寺地はるなのレビュー一覧

  • こまどりたちが歌うなら

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    おばあさんが葬儀でバタバタして落ち着いた後にいただいた和菓子を食べて、とてもおいしいと感じる話が印象的だった。
    忙しい生活の中で、やっと自分の時間を持てた時に食べる繊細な和菓子に癒される気持ちはとても想像できる。
    誰かを励ましたい時、気にかけている時に甘いものを贈る話にも確かに!と思って、お菓子のもつ癒しパワーを改めて感じた。
    古い体質の会社の「見えないルール」問題は、きっと全国にたくさんあると思う。
    吉成製菓は茉子のように発言できる人がいて、社長の伸吾が聞く耳を持っているからいずれ改善できるはず。
    私の会社は無理だな、、、羨ましい。
    人それぞれのスタンスの違いがあって難しい人間関係など、リア

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    2025年07月24日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    希望はどこに行ってしまったのだろう

    製菓会社に勤めている誠実は弟の希望が突然失踪したと母から伝えられる
    希望を知ってる人たちから少しずつ話を聞いて弟は、希望はどういう人物だったのか少しずつ紐解いていこうとする物語

    大体、この人はこんな人だなんてはっきり断定出来る人の方が少ないんじゃないかと思う
    どんな嫌な人にも柔らかい部分はあるだろうし、優しい人にも意地悪な部分もある
    人の中にはグラデーションみたいに色んな部分が折り重なってその人を作っているんだと思う
    だから、希望についてそれぞれ語られる希望の一部分はさまざまだ

    ラストの光の章で、希望がこれからの人生を健やかに生きるために自分を持とうと

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    2025年07月20日
  • こまどりたちが歌うなら

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    涙はしょっぱい、お菓子は甘い。

    親戚が営む小さな製菓会社に転職した茉子。
    はっきり言って好きになれないし、身近にはいてほしくないタイプ。

    でもなあなあにせずキッチリ考えて主張し行動するのは評価に値する。

    「他人の期待を、自分の義務にしてはいけない」

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    2025年07月15日
  • こまどりたちが歌うなら

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    ー 他人の期待を自分の義務にしてはいけない。

    と言うフレーズが胸に残った。
    人に勝手に期待して、その人が期待に応えるよう努力することが当然と思う上から目線は嫌だなあ、と。

    と言いつつ、自分も陥ることあるんだけど。

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    2025年07月13日
  • こまどりたちが歌うなら

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    Audibleで。
    寺地さんらしい。
    職場の人間関係。
    そして、マンションが同じ幼なじみ。
    確かに「強くていいな」と思われている主人公には過去があり「見てみないふりしてたやん」と言われたことにつきまとわれる。
    「大丈夫?」と声をかける人は「大丈夫」しか期待していないと言うことに愕然とする。
    自分の正義は他人の正義でもない。
    痛いほど、人はそれぞれだと言うことがこの物語にはある。
    それに、何回となく直面して主人公は省み成長する。
    同じように読み手の私も省みる、そんなお話。読後、優しい。
    とりあえず、本人の居ないところでの憶測のプライベートは語らず居よう。
    と、最後に私は和菓子派
    全部食べてみたい

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    2025年07月11日
  • ガラスの海を渡る舟

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    祖父から引き継いだガラス工房で
    「ガラスの骨壷」を作る兄の道と妹の羽衣子。

    兄の道は少し発達障がいがある描写がされていて
    人間関係を築くのが苦手だけれど、
    吹きガラスの才能がある。
    一方の妹の羽衣子は、人との関わり方は
    上手にできるが兄と比較して
    自分には特別な才能がないのではと悩む。

    そんな2人の10年間が描かれている作品。

    道と羽衣子はお互いのことを苦手に思っているけれど、吹きガラスを通して少しずつお互いのことを
    理解していく。

    ガラスの骨壷を欲しいという人たちとの話の中では
    「人の死」について繊細に書かれていて
    病によって早く亡くなった娘や愛犬の死、不倫していた夫の死、事故によっ

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    2025年07月07日
  • ほたるいしマジカルランド

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    普通とか日常の愛おしさを、非日常を求めて行く遊園地で働く人たちの日常を通して書いている、そんな本。
    ややこしいわ!

    手帳がなくなったとか、社長が入院したとかそれくらいの事件しか起こらない。だから物足りないけど、ほっとする。
    暑い毎日のちょっとした息抜きには丁度良い。

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    2025年07月07日
  • 彼女が天使でなくなる日

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    寺地はるなさん5作目。

    子どもがいないときに、育児中の人に「子どもはいいよ〜かわいいよ!幸せだよ!」と何度か言われたことがある。その時は「それはあなたの考えであって、こちらには押し付けないでほしい」と思った…し、今でも思ってる。けれど、その人も育児していて可愛い・幸せ以外にも、きっとたくさんの思いを抱いていたのだろうな…と、本作を読んで改めて思った。

    P.207 「親になってみないとわからないという言葉、わたしは嫌いです。わからないからなんなんですか。わかったらどうなるんって言うんですか。親の気持ちを知ってるあなたやわたしの父だっていうその人は、わたしと違う素晴らしい境地に達しているんです

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    2025年07月06日
  • やわらかい砂のうえ

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    就職のために大阪に出てきた万智子。
    流されるように生きていくのは違うと感じるようになったのは、仕事の関係で知り合った個性的な女性たちのおかげだった。
    早田という男性に恋心を抱き、彼と付き合えるようになった。
    ちょっとした違和感を裡に感じたが、それを契機に恋人関係の解消が出来たのもその女性たちのおかげだった。

    これは恋愛小説と言うより、ひとりの女性の成長の物語だ。

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    2025年06月26日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    何を求めているのか見えてしまう、わかってしまうようになるって、よっぽど繊細かつ人を見ていないとできないです
    結局どこにいるのかは誰にも教えず、これから縛られない生活を謳歌するであろう希望くん、嫌なことは嫌と言えていてよかった
    天ぷらがキライ、は母の天ぷらを毎日食べていたからですね、根が深い・・・

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    2025年06月19日
  • わたしたちに翼はいらない

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    登場人物が多く、置いてけぼりにならないように、ゆっくり読んだ。色んな人がいたけど憧れるのはブレない人。

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    2025年06月16日
  • ガラスの海を渡る舟

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    初読みの寺地はるなさん作品
    装画が凄く美しい

    ガラス工房を営む
    10年にわたる二人の兄妹の話

    基本、交互に二人の視点から物語が進み、
    そのときの互いの心情等も垣間見れたり、
    中間点から二人の10年を
    追体験してるような感じがした

    とはいえ、途中一気に年月が経つので
    10年みてきたというような感じではない

    時折言う、兄の言葉が心理をつく
    兄と同じく、この妹は少し苦手 笑
    でも嫌いというわけではない

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    2025年06月15日
  • 雨夜の星たち

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    他者からどう思われようが関係ないを貫き通せる強さが主人公のアイデンティティですが、時折垣間見見える人間味が良いなと思いました。他人ではなくなってしまったからには不幸になってほしくない、そういう想いで向き合ってくれる人がいることはすごく幸せな事だし忘れないでいたいです。

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    2025年06月14日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    めちゃくちゃ面白かった!とかではないけど要所要所で刺さるフレーズはあった
    あの子は花を摘まない が好きでした

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    2025年06月11日
  • やわらかい砂のうえ

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    ネタバレ

    さくっと1日で読めた。3にしたけど、3.5の気持ち。魅力的な女性たちとの会話で主人公が成長していく描写がよい。

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    2025年06月08日
  • いつか月夜

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    モヤモヤ 寺地はるなさんは好きなのでサラッと読めました。相変わらず人間関係の妙みたいな物を描いた物語でした。もっと気楽に生きられればなって常に思います。

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    2025年12月03日
  • ほたるいしマジカルランド

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     サラッと読める内容、1つの遊園地の中でのお話しだから世界観もそこまで広くなくて楽に読める。登場人物が少しずつ変化していくのが見えてほほえましく思います。

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    2025年06月07日
  • ほたるいしマジカルランド

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    何か少し物足りなさはあったものの、登場人物一人一人の背景が細かにきちんと書かれている。
    遊園地で働く人たちの人生を書いた本で、中でも篠塚八重子さんのお話しは少しの感情移入してしまった。
    ただ、何か物足りなさもある。何かよく分からないが(^_^;)

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    2025年06月07日
  • 希望のゆくえ(新潮文庫)

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    自分はどんな人間なのか、ちゃんとわかってる人は意外と少ないのかもしれない。親や第三者からあなたはこうだよね、と言われたことが積み重なって、そう思い込んでることもあるかもしれない。最後の「光」で、希望が自分自身に向き合って変わっていく様子がわかって安心した。
    自分の価値観で、好きなものを自分の中に積み重ねていきたいと思えた本。

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    2025年06月05日
  • ガラスの海を渡る舟

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    ⭐︎2.5
    話題になってたから読んだ。スラスラいける、
    知的障害っぽい兄と妹の話。

    骨壺、ガラス細工、人間関係を絡めており、道の言葉が刺さる。(真っ当なことを言ってるだけ、だけど社会の普通に押しつぶされている羽衣子を始めとする読者に響いたのでは?)
    他者は自分の鏡だから、羽衣子と道をみていると、とてもよく似た異質なものに感じ、私の心の中にある二面性みたいだった。

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    2025年06月05日