ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    オーディブルで拝聴。歴史を学び、歴史から自由になる。
    人間はどんな生き物で、何を克服してきて、どうなっていくのか。
    人類は発展しすぎて、民主制も機能しづらくなってきているんだろうな、というのは実感もあったり。この辺をAIで解決していくのかな。

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    2023年04月01日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    人類はどう生きてきて、どこへ向かっていくのか。ざっくりそんな話。上巻なので、どう生きてきたかの部分を詳しく語っている。ところどころ難しいが、納得の行く解説も多々あり、歴史や人類の成り立ちについて新たな視点で考えることができる。

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    2023年03月26日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    訳版と漫画版があったが、とりあえずは読みやすさ、とっつきやすさ重視で漫画版から。

    前提知識等は無しに読み始めたのだけれども、いわゆる猿と人類の違い、丁寧に言うとホモサピエンスとホモサピエンス以外の他の新人類との違いを説明してくれる。地球上の他の種とどうやって入れ替わってきたか、ただ結果だけではなく、いろんな考え方があることを踏まえて、説明してくれる。

    ちょうど、人種と生物種は違う概念なのか、と考え始めたところで、モチベーション高く読めた。

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    2023年03月14日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    オーディブルで拝聴。AIが自分の代わりに判断してくれるようになるし、世界は勝手に広がって自分の目の届かないところで何かが起きてるし、相変わらず宗教や国民性といった”常識”もある。でも考えることをやめないこと。知れば知るほど絶望するかもしれないし、滅入ることもあるかもしれないけど、考えること、知ろうとすることをあきらめないこと。

    道徳的であるということは、知ろうとするということである。

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    2023年02月25日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    地球の生物の昔から今を昔話のように想像させてくれます。
    物語りを作り人間はまとまった。でも、他生物を消滅させた。
    今また物語りにより、地球にやさしい未来を作らなければ、という本です。おもしろいですよ。

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    2023年02月08日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    全てにルビがふられているので子ども向けと思いきや内容は極めてアカデミックです。
    結論、人類が支配者となり世界中に散らばり生じたことがたくさん記述されています。

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    2023年02月06日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    大きな歴史の流れを踏まえた上で、未来の人間像を論理的に予想する。生物はアルゴリズムである(著者の主張でなく分子生物学分野での定説とのこと)と捉えた上で、他種に比べやや高度なアルゴリズムの生命活動を営む人類(=サピエンス)でも、AIの進歩により大半は存在価値を失い、「無用者階級」へ追いやられる。残った一部のAIを使いこなすエリートが、科学技術により、生物学的限界を突破するアップグレード(=ホモ・デウス誕生)を行い、無用者階級の支配、切り捨てが行われ、現在のようなサピエンスの社会構造は終焉を迎える。という説。
    この望ましくない未来像の可能性を回避するためには、その未来像につながってしまう選択肢を選

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    2023年01月19日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    子供向けという触れ込みだったけど大人が読んでも丁度良いと思った。
    改めてホモ・サピエンスがここまで進化したあらましが流れでよく分かった。
    間違い無く良書。2〜3回読み直したい。

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    2023年01月18日
  • 「常識」が通じない世界で日本人はどう生きるか

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    著名な10人が現在の経済について語った本。
    貨幣理論、民族、地政学、歴史などあらゆる切り口が網羅されているので読むならこの1か月間がおすすめです。

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    2023年01月18日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    将来、所得が上がってきている中国等で肉食が進むと日本産の肉が輸出され国内で消費が出来ない未来は想像できる。
    肉の取り合いだよ、困ったね。
    早いところ培養肉の生産頼みます。
    大豆ミートなどもあるけどね。

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    2022年12月19日
  • ウクライナ危機後の世界

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    ネタバレ

    ユヴァル・ノア・ハラリ
    かつての富の主な源泉は金鉱、小麦畑、油田などの有形資産だったが、今は知識や技術となった。油田は力ずくで手に入れられても、知識は奪えない、他国を征服して得られるものは、小さくなっている!
    教育費の代わりに、軍事費が増やされるようになり、国家間の信用度も下落。。懸念は大きい!

    ジャック・アタリ
    プーチンは2021年7月に「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」という論文を発表。ロシア専門家が、今回のウクライナ侵攻を予測できなかったのは、非常に問題。
    EUの成功と繁栄は、プーチンにとって極めて耐え難い。プーチン独裁国家は「民主主義には、人々の幸福を守る力がない」と証

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    2022年12月11日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    自分達の食事のために、家畜を部屋に押し込め、屠殺するために育て、取り分を極力増やすために太らせ、管理し易いような種に選別する。殺される事が理解できる家畜は、恐怖で鳴き、糞尿を漏らす。しかし、その工程が美味しいステーキやハンバーグを齎すのだ。ベジタリアンやヴィーガンの気持ちが少し分かる。他方、肉食動物は直接追い回し、食らいつくではないか。生きる為の摂理。何が正しいのか。ただ、人間は変われるのなら、自分たちの得失だけを考えたって、変わるべきだと思った。

    食肉を細胞から培養する方が、動物を飼育した上で同じ量の食肉を取るよりもはるかに効率が良い。倫理的な面だけでなく経済的環境的にも意味があるし、温室

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    2022年11月17日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    ⭐︎は3.5くらい(四捨五入して4)

    私はマンガ版しかまだ読んでいませんが、難しい内容をわかりやすくマンガにしてあり、話も理解しやすく書いてあると思います。
    ただ、量がすごい(笑)マンガだからと気安く読もうとするとなかなか読み終わりませんでした(笑)
    内容は大人にも子供にもわかりやすく買いてあると思うので、子供へのプレゼントとかにはいいと思います。
    大人が読んでも楽しかったので、読み物として手元にあってもいいかな、と思います。
    字でズラーーーーっと書かれるよりも、マンガだから入りやすいかもしれません。

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    2022年11月15日
  • クリーンミート 培養肉が世界を変える

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    今まで代替肉に目を向けていたけれど、培養肉(クリーンミート)の可能性の大きさを感じた。持続可能な世界を構築したい。

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    2022年07月17日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    別にれいわ新選組の支持者でも無いのだが、山本太郎が言っていた発言で共感したのは「生産性で人間をはからせない」というセリフだ。子供達がスマホに夢中になる事をネガティブに捉え、スポーツや勉学に励む事を善とする価値観がある。学校で教わるような道徳的価値観であり、これは生産的な人間か否かが物差しとなる。現実問題、資本主義でその指標を用いない事は不可能に近いが、いずれ、こうした尺度で人間は測られず、人間に求められる生活スタイルがどうなるかも不確かな時代が訪れる。

    AIが台頭してくる事で我々は「役立たず階級」になるとユヴァル。経済成長には、人間とテクノロジーの融合が必要であり、人間性を明確化する必要性を

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    2022年06月06日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    この人が結局言いたいのは、現実に多く広がる虚構に騙されてはいけない。そのためには、まずは虚構を知ることであり、その上で自ら調べることである。
    この人が大切にしたいことを1つ述べるなら、真実と言う言葉が1番あうと思う。真実とは一体何なのか?自分の心の中に出てきた疑問と向き合い続け、読者に最良の教えを伝えようとする姿勢がこの人から伝わってくる。だからこそ、世界的ベストセラーになるんだと思う。この人の新刊がでたら、また読みたいと思う。

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    2022年05月12日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    コロナ禍のもと、初めてユヴァル・ノア・ハラリを知った。様々な知識人が発言したが、人文分野では最も信頼できる人だと思った。それで初めて著書を紐解くべく予約して6カ月、今度はウクライナ問題が勃発した。本書はウクライナを「予言」はしていない。けれども、「予見」はしていた。とても示唆に富む話が多かった。

    21のissueのうち、「戦争」のみに絞って参考になった所をメモしたい。それだけでもかなりの量になると思う。

    ⚫︎過去数十年間は、人間の歴史上最も平和な時代だった。暴力行為は、初期の農耕社会では人間の死因の最大15%、20世紀には5%を占めていたのに対して、今日では1%に過ぎない。
    ←そうかもしれ

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    2022年05月10日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    虚構を信じるということ。
    虚構の持つ力。
    虚構で実在する人間を苦しめない。

    噂話はなぜ好きか?という答えが今までなくハッとした。

    プジョーの例もわかりやすい。

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    2022年04月23日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    人類学とか歴史学という観点とは違い、社会学、地政学などざまざまな角度から現代社会の各諸問題について語られていて、一般教養として勉強になった。

    人類の敵は核戦争、気候変動、技術的破壊の3つと言われていたことが、自分の中ではとても納得だった。

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    2022年04月15日
  • コロナ後の未来

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    とくに、カタリン・カリコさんへのインタビュー(第2章m RNAワクチンが切り拓く可能性)が、一番印象的だった。
    その次は、ポール・ナースさんの、「第3章生命とは何か?ウイルスとは何か?」が、興味深かった。

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    2022年03月24日