ユヴァル・ノア・ハラリのレビュー一覧
-
大野和基 / ジャレド・ダイアモンド / ユヴァル・ノア・ハラリ / リンダ・グラットン / ニック・ボストロム / ダニエル・コーエン / ウィリアム・J・ペリー / ジョーン・C・ウィリアムズ / ネル・アーヴィン・ペインター3.9 (30)
-
大野和基 / ジャレド・ダイアモンド / ユヴァル・ノア・ハラリ / リンダ・グラットン / ニック・ボストロム / ダニエル・コーエン / ウィリアム・J・ペリー / ジョーン・C・ウィリアムズ / ネル・アーヴィン・ペインター3.9 (30)
-
-
-
Posted by ブクログ
我々人類の誕生から文明を築くまでに至る過程をとにかく詳細に書かれた本
感想
Good
数ある種の中からホモサピエンスが生き残ってきた理由が興味深かった。
ホモエレクトスやネアンデルタール人と違ったところは、圧倒的な社会性や思考力。
そして文明や神、ルールなど皆が当たり前にあると考えそれに従う虚構を作り出せること。
確かに現代でもこの世中を見渡せば虚構だらけだなと思った。
農業革命が必ずしも幸福ではないってのも面白かったな。
また、狩猟採集民時代の人類の生活様式などを例にしていて、現代がどれほど人類史でみると短く、急速に変化していっていることがわかった。
Bad
長い。とにかく前半の生物学の話 -
-
-
Posted by ブクログ
情報とは何か
→正しさや量より、どれだけ人や物事に作用するか
ネットワークを作り出すかが重要
聖書は間違いもあるけど多くの人に影響を与えている
人間以外の動物は
同じ物語を信じることにより知らない人同士でも繋がることができる
→数に上限がない
物語はデフォルメや嘘を入れることもできる
情報は真実と秩序をつくる→バランスが大事
ナチスは科学(真実)は発展したけど秩序が乱れた
リスト(数字などの情報)は物語より覚えづらい
→文書で記録するようになった
宗教と科学
全体主義と民主主義
→前者は神からの教えを伝える→不可謬
→後者は過去の間違いを認が更新される→可謬→自己修正メカニズム
-
-
Posted by ブクログ
あらゆる物は間違える可能性があるという可謬性の立場を取り、自己修正メカニズムを仕組みに取り入れた科学技術と、全体主義のイデオロギーや宗教の聖書のように、間違いはないという立場、誤りは訂正する事がない不可謬性システムとの違い、メリット、デメリットについて説明がベースとなっている。
基本的には、前者を推進すべきであるが、社会秩序や効率化という観点からは全てを可謬性システムに委ねるのは、そこからでてくる課題の多さ、難易度が上がっているのも、各国の政治からもその一端が見える気がした。日本の政治もそうでしょうか。
欧米の歴史やベース知識が少ない事もあり、本を読み進め、理解するのに時間が掛かりましたが、 -
-
-
Posted by ブクログ
上巻は本題に入る前の歴史を述べていく。
情報は必ずしも現実を表さない
フェイクはリアルよりわかりやすくできるため、リアルより広まりやすい
などなど、聖書、魔女狩り、スターリンやヒトラーの全体主義などを例に語られる。
印刷術、ラジオ、テレビなどから進んでいく。そして、コンピュータ、AIがいかに今までの技術と異なるかが、下巻に続いていく。
印象的なのは 不可謬であることの 課題、怖さなどを聖書や全体主義に見ていて、冷戦でアメリカや民主主義陣営が良かったことに可謬、つまり訂正可能性、課題を自己訂正しつづけられたからとしていること。
訂正可能性の哲学にもつながる面白い見方だった。 -
Posted by ブクログ
現生人類(ホモ・サピエンス:賢い人)は、もはや疾病や寿命まで技術的な問題として解決策を手に入れようとしている。高度な技術は高価であるため、その技術は富裕層しか入手できず、旧来の寿命を全うする層と寿命を改善する層に分離、対立が生まれるだろうと。
寿命をコントロールする神のような振舞いをする、アップデートした人類をホモ・デウス:神の人と称したのが、本書のタイトルの由来だ。
では、人類とその他動物とは何が違うのか。人類は物語を信じることができる唯一の存在だ。貨幣を基にした経済構造や宗教はその最たるものだろう。いずれの考察も身近な例を取り、流れるような語り口で説明してくれるので、読みやすさの -
-
-
-
-
-