子屋さんに再就職した主人公。会社にはその規模に関わらず、いろんな人がいて当然いろんな人間模様がある。取り扱う商品が和菓子なんて夢を感じなくもないが、登場人物がそれぞれよく描かれている。そう、どこで働いても大変なのだ、身内が経営者だったとしても。いや、だからこそなのか。

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    2025年09月30日
  • こまどりたちが歌うなら

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    前職場で 上司からパワハラをうける後輩のことを“見て見ぬふりをした”という負い目をもつ茉子は親戚の伸吾が社長を務める小さな製菓会社『吉成製菓』に転職する。 もう二度と同じ失敗はしない、という決意だったのだが
    この会社ではそれは難しいという結論が出た。

    人それぞれ 育ってきた環境も 性格も能力も 背負っているものも 当然ちがう。 そんなものが集まってできている会社という組織に問題がまったくおきないわけがない。

    「職場ではできる人が、力のある人が、ルールになる」などということを社長自ら言っているような会社は話にならない。
    この先 バイトの千葉のような女性がどんどん出世していけるような『吉成製菓

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    2025年09月30日
  • ビオレタ

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    婚約破棄された主人公が拾われた雑貨店で心のわだかまりと向き合っていく話、なのかな。

    寺地はるな節とでもいうか、妙に皮肉っぽくユーモラスな言い回しが散りばめらるていて微笑ましい。
    一方、主人公をはじめ登場人物たちがややエキセントリックすぎるというか、あまりにも普通のやりとりがなさすぎて、全員変じゃね?という違和感がついて回りました。絵空事だからそれでいいのですが、絵空事なんだよな、現実にこんな会話繰り広げるとかありえないもんなと思いながら読んでもあんまり楽しめないとこかあり。

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    2025年09月27日
  • タイムマシンに乗れないぼくたち

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    この作家さんの本は文章は面白い。時々いいこと書いてある。
    でも、おばちゃんの世間話みたいだったり、児童文学みたいになったりする変な作品が多い。

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    2025年09月25日
  • やわらかい砂のうえ

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    相手の気持ちを考えるって小学校の時に道徳の授業で教えられたけど、人生経験が豊かになっていくとその分深みや思いの表現の仕方が何通りにもなっていって相手の気持ちを読み解くのが難しい。そこに自分の固定概念も相まってわけがわかんなくなっていく。そんな自分のグルグルする思考に重なる物語で考えさせられた。

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    2025年09月23日
  • 声の在りか

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    ママ友特有のじとりした感じが現実でもよくある。子どもが人質にとられてるような感覚には特に共感した。
    解説も含めて読めて良かった。励みになる。
    私も自分の言葉を使えるようになりたい。

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    2025年09月21日
  • カレーの時間

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    老若男女、それぞれの価値観があるし、口下手なら尚更伝わらないし…。大事なのは“橋“、いや“カレー“か。

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    2025年09月21日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    大阪の心斎橋からほど近いエリアにある空堀商店街にソノガラス工房があり、祖父が亡くなった後にそこを継いだ兄妹二人(兄:里中道、妹:里中羽衣子)がいた。道は幼い頃から落ち着きがなく、コミュニケーションが苦手で、協調や共感したりすることができない。羽衣子は、道とは対照的に、コミュニケーションが得意で何事もそつなくこなせるが、突出した「何か」がなく、自分の個性を見つけられずにいる。正反対の性格である二人は互いに苦手意識を抱いていて、祖父の遺言で共に工房を引き継ぐことになってからも、衝突が絶えなかった。両親は道が13歳、羽衣子が8歳の時に別居し、後に父親は再婚する。母親はレシピ本をだす料理

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    2025年09月21日
  • 雫

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    ゆるく繋がりながら、時には形を変えつつ続く関係を永遠というのも一説。
    恋愛からむと別れが来るのに、友情だと続くのは何故だろう。最近の本の風潮として、ロマンティックラブイデオロギーからの脱却が多いことに肩の荷が降りる。みんなと同じで普通がいいのは疲れる。

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    2025年09月20日
  • カレーの時間

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    激動の昭和時代を生き抜いた不器用で頑固な祖父と平和主義で穏やかな令和男子の孫息子の同居生活の物語。

    他人の価値観や人生をいかに自分のそれと同じように尊重できるか。祖父の想いを知ったとき、きっと涙する―。

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    2025年09月16日
  • 雫

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    永遠て。。
    遡る時。読んでいて中盤以降、自分のなかで訳分からなくなるのがもどかしかったことは否めない。情けないのは読み手の私。
    改めて、こう言う物語の進行って、新鮮だなと、思った。
    でも、最後一気に未来に戻ったなら、やっぱり4人が今はばらばらでも、同じ雨を感じて欲しかった。
    いや、1人だから成立するんだと言うのはわかっているのだけど。

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    2025年09月13日
  • 雫

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    逆順構成の効果があったのかもしれないが私にはわからなかった。通常の時系列のほう方が登場人物それぞれの事情や成長が理解できたり応援できたのではないかと思ってしまった。

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    2025年09月12日
  • 雫

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    時系列を行ったり戻ったりするので、すごく読みにくかった。
    雫や他の仲間との関係性もいまひとつ。なんだか長い愚痴を聞かされたような感じだった。

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    2025年09月12日
  • いつか月夜

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    夜に散歩する人たち。わだかまりや譲れないものを抱えて歩き続ける。でも最後には離れていく。いつも月夜ばかりではないし、月がなくても歩ける、あなたは別の人と歩くべきという塩田さんのラストの言葉が良かったなあ〜。一時、とても心地良い仲間のようになったけど、この散歩を通して変わっていった彼、彼女たち。変わらないものなんてないんだな。

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    2025年09月10日
  • いつか月夜

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    ネタバレ

    主人公と散歩仲間たちとの交流が描かれている。それぞれが抱えてる問題が少しずつほぐれていくのが心地よい。
    伊吹はちょっと性格悪いなと思った。

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    2025年09月08日
  • わたしの良い子

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    子育てってきっとすごく難しい。
    こうあるべきと言う世間体や、自分の理想を押し付けてしまったり。
    普通であることが良いと言う日本の風潮にはめてしまったり。
    現在妊娠中でこれからまさに子育てに直面するだろう。その子らしくのびのびと育って欲しいのだけれど、どうしても親のエゴが出てしまうのかなあ。
    主人公の妹に関しては、始めは勝手だと思った。だけれど、本人も変わりたいと思っている。今後の明るい未来に期待したくなる作品。

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    2025年09月01日
  • 水を縫う

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    面白かった

    タイトルの水を縫うにも意味が込められており
    水というのは本作にすごく関わっていた。

    ドレスを縫うだけではなく
    周りの環境や想いが水のように交差していき
    最後にドレスができた時は感動した

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    2025年08月26日
  • ガラスの海を渡る舟

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    家族って1番切れにくい縁だと思うから
    親戚含め、人間関係のゴタゴタは読んでいて心が痛かった

    私にも姉がいるんだけど、小さい頃はずっとケンカばかりしていて
    ある時急激に仲良くなって、今では旅行も一緒に行くくらい仲良し
    きっと大人になっても仲良いんだろうなって思う
    未だにケンカする時もあるけど、改めて大事にしようって思った

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    2025年08月23日
  • 彼女が天使でなくなる日

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    天使でなくなる日、て素敵なタイトルだね。

    他の方の感想なんだけど、ああいいなと思ったので記録がてら引用。
    『媚びることなく同調するでもなく「自分以外の人間の気持ちなんかわからない」と言いきりながらも相手の気持ちに寄り添うことが出来る。上部だけの優しさではななく、言うべきことをしっかり言える。』

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    2025年08月17日