ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧

  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    audibleで視聴した。
    そのためザックリの内容理解。
    気が向いたら、本のバージョンも読みたい(上巻など完全に忘れてしまった。笑)

    宗教至上主義から、人間(個人)至上主義にそして、データ(AI)至上主義に変化していくと書かれていた。確かに、生成AIの台頭を含めハラリさんが予想する未来に近づいている気がする。

    火の鳥未来編の様に人工知能から神託を受ける様な世界になる未来線、もしかしたら生きてる内にあるのかなとも思ってしまう。

    また、AIやテクノロジー、生命科学を味方につけたものとつけないものの格差はどんどん広がっていくのでないかとの考察も

    また、ところどころ皮肉が効いたジョークが入って

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    2023年11月01日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    サピエンス全史の続編的な本。人間は3つの革命で地球を支配して、更なる高みを目指す。それは、神となることだ。果たして、それは可能なのか。
    科学革命、そして、IT革命。AIも登場して、地球上にある森羅万象を明らかにして、コントロールしてゆく。全人類がそうなるわけではない、一部の人間が神になるだけだ。恐ろしい未来。

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    2023年10月08日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ禍の数年前、未来がわからない時に書かれた文章を一応社会が再び動き出した時に読む。そこには色々な気づきがあると思いました。

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    2023年10月04日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ネタバレ

    ジャレッド・ダイヤモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラッドストンなど2010年代20年代のスーパー著作家達を取り揃えたインタビュー記事。
    特に気になった箇所のみ

    ダイヤモンド氏
    国家間格差‥貧しい国から裕福な国に人が動く。野心に満ちた移民でイノベーションが生まれる場合もあれば、テロや感染症につながる場合もある。貧しい国への資金援助は格差を平準化するのでお互いに利益がある。
    ハラリ氏
    お金や国家など虚構を信じる力によってサピエンスは今の地位にいる。戦争など虚構のために起きる悲劇も多いため、現実と虚構の区別をつけて虚構を利用すべき。対象とするものが苦痛を味わうものは現実。国家や貨幣はそれ

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    2023年09月20日
  • コロナ後の未来

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    <目次>
    はじめに
    第1章デジタル独裁主義の悪夢を阻むにはユヴァル・ノア・ハラリ
    第2章mRNAワクチンが切り開く可能性カタリン・カリコ
    第3章生命とはなにか?ワイルスとは何か?ポール・ナイス
    第4章コロナ後の働き方はハイブリットワークリンダ・グラットン
    第5章未来の都市は債3の場所を求めるリチャード・フロリダ
    第6章GAFAの勝者アマゾンは医療を目指すスコット・ギャロウェイ
    第7章コロナ後のGゼロの世界イアン・ブレマー
    おありに

    2020/7発行の”コロナ後の世界”の続編のインタビュー本。
    2022/3発行。

    リンダ・グラットン
    P125 ~その人の人生が幸せ

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    2023年09月08日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    少年ジャンプで育った世代なので漫画はとても分かりやすいです。ただ、日本人は人種差別、宗教に対する知識も経験も少ないので、訳者の簡単な解説がもう少しあっても良いかなと思いました

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    2023年08月27日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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     人類が気を付けるべきことや将来の可能性について考察した本。私たちの生活は、技術の進歩によってすぐに変わるかけではない。しかし。気づいた時には昔よりも進歩した社会になっているかもしれないことを思い知らされた。ホモ・デウスに比べると現実問題に焦点を当てているので、読みやすいものとなっていると感じた。

     第5部に分かれているが、テクノロジーと政治面の課題は将来に繋がる問題、残り(欲望、真実、レジリエンス)はとりわけ現在解決できそうな具体的な問題について述べられている。

     まず、目覚ましい発展を遂げているテクノロジーが生み出すアルゴリズムは、私たちの意思決定の判断をするかもしれない。すると、大量

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    2023年08月18日
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編

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    歴史って漫画だとわかりやすい。ぐんぐん惹き込まれる画風と進み方で、人類の誕生という、歴史の中でも壮大な部分を時空を超えて楽しみながら学べる本でした。

    サピエンスが今のように発達したのは”虚構”を作り上げたからだとこの本では言っています。神という存在、宗教、価値観など、そういったものが人々をまとめ、発達したのだと。

    部分的に著者の政治的な偏りが垣間見えるのが気になるけれど、寝る間を惜しんで没頭させてくれる漫画だった。子供も大人も楽しめると思う。

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    2023年08月13日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    何故、地球上で人類だけが生き残ってマンモス、象は絶滅したのかその理由がよく分かった。協力、意外性、火を操れるかの3点だ。人類はもともとは弱い生き物なのにこの3つがあるだけで生き残れるとはすごいことだ。歴史から物事がどのように変化するか学べる、当時は出来るだけたくさん甘いものを食べる方が良いという本能、一人の人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては大きな一歩。

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    2023年08月12日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    読書会で読むことにした本でなければ、途中で挫折していたかも(笑)
    苦労しただけに読み終わった後のクリア感は半端ない。作者が結論を明確に(敢えて)しないので、それぞれの具体例が最終的にどこに帰結するのか忍耐力が必要。
    読み終わった後に「虚構」=物語の位置付けを咀嚼し直して、メタ認知。ようやく視界が広がってこの本の全体像を把握した。

    ホモ・サピエンスは物語(虚構)を作ることで力を得てきた。(これは「サピエンス全史で著者が解き明かしてきたことだ。いわゆる「認知革命」である)国家、宗教、イデオロギー、貨幣経済等を作ることで集団の力を発揮し、人々はその物語に陶酔すらした。大きい物語であればあるほど、そ

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    2023年07月26日
  • 人類の物語 Unstoppable Us ヒトはこうして地球の支配者になった

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    『サピエンス全史』の著者による、人類のこれまでが描かれた児童書です。
    人類とは何なのか、ホモ属のみんなはどこへ消えたのか、サピエンスは他と何が違うのか、動物消失の理由が児童向けに解説されていますが、年齢を問わずに役立つこと請け合いです。
    サピエンスが手にした不思議なパワーは幾つかありますが、無いものを有ると仮定できることや集団で行動できる点が大きいのだろうと感じました。
    ネアンデルタールなどの他人類や様々な大型生物を絶滅させるまでその力をフル活用してしまったことについては、サピエンスの一個体として残念に思います。
    ネアンデルタール人やデニソワ人や小型人類がもし現代でも共に生きていたとしたら楽し

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    2023年05月10日
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編

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    文章の方の書籍は、分厚さに圧倒された為、漫画のこちらを購入。。。
    だけど、漫画の方にしても、ページ数とサイズに圧倒され、正直、半年近く積読になってましたorz

    読みだすと…一気に読み進めることができます。
    農業革命により、人は幸せになったのか?
    小麦に支配される人類、人類は他の動物たちも支配する。
    小説の「モモ」を思い出す。

    狩猟民族時代が幸せだったのか?
    …ただ、私はもう「自然に還る」ことは不可能、システムや歯車に組み込まれた一生を送るしかないのか…とちょっと冷静になった。
    (どれだけ頑張っても…という感じ?)

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    2023年05月07日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    私たちが科学を信頼し合っていて、独立した専門機関だけが最新のテクノロジーを駆使できる状態において、私たちは『プライバシー』と『健康』両方を享受できるということ。

    二つの選択肢を前提に議論されるものも、一旦冷静になって考えると、両方享受できるのではないか?という新たな視点を得られた。

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    2023年05月03日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    一貫して読みやすく言いたいこともかなりクリアーになっていたと思います。つまり人類はようやく最近になって(大規模な)飢饉、疾病、戦争をなくすことに成功した。さて次は何を求めるのか、ということで著者があげているのが不死、幸福、神性の3つです。この3つのキーワードは多少誇張されているとは言え、方向性としては同意できました。つまり寿命をいかに伸ばすか、幸福度をいかに高めるか、そしてその2つを達成できればできるほど人類は神に近づく、という論調ですが、これが全世界に当てはまるかといわれるとNOという印象は持ちました。つまりここで書かれていることの多くは一神教の宗教が浸透している地域の未来予想図であり(キリ

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    2023年05月02日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    現在2023年4月末。先日、まもなく新型コロナが5類になることが正式決定されたとニュースで流れた。
    この本に掲載されているインタビューや手記は2020年。コロナ禍がいよいよ始まり、おそらく世界中の誰もが、今まで非日常と思ってきたことを日常的なものとしなくてはならないという不安に覆われはじめてきた、そんな時期の発言だ。そのような意味では、更に数年後、コロナ禍を振り返るための格好の史料となりうると思った。
    この本の中で多くの識者たちが言及していたと思うが、人間にとって一番厄介なのは、人間の心の中に生じる差別、偏見、批判なのだ。どのような状況下にあっても生じるこの心の動きに、私たちはどのように打ち勝

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    2023年04月28日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    難しくて読みづらい部分も少しあったが面白かった。人類が繁栄してきた歴史を振り返りつつ、それに基づいて今後の未来を予測していく。今後、人類とAIやアルゴリズムがどのように共存していくのか、はたまた人類はオワコンとなっていくのか。これからを生きていく上で頭に入れておいて損はない考え方の1つを提供してくれる本だった。

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    2023年04月26日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    人類がどこに向かうのか歴史から考察している本。考えさせられることが多く読みごたえがある。
    以下、印象的な一文。
    人間はつねにより良いもの、大きいもの、美味しいものを探し求める。人類が新たに途方もない力を手に入れ、飢饉と疫病と戦争の脅威がついに取り除かれたとき、私たちはいったいどうしたらいいのか?

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    2023年04月21日
  • ウクライナ危機後の世界

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    まず、ものすごく読みやすかった。
    こういった類に知見がない私でも何の抵抗感もなく読み進めていくことができたし、とても興味深く面白く感じることができた。

    世界は本当に複雑だなぁ、そして、その世界のトップ達はよくもまあそんなに争えるなぁとも思い、
    自分がいかに思考停止しながら平和を享受しているのかがよく分かる。
    (これを悪いことだとは思わない)

    民主主義の衰退なんかは無知な私でもなんとなく感じるところではあるけど、日本が民主主義国家じゃなくなることなんて想像もできない。
    しかし、人類によってこの世界はいかようにも変化してきた歴史は紛れもないものであり、他人事ではないなとちょっぴりですが思います

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    2023年04月19日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    ネタバレ

    サピエンス全史とやや重複した内容(続編なので当然ではあるが)になっている。
    具体例も多く世界史の知識は必要。

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    2023年04月06日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    人類が世界の完全なる支配者に進化してきた過程を考察した前著「サピエンス全史」の続編。
    まず、本編が著されてから6年後に書かれた冒頭の「文庫版への序文」で新型コロナ拡大とロシアの侵略戦争への危惧と克服を期して始まる。そして第1章で「この予測は予言というよりも現在の選択肢を考察する方便という色合いが濃い。この考察によって私たちの選択が変わりその結果予測が外れたなら考察した甲斐があったというものだ。予測を立ててもそれで何一つ変えられないとしたらどんな意味があるというのか。...歴史を学ぶ目的は私たちを押さえつける過去の手から逃れることにある。...歴史を学んでも何を選ぶべきか分からないだろうが少なく

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    2023年04月06日